あなたは仲間を信じられるか?
究極の心理戦
恐怖からの脱出
ゾンビがはびこる真夜中の遊園地
こちらでは「ReC~真夜中の人狼遊園地~第1ゲーム」(2023年12月9日放送分)を紹介します。
プロローグ
会場に集められた8人に目隠しをした1人の男が連れてこられる。
目隠しを外すとその正体は
松丸亮吾。
そして残る8人は…
(経歴は2023年時点)
四谷真佑 |
アイドル 「OCTPATH」メンバー |
はるな愛 |
タレント |
狩野英孝 |
芸人 |
atagi |
スリーピースバンド 「Awesome City Club」ボーカル |
呂布カルマ |
ラッパー |
土井レミイ杏利 |
ハンドボール日本代表 Tiktoker |
齋藤樹愛羅 |
アイドル 「=LOVE」メンバー |
みなみかわ |
芸人 |
強敵・松丸の参戦にビビる8人に対し「繰り返されるの、このげーむ…」と状況が呑み込めない松丸。
松丸は先ほどの第1ゲームでジョーカーが勝利しゾンビの餌食になりそうだったところを麻袋をかぶせられ連行して今に至る。
第1ゲームではジョーカーの術中にはまりまんまと騙された松丸にこのゲームで汚名を払拭するチャンスが与えられた。
「これからみなさんにはある『げーむ』に挑んでもらいます」
「目的:この遊園地からの脱出」
9人が囚われたのは真夜中の
東京ドームシティアトラクションズ。
ラクーアエリアとアトラクションエリアの2つに分かれており、その中に課題=「ワーク」が8つ点在する。全員で協力し4つクリアできればゲートが開放され脱出することが出来る。
しかし、エリア内には動きや音に反応する無数のゾンビが徘徊しており、食べられてしまえば即失格となる。
もちろん仲良く協力し合って脱出を目指す…だが…
「注意事項」
「この中に裏切り者『ジョーカー』がいます」
ジョーカーは脱出させないようにゾンビを使って襲いにかかる。
不安がる面々だが既にジョーカーは9人の中にいる…
果たしてジョーカーは誰なのか?悪夢のゲームが再び幕を開ける…
第1フェーズ
唯一の連戦となる松丸。仲間であれば強いが敵だと怖い。多くの面々が警戒するが、当の松丸自身が「この残酷なげーむにもう1回挑戦しないといけない」と一番つらい立場。果たして次はちゃんと皆を救うことが出来るのか…
続々と出てくるゾンビに全員パニックになる中、土井・呂布が合流し1つ目のワークに挑戦。
コーヒーカップに乗っている間にカップの中に乗っているゾンビの体数を答える。正解すればクリア。間違えればゾンビが襲ってくる。動体視力とカウント力はもちろん、答えが合わなかったときに譲るかどうかも大事。
結構早めのコーヒーカップに目を回す土井の一方、呂布は中々数えられずパニック。停止後お互い数えた数を言い合うが、呂布は「10」、土井は「11」と答えが割れた。ワーク失敗は皆からの信頼を失う危険を伴うが、ここは呂布は土井を信用し答えを譲り「11」と解答し正解・クリア。流石は日本代表ハンドボーラー。脅威の動体視力でクリア。皆からの信用は得たものの、土井は数字が違っていた呂布を怪しむ。果たしてわざと間違えたのだろうか?
続いてatagiとはるなが合流。ゾンビに襲われそうになり思わず「大西賢示」が出てしまうはるなに対し、鎖でつながれているゾンビがいる部屋の中に入れようとするatagiに動揺。しかしワークをクリアしなければ先へは進めない。
だが、部屋の外で様子見をしている間に先にatagiがあかいへやの中に入ると部屋が封鎖。はるなにハメられたのかと疑う中でワークが。
A・Bどちらかのボタンを押す。当たりの方を押せばクリアとなるが、ハズレの方を押すとゾンビが解放され餌食となる。ヒントは隣にある「あおのへや」にある。
閉じ込めたはるなを「ジョーカー」と怪しむatagiだが、今回の「あおのへや」の問題は「A.チーターorB.ヒョウ」。もちろんはるながジョーカーならウソの答えが教える可能性がある。
atagiの命がかかった状況だが、パニックに陥り冷静に考えられないはるな。だが、大先輩・美川憲一に対し好きなヒョウ柄のプレゼントを持っていくが、チーターの柄は見たことはないと推理するも、atagiはそもそも「そういう問題なのか」という部分まで疑う。だがそこは「ホンマにしてない!」と宣言し信用してB・ヒョウを選択。
結果は…
正解・クリア。
ちなみにチーターとヒョウの見分け方はチーターは黒一色の点に対し、ヒョウは黒ぶちの中に茶色い模様があるのが特徴。
「ヒョウの模様は丸っこい輪っかが体に散らばってますやんか。その丸っこい輪っかの中にさらに点々があるのがジャガーの模様です。」(byアニメ「けものフレンズ」でジャガーの解説に登場した大阪・天王寺動物園のなかやまおにいさん)
そのころ、みなみかわと齋藤でワークに挑戦
お化け屋敷の中に13個の文字が散らばっており、文字パネルを全て回収しあることわざを作り上げればクリア。失敗すればゾンビの餌食に。制限時間は5分。
早速挑戦するも、お化け屋敷の中にもゾンビが。ところどころにいるゾンビに捕まってしまっても失格。ゾンビに出くわす度に腰を抜かさんばかりに驚く齋藤と、冷静とはいえビビって中々進めないみなみかわ。それでも順調に集めていき全ての文字を獲得。
集めた文字は「る」「し」「ゅ」「に」「っ」「ょ」「え」「し」「う」「い」「う」「き」「を」の13文字。
だが並べた時点で残り30秒。時間がない。失敗すれば狭い通路にゾンビが解き放たれ絶対絶命。しかし、全く閃かず失敗し通路を逆戻りするが、最後の最後でみなみかわが齋藤を先に行かせたことで齋藤がゾンビの犠牲に。みなみかわは辛くも脱出する。
ちなみに答えは「きゅうしにいっしょうをえる(九死に一生を得る)」。まさにみなみかわのこと。
だがこれでジョーカー疑惑は一気にみなみかわに向く。
第1回追放会議
議論の後投票を行い、最多票を集めたプレイヤーを追放する。ワークのクリアのみならずジョーカーを追放しなければプレイヤーの勝利とはならない。
もちろん議題はみなみかわの疑惑について。みなみかわは正直にワークの内容と齋藤を犠牲になった経緯を説明するが「齋藤が先に逃げた」という点に引っかかる一同。だが一度挑戦したワークは成否にかかわらず再挑戦不可のため「ワークの内容が正しいかどうかを掘る意味はない」と呂布が切り上げ情報の整理を提案。atagiははるなが見放せばatagiが犠牲になるワークに協力してくれたため「めちゃくちゃ信用できる」と支持し、はるなも言葉を信用してくれたことにatagiを信頼。土井は呂布とのワークにおいて、誤差1はありえる数値とはいえ「間違ってはいた」と釘を刺したものの、呂布は「動体視力的に(土井の方が)正しいと思った」と述べ混迷に陥ったところで議論終了。
それぞれのモバイルから投票を行う。
投票の結果、追放されるのは…
みなみかわに決定。
そしてみなみかわの正体は…
プレイヤー
齋藤・みなみかわのチャレンジはただのシンプルミス。果たしてみなみかわを陥れたジョーカーは誰なのか…
第2フェーズ
みなみかわに投票した人物やワークを間違えた呂布、そしてまだワークをやっていない松丸・狩野・四谷も「様子見かも…」と怪しく見えてくる。折り返しの第2フェーズが始まった。
とにかくワークに参加し成功して信用を勝ち取りたいと焦る狩野。向かった先にいたはるな・松丸と共にワークに挑む。
3人連続で赤いマトに当てればクリア。しかし、的の周りには風船があり、外して割ってしまうとゾンビが起きて襲われてしまう。
距離は1人目が2m、2人目が3m、3人目は5m。誰がどの距離で挑むかも重要。
ジョーカーがいればわざと失敗する可能性がある。「ダーツが下手」と自己申告したはるな、「ダーツバーには行っていた」という狩野の意見を参考に1番手(2m)はるな→2番手(3m)松丸→3番手(5m)狩野で挑むことに。
まずは1人目のはるな。誰か1人でも失敗すれば全員が餌食になりかねない。極限のプレッシャーの中、はるなはほぼど真ん中を射抜きクリア。続いて2人目・松丸。第1ゲームでは成功した距離だが第2ゲームでも成功。全ては狩野に託された。しかし、自ら志願しながらも「(失敗した際は)せめて1人は逃げて」と語る中で運命の一投を行うが、ダーツは下に行き風船を割ってしまい失敗。いち早く逃げた狩野・パニックになりながらもゾンビをかいぐったはるなに対し、ゾンビに取りつかかれ身動きが取れなくなった松丸が餌食に。
当然はるなは狩野を責め「絶対信用できない」と不信に。狩野の失敗はリアルなのか?わざとなのか?
一方、土井・呂布・akagiで別のワークに挑戦。
「赤い果物といえば?」といった簡単な質問に3人全員で一斉に答えて合わせる。5問中3問揃えばクリア。失敗するとゾンビが襲い掛かってくる。
問題 |
atagi |
土井 |
呂布 |
遊園地の乗り物といえば? |
ジェットコースター |
ジェットコースター |
ジェットコースター |
日本の世界遺産といえば? |
熊野古道 |
富士山 |
熊野古道 |
ギャンブルといえば? |
パチンコ |
パチンコ |
パチンコ |
「チ」から始まる国といえば? |
中国 |
中国 |
中国 |
3勝1敗でワーククリア。これでノルマはあと1つ。
第2回追放会議
早速狩野の謝罪からスタートしはるなが状況の説明。特に一番ゾンビの近くにいたのに逃げおおせて松丸が餌食になったというのが一番不可解な状況。狩野は「縦のラインは合っていた」というもはるなは「マトは思ったより大きい」と反論。挑戦時点でワーク2つクリアという状況でジョーカーは失敗しておきたいのはセオリーの一方、失敗して逃げる際、狩野は大外を通って逃げ、はるなが一番遠かったという状況だがならば「はるなが逃げ切れているのが分からない」と反論。はるなは「裏かいて行った」と説明し、呂布も「(ジョーカーだったら)1投目成功しちゃダメ」「ジョーカーなら1打席目に立っちゃいけない」と擁護。
最後は呂布がトドメを刺した形に。
投票の結果、追放されるのは…
狩野英孝に決定。
狩野「あんたが裏切り者だよ!」
はるな「オマエじゃ!」
そして狩野英孝の正体は…
ジョーカー
やはり狩野は強敵・松丸を潰すべくわざとミスしていたのだった。
ジョーカーを追放しこれで勝利確て…
「それではげーむを再開します」
まだゲームは終わらない。
狩野「ここは相方との打ち合わせ通り」
そう。ジョーカーはもう1人潜んでいる…
第3フェーズ
次なる疑いの目はここまでワークを1つも参加していない四谷に。
そんな中新たなアナウンスが…
「atagiさんがゾンビの餌食になりました」
atagiはジョーカーとワークに挑みゾンビの餌食となってしまった。果たして誰の仕業なのか…
一方、疑われる四谷は観覧車へ。
観覧車に乗り込むとゴンドラがロック。一周後ゾンビの餌食となる。その前に脱出できればクリア。ヒントはゴンドラの中にある小箱の中にある。制限時間は15分。
早速ゴンドラが動く中、小箱の中には「墓地にある棺のどれか」「集会所入口の横」の2つ。
このワークでは観覧車が1周回るまでの間に地上にいる仲間たちと協力して園内2か所にあるロックレバーを下ろさなければならない。失敗するとゴンドラが解放され4体のゾンビが襲ってきてしまう。
自分ではどうしようもできないワークなだけに信頼できる人に頼めるかが重要なワーク。無線で助けを求めたのは既に2つクリアしている呂布。呂布は快諾し「集会所入口の横」へ移動。続いてはるなに頼みこちらも「墓地にある棺のどれか」を頼む。
呂布が集会場に来るが、そこには大量のゾンビが。さらに足元には空き缶が大量にあり、ちょっとでも触って音を立てればゾンビが目を覚ましてしまう。しかし、男気と冷静なルート取りでレバーを下ろし1つクリア。その瞬間にゾンビが起き上がってしまうがギリギリ脱出に成功する。
一方、指示された墓地に到着したはるな。8つの棺のうちどれかにレバーがあるが、ハズレの棺にはゾンビが…
早速1つ目の棺でゾンビを当ててしまい「大西」が出ながらも棺を開けていくがことごとくハズレばかり。どんどんとゾンビに囲まれていくが5つ目の棺でレバーを発見し起動。これでクリアとなり四谷の命も助かったが恐怖ではるなの顔はグシャグシャに。こんな危険なワークをさせたことにはるなは四谷を疑い始める。
第3回追放会議
ワークを4つクリアしたことからゲートが開放され「脱出する権利」を獲得。
ただし「ジョーカーと一緒に脱出することはできない」。
すなわちプレイヤーが勝つためにはここでジョーカーを追放しなければならない。
やはりはるな・呂布は四谷を疑う。四谷が1人用ワークに挑み、ここはジョーカーなら失敗すべき場面。「失敗しても残る3人(はるな・呂布・土井)でクリアしよう」と話していたが、四谷が挑んだワークは協力が必要なワークだった。だが地上でレバーを下ろす担当が危険を背負うワークでもあり「誘導された感じがした」「はめられたって思っちゃった」とはるなは疑惑。結果的には成功したものの、はるなの必死さでなんとかクリアしたようなもの。呂布も同意するが、四谷はジョーカー・狩野とやりあっていたはるなを信頼するが、土井からは「逆にやりあうことで信用を確立するという作戦もある」と一石を投じる。呂布も「一緒にワークをやった仲間のことは信用できる」とし、どうしても挑戦数・そしてアリバイがない四谷は不利な状況。土井からも「ずっとワークしないで最後に成功してこのルール(ジョーカーが生き残っていたら勝ち)をもし知っていたらちょっと怖い」と不信感が。最後に四谷自身が誰を疑っているかを聞くが、四谷はやはり最初のワークで失敗した呂布に引っかっていることを明かす。
投票の結果、追放されるのは…
四谷真佑に決定。
四谷「誰か笑ってる人いますよ。呂布さんですよね?」
呂布「本当に違ったらマジですごいけど」
本当に無実っぽいリアクションに焦る3人。
果たして四谷はジョーカーなのか?残る3人は全員プレイヤーなのか?
運命の最終審判
ゲート前で生き残ったメンバーの顔認証を実施。全員がプレイヤーならゲートは開くが、ジョーカーがいればゲートは開かない。
顔認証の結果は…
「ゲートを開けることはできません」
げーむオーバー
その瞬間背後に迫っていた大量のゾンビに襲われるのははるな・呂布。
「狩野さん、勝ったよ俺!」
そう。今回のもう1人のジョーカーは土井レミイ杏利。
今回の作戦はまずはしっかりワークをクリアして信頼を勝ち取ってから怒涛の裏切りで潰すというもの。
そしてatagiをゾンビの餌食にしたのも土井。先を行くatagiがレーザーをくぐっている最中に足でレーザーに触れ逃走していたのだった。
「僕が本当のジョーカーです」
こうしてこのゲームはジョーカーの勝利で終わった…
ゾンビ地獄の合間を縫ってプレイヤーたちが脱出できなかったゲートから脱出する男。
「これデータは集まったな。あとは…」
「消し去るのみ。」
「誰にやってもらおうか…」
その近くのテーブルにはチラシが…
というわけで実際に東京ドームシティアトラクションズでは「フジテレビ ReC Presents『裏切り者潜む人狼遊園地 仲間を信じてミッションを完遂せよ』」が2023年12月6日から2024年2月25日まで開催されていました。
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Behind Scene… |
ここからはゲーム中に明かされなかったジョーカー・土井の視点について補強。
ゾンビに怯えながらも「れーざーとらっぷ」のワークを発見。
無数のレーザーをかいくぐり、部屋の奥にある2つのボタンを押す。レーザーに触れてしまうとゾンビが解放され餌食になってしまう。
この危険なワークに互いに信用しているatagiを言葉巧みに呼び寄せ合流。互いに2つワークをクリアしており「万が一ミスしても疑われることは少ない」と完全にatagiを信じ込ませた状態でワークに挑戦。
atagiが先行し後ろから指示しながらも、実は逃げられないように中央へ誘導。自身も続きながらもatagiがレーザーの配置に気を取られた瞬間に足でレーザーに触れて即脱出。当然逃げられないatagiは犠牲に。
atagi「あいつマジやりやがった!」
そしてゲーム後の反省会。
土井にとっては「最初から描いていたシナリオ通りのプランで勝てた」と実質圧勝劇。
本来のプランでは狩野&土井で「ぞんびだーつ」を行い、狩野が犠牲になることで絶対的な信用を勝ち取る作戦だったがこの部分に関しては松丸を潰すこととなり結果オーライに。
また、第3回追放会議ではatagiが犠牲になったシーンについて「『自分が先に行ってatagiが通ればいける』という作戦だったのにatagiがレーザーに当たって犠牲になった」と言葉巧みに信じさせていた。
はるな「大嫌いになるよ!」
土井「ごめんなさ~い」
土井にとっては強い松丸・呂布のどちらかが味方になって最後まで残れば大丈夫と踏んでいた。
特に最初の「ぞんびーかっぷ」では呂布の答えに乗っかって間違えれば呂布を消すことも可能だったのだが、ここをあえて助け「誤差の範囲だから」とフォローすることで信用を得ていた。
呂布「悔しいです。俺がなんならだって四谷くんを追い込んだようなもん」
土井「俺、全国的に嫌われる可能性ある?」
とはいえゲームはゲーム。ハンドボールだけでなくReCでも見事なゲームメイクを見せた土井であった。
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最終更新:2025年08月27日 01:55