こちらでは2020年に「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」で行われた逃走中ドッキリ「run for dokkiri 逃走中ドッキリ」を紹介します。
概要
コロナ禍に突入し外ロケ番組が壊滅的状態になっても尚「真夏のハンターランド」「ハンターと鋼鉄の魔神」と覇道を行く逃走中をテーマにしたドッキリ。
日本一怖いと呼ばれる
富士急ハイランドの
絶凶・戦慄迷宮を舞台に逃走中…なのだが、「
本当に逃げているのは自分だけ」。さらに逃走者は知らない恐怖のルールが「
絶対に捕まらない」。本家ではどれだけ恐怖を味わっても確保されればそれで終わり。「悔しい」「残念」という気持ちよりも恐怖から開放され安心する人も少なくないがどれだけ足掻いても終わらない恐怖の逃走劇にフルで挑まされることになる。襲い来るのも「超簡単ミッション」、さらに「存在しない豪華共演者」。絶対に捕まらないたった1人の逃走中が始まる…
アキラ100%編(8月1日放送)
今回のターゲットはアキラ100%。裸芸でR-1王者となった一方、レポーターや俳優業など服を着た仕事もあるとはいえ、裸&おぼん1枚という状態では当然外を逃げ回ることはできないため本家に呼ばれた経験はなし。今回も裸&おぼんにプロテクターという本家では絶対にありえないスタイルで参加(当然後ろは
見えている)。
実際の逃走中は「逃走者が1か所に集まった状態から1分の猶予を設けて散らばりゲームスタート」「集まった状態から下見を兼ねて散らばり、一定の時間にゲームスタート」という形式だが、今回は「目隠しをして戦慄迷宮の中に入りバラバラでスタートする」と伝えられ中へ。
絶凶・戦慄迷宮は床面積3000平方メートル。世界最大級のお化け屋敷でありただでさえ怖い中で絶対に捕まらない、90分間たった独りの逃走中が繰り広げられる。
さらにアキラには共に逃げる逃走者として
小手伸也・
濱家隆一・綾瀬はるか・篠原涼子・広末涼子を伝えているがもちろんこれは設定。
小池栄子(MC)「前列(綾瀬・篠原・広末)出ないでしょ絶対!」
濱家(ゲスト)「このラインナップで呼ばれるか俺!」
早速メールが届く。
「これより3分後3体の追跡者を放出し90分間のゲームを始める。」
今回アキラ100%を追い詰めるのはゾンビ型追跡者「ゾンター」。しかし、ゾンターは絶対に捕まえない。もちろんアキラ100%はそのことを知らない。
放出残り20秒でゾンター放出場所の近くを通りビビりながらも逃げる中でゲームスタート。賞金単価は1秒200円。90分逃げ切れば賞金は108万円…という設定。そしてゾンターはゾンビなので動きも遅い。
早速後ろにいたスタッフが「来た!来た!来た!」と煽り、慌てたアキラは物陰に隠れることに。早速大きく足音を立てながらゾンターがやってきた。ゾンターはアキラをロックオンする…も「絶対に捕まえない」のでスルー。なんとかやりすごした。
恐怖心を抑えながら病院内を捜索すると今度は背後からゾンターが襲撃。悲鳴を上げ逃げようとするも恐怖で足がすくみ動けない。と、ゾンターの動きが止まった。もちろんこれもドッキリの仕掛け。アキラのもとにメールが。
「篠原涼子の活躍によってこれよりゾンターは1分間フリーズする」
東野幸治(MC)「篠原涼子活躍せえへんこれで!(篠原とはフジ「ダウンタウンのごっつええ感じ」以来の仲)」
「あと5秒遅れていたらアウトだった」と語るスタッフに一安心のアキラ。
続いてやってきたのは解剖室を出た所の廊下。ここは通路を歩くとセンサーが感知し金属音が鳴る仕掛けとなっている。しかし、その先にもゾンターの魔の手が…
センサーに反応して鳴った金属音にパニックになって戻るアキラ。既に背中とお尻が汗でビショビショだが、ここを通らないと話にならないのでスタッフが「今の音はセンサーによるもの」と教え、床のセンサーを避けようとガニ股で歩くも再び鳴ったことパニックで後戻り。
アキラ「センサーじゃないっぽい…」
スタッフも「音鳴りますんで慣れましょう」と3回目を促し、今度は何とか突破…という所でゾンターと鉢合わせし再度後戻り。物陰に身を潜めるが潜めた場所は袋小路。そこに追いかけたゾンターも襲来。棚の間からゾンターが覗き、完全にロックオンされたことにアキラも悲鳴を上げてしまう…がゾンターは「絶対に捕まえない」ためスルー。
スタッフ「ゾンターと目合いました?」
アキラ「ちょっとサングラスだったんで別のところ見てたのかな…」
残り78分となりミッションメールが。
「エリアに5体のゾンターを設置した。あと15分で放出される。阻止するにはナースステーションに用意した謎を解くことだ。」
ナースステーションまでのルートを確認する中で電話がかかってきた。相手は広末涼子。まさかの広末からの電話に驚くアキラだが、もちろん本物なはずはなくモノマネ芸人の沙羅が行っている。
「子どもたちががアキラのネタが大好き」という言葉に緊張&汗&嬉しさでえずくアキラ。ミッションを頼むという言葉に勇気を出してナースステーションのミッションポイントへ。だがあくまでこのミッションは布石。ミッションをクリアして喜んだその瞬間に背後からゾンターが現れるという仕組みとなっている。
「問題:○◎○◎○?□□□ 『?』に入る記号は?」
出題されたのは1度はどこかの番組で見たことがあるだろう「超定番IQクイズ」 。こちらは1円から500円の硬貨と千円・五千円・一万円の紙幣の形を表しており、?に入るのは500円の「○」が入る。でも二千円札が忘れられている…
しかし、恐怖と緊張で全く思い浮かばず、胸にも滝のような汗が。だがこのドッキリ的にはここで悩まれても不毛なのでヒントが。
スタッフ「ここの場所って『おっかねー』すもんね。」
だがこの言葉で本当に「お金」にたどり着き「○」を解答しミッションクリア。クリア報告がメールで届き喜ぶ中で目の前と背後にゾンターが襲来。おぼんが吹っ飛ぶほど驚いてしまい完全に丸見えに。
アキラ「もう無理!ごめんなさい!」
何とかおぼんを拾って股間を隠すも、想像以上に気力を使ってしまい限界寸前になってしまったので広末からの電話でミッションクリアのお礼の電話と「あとで会えたら一緒に写真撮ってもらっても」という言葉に感激。さらに綾瀬からも電話が。こちらも沙羅によるモノマネ。綾瀬からもミッション成功の感謝と「逃走成功したら一緒に焼肉を食べに行く」という約束に元気も一気に回復。
だが、目の前に現れたのは全長30mの大廊下。「絶対に何かある」と感じさせる廊下を恐る恐る進んでいくが、その通りに背後からゾンターが襲来。恐怖のあまりもうおぼんで前を隠すことなく全力疾走。
ゲームも折り返し中~終盤に差し掛かったところで綾瀬・広末の確保情報が。そして残り31分という所でミッションが。
「病院の大廊下にミッションを用意した。見事ミッションをクリアすると確保された者を1人ゲームに復活できる。」
先ほどビビった大廊下にミッションポイントが出現。クリアすれば1人を復活させることができる。広末と綾瀬、どちらを復活させるのか?
恐怖に「小手や濱家が行ってくれないか」と他人任せにしようとしたため広末からの復活を懇願する電話に舌打ちしながらも「直で言われたら断れないっすよね」と行く気になったところで綾瀬からも電話。究極の選択に「1人を復活させて俺が捕虜になる代わりにどっちかと交換するとかダメですか?」という逃走中初「捕虜交換」を願い出るもスタッフからは「そんなん無いっす」と即却下されたため結局行くことに。
大廊下の中央には先ほどなかったミッションポイントが。
「大廊下の左右からゾンターが君を追い詰める。30秒以内に問題を解き宝箱を開ければゾンターを退治する武器が入っている。」
「問題:令和13年は西暦何年?」
答えとなる年がそのままダイヤルロックのナンバーとなっている。ちなみに2020年=令和2年のため、11年を足して「2031」が正解。冷静であれば超簡単な問題なのだが、パニックで開けられない中で絶対に捕まえないゾンターが左右から接近。そのプレッシャーにさらにパニックとなり、両手でダイヤルロックを操作するためおぼんはもうずり落ちた状態に。
スタッフ「アキラさん おぼん!」
小池「無理だよ(怒)」
東野「両手使うから(怒)」
今年が何年すら分からなくなるもなんとかダイヤルロックを突破し中にあったゾンター撃退アイテム「塩」を獲得。塩をおぼんに乗せてゾンターに撒き無事ゾンター2体を撃退しミッションクリア。
だが問題はここから。
「復活させたいメンバーを選び両手を広げ『いでよ!○○○』と叫べ」
そして復活させる方を決めた覚悟を見せる。
小池「すごい顔してるよ!」
復活を宣言したのは綾瀬はるか。すぐに綾瀬としてお礼の電話を入れ「大好きです」という言葉に「聞こえなかった」とおねだり。綾瀬を選んだ理由は「アクションとかをやっていたから」「広末はお子さんもいるし怖いからここで無理させたくない」と私情ではなく結構ゲームと相手の心情を慮った選択だったのだが、次にかかってきたのはその広末。復活させなかったことに改めて「無理させたくない」「僕が賞金獲ったらお子さんの服買います」と約束するが、悲しげな声色にアキラも心を痛める…中でメールが。
アキラ「ちょっとまってよ…嘘だろ!『綾瀬はるか 確保』」
アキラ「何やってんだよ!(助けたの)今じゃん!マジで無駄骨だよ!」
濱家も確保され残り5分。と、階段へと移動するアキラに階段の下から小手の声が。「絶対逃げ切りましょうね!」と声をかける…が、これはご本人の声を事前に録音したもの(出演している映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の番宣も兼ねて)。だが、その直後に小手も確保されついにアキラ1人だけに。
残り20秒。最後の最後でもゾンターに襲われるも戦慄迷宮を脱出し逃走成功。
数々のミッションを自力でクリアし絶対に捕まらない90分間の逃走劇を耐え切ったアキラに賞金108万円が入ったアタッシェケース…を開けると中に「逃走中ではなくドッキリGP」というネタバラシが。
改めてスタッフから「誰も一緒に逃走していない」と説明されるが「話していたからウソじゃない!」と信じないも、そこに沙羅が登場し仕組みを完全に理解して撃沈。
アキラ「めちゃくちゃ似てんじゃん…」
東野「(綾瀬or広末の選択の際)だんだん顔が男前になってくる。」
向井康二編(8月15日放送)
ターゲットとなるのは番組レギュラーでもあるSnowMan・向井康二。実は超ビビリであり、過去の妖怪ドッキリでも飛び跳ねもんどりうつほどのビビりっぷりを見せた。
向井「どうも~みんなの万能調味料こと塩麹よりも向井康二です!」(せっかくなのでもう2回リピート)
ゲームスタート前にゾンターを目撃し、こちらもスタッフが煽り、物陰に隠れる。本家なら秒で捕まるシチュエーションであり、そこに隠れているのはわかってはいるがゾンターはスルー。
向井「逃走中は(ハンターは)見つけないと追いかけてこないです。隠れるのが一番ベストですね。隠れるのが多いかもしれませんけど大丈夫!頑張るから!!」(カメラ目線のファンサービスだったのでもう1回リピート)
だが、背後から迫るゾンターに逃げ、直線で完全に目視。さらに逃げた先でももう1体のゾンター。挟み撃ちという本家なら絶体絶命の状況だがゾンターは停止。今回も「篠原の活躍でゾンターが1分停止」というメールを送り、その隙に向井は逃走。窮地を救ってくれた活躍に「恋しそう…」と胸キュン。
続いて廊下を渡るが、渡った先でゾンターと遭遇。慌てて引き返す中、ゾンターは歩いて追跡。棚の裏に隠れ段ボールでせめてものの目隠し。ゾンターは隠れる向井を凝視するが当然捕まえないため去っていった。
「ゾンター5体放出阻止」のミッションメールが届き「一回行ってみて遠いところから覗いてみて、誰かがやってたらやめる」と恐怖故からやや消極的な姿勢。もちろんミッションをやらせるために篠原涼子(こちらも沙羅が担当)から電話。「『Party!Party!Party!』という曲が好き」と自分達を知ってくれていたことに喜び、先ほどまでの弱気はどこへやら。ミッション挑戦を快諾する。
向井「吐息で本物ってわかった。」「俺、今『逃走中』じゃないからね。涼子さんのために走っている。」
元々篠原のことが好きというのもあるが、さすがはSnow Man。女性の頼みは断らない。
東野「向井!」
小池「単純!」
向井へのミッションポイントの問題。
「?に入るアルファベットは? S M T W T ? S」。こちらも曜日を英単語にしたときの頭文字であり、答えは「Friday」の「F」という昔からある超定番IQクイズ。
だが、後に
菊池風磨との記憶力勝負に敗れ「記憶戦隊 マッサマン」の企画がスタート。記憶力もさることながら知識量も非常に少ないことが露呈する向井は苦戦。
向井「逃走中ムズッ!」
問題を解かないと話が進まないのでスタッフから「身の回りで7つあるもの」というヒントが出されるが
向井「ドラゴンボール?」
がっつり出したヒントも伝わらず、スタッフの「今日何曜日だっけなぁ~」というヘタクソなヒントの出し方でようやく気付いた…
向井「Sunday、Monday、Tuesday、Wednesday、Thursday、
S!」
ようやく勘違いに気づき「F」と答え時間ギリギリでミッションクリア。喜ぶ中で背後からゾンターが出現すると最早漫画のようなしなやかな飛びっぷりで驚きながらも逃走。あまりにガチ逃走するあまり
向井付きのスタッフが見失うという事態に。捜索しようやく声のする方に行くとそこにはカーテンにくるまり必死に身を隠す向井が。
東野「ホンマにジャニーズか?ホンマにSnow Manか?」
疲れ切っている向井に元気を出してもらうべく、綾瀬はるかからの電話を。
向井「逃走中最高やん!」
綾瀬からの電話でもドッキリとは気づかず元気を取り戻した向井は恐怖の大廊下へ。背後から現れたゾンターに再び本家ばりの全力疾走で逃走しまたしてもスタッフが置いてけぼりに。本気で逃走しすぎてへとへととなり、水を飲もうとするもキャップを開けていないのに気づかないほど。
そこに綾瀬・広末が立て続けに確保されたというメール。綾瀬の確保に心を痛め「復活ミッションが来たら助ける」と決意。
ここで「復活ミッション」を発令。広末と綾瀬、どちらを助けるか…という展開になるはずが「誰か行きそうやな。行くなら濱家さんじゃない?お願いしちゃう?」と他人任せに。しかし、ここには向井しかいないため「濱家 確保」というメールを送り向井が行くしかない状況を作り出す。助けるのは綾瀬と即答するが、ここで広末からの電話も追加。「助けて欲しい」という言葉に小声で「行きます…」とは行ったものの二者択一に悩む中、復活ミッションに挑戦。両側からゾンターが迫り、設定上は制限時間は30秒…ではあるが、絶対に捕まえないためゾンターは手と足は動かしているがもはやその場で足踏みというレベルのゆっくり歩行。とっくに制限時間30秒は過ぎており、スタッフからも「2020年の11年後!」と最早答えを教えられているのだが「2033!」と計算間違いに気づかず。ゾンターは足踏みして時間稼ぎするもこれ以上はバレる危険があるためスタッフが「2031!2031!」とついに答えを教える暴挙。しかし、焦りでダイヤルロックが外せず、最終手段としてスタッフが代わりに宝箱の鍵を開けるというドッキリだとしてもありえない事態に。
東野「Snow Manどうなってんねん!」
なんとか中の塩を手に入れミッションをクリア。
東野「よう(ミッションクリアの文面を)いきいきと読むな!」
そして復活させたのは綾瀬。
向井「やった~むっちゃ焦った」
東野「何もやってない」
早速綾瀬から感謝の電話を受け、綾瀬から持ち掛けられていた「逃走成功したら焼肉」に喜びを見せる一方、広末からの着信に気まずさを見せ大先輩女優からの電話を無視。さらにせっかく助けた綾瀬、そして篠原も確保されいよいよ自分1人だけに。最も最初から自分ひとりしか逃げていないことにまだ気づいていない。
逃走成功まで残り11分。「(ゾンターが)いても逃げ切る自信はありましたね」と豪語するが、「絶対に捕まらない」という事にもまだ気づいていない。
残り30秒。ラストは「ドッキリGP」名物である「アパゾンビ(アパホテル社長・元谷芙美子氏風の衣装を着たゾンビ)」が背後から声を掛けられ大パニックの中、戦慄迷宮を飛び出した所で逃走成功。
そして賞金108万円が入ったアタッシェケース…の中に書かれた「ドッキリGP」の文字に「あ~あ~」と撃沈。これまでの出来事が走馬灯のようによみがえったか「もういい!」と絶叫。じゃあ広末や篠原の声は…という所で沙羅が登場。
沙羅「焼肉ごちそうさまです!」
向井「絶対おごらへん!!!」「(沙羅が3役をやっていたことに)それはマジでわからんかった。」「普通に仕事させて!」
スタジオでの向井「(綾瀬との焼肉の約束に笑顔を見せたシーンにて)アホみたいな顔してる」
だが、向井への逃走中ドッキリはまだ終わらない…
実は収録中、スタジオの上部には向井を監視するゾンターが。
無事収録終了と思わせた15分後。スタッフの車に乗り帰ろうとする向井を駐車場でゾンターが待ち伏せ。
突如現れたゾンターにパニックになり、恐怖のあまり逃げる途中で持っていたカバンも履いていた靴も置いて逃走。
スタッフも心配になるほどのパニックに靴を返却してネタバラシ。
スタッフ「ドッキリGPです」
向井「でしょうね」
だが最後まで近くの扉の隙間風の音にまでビビる向井だった…
ワタリ119編(8月15日放送)
元消防士から転身という異色の経歴を持つワタリ119。身体能力が発揮できる逃走中ということもあり登場から気合が入るも、ドッキリGPでは度々ドッキリの餌食に。特に恐怖系ドッキリが大の苦手ということもあり、舞台がお化け屋敷というだけで出演拒否もありえることからこれまで以上にバレないように戦慄迷宮へ。
アイマスクを取った瞬間「ちょっと何か悪意あるって!ここ!」「もう嫌だもう!(逃走中)出たくなかった!こんなんなら!」と即態度を悪化。放出前のゾンターにもビビり「ふざけやがって!クソが!」とカメラの前なのに本音が漏れまくり。
早速背後からゾンターが出現。「もう全部がクソだ!」と悪態をつきながらゾンターに挟み撃ち…という所で停止し「篠原涼子がゾンター1分停止」というメールを送るが、ワタリにとってはもはや篠原といった「ビッグゲストとのロマンス」とかはどうでもいい状態。
ワタリにとっては悪意しかないシチュエーションに舌打ちが止まらない中で「ゾンター5体放出阻止ミッション」が発令。オープニングでは「チームのレスキュー。任務優先で、ミッション優先で行きます!」と力強く語っていたものの、いざ発令されると「やりたくないよ、本当だったら…」と小声。「やりますよ一応…」と渋々な反応なのでやる気を上げてもらうべく綾瀬はるかから電話。これまでデレデレさせてきた仕掛けだが、「今どこにいます?初めまして、今どこにいます?」と綾瀬に対し信じられない冷たい物言い。「綺麗だとは思うけど別にそんな変な下心とか持ってないから」と語り、とにかく1回会って会話して安心したいワタリ。「ミッションの場所で会う」という約束をしようとするもなかなか懐柔できず「ゾンターが来た」という事にして電話を切ることに。
何とかミッションポイントに到着。問題はアキラ100%の物と同じだが、恐怖で冷静に考えられない中、なんと綾瀬に電話。これには待機中のスタッフも驚く中、綾瀬に問題を伝え解いてもらうという作戦に。「なんか楽しそうな問題ですね」という綾瀬に対し「楽しくないです。幸せですね。」と失礼な態度。それでも「『お金』じゃないですかね」というヒントを元に正解しミッションクリア。だが、喜ぶワタリにゾンターが襲撃。「ちくしょう!」と驚く中で別のゾンターと鉢合わせしもはや腰を抜かす寸前で全力逃走にスタッフも追いかけながら「大丈夫、今行くから!」となだめるほど。ヒントを教えてくれたとはいえ楽しそうな綾瀬の態度に「意味わかんないですよあの人」と悪態。
そして篠原・綾瀬が確保され「どっちを復活させるか?」という仕掛けに入るが「これはやりたくないっす」とレスキューする気持ちより恐怖が勝ってしまい拒否。どうにか女優パワーで奮起させるべく綾瀬から「終わったら一緒に打ち上げ」と誘うも「できるテンションないかもしんないです」と動けず。このままでは「逃走成功して賞金の入ったアタッシェケースでネタバラシ」に持っていけないため、急遽ネタバラシ用の紙を復活ミッション用宝箱に入れてネタバラシをすることに。なんとかワタリも自分を奮い立たせる。
ワタリ「綾瀬さんをレスキュー!」
スタッフ「レスキュー!レスキュー!」
ワタリ「すいません。自分の世界入ります。嬉しいですけど。」
スタッフ「『自分の世界』ってどんな世界?」
ワタリ「アベンジャーズ!キャプテンアメリカ、バットマン、アイアンマン、ヒーロー!」
スタッフ「レスキュー!レスキュー!レスキュー!レスキュー!」
ワタリ「うるさい!もう本当にごめんなさい!怒りたくない!怒りたくないけど怒っちゃうから!」
覚悟を決めて動いたワタリ。ミッションポイントに到着するがもはや文面を読むのもおぼつかない中、「令和13年は西暦何年?」の問題にもテンパり「2032」と間違え開かないことにパニック。「2032ですか?本当に」と確認を促すスタッフにも「ちょっと黙れ!お前は!うるさい!」と激昂。尚も「2033」と間違えたためスタッフが「2031じゃないですか?」と教えるも「2038!?」と聞き取りすらも危うい中でようやく「2031」に合わせ宝箱をオープン…した瞬間目に入ったドッキリGPのロゴに「ちくしょう!バカ野郎!!」とブチギレ。
ワタリ「もう本当に大嫌い!本当に大嫌いです!ドッキリGPが!」「簡単な仕掛けでいいから僕の時は。単発にして下さい!」
東野「NO編集のVTR下さい!」「スタッフが全力で盛り上げて『レスキュー!レスキュー!レスキュー!』」
小池「うるさい!黙れ!」
都築拓紀編(9月12日放送)
ターゲットはお笑い四千頭身・都築拓紀。都築はこれまで「秒で2択クイズ」などのドッキリでいいリアクションを見せており期待大。今回は仕掛け人でありこの次の回である「ハンターと鋼鉄の魔神」に参加する
後藤拓実と共に参加。逃走中世代であり「これ出たらスターの仲間入り」と憧れの番組。さらに今回の逃走者は都築・後藤に加え石原さとみ・立川志らく・ムロツヨシ・
丸山桂里奈という面々だが、もちろん実際に逃げるのは都築1人だけ。今回は60分×1秒300円=108万円設定。
目隠しをして戦慄迷宮の中に入る都築。後藤は外でモニタリングを行う。
後藤「都築はだいぶビビリですよ。こんな所一番嫌いだと思う。」
早速目を開けて戦慄迷宮であることに「マジかよ…」とげんなり。さらに「特別にゾンターを用意した」という文言に「余計なことすんじゃねぇよ」と文句。しかし、「メンバー全員がこの中にいる」ということに「どっかで石原さとみに会えるかも」と期待も。
後藤「会えねぇよ」
様々な効果音や頭蓋骨だらけの壁にビビりながら進むと前方からゾンターが襲来。さらに背後からもゾンターが現れ挟み撃ちに。「終わった」と覚悟するもゾンターが突然停止。今回は「ムロツヨシの活躍によってゾンター1分間フリーズ」というメールを送り「ムロさんすげぇ。賞金獲得したら絶対に分けようムロさんに。」と思った以上の感謝。
だが恐怖で中々足が進まない中で再び前方からゾンターが襲来。とっさに物陰に身を隠すがそこに追ってきたゾンターが。ケース越しに覗き見るゾンターに息を殺す都築。だがゾンターはさらにケースを回り込み完全に都築をロックオン。だが「絶対に捕まえない」ゾンターはスルー。この挙動に「動かなければいける」「動いている物だけを逃げてる人と判断する」と勝手に解釈。
川島明(ゲスト)「キョンシーの設定やろそれ。」
「ゾンター5体放出阻止ミッション」が発令。今回は第一手術室がミッションポイントとなる。「謎見るだけでも」と様子見の姿勢を見せる都築にミッションをやらせるために石原さとみから電話(今回も沙羅のモノマネ)。「四千頭身のネタのツカミが好き」という言葉に「今までそれ褒めてくれた人で一番嬉しいです」とウキウキ。ミッションも「お願いされなくてもやるところでした」とカッコつけて参加。
今回の問題はこちら、
「?に入る数字は? 石=0 ハサミ=2 紙=?」。これはジャンケンで出している指の本数であり、紙=パーの指の本数は5。だが恐怖と焦りで頭が回らず難儀。次のドッキリに進めるためにスタッフから「今日はパーっと行きたいっすね」というヘタクソヒントでようやく答えを導き出す。
後藤「なんでそんな閃いた感じ出せんの」
ミッションをクリアし石原の笑顔がよぎったであろう次の瞬間に背後からゾンターが襲撃。一見して壁のように見える背後が出入りできるようになっており、そこから出てきたゾンターに「なんで?」を連呼しながらスタッフからはぐれるほど逃走。一方、ご褒美に石原から感謝の電話と「逃走成功したら焼肉」という約束に心を躍らせる。
恐怖の大廊下にビビる都築。もちろんドッキリなので背後からゾンターが襲撃し、まさに恐怖を体現するかのような顔で逃走。体も心も一気に消耗し動けなくなるほどだが、ここで次なる仕掛け。今回は「『憧れの女優・石原さとみ』と『事務所の大先輩・立川志らく』のどっちを選ぶか?」を行ってもらう。
石原・志らくの確保情報を送ると「何を頑張ったら良いかわからない」とモチベーションも一気に低下してしまった中で復活ミッションを発令。どっちを助けるかというスタッフの問いかけに対し食い気味で石原を選択。
後藤「M-1終わったぞ(当時志らくはM-1審査員)」
流石にこのままではガチでM-1に関わりかねないため志らくから電話。もちろんこちらもモノマネ芸人の河口こうへいのモノマネ。「芸人は縦のつながりが大事」と諭す志らくに「厳しいかもしれないですね」と言い訳し後藤も驚愕する中でミッションへ。
今回は1分以内にマットの上で10個の風船を割ることが出来ればクリアだが、ここは本題ではないので割愛。復活権を獲得した都築は「『個人的に好き』な石原or『四千頭身の未来』を考え志らく」の選択に対し躊躇なく石原を選択。
後藤「バカ~」「志らく師匠に観せられない。観たらどうするんだよ。」
すぐさま石原から感謝の電話を受け「23年間男として頑張って来てよかったです」と喜ぶが、その直後に石原が確保。あまりも早すぎる確保にがっくりし動けず。
だが都築以外の逃走者が全員確保された状態で残り10秒。最後までゾンターに追われながらもギリギリでタイマーがゼロになり逃走成功。
しかし、賞金108万円が入ったアタッシェケースに書かれたネタバラシを見た瞬間「本当いいかげんにして…」と撃沈&悶絶。さらに沙羅&河口も登場。あまりにも似すぎている2人に感動する一方、志らくに謝罪。
河口「あんた弟子だったら本当に破門にしてますから」
そして実はこれには未公開編が。
もう1人の四千頭身メンバーである石橋遼大。2人も「ドッキリは初めて」「どうかな~」と不安の中、終了後には後藤から「『ドッキリGP』と『逃走中』もうアンタ呼ばれない」と厳しい宣告が。いったいどんな行動をとったのかをダイジェストで紹介。
まずはゾンターとの対決。都築のようにゾンターに見つかり、物陰に隠れてゾンターと対峙するという焦りと緊張のシーンがハイライト…なはずが、石橋は覗き込むゾンターに対し落ち着いてまっすぐ前を向いたまま。あまりに焦らないのでモバイルの着信が鳴ってバレるかも…というギミックを仕掛けるも一切動じず。
後藤「どういうゲーム?」
都築「スタッフさんがやりたいこと何も出来ない」
そして露呈してしまったのが「おバカキャラ」。ゲーム中にムロ(河口のマネ)に「どこにいるか?」と聞かれた際、場所を言うのではなく「『老後はみどり会へ』の近くです」とポスターの文言で場所を教えた。
都築「わかる訳ねーだろ!見つけれる訳ねーだろ!」
さらにミッションポイントに向かおうとするも、その手前の「声に出して確認」という実際の戦慄迷宮で使われている張り紙をミッションかと勘違い。
後藤「バカじゃないの?」
後藤も「オンエアをチェックできるかどうかもわかんない」とお蔵入りを覚悟していたが、ギリギリローカルパートでの放送。そしてスタジオからも「何とか石橋がビックリする様子を撮ってほしい」とスタッフの奮起を促す結果となった。
最終更新:2025年10月08日 02:33