用語集 > プライマー


異星文明プライマー

  • 今作の敵対勢力。ある日突然、地球の衛星軌道上に宇宙船団を組んで出現し、転送装置「テレポーションアンカー」を投下して怪物やドローンを地球に送り込んできた。
  • 「プライマー」は人類側による命名。「下準備をする者」「起点となる者」といった意味合いになる。
  • 侵略宇宙人の例に漏れず、無敵のバリアや物質転送、重力を無視した飛行物体など、地球人とは比較にならないほど高度なテクノロジーを有している。
    • 技術によるものか文化によるものかは不明だが、プライマーは自分達が操作する主要な兵器を金色の素材で作り、配下のエイリアンには金色の装備を持たせないという傾向がある。
    • 重武装した兵員を用いれば容易く大陸レベルの侵攻と制圧が可能なほどだが、自身の人的損害を極端に避けようとしており、多少回りくどくても無人機械や兵器化した生物を投入して戦うことを好む。
  • 当ページのEDFの項目でも解説しているが、5の時点で「プライマーはすでに一度、古代の地球に来ていた」という機密情報が明かされている。
    • インドの山中にて、なんらかの事故で墜落したらしき宇宙船の残骸が発見されたのがプライマー実在の決め手となり、人類は侵略的な接触に備えて全地球防衛機構軍*1を組織した。
      • 前作では、『EDFを結成したこと自体が、プライマー達の怒りに触れ、絶滅戦争を仕掛けたのでは?』と推測されていたが…。
  • プライマーの存在を前提に古代の神話も再調査されていて、EDF世界ではテレポーションシップらしき「空飛ぶ船」や「空から降りてくる神」「神の乗る卵型の船」といったものがプライマーと接触した古代人に由来する伝説だと推測されている。
  • 執拗なまでに人類を根絶やしにしようとする殺意とその動機は作中でも疑問点となっており、終盤でその真実が判明することになる。
  • 現状シリーズで最もEDFを追い詰めた侵略者であり、最も手痛い反撃を食らった侵略者でもある。
+ ネタバレ防止のため折りたたみ
  • その正体は、10万年以上先の未来に栄える火星の文明。当初から「宇宙人」だとは思われていたが、同時に「未来人」でもあった。
    • 劇中では人類側の推理と仮説から出た結論となっており、プライマー自身は確定的な情報を最後の最後になるまで出していない。
    • 10万年は地球生物の進化スピードを基準にプロフェッサーが仮定した最短ラインであり、「以上」とあるようにプライマー自身はもっと遠い未来の存在である可能性もある。
  • タイムマシンすら造り出せるテクノロジーを持つ彼らは、人類が滅んだ後の地球で文明の痕跡を発見し、時間旅行で古代文明の観察を楽しんでいた。
  • ある時、プライマーは自分たちが未来の火星文明であることを人類に気取られるリスクに気付く。
    • 人類が「未来の火星人」に干渉するような行動をとった場合、プライマーは歴史改変によって抵抗すらできず消滅してしまう危険性さえあることを、遅蒔きながら理解したのである。
      • テラフォーミングといった大規模な干渉は勿論、極端な話「試しに地球の物質を少量持ち込んだ」や「サンプルとして石ころ一つ持ち帰った」だけでも、誕生するはずだった原始生命が生まれず、未来の生命体が全て消滅するなんてこともありうる。逆に未来のプライマーを気づかって火星への干渉をやめたらやめたで、起きるはずの事象が起きなくなり後々のプライマーに致命的な影響を及ぼす可能性がある。人類が敵意を持つかどうかすら無関係に、「知られた」ことそのものがプライマー文明存亡のリスクだったと言える。
    • その後は時間旅行をやめ地球から姿を消したが、なんらかの事故で墜落したタイムシップの残骸が「数千年前の宇宙船」として人類に発見されてしまったため、そこから詳細に気付かれる前に人類に絶滅戦争を仕掛けることになった。
    • 要は時間旅行に挑戦した結果の自業自得なのだが、何せ種族の存亡どころか存在そのものがかかっている上、どんな干渉がどう転ぶか予測がつかないという点で余りにも分が悪いため、『対話など穏便な手段で解決』『人類が火星や未来などの要素に気付かない可能性に賭ける』という選択肢は無いのである。
    • タイムスリップのリスクについて凄まじく迂闊な事をしているため、高度なテクノロジーの割にかなり愚かな種族のようにも見えるが…時間旅行をしていたプライマーと、人類を攻撃しに来たプライマーとの関係性は不明。プライマーの総意で過去の調査に来ていたのか、一部の愚か者が時間旅行を強行した尻拭いを他の派閥がやっているのかなどもまったく不明であるため、種族全体の知的レベルというのも測り難い。
  • 「なぜ大量破壊兵器で一気にケリをつけないのか」「なぜ人類社会が貧弱な古代ではなく、EDFの戦力が整ったこの時代をわざわざ攻撃するのか」「なぜ肝心の事故や発見を防ぐ形の歴史改編をしないのか」「地球が欲しいなら人類が滅んでいるプライマーの時代に自由に使えばいいはず」といった疑問は前~今作中やプレイヤーの間で挙げられていたが、地球侵攻は「人類への攻撃」そのものが目的であり、タイミングや手法は以下のような問題で雁字搦めになっていたのである。
    • プライマーが人類抹殺を決意するきっかけは、墜落したタイムシップを「人類に発見されたことに気付いたから」であり、墜落船の発見以前に干渉するとパラドックスが起こる。つまり、最大限に見積もってもインドの山中で宇宙船の残骸が見つかった20年前より昔の歴史を書き換えることはできない
    • 「発見した後の人類のリアクション」が記録や遺跡に残る必要があるため、実際に戻れるタイミングは20年前よりさらに短くなる。「人類のリアクションの証拠」が兵器や基地といったEDFの痕跡だった場合、EDFの組織確立以前には戻れない。
    • 時間旅行の影響が無かった本来の歴史で人類が行った火星探査などの影響は改変しない方が良いため、人類史上最後の火星探査が実施されるまでは手出しできない。
    • 人類文明の痕跡を発見不可能なレベルで破壊してしまうと、プライマーが古代文明観察のために過去の地球を訪問することもなくなる。するとタイムシップの墜落が起こらず「墜落船を発見されたので人類を滅ぼしたため、墜落船が発生せず滅ぼさない」という動機のパラドックスになる。これを避けるには、大量破壊兵器を使わず、ほどよく遺跡が残る程度に手加減しなければならない。また、人類が自滅覚悟で大量破壊兵器で反撃するのも防がなくてはいけない。
    • タイムシップの墜落を防いだり、墜落した残骸を見つかる前に回収や抹消してしまうことは、上記の20年前問題に抵触する。また、人類がプライマーに気づかず、プライマーは行動を起こさなくなるため「残骸が存在しないせいで残骸が存在する」という矛盾のパラドックスになってしまう。
  • 人類はプライマーのことを「超技術を持ち、神にも等しい究極の進化に到達した存在」と恐れていたが、プライマーからしてみれば人類の方こそ「ほんの少し行動を起こしただけで自分達の存在を抹消しかねない」恐るべきリスクを持った存在だったのである。
  • 火星文明と言うことになってはいるが、火星の環境下で一から進化したのか、地球や他の星に由来するものが火星で進化したのかなど、詳細は不明。
    • また、過去改変による自身の消滅を回避するという動機はともかく、言語の翻訳や意志疎通もまったくできなかったため、必死だったのか余裕だったのか、プライマーがどういう思考や感情を持って対人類戦を遂行していたのかなどは、なにもわかっていない。

+ 結末
  • ストーム隊が新たな時間移動船と交戦している間に、人類はプライマー発祥の地である火星に汚染物質を搭載したロケットを送り込む。「過去が改変され抵抗すらできず抹消される」という、プライマーが最も恐れていたであろう事態が、最も攻撃的な動機で起こってしまう事となった。
    • ロケットは爆破され、汚染物質に覆われ環境が激変した火星にプライマー文明は誕生しない。そうなれば、「いるはずのない存在」となる目の前のプライマーも消滅し、人類は勝利を掴んだ。
    • ……はずだったのだが、「プライマーが生まれなければ人類は火星を攻撃しない」「火星を攻撃しなければプライマーが生まれる」「プライマーが生まれれば人類は火星を攻撃する」「火星を攻撃すればプライマーは生まれない」……という矛盾のループに突入。ここに来て致命的なタイムパラドックスが発生してしまう。
    • この矛盾を「どちらかが消え去った時点でループを止める」ことで解決するため、時間という概念そのものが作用し、時間移動船から現れた神がプライマーの、ストーム1が人類の代表に選ばれ決戦が始まった。結果ストーム1が勝利し、プライマーは誕生の歴史が否定され、時間に取り残された亡者として消滅する事になった。
    • 「神」がその能力で召喚したプライマー戦力は全て「生まれるはずのない存在」としてその場で消えたが、ループが切断される時点以前の状態は確定されたため、「全地球防衛機構軍=EDFの設立」「人類は総人口の3割を失う」「プライマーを研究して得られた技術や、仮説による未来予想の知識」など、プライマー襲来による影響そのものは残った。
    • 人類には痛手が残ったが、これにより「プライマーの影響がすべて消えたので、これ以上プライマー対策が行われない」というパラドックスは起きない形で、時間は固定された。
  • 他のEDFシリーズの侵略者と比べると、意志疎通できず真の狙いが不明なのは共通している。しかし過去作は侵攻軍団の母艦撃破や戦力壊滅による撤退といった形で終わり、何らかの痛手は負ったにしろ種族全体がどうにかなった訳ではなかった。
    • この点、プライマーは活動の背景についてある程度の調査がなされたほか、なんと言っても「プライマー自身」と目される生身の種族が姿を見せたという違いが大きい。
    • その上で、軍事力どころか種族そのものが歴史から抹消されるという、根本的解決とも言える結末を迎えたのも初めてのことである。

転送装置・船艇等

  • 侵略生物や各種エイリアンなどの輸送を行う、所謂拠点級に相当する装置や船の総称。強力な装甲を持ち、特定の部位を狙わなければダメージが通らないものが多いのが特徴。
  • どれだけ破壊しようが残骸から搭乗員の遺体と思しきものは見つかっておらず、コマンドシップを除いた全てが無人で動作していると思われる。

マザーシップ

  • プライマーの母船と目される、超巨大な空飛ぶ円盤。上空に現れれば街ひとつ覆い尽くすほどの大きさで、これが10隻同時に現れ、地球侵略を開始した。
  • テレポーションアンカー投下機能とドローン発進口を備えた母艦でありつつ、船底中央部には莫大なエネルギーを炸裂させる巨大砲台を持った巨大戦艦でもある。
  • 侵略序盤には、これさえ落とせれば勝てる…と楽観的な見込みもあったが、通常兵器では傷ひとつつかない装甲、空軍も近づけないドローン群による防衛網により、最終決戦に至るまで有効打は発見されなかった。
  • 唯一、船外に展開させた砲台とその補助機関らしきパーツは歩兵の火器でも破壊できるほどにデリケート。特にチャージ中の砲台を破壊されてしまうと、まるごと脱落してしまう上に、そのエネルギーが全て船体のほうへと向かってしまい、一気に撃墜されてしまうという弱点を抱えている。
    • 砲台を壊しても本体が無事な場合もあるため、タイミングや連続使用などコンディションの問題だろうか。
    • マザーシップナンバー8は巨大砲台を破壊したことで撃墜されたが、その他のマザーシップも巨大砲台を破壊した際にダメージの通る転送装置が確認できており、おそらく転送装置への攻撃でも撃墜できるとは思われる。
    • 過去作では主砲を破壊 → オペ「マザーシップ大破!」本部「やったぞ!」 → より強力な形態に変化して本部絶望…
      という流れが定番であったため、本当に主砲を破壊した段階で撃墜できたことに歴戦のプレイヤーほど驚いているという。
  • 前作では何度も登場しては好き放題にプレイヤーを攻撃したにもかかわらず全て健在のまま終戦しており、本作でやっと鬱憤晴らし撃墜の機会が与えられた。
  • マザーシップが上空に居るマップでは、単なる背景画像などで済まさず本当にマザーシップの巨体がオブジェクトとして配置されている。
    • このため、エアレイダーのロケット砲など貫通性のない一部の支援攻撃は防がれてしまい、プロミネンスのように上空まで到達する攻撃は船体に当たって妨害される。地味だがリアルなポイントのひとつ。
  • 後述する指揮艦のコマンドシップと、外見はまったく同じ。コマンドシップは周囲の円盤部分に分離変形機能を搭載しているが、マザーシップにも同様の機能があるのかどうかは不明。
    • マザーシップもコマンドシップも中央の卵型の部分だけで砲撃、ドローン出撃、テレポーションなどの能力は全て発揮できているため、周囲の円盤部分は追加装備ユニットのようである。マザーシップは物資倉庫、コマンドは変形武装というように、目的や役割に応じて付け替えているのかもしれない。

コマンドシップ

  • 戦争終盤で月の裏側に存在が確認された11隻目のマザーシップ、第11の船。今回の地球侵攻におけるプライマーの旗艦。
  • 外観はマザーシップと同様だが円盤全体がブロック構造になっており、分離してその全てが浮遊砲台となる。更に二重のバリアを展開して圧倒的な火力と鉄壁の防御力で、EDF5最終局面で死に体のEDFにトドメを刺しに来た。
    • ブロックの一部がバリア発生装置となっており、その破壊でバリアを剥がす事が可能。
    • また、プライマーの他兵器と同様下部の転送装置が弱点となっており、EDF5ではバリアを解除され転送装置を攻撃されて破壊された。
  • 一エネミーとしては本作ではEDF9で初登場。前作と異なり人類が優勢だった為、人員・兵器共に大量投入したEDFによって前作程苦労せず撃墜される。
    • それより前ではEDF8で存在が確認され、月面に停泊していたところを核兵器で奇襲されている。没音声では核攻撃ではなくバルジレーザーの一斉射によって大打撃を受けている。
  • 外周ブロック砲台を展開した姿が平べったい球形であることから、少佐の部下は古代の神話に記されていた「神の乗る卵形の船」がコマンドシップの事だと判断している。
    • もっとも、古代にどんな状況があって砲台やシールドを展開したのかは不明であり、シールドを張ったコマンドシップが卵型宇宙船だというのも飽くまで現代人類側の解釈に過ぎないので、同一機種かは明確ではない。
  • 前作ではプライマーが優勢かつマザーシップも全て健在という状況なのにも関わらず旗艦であるコマンドシップがわざわざ地球に降下し、プライマー側からすれば超級の危険人物であるストーム1がほぼ確実にいる戦場に現れた結果、搭乗員であった銀の人もろとも破壊される…という謎のムーブをかましたことでプライマー反省会考察の対象になっていたが、本作ではいくつかこの行動の理由となり得る説が考察できる。
    • 序盤の周回は恐らく核戦争になったというプロフェッサーの推測から、何の懸念もなく核攻撃が可能な宇宙より迂闊に核が撃てない地上の方が安全と学習した説。
      • EDF8で受けた核攻撃はプライマー側からすれば大きな痛手となったため、EDF9で再度地上への降下を敢行したのもEDF8での核攻撃事件を踏まえて安全性の面から学習したと考えると合理性はある。
      • マザーシップさえ撃墜例が無いのだからマザーシップを先にぶつけてみればいいという前作でのツッコミは、むしろマザーシップさえ撃墜例が無いのだから核さえ受けなければコマンドシップが落とされるはずがないという考えだったと推測できる。
    • 以前の周回より被害が甚大なのでどちらにせよ次の周回に入るのは確定であり、どうせ周回するならストーム1がコマンドシップや銀の人を倒す程の戦闘力なのか測ろうとしていた説。
      • その結果どちらもまともに戦ったら負ける事が分かった為、以降の周回ではコマンドシップを下ろさず、ストームチームを先に排除する事で被害を抑えようとしたと考えられる。
      • EDF7ではストーム1こそ仕留め損なっているが戦争中盤でストームチームを壊滅させている。
  • なお、「なぜ、優勢なのに旗艦がわざわざ前線に出てきたのか」というのは前作の地点でも疑問点とされ、仮説も幾つか提唱されていた。プレイヤーの間では「実際にはプライマー側の戦力も枯渇*2しつつあったため戦力になるのならとコマンドシップを引っ張り出した」、「最後の力を結集したEDFに旗艦の圧倒的な戦闘能力を見せつけ絶望させながら殺すため」「しぶといストームチームがいる場所を観察するように動いていたことから、旗艦が人類の切り札を始末して沽券を示したかった、または強敵と直接戦いたい戦闘民族だった、または舐めプ」、「銀の人がただの間抜けだった」等が挙げられていた。
    • 怪生物が大量に登場するM136において、敵には余裕がなくなってきており、戦術を厭わずに雑な戦力投入を行っている旨がミッション開幕時の総司令部の演説で語られている。
      各隊員の鼓舞も目的として誇張した表現も入っていると思われる為これがどこまで正確な内容であるかは定かでないが、仮にM136のような「怪生物の一点への大量投入=戦力的余裕がなくなっている」ことの現れであるとすれば、結果的にだがEDF5の終盤ミッション「最大最後の激突」はEDF5においてもプライマー戦力が尽きかけていた可能性を示唆していると言えるかもしれない。
    • 結果的にはいずれも該当しているかは微妙なところ。強いて言えば、兵力の増加で世界を改変していることを踏まえると、1つ目の説は部分的に一致するかもしれない。
      尤も、前作では今作以上に考察材料が少なく、タイムリープ自体EDFシリーズでは異例のイベントなので、各予想の的中率の低さもやむを得ないか。
      一方、銀の人が間抜けさの責任を取って今作のラスボスに改造された等の俗説も一部で囁かれている

テレポーションシップ

  • 分厚いフライパンのような形の浮遊船。プライマーの輸送機にあたる戦力。
    • 船体下部のハッチから怪物を投下する機能がある。世界中に怪物を投下し、無限に戦力を追加していく厄介な存在。
  • 明らかに体積以上の量の怪物を投下していることから、テレポーションアンカー共々プライマーの空間転移のような技術が使用されていると予想され、この技術を少佐は「テレポーション」と命名した。
    • テレポーションという言葉は和製英語であり、瞬間移動を意味する「teleportation」を音写するならテレポーテーションになる。
  • 武装は搭載していないが、全体を覆う金色の装甲は、戦術核をぶつけてようやく破れるというレベルの異常な防御力を持つ。
    • テレポーションと合わせて、EDF5序盤における異星人プライマーの超テクノロジーを象徴する敵キャラだった。
  • 弱点は怪物投下時に覗かせる真っ赤に発光する内部機構。この部分は金色の装甲に覆われておらず、攻撃が効くのだが……。
    • この構造上、弱点はシップの真下からしか攻撃できない。つまりどうしても上から落とす形になる空爆や、大型火砲の水平射撃が通用しない厄介な相手。
    • しかも真下は投下される怪物の大群が着地するため非常に危険。
  • そのため弱点はなかなか発見されなかったが、現場で戦い続けた軍曹がハッチ内に赤く発光する部分を目撃。投下された怪物ひしめく船体直下に突撃し弱点を狙う戦法を敢行した。
    • 弱点という確証は無い段階だったものの、突破の糸口が見えない中での賭けは成功し、開戦から五ヶ月過ぎてようやく、歩兵による通常兵器で初の撃墜に成功した。
    • EDF5ではストーリーが進むと対シップ用の『フーリガン砲』と呼ばれる空軍の兵器が登場。遥か上空から金色の装甲をものともせず貫通し撃墜せしめる性能を有していた。ただしその時にはすでに量産する体力が残っておらず、戦況の劇的な好転には至らなかったが……。
    • ゲーム的な都合は抜きにして、「何故このような隙だらけの機構が存在しているのか」は毎作品恒例の謎となっている。
      • 今作ではバリア発生機能を持ったテイルアンカーが登場したが、下部にまでバリアが無い理由を情報部は「転送物を投下するため下が開いている」と推測している。構造上、どこかに開いた部分を設ける必要がある避けられない弱点のようだ。
      • とは言え、普段は蓋を閉じて防御しているし、作中で軍曹が「本来、テレポーションシップの下は怪物によって守られている」と言う通り、普通に運用するなら弱点をカバーできる設計となっている。開口部を守る設計思想は現実の輸送船や兵員輸送車とさほど変わらないもので、別段おかしな構造でもない。
  • 実際のプレイ中では船上に乗ることが可能で、相手が対空能力に乏しい場合はかなり攻略が楽になる。狙えそうなら充分検討に値する。
  • 荒廃世界では殆ど見かけず、交戦機会もない。M12『機械の巨人』でのみ遥か上空でリングに突入していく演出が見られる。
  • 没音声では重装甲タイプや弱点部分を補強した強化タイプの存在が確認できる。本作のリメイクがリリースされるならマリスの解釈とかいって登場していたかもしれない。
  • よく似た輸送船は『3/4/4.1』にも登場している。シリーズ経験者からすればいつものあいつ。
    • 3:ハッチの中全部、4/4.1:ハッチの中の黒い機械部分、5と本作:ハッチの中の黒い機械部分の中の赤く光る部分と、どんどん弱点が小さくなっている。
    • さらに5以降は(高難度のみ)開いた蓋が回転する(しかも難易度によってどんどん回転速度が上がる)という迷惑ギミックまで追加される始末。
  • 初代と2で同じ役目を持っていた「キャリアー」は特に弱点などの設定はなく、全身が当たり判定であった為にどこを撃とうと撃墜できた。この為、2の移植・リメイク作品の2PV2ではエアレイド(このゲームの中のエアレイダー的な兵科)による支援攻撃がとにかく突き刺さるという場面があった。

大型宇宙船

  • 本作で新登場の敵船。大輪の花、あるいはクラゲのような放射状の船型をもった輸送船。独特な音を立てながら飛行し、黄金の装甲が特徴だったテレポーションシップから一転、真っ白な外装に覆われている。
    • EDF4で猛威を振るった異星人フォーリナーも白い外装の兵器を使用していたため、発表当初はプライマー以外の第三勢力かもしくはフォーリナーが時空を超えて現れたとも思われていた。
  • 普段は花を横倒しにしたような姿勢で浮遊し、正面中央部分にある転送装置から新戦力のアンドロイドを投下する。
    • この船とアンドロイドが大量に増援として現れたため、ただでさえ劣勢だったEDFは更に追い込まれることになった。
  • 転送装置と船体後部、花で言えば中心と茎の部分がまるごと抜けて、テイルアンカーとして投下されるダイナミックな変形ギミックを持つ。
    • また、放射状の船体先端にクルール用の降下ポッドを取り付けて輸送できる。
  • ワープのごとき超高速で移動できるが、速すぎて飛びながら船団を組むことができないため、あらかじめ設定した集結地にまとまって出現する性質がある。
    • 出現時にはEDF4の敵母船が撃ってくる「ジェノサイド砲」そっくりの白い閃光とともに現れるため、過去作経験者はドッキリさせられる。
    • 劇中では拡散していく大型船群をEDF空軍が追跡にかかるシーンや、低速のまま脅威から待避するシーンもあり、なんらかの理由で高速移動は連続使用できないようだ。
    • その速度も大したことなく、むしろテレポーションシップより遅い。
  • 通信ではテレポーションシップ同様に船体を覆うバリアに言及されていて、基本的にEDFの戦力では撃墜不可能だった。
    • その一方でテイルアンカーの砲台以外に攻撃用の武装は無く、あくまで輸送船に過ぎないのか、船自身が戦うことは想定していない節もある。
    • 真下まで肉薄しないと弱点が撃てないテレポーションシップとは異なり、転送装置が横を向いているため、ハッチさえ開けば遠距離からの狙撃でも撃墜することができる。
    • その割に初撃墜まで相当時間がかかっているが、これは大量に投下するアンドロイドやヘイズで敵を圧倒し、船まで手が回らない状況を作り出してきたからのようだ。作劇上では、主人公含めて弱点を狙いにいく余裕さえなかったのだろう。作中プレイでは投下戦力を無視して狙えるが、然るべきミッションまでダメージは無効化される。
      • この設計思想故か、偶然の遭遇戦になって兵力で圧倒できない状況には弱い。
  • 大型宇宙船という名称は公式サイトで見られるが、ゲーム内では殆ど「新型船」などと呼ばれている。
  • 大型輸送船という似た名前の敵が4/4.1にも登場していた。
    • 瞬間移動する、弱点が丸出しなど共通点もある。ただし、時間を操作するような機能は持っていなかった。

+ ネタバレ防止のため折りたたみ
  • この機体の用途は高速移動による戦闘エリアへの突入、テイルアンカーの打ち込み、クルールの投下、テイルアンカーの砲台による援護、そしてテレポーションシップと同じように怪物やアンドロイドの投下が可能と多彩だが、もう一つ大事な役割が存在する。
  • それは、リングを中継地点としてタイムトラベルを行い、過去に情報と新型兵器を送り届けることである。『訪問者』と名のつくミッションにおいて、この新型宇宙船がリングを通ることで過去に情報や新兵器が送られ、過去が書き変えられてしまう。
    • これにより、過去を変えられた結果、人類は作戦を読まれ続け、新兵器に蹂躙されて、街はかつてないほどに荒廃し、抵抗すらもままならずにエイリアンツリーを設置され、空を赤く染められてしまうことになる。その結果が『翌日』と名のつくミッションの惨状である。
    • そんな絶望的な状況を回避するには、過去の段階で新型船がタイムトラベルをしてきた瞬間にデータをどこかしらへ送る前に撃墜する必要がある…が、当然プライマーもそんなことは分かっているので、タイムトラベルの行き先となる日時と場所は毎回微妙に変えていると見られた。
      • そのため、主人公とプロフェッサーは、偶然を引き当てるまで、何度も戦いを繰り返すことになる。それが報われるのは『M???:危機迫る山頂’』である。
        • この時、現地の部隊と怪物の駆除をしていたストーム1は過去にタイムトラベルした歴史改変船団と偶然遭遇してしまう。タイムシップ船団の一部は逃げられないと悟ったのか、それとも少数の駆除隊なら自分達でも始末できると油断したのか一部の船が怪物やアンドロイドの転送を開始。しかし、プロフェッサーの厳命を受けたストーム1によって半分以上のタイムシップが撃墜されてしまう。
        • 生き残ったタイムシップは逃走するが、その時にはタイムシップの弱点が人類に知られてしまった上に「最重要ターゲット」と認識した戦略情報部によって空軍も追撃を開始。更には高速移動も今使って暫く使用不可能になり、低速で逃げる他に無くなってしまったので…。その後どうなったかは想像に難くないだろう。テイルアンカーを投下して怪物やアンドロイドを転送すれば撃墜される事は無かったのではないだろうか?
      • 実はM50「危機迫る山頂」でも「ここは有望かと思ったが…だが、可能性を広げていけばいつか…」と言った台詞を聞ける。
        M50を初めて進めている時点では少々不自然な面はありつつも単に「優勢と思いきや意外と苦戦している戦場だった」といった程度にも聞こえる台詞だが、恐らくこれもまた山頂'=「偶然」であることの伏線なのだろう。
        「ここは有望かと…」というプロフェッサーの台詞からして、これまでのループにおける新型船の移動経路やEDF側監視網の死角を逆算するなどして、何ヵ所かのアタリをつけていたのだろう。リンダの人の生死がバタフライエフェクト的に作用したりしたのだろうか…?
  • 撃墜される危険性がある状況では、地面すれすれまで高度を下げて、弱点を下に向けることで戦闘機や攻撃ヘリ、レールガンなどによる弱点攻撃を防ぐ姿勢を取る。が、本当に警戒するべき戦力は足元にいるので、むしろ上を向いていたほうが撃墜を防げたかもしれない。(そもそも怪物の転送を行わずに弱点を閉じておけばよかったとも。上を向くだけでは空軍の空爆とサテライト照射を丸ごと食らい、弱点を閉じたとしても「リング破壊作戦 後編」のように潜水母艦による大型ミサイルの攻撃を防げられないリスクがある)
    • 核攻撃の脅威を学習していたことを考えると、ストーム1など驚異的な歩兵の存在を予期していたとしても尚下に向けざるを得なかったのかもしれない。
    • 弱点が奥まっているテレポーションシップに対して、こちらは弱点が出っ張っているために真横に近い角度からでも攻撃が通るという構造的欠陥を抱えるため、高度を下げるという策もそれほど有効に働いていなかったと見られる。
  • 手厚い護衛に守られていたとはいえ歴戦の戦士であるストーム1の前に幾度となく姿を現したにもかかわらず物語終盤まで撃墜されなかったのは疑問が残るが、あえてプロフェッサーとストーム1が撃墜を行わないようにしていた可能性もある。
    • 安易に撃墜してしまうとその後の過去改変の際にタイムシップそのものにストーム1による撃墜を避ける為の改良を行われ、過去改変の阻止が絶望的になってしまう可能性がある。過去への到着直後のタイムシップの拡散を防ぐためにはEDF全体との連携が不可欠であり、戦況も優勢かつ、早期にタイムマシンの存在をEDF上層部が認めていたEDF9以外ではタイムシップの撃墜は行いたくても行えなかったのかもしれない。
  • EDF5には全く登場しなかった。テレポーションシップがリングに突入するシーンもあるため、従来は既存の戦力が過去に送られていたところ、周回を重ねて追加建造された更新戦力なのだろう。

巨大前哨基地

  • 前作から続投。多数の砲台で武装しており、EDF司令部いわく「対空性能は完璧」。怪物やドローンの転送機能も持つ。
  • なんと歩行するための脚部まで装備。移動可能である他、歩行そのものが強力な破壊活動になる。
    • 当初建造物だと思われていたものが足を生やし歩き出したため、EDF側を驚愕させた。今作では歩行を始めるミッションが端折られているため、最初から歩行した状態で登場する。
  • 前作では序盤から登場し中ボス的ポジションとして物語中盤に差し掛かる頃に破壊されている。
    • ただし複数投下されたうちの一つを破壊したに過ぎない。他のものがどうなったのかは不明。
  • 空から飛来し、世界5か所に同時に出現した。横幅は約520m、巨大砲塔を含むと650m、高さは約320mと推測されている。
    • この高さは脚部を収納した状態の話。本作では脚部収納形態は見られず、歩行形態のみ見られる。歩行形態時の高さは約420mに達する。
  • 全方位に向けて砲台を配置している。
    • 上部には主砲のフューリー砲、レーザーとミサイルの発射機が一体化した一号砲台、人畜無害な緑プラズマを発射する二号砲台、青プラズマを放つ三号砲台、赤ビームの四号砲台 赤光、対空用赤ビームの四号砲台 青光がある。
    • 下部には青レーザーを放つ五号砲台 青光、緑レーザーを発射する五号砲台 緑光があり、本作では一部の砲台がパルス弾を放つものに変更されている。
    • 稼働している状態の砲台は破壊できる。上部の砲台やフューリー砲もゲーム的には脅威ではないが破壊でき、その気になれば長射程武器等で丸ハゲにすることも可能。
  • 弱点は真下のハッチ。ハッチは大型で怪物やアンドロイドだけでなく、エイリアンの投下能力もある。
  • 本作ではEDF7の実質的ラスボスを務める。前作ではあっけなく倒されるが、EDF7は戦況が絶望的で主人公が決死の手段をとってようやくという有様である。

テレポーションアンカー

  • 前作から続投のアンカー。タワー状構造物の先端に巨大電球のような光るパーツがあり、そこから怪物やドローンを空間転移させてくる。言わば固定式のテレポーションシップ。
  • 開戦と同時にマザーシップから投下されて多数が地球に降り注ぎ、各地で怪物の発生源となった。
  • たまたま地盤が柔らかかったのか、はたまた勢いあまってのことかは不明だが地底深くまで突き刺さることもある。前作では地底で稼働するテレポーションアンカーを破壊しに向かうミッションもあった。転送装置の立場がない
    • また、アンカーの一番下の部分にはドリルのように尖った物が付いている。(アンカーの登場するマップで地面抜けなどをすると確認できる。)
  • プライマーを撃退した後も一部は稼働したまま残っており、世界の荒廃でアンカー除去にまで手が回らない人類には厄介な脅威となっている。
    • 荒廃世界のものをよく見ると、一部がボロボロになっており、経年劣化している様子が見られる。芸が細かい。
  • 角柱状の簡素な構造で、弱点でもある転送装置が丸見えのため、射撃が届きさえすれば遠方からでも破壊できる。

ビッグアンカー

  • 前作から続投の大きなアンカー。普通のアンカーと違い、複数種の怪物やドローンを同時に転送できる。
  • 弱点そのものは通常のテレポーションアンカーと変わりないが、巨大な分弱点の位置が高くなり、耐久値も上がっているため破壊には手間がかかる。
  • 前作と比べると、テイルアンカーや大型宇宙船に出番を取られているためか出現頻度は落ちているかもしれない。

超巨大アンカー(仮)

  • 前作から続投のとても大きなアンカー。マザーモンスターやキング級の大型種を転送可能。
    • ビッグアンカーより更に巨大で、弱点部分も見上げる程の高さに位置する。長射程武器や飛行手段などの対策は必須。
  • プライマーにとって貴重品なのか、前作でも今作でも登場機会は少ない。

転送装置

  • 過去作で登場していた「地下トンネルの出口」をそのまま機械化したような外観の装置。小型のアンカーらしい。
  • その他のアンカーに比べ強い光を放つ。暗がりでもよく目立つ。
  • 地底ミッションにてワープ機能でも有しているのかいきなりモコモコと生えてきては怪物を排出する。
  • 周囲のNPCの反応を見るにある種のトラップとしてアンドロイドや他のエイリアンが予め地中にセットしているのかもしれない。
    • とあるDLCミッションの概要にて、エイリアンが直接設置を行っていることが判明。その後撤収していることから、遠隔操作でモコモコと生やす起動を行っているようだ。
  • アイテムドロップ0という、非常にケチな敵だったりする。
  • 「地下トンネルの出口」の中には「大量の蜘蛛を吐き出す上に異様に固い」というものがたまにあったが、今作でも似たようなものとしてβプラスを大量に出すやたらと固い転送装置が登場する。シリーズ恒例のお約束になった…のかもしれない。

テイルアンカー

  • 大型宇宙船の胴体部分がまるごと分離し降下してくる新型アンカー。
  • 宇宙ロケットのような曲線的で複雑な外見になった。
  • 名前のとおり大型宇宙船のテイル(尾)であり、さらなる尾とも言える触手状の細長い可動式砲台による自衛戦闘能力を持つ。
  • 転送装置の周囲をバリアで覆い、横と上からの攻撃は遮断される。転送物を投下するため下は開いているが、見上げるほど近くまで寄らないと破壊は不可能。先端に丸いバリアがある見た目から、マイクや電動マッサージ機などとも。
    • 転送能力もサイズの割に強化されており、複数種の怪物や大型アンドロイド級なら転送可能となっている。
  • 攻防の機能を備えた厄介な存在ではあるのだが、転送装置そのものの耐久力は旧アンカーとさほど変わらない。
    • マザーシップからポンポン落としていた旧アンカーと異なり、テイルアンカーひとつと新型船が必ずセットで運用される他、砲台とバリアを増設してコストが高くなったためか、数も比較的少ない。
  • 船から切り離されて着地するまでの間はバリアが無く、落下中に狙撃などでダメージを与えて破壊も可能。船からアンカーが完全に離れたタイミングからダメージを受け付けるようになるので、やや慣れが必要。

テイルアンカー(マリスの解釈1)(仮)

  • テイルアンカーの砲台を強化したもの。全体が赤色になっている。現実での目撃例に基づいている……らしい。
  • 派手なチャージ音を出してからビームを発射する。ビルで簡単に防げるため、大した脅威にはならない。
    • 敵を投下することはなく、完全な固定砲台と化している。
  • 実際のテイルアンカーより少しだけ小型になっている。小型にしたら新型船との接続が大変になると思えるが……?

テイルアンカー(マリスの解釈2)(仮)

  • 紫色のテイルアンカー。より遠距離までビームを発射できるようになった。
  • 赤色の上位互換的存在だが、相変わらず敵を投下せず、遮蔽物がある状況で登場することも相まって嫌らしさもなく、御しやすい敵といえる。

ランディング・シップ

  • EDF隊員からは降下艇や揚陸艇とも呼ばれる。EDF5公式サイトではランディング・シップと書いてあるが誰もそう呼ばない。
  • 緑色のガラスのような筒が3本×2列で束ねられた浮遊船。金色のパーツなど、細かい部分の意匠はテレポーションシップやドローンと似ている。
  • その名のとおり、最大6体のコロニストやコスモノーツを筒部分に格納して飛来し、下側の蓋を開いて作戦エリアに降下させる輸送船の一種。
    • 特にコロニストはカエルの液浸標本みたいな見た目で飛んでくるためインパクト大。
  • 他のプライマー船同様に謎の原理で飛んではいるが、武装もテレポーション機能も無い単なる空飛ぶ入れ物で、この船自体には何の危険性も無い。前作ではダイバーの退避場所として使えたことすらあった。
    • しかしゲーム中では一切ダメージを与えられず、撃墜に関する言及も無い、地味に不沈を誇る戦力。
  • 大気圏外での目撃例がないようで、宇宙での航行は不可能と考えられている。
  • DLC1でもコスモノーツを運搬するため登場。載せているのが全裸なせいで、少佐からは軽装でないと運べないと推測されている。
    • 実際にこの時間では重量制限があり、後に改良されたのかは不明。

クルールカプセル

  • 大型宇宙船に装着されている新型の降下艇。
  • 公式サイトではクルールカプセルと書かれているが、作中ではもっぱら着陸船や降下船やドロップシップと呼ばれる。
  • クルール専用機のようで、最大3体が搭乗してくる。降下から着陸に至るプロセスまで凄まじい姿勢制御が見られる。
    • 大型宇宙船から切り離されてから地上に突入するようにロケット噴射、そして急旋回して着陸する。
    • クルール視点では横倒しになっている最中に切り離され、頭から地上へ衝突する寸前に急旋回して上下反転する。人間なら到底耐えられない負荷だろう。
  • レーダーには表示されないがランディングシップと異なり破壊可能で、破壊するとアイテムを落とす。しかも割と良い数。ドロップシップの名はアイテムをドロップするからか?
    • 破壊すると異様な程の大爆発を起こす。何かヤバイ燃料でも使っているのだろうか。
      • あまりにも大きな爆発なので中にいるクルールにダメージが入ってたりするのかと期待もさせてくれるが、別にそういう仕様はない。
  • 高空から落下してくる機体と、大型輸送船から分離される機体では内部データ的に違う存在のようだ。
    • 功績値が貯まったり貯まらなかったり、敵の攻撃でダメージを受けたり受けなかったりと差異がある。

リング

  • 数km単位の規模を持つ巨大なリング状の装置。真ん中に正八面体の物体(スピネル)が浮遊している。
    • 下部に十字状の赤く光る物体があり、それが弱点。制御装置らしい。弱点丸出しは伝統芸
  • その正体はタイムマシン。起動した後に輪をくぐると過去へタイムトラベル出来る。
    • 大型宇宙船が通っているシーンが多い一方で旧型輸送船や生身のカエルなどもダイソン通っている。そのため送れる物に制限はなさそうだが詳細は不明。
    • 単に送るだけでなく、どこかから物を呼び出すことも出来る。ミッションによっては触手状の砲台が生えてきたり、大量のアンドロイドが降ってきたりする。
    • 作中では入るのも出るのも「こちら側」である。裏側がどうなっているのかは見せてくれない。
    • プライマーの時代から今作の時間軸に直接輸送船などが送られてくる描写はなく、一旦このリングを中継しなければならないようだ。マザーシップは通れそうに見えないが果たして
  • 開戦から5年後『訪問者』にて3年もの沈黙を破る形で突如出現し、戦力と情報を過去に送るチート装置として運用される。
    • 周回する度に戦力は増え、EDF側戦力の情報(初期配置、兵器の特性etc)の精度は高まり、いずれ完全勝利するという企てらしい。
    • しかし『くだんの日』で「事故」を起こされてストーム1とプロフェッサーをも過去に送ってしまい……、というのが本作の物語の基本構造になっている。
  • 下部にのみ配置されていると思われた同装置だが、M146で上部にも、DLC2-40にて更に左右に各1箇所ずつ、計4箇所あることが判明。同ミッションではプレイヤーが自力で4つ全て破壊することになる。
  • 制御装置を全て破壊されても中央のスピネルだけで一応機能を維持出来ることがストーリー終盤で判明。
    • その際は定期的にスピネルの蓋が開いて排熱(?)のような動作を行う。蓋の中が弱点なのはお約束。
    • その他に何か正常時と比べて機能の劣化があるのかどうかは不明。
  • 加えて無秩序とも言える敵の転送を行って抵抗するものの、無事ストーム1に破壊される。
  • しかしその直後……。

エイリアン

  • プライマーという種族自体の構成員と目される、直立歩行をする知的生命体の総称。前作ではコロニストとコスモノーツを指していたが、本作で新たにクルールとクラーケンが加わった。
  • 視覚で敵を判断したり、意図的に障害物へ身を隠したりと知能的な行動をとるのが特徴。
  • コロニストはプライマーの尖兵として使役されているため、序列は明確に下位であることが窺えるが、他のエイリアンの序列や関係性は不明。

コロニスト(3年後)

  • 前作から続投し、EDF6では最初に出会う敵。10メートルほどあろうかという巨大な二足歩行のカエルっぽい生物。
  • 前作の戦闘を経て撤退したプライマーから見捨てられ敗残兵となっている。
    • 遠く離れた異星に孤立する境遇を哀れむ隊員、あるいは「人類と戦ってる場合じゃないだろうに」と呆れている隊員もいる。
  • 前作とは変わって弱っており、移動速度が遅い・攻撃頻度が低い・攻撃の弾速が遅い等、弱体化している。
    • その割に3年前と変わらず元気に活動するし、相変わらず手足も当たり前のように再生する。温泉旅行に向かう余裕すらある。
    • ただ、耐久値や攻撃力はそれなりに高くもある。特に最初のミッションの初見は初心者は勿論、ある程度の経験者からも「不覚を取った」という声は聞かれる。
    • ぱっと見では分かりにくいがアーマーを装着している上、ノックバック効果がある武器や微妙に狙いを定めにくい動きから「普通のより面倒」という意見も。
  • 背中や頭にあった制御装置らしきものは無くなっており、鉄骨やケーブルで応急修理した武器を持つ、手製の鎧を身に付けるなど、自分の意思で活動できるようになっている模様。
    • そうなってなお人類とは敵対し続けているため、大尉からは問答無用同然に攻撃していい対象と扱われている。
  • 空に巨大リングが現れた際にはなぜか集結し、EDF部隊を排除しようと攻撃してくる。プライマーに対して、操られた恨みなどを抱いているようには見えない。
    • 人類から見ればプライマーに操られているだけの存在に見えるが、そこから解放されたであろう荒廃世界における彼らの行動原理は不明のままである。
  • リングに接近したコロニスト達はなぜかリングに吸い込まれて大型宇宙船と同じく何処かへ消えていく。彼らの行方は後にM26『漂流者』で判明する。
    • 「何もない空間からエイリアンが降ってくる」という目撃情報が頻発しており、そのエイリアンたちこそがこの3年後のコロニストたちだった。
    • プライマーの主力とは切り離された存在らしく、少佐曰く「戦略上意味のある行動をとっていない」と言われている。
    • 「敵に情けを掛けるな」とは作中でも度々言われはするが、散々プライマーにコキ使われた挙句、数少ない癒しであった温泉旅行までも台無しにされる姿には同情を誘うものがある。
      • 本作のEDF勝利の決定打となるのは歴史改変船団の出落ちだが、その前例がM26におけるこの個体との邂逅である。
  • M32クリア以降は一切の報告がなくEDF6の週が終わり、以降はM146でリングが暴走まで登場しない。
    • EDF7においてはエイリアンが優勢。地球に居座り続けられた以上、彼らのような「敗残兵」も生まれようがなかったのだろう。
    • EDF8以降に関しては人類が優勢。「敗残兵」となる前に駆逐されたのだろう。
  • M146まで登場しない、と記したはよいが、その一方で「そのM146になぜ登場出来たのか」は今作の謎の1つである。
    • リングに連れていかれるという形でのタイムリープになる以上、EDF7以降では登場し得ない筈である。
    • EDF9でも存在が確認されたαplusはともかく、同様の現象はスキュラにも起きており、EDF9では登場せずもM146で再登場する。
    • ただ、スキュラに関してはスキュラと結びついた生態を持つサイレンがM136に登場することや、スキュラ自体の高い戦闘力も踏まえると、敗残兵たちと違い登場しないだけでEDF9以降にも存在していた可能性はある。
    • M146におけるリング終盤戦ではなりふり構わず様々な戦力を投下しているかのような描写となっていることからも、何らかのエラーによる召喚であると見られる。
    • 大いなる謎の1つではあるが、プライマーが歴史から消滅した今、作中において真実を知る術はない。
  • 本作発売前はプライマーや新異星人対策として、双方の戦力不足から止むを得ず一時休戦、共闘のシナリオもあるのでは…と期待する声もあったが、残念ながら最後までロクに会話の通じない敵という立場であった。ガッカリだ(定型文)

コロニスト

  • プライマーに使役されているカエル型ヒューマノイド型エイリアン。遮蔽物を利用し火力も侮れない、ユーモラスな外見ながら意外な難敵。
  • プレイヤーからは「カエル」と言ったほうが通りが良い、まさにカエルが直立歩行したような姿の巨大生物。3年後バージョンより肌艶が良く、装備も新品である。
  • 現実のカエルなどにも存在する「瞬膜」らしき器官が目を覆ってる時がある。サンドロットの何気ない芸コマっぷりが光る。
  • どう見ても武装したカエルなのだが、(EDF5のPV内以外で)誰もカエルとは言わない。
    • それどころか、目が2つで手足が2本ずつある事を根拠に「人間に酷似した生命体」「宇宙人だ!」などと連呼される。
    • ここまでは、これまでの相手が蟻や蜘蛛、円盤だったので理解できる。しかしコロニストより遥かに人間に近い構造のコスモノーツに関しては、なぜか人間に似ても似つかないと評価される。
  • コロニストという名前は彼らを入植者に見立てた命名らしいのだが、作中では誰もこの名前で呼ばない。EDFではよくあること。
    • 武器を持つ、会話するなど知的生物らしい所を見せたため、当初は彼ら自身がプライマーと目されていたが、後にプライマーによって侵略兵器として改造された異星人であったことが判明する。
    • この背景設定を本部から聞かされた兵士には、「エイリアンの人権問題に直面する事になるとはな…」とまで言われる。
  • 初登場ミッションの「人間そっくりだ!」はあまりにもツッコミどころ満載でネタにされていたが、本作では仮説という形ながら一応の回答が示された。
    • 遺伝子を解析すると、地球上の生物と部分的に一致することが判明。進化に必要な時間を考えると、10万年以上は後の地球に発生した生物という仮説が立った。
    • つまり、コロニストは異星人ではなく地球人であったのだ。ホントかよ!
    • また、α型など怪物の遺伝子にも同じような特徴があったため、関係性はともかく両者は未来で共存している模様。つまり、怪物もコロニストも侵略性外来生物どころか在来種であったのだ。ホントかよ!
    • 地球由来の生物なのでNPCには「人間そっくり」に見える…のだろう。納得できないな(定型文)
    • M109でのプロフェッサーの解説からすると基本的な体色は緑色なようで、ここだけはプレイヤー視点での外見と一致している。つまり、緑の人。
  • それがプライマーに捕獲され、クローン兵器として戦争に利用されたと推測されている。
  • 生身で活動でき、繁殖も可能なほど地球の環境に適応しているコロニストだが、人類由来の化学物質による大気汚染に対しては脆弱。北京での戦闘に展開したコロニストはまともに戦えないほど弱っていたらしい。
    • これを受けた情報部はコロニストが「大気汚染が生じるレベルの科学文明にすら達していない」ことの証拠だと考えた。にも関わらず高度な武器を持っていたため、EDFは「コロニストに武器を与えて使役している黒幕がいる」=「こいつ等はプライマーではない」と予測し、それは汚染対策装備に身を包んだコスモノーツの出現という形で的中した。
    • 怪物は共生微生物で汚染を浄化する能力を持っているため、近い環境に住んでいたであろうコロニストは人類が滅ぶほどの未来地球の自然環境下でも汚染物質と縁遠かったようだ。
    • EDF5の前日譚にあたるLost Daysにも登場。登場がたったの1ミッションしかなく、コロニストが大気汚染に脆弱なことをプライマーが初めて把握したのはEDF5と推定されることから、Lost Daysの時点では投入は限定的だった模様。

プロテクテッド・エイリアン

  • 堅牢な鎧を身に纏ったコロニスト。
  • 通称アマガエル。アーマーを着たカエルの略で、攻略などでも多用される。
  • 前作DLCで出現し猛威を振るったが、今作では本編のそれも序盤の方からたびたび登場する。
    • 耐久力のみならず武装も強化されている。何れも威力、ストッピングパワー、視野妨害効果を高いレベルで兼ね備えており、複数体を相手取るのは難易度問わず危険。
    • 特に砲兵はプラズマ砲を縦に10発同時発射するうえ、1発ごとの威力と爆発範囲、そして連射性能も通常のカエル砲兵と大差ないというとんでもない個体である。
      攻撃性能だけ見れば今作のDLCクルール砲兵よりも凶悪。
      • 今作では自重しているのか出現ミッションはほとんど無く、また出現しても1~2体止まりなのが救いか。
  • 反面、頭部の耐久力は大きく低下しており、ヘッドショットを狙えば呆気なく沈む。
  • 鎧自体は頭鎧が脆い上に随所に隙間があるものの、四肢などはコスモノーツの宇宙服より頑丈。そのため意識して脱がそうとすると思いの外時間がかかる。

タッドポウル

  • 羽と尻尾を生やしたカエルのような見た目の飛行生物。
  • 『5』ではコロニストの幼体であることが明かされている。この世界の人物たちからすると似ても似つかないものに見えているようだが…
  • プレイヤーからは「おたまじゃくし」の通称で呼ばれる。
    • ちなみにタッドポウル(tadpole)は英語でオタマジャクシを意味する。やっぱカエルじゃねーか
  • 前作『5』では少佐により命名されていたが、本作では命名の経緯が描かれておらず、『5』未経験のプレイヤーからするとどのキャラを指す名称か分かりづらくなっている。
  • ゲーム内ではさほど知能的な動きは見せないが、EDF5公式サイトによれば行動には知性の片鱗が感じられるとのこと。
    • 実際にコロニストの救援要請に応じたり、編隊飛行をするなど一応独特の動きを見せている。
  • 上空から緑色の炎を吐き付けて攻撃する。群れによる攻撃を受けると配下のNPCが消し飛ぶほどの威力になる。
    • 地上に降りるとこちらへ突進し、兵士を咥えて拘束する。その上なんとそのまま飛び去ってしまう。人間を咥えた異形の生物が上空を飛び回る様はモンスターパニック映画を彷彿とさせる。

小型タッドポウル(仮)

  • 上記のタッドポウルに混じって登場することが多い小ぶりなタッドポウル。茶色かった通常型に対してこちらは黄緑っぽい色合いに。
    • 飛行速度が遅く、体力もβ型を下回る程度しかもっていないかわりに火炎による攻撃能力が強化されている。
  • 身体の小ささと遅い飛行速度が合わさってなかなか地上に降りてこないので比較的長く生き残る傾向にある。
  • 他のタッドポウルが最初の降下を終えててんやわんやになっているところに追い打ちで爆撃してくる憎いヤツ。

大型タッドポウル

  • おっきいタッドポウル。青紫色の表皮と赤い目が特徴。こちらも通常種や上記の小型に混じって登場する。
    • 通常種を大きく上回る耐久力と攻撃力に加え、少々のダメージでは怯まない頑強さも併せ持つ。
    • それどころか成体であるはずのコロニストより体力が多い。
  • 上記の小型種もそうだが、明らかに通常種と差異があるにも関わらず通信では全く言及されない。一体何者なんだ。
    • 前作ではタッドポウル全体を指して「より強く変異したものが生き残り、コロニストが環境に適応する過程ではないか」と言われていた。性質の異なるこれらが成長すると、違う特性を持つコロニストに育つのかもしれない。
    • 本作でコロニスト→未来の人類という仮説が提唱されたことでタッドポウル=コロニストの幼体という情報の信憑性が揺らいでいる。もともとどうも同種には見えていないようだが...
    • 今作には「青くてデカくて火を吐く」サイレンが登場するが、なにか関係があるのだろうか…?

コスモノーツ

  • 銀色のヘルメットと黄金の装甲服をまとった巨人。
  • 怪物、ドローン、コロニストと投入されてきた侵略者を何とか攻撃しマザーシップに接近した人類の前に、新たな敵戦力として降下し襲ってくる。
  • 当初はアニメでお馴染みの二足歩行ロボットだと思われていたが、宇宙服を破壊した結果ついに人類の前に姿を現した「プライマーという種族の兵士」ということが判明する。
    • 装甲かつ防護服の下には、枯れ木のように細く灰色のヒト型生物が入っている。体毛がなく目が大きく口は小さい、いわゆるグレイ型宇宙人のデザイン。
  • 四肢と頭と目の数などで「人間そっくりだ!」と言われていたカエル星人コロニストに比べれば、なお人間に近い見た目で、仕草などもかなり人間臭いのだが、EDF世界の目線だと「人間には似ても似つかない!」ほどの異形の生物らしい。
  • コスモノーツはロシア語で「宇宙飛行士」という意味。英語で言うアストロノーツ。
    • ちなみにEDF5の通信によるとコスモノーツが最初に降下にした場所はモスクワである。
    • コロニストと同じく作中では誰もこの名前を使わず、ひたすらエイリアンと呼ばれている。
  • コロニスト同様、人類のものとは異なる独自の言語で会話する、或いは独り言を発する様子が確認できる。
    • 有志による逆再生翻訳の結果、現場のEDF隊員たちとよく似た内容の会話であることが判明。想像は付きにくいが、どうやら我々と似たような文化を持っているようだ。
  • 「Lost Days」ではヘルメットのみを装備した変態紳士軽装備の個体も登場。
    • 鎧がないので怯みやすいものの、俊敏な動作とレンジャー顔負けの高速ローリングは圧巻。
    • まだ軽量な宇宙服・鎧の開発・着陸船の積載量増加が進んでいなかったため、このような軽装である必要があったのだと推測されている。
    • 生身では地球環境に対してコロニストよりもさらに脆弱であるため、DLCの周回では数日で撤収せざるを得なかったようだ。

重装コスモノーツ

  • 全身が二重のアーマーに覆われている重装備のコスモノーツ。装備する武器も大型で多彩。
    • 中身の方は全く同じ、ヒョロガリのグレイ型エイリアンである。
    • 攻防の能力は大幅に強化されているが、さすがに鎧が重いのか回避時のローリングがステップに変わっている。
  • 通常コスモと異なり、手足に受けたダメージを無効化するという謎の特性を持つ。手足に攻撃しても0ダメージと表示され、本体へのダメージが累積されない。
    • これはEDF5でも見られた現象なのだが、具体的な理由や設定は不明。手足程度いくらでも再生できる高等種族なのか、単なるバグなのか定かではない。
      • ちなみに銀の人の手足を攻撃した場合、ダメージが0.7倍になっていたことが検証されている。重装型の彼らの方がすごい。
  • 前作では怯ませると武器のスピンアップを止めて攻撃を中断できたが、今作では怯んでもスピンアップが止まらなくなっている。
  • こちらも上記のコスモノーツ同様、ヘルメットと四肢のアーマーのみを装備した露出狂軽装備の個体がDLCにて登場。
    • 素早い動きに重装型特有の四肢ダメージ無効が合わさり、侮れない難敵となっている。

クルール

  • 今作のPVから早々と姿を見せていた新型宇宙人。
  • その見た目は目付きの悪い直立姿勢の巨大タコ。SFの大家H.G.ウェルズ風の、大きな頭に多数の触腕で直立した軟体生物。
    • 今でこそ古典的SFの象徴ではあるが、頭部の大きな軟体生物という姿は「地球より重力の低い火星で進化した知的生命体」という条件から考え出されたものだった。
  • 情報部少佐によって命名されるが、邪神の名という大仰な名のせいで兵士達が怯えることを本部はたしなめていた。
    • 「クルール」という名だが、これはおそらくクトゥルフ神話の邪神「クトゥルフ(Cthulhu)」が元ネタと思われる。そもそも原典からして人間には正しく発声できない音とされ、複数の発声・表記があるなかから日本語訳として「クトゥルフ」が採用されたという経緯がある。「クルール」とはその別読みのひとつである。
    • バビロニア神話に登場する男性の人形の怪物「クルール」が由来の可能性もあるがさすがにマイナーすぎる
  • 防護服のような装備は一切身に付けていないが、何本もの腕で多彩な武器とシールドを操る。
    • 腕2本で戦う個体は通常種のようで、4本使って戦う個体は「エルダークルール」という名を持つ。
    • 額にあたる部分になにか機械のようなものが埋め込まれているが、コロニストのような身体操作装置なのか、クルール自身のための装備なのかは不明。
  • コスモノーツに勝るとも劣らない知能的な動きと運動能力、銃弾の射線に反応して盾を構える反射神経があり、情報部をして「生物としてハイレベル」と驚かせ、クルールこそがプライマーという種族なのではとも思わせたほど。
    • 時には極超音速で飛ぶレールガンや光速で飛ぶレーザーすら防いでみせる。EDF隊員たちの殺気でも感じとっているのだろうか?
    • もっとも、コロニストのような主従関係などについては言及されず、プライマーという集団の中でどういった立場なのかは定かではない。
  • EDF世界の人間には凄まじく不気味な姿に見えるらしく、その外見だけでパニック状態になる兵士が出るほど。
    • 見ただけで正気を失い発狂する、というのもクトゥルフ神話TRPGなどではお馴染みの要素である。
  • 見た目通り火星人。少なくとも火星に居住していることが8ループ目の終盤にプロフェッサーによって語られる。
    • 正確には、クルールの死骸から現在の火星に生息するバクテリアが見つかった、というもの。
      • その結果EDFはプライマーを未来の火星文明と断定。最終ミッション『刻の天秤』でのオペレーション・オメガへと繋がっていく。
        • クルールそのものに落ち度は全く無いのだが、実質、クルールの死骸が原因でラストの結末に繋がったことを考えると、ある意味ではプライマーの戦犯と言える…かもしれない。
  • 甲高い喋り声はEDF隊員の音声を逆再生して調整したもの。荒廃世界の音声が使われている。

クルール(マリスの解釈)

  • DLC2で登場するクルール。頭を鎧で覆い、大型シールドを装備する。
    • 武器はパルス砲、ガス放射機、多連装砲と多彩。
  • マリスがまだ大人しい初期段階から登場しており、現実側にいる可能性がないではない。
    • とは言え、目が光るのはマリスの妄想か、兵士の誇張表現をマリスが真に受けた結果だろう。
    • 兵士から「鎧を装着したエイリアン」とだけ報告が来た結果、マリスの独自解釈によって生み出された産物であるという説も。特に多連装砲はプロテクテッド・エイリアンのそれにかなり近い。

クラーケン

  • 今作の6thPVの最後で僅かながら姿を見せていた新型宇宙人。
  • 見た目は巨大なイカで、空中を漂うように浮遊している様子からクルールより海洋生物に振る舞いが似ている。
    • 実際、緊急回避も水の中を泳ぐようなモーションを取っている。
  • タコクルールよりも足が2本多いためか、すべての個体が盾2個・武器2個を同時に扱っている。
  • 光っている部位があり、発している色で攻撃方法を見分けることが可能。
  • エイリアンおよび準主力のなかでは桁違いの体力を持っており、少なくともクルールの5倍以上はある。
  • 下記のヘイズ同様、体ひとつで飛行できる原理は解明されていない。「学者の見解」として少佐は反重力やサイコキネシスという説も紹介していたが、本部からは『バカバカしい』と一蹴され、本人は懐疑的だった様子。
    • 「サイコキネシスのようなもの」は前作における銀の人の能力の推測に少佐自身が例示した言葉でもあった。この少佐のリアクションの差もストーム1による歴史改変の結果を意識させる。
  • クルール同様、プライマー軍団における立場は不明のまま終わっている。
    • ほかのエイリアン同様、プライマーの象徴的な金色の装備は持たない一方で、体に機械を埋め込んでいる様子もないため、身体改造などは受けていないようにも見える、最後の周回で投入されたことから立場としてはコスモノーツと同等かそれ以上と推測されているが真相は不明。

クラーケン(マリスの解釈)

  • DLC2で登場する小型クラーケン。鎧を装備している。シールドは持たない。
  • 個体によって攻撃方法が異なり、赤いバブル球を十字状に撃つ個体、面制圧するように撃つ個体、青いバブル球を乱射する個体に分けられる。
    • 群れで登場することも合わさり、弾幕STGを彷彿とさせる。余裕があればバブル球の隙間を抜けてやろう。
  • 現実での目撃例はわずか1回。ネブラスカの農夫が見たらしい。UMAと同レベルであり、実在するか疑わしい。

銀の人

  • 前作のラスボス。
+ ネタバレ防止
  • プライマー全軍の指揮官、あるいは王や皇帝のような立場と目されるエイリアン。
  • 見た目は身長40メートルほどの銀色の巨人で、目に当たるパーツが無く背後に曼荼羅のような光輪を浮かべている、まさに神のような生命体。
    • 古代神話において「光を背負い、空から降りてくる神」と表現されていたのも、この銀の人なのではないかと推測されている。
    • 戦歴欄での表記から正式名称は「銀の人」。プレイヤーからは登場ミッション名から「かの者」や、容姿の似た某大作RPGのラスボスの名から「永遠の闇」、あるいはそちらの通称として呼ばれた「ペプシマン」が主に通称として使われる。前作ではポッと出ラスボスだったところも似ている
  • クラーケンと同様に身一つで空中浮遊ができるほか、武器も使わず手からビームを放つ。さらに浮遊浴びせ蹴りや空中突進などの超能力を利用した体術に加え、空から大量の隕石を呼び寄せて地上を攻撃するその力は、もはや地球人の常識を逸脱した、究極の進化に到達した生物。
  • 前作では第11の船ことコマンドシップに乗って地球に飛来し、コマンドシップ撃墜後に姿を見せてストームチームと激突。最後まで戦い続けたストーム1により討たれ、その亡骸をコスモノーツたちが持ち帰ったことで戦争が人類の勝利として終結する、というものだった。
    • 登場時点でマザーシップは全機健在かつ人口も1割まで減るという圧勝状態なのに、なぜわざわざコマンドシップに乗って現れたのかは明確にされず、議論を呼んでいる。
    • 本作でプライマーが人類絶滅のため何度も時空改変を行っていたことが判明したことから、唐突な出現も時空改変における試行錯誤の一つだったとも思われる。
  • 本作ではプライマーの改変が入ることでコマンドシップ撃墜の歴史が無かったことにされ、その後もやり直しの過程ではコマンドシップが出現せず、彼との対決に至る前にストームチームが全滅する歴史を繰り返すことで、EDF5の勝利がまさしく奇跡だったことをプレイヤーに実感させてくる。
  • その後の周回では登場しない。EDF8ではコマンドシップが月面待機中に核攻撃で損傷を負っているが、銀の人については言及されず、EDF9では地上に降りたコマンドシップを撃墜するもその中に彼の姿は無かった。
    • 少なくともEDF9では人類にコマンドシップへの対策が出来ていることを見越し、指揮官である彼が敗れないように対策していたのであろう。

プライマー

  • 今作のラスボス。
+ ネタバレ防止
  • リングの破壊が確定した直後に上空に生成されたワームホールから出現した全長数kmの時間移動船。
    • 艦首は龍のような形をしており、ビーム砲を備える。艦側面にはパルス砲や電撃砲に加え転送装置を搭載。
  • 艦首が破壊されると艦の前側がそのまま大破、脱落する。新たな艦首となった部分には、銀の人を思わせる存在の肩から上が組み込まれていることが判明する。
    • 光輪は背負う形ではなく体を中心に浮かぶようになっている。サイズは超巨大化し頭部だけでも銀の人の身長を上回りそうな巨体になっている。
    • サイコキネシスは健在で、光輪からビームを放ったり隕石やエイリアンを呼び寄せたりと、凄まじい力を振るう。戦艦自体の動力もサイコキネシスで賄っているとすれば恐ろしい出力である。
    • しかしその容姿は前作のような威風堂々としたものから一転、アンドロイドのように自らを部品として組み込んだ機械となったもので、人類が優勢+要の時空改変まで阻止された状況から「神の尊厳を捨てた」「形振り構ってはいられない」といった印象が強く、プレイヤーからは「芋虫」「生き恥」「ペプシップ」というなんとも言えない通称で呼ばれることも。
  • 彼の出現により発令されたオペレーション・オメガで存在が消えるはずが、何故かその後も戦闘を継続した。それは決定的なタイムパラドックスの発生により、時間が人類とプライマーのどちらを消し去るかを戦いで決するべく、彼をプライマーの代表として選んだからであった。すなわちその瞬間、彼は「プライマーという概念そのもの」に変貌したのである。
    • 決戦の軍配は人類代表のストーム1に上がり、戦艦が崩壊、彼の肩から上部分の亡骸は朽ち果て、地上に墜落した。
    • 戦績では前作の銀の人表記でなく「プライマー」表記になっている。彼の撃滅の記録であると同時にプライマーの根絶の記録でもあるという、にくい演出である。
  • 最終的にコスモノーツやクルール、クラーケンといった容姿や生態が明らかに違いそうな構成員を持つ文明の中で本当はいかなる存在だったのか、本当に彼がエイリアンのリーダーなのか、そもそも彼はEDF5の銀の人と同一人物なのか、プライマーに単一しか存在しないのか複数いるのか、そういった細かなことは判明せずに終わった。
    • プライマー文明が誕生から根絶されてしまった今となっては、もはや誰にもそれを知るすべはないだろう…。

怪物

  • 実在する昆虫などに似た姿をもち、体を用いた攻撃を行う侵略生物の総称。劇中では多くの登場人物が「怪物」と称する。
    • ある程度の知能を持ち併せているようで、コロニストの号令に応じて地面から出てきたり、彼らに随伴して行動することも。
  • 「怪生物」と言った場合はエルギヌスなどの超大型生物を差し、明確に区別されている。
  • 「アリ」や「クモ」といった感じで覚えがちだが、ゲーム作中では一切用いられないため、ゲーム内名称も把握しておかないと通信で「◯◯が来た!」と言われても咄嗟に理解できないので注意が必要。

α型系列

侵略性外来生物α

  • いつもの黒蟻。エーではなくアルファ。
  • 全長約11m。金属を数秒で溶解させるほどの強酸を腹部から約100mほどの距離まで放出する。ただ、プレイヤーや他の隊員、また市民などが酸を浴びてもどろどろに溶けるという事は無い。
  • 攻撃を受けると黄色い体液を撒き散らす。
    • 通常の体液からは酸性や毒性は検出されていないようで、攻撃を受けた際に飛び散る体液を浴びた兵士がいるが体調に異常はないとのこと。
  • 在来生物への高い攻撃性があるため「侵略性外来生物α」と命名された。長いため「侵略生物α」や「α型」とも呼ばれている。
  • 垂直の壁どころか天井すら平地と変わらず走り回る脚の力を持つが、ジャンプはできない。入り組んだビル街などに誘い込まれると律儀に地形どおり動くため足止めされる。
  • 高難度となると足も速く、いつの間にか回り込んで接射でアーマーを根こそぎ奪い取っていく。序盤の敵と侮るなかれ。
    • それだけの火力を持ちながら時には100体以上もの群れで襲ってくる。EDFというゲームの性格を物語る存在と言える。
  • 地球防衛軍が低価格ゲームソフト企画のSIMPLEシリーズで誕生して以来の敵キャラであり、EDFシリーズを象徴する存在と言っても過言ではない。
    • このwikiも含め、地球防衛軍関係の記述で「アリ」や「蟻」と書いてあれば、まずこいつのこと。
  • ごく一部を除いて劇中の人物は誰も蟻や昆虫と言わず、「怪物だ!」「こんな生物、見たことが無いぞ!」といった反応をしている。
    • 公式な扱いや設定は不明なのだが、このリアクションはシリーズお馴染みの謎のひとつであり、他の怪物を含め、シリーズが進むごとに虫扱いしないことが徹底されているようにも見える。
      • ちなみに、EDF4のノベライズである『ラムダチームの戦い』では、はっきりと『巨大なアリ』とか『巨大なハチ』と記述されている。世界観が違うのでEDF5とEDF6における扱いは不明だが。挿絵もきちんと巨大なアリである。
      • また、EDF3では最初期に遭遇した隊員が「昆虫です……大きな昆虫です!」と述べているため、あちらの世界観では昆虫の見た目のようだ。
    • このため、考察や設定作りの好きなプレイヤーからは「EDFシリーズ世界の昆虫は現実の生物と見た目が異なるのでは」「ゲーム画面で蟻のように表現されているだけで、実際は名状しがたい化け物なのでは」などと言われることも。
      • 確かに人によっては蟻の顔が怖いと思うだろうし、我々プレイヤーとは違い現場の隊員たちは一人称視点のはずなので化け物に見えるかもしれない。
      • また、蟻の顔を顕微鏡などで撮った写真をネットで検索すると分かるが、だいたい恐ろしい顔をしている。
      • ちなみに一部マップでは「泣いた赤蟻」や「害虫駆除」といった広告や張り紙が掲載されており、そこではα型の姿が蟻として扱われている。本物のα型との関連は不明だが、少なくともEDF世界でも(昆虫としての)蟻は我々の知るそれと同じようだ。
  • DLC1ではαPlusや青蟻が主力となっているが、それでもさり気なく登場している。初手の228基地襲撃に投入されている。

侵略性外来生物α 戦甲変異種

  • こちらもすっかりお馴染みとなった金蟻。
  • 通常種の5倍という攻撃力を持ち、それなりに硬いという戦闘面では完全に上位互換の生物。
    • 性能は上位互換なのに通常種と併用されているが、プロフェッサーの推測によれば「強い変異種を産み出すには頑丈な巣穴が必要」らしい。繁殖に制限があるため通常種ほど数が増えないようだ。
  • EDF5の追加ミッションパック関連のゲーム記事に少し設定が載っている。
    • 人類の反撃により、α型はより強靭な生物へと変化を遂げたと考えられており、あらゆる能力において、通常のα型を上回る能力を持つとのこと。
    • ただ、INFでは開戦から十日程度経った時期に登場しており、説明と合致しない。難易度による敵構成の変化や、今作でのタイムリープも合わさり、要考察といったところ。
  • 初登場はEDF2P。原種に比べて攻撃力が多少上がっている程度だったが、EDF4から急上昇した。動作も早く、あっという間にアーマーが溶かされてしまう難敵となった。
    • 特に高難易度では一撃で数千単位のダメージを叩き出すため、最優先で対処しないと即サンダーを引き起こす。
    • 高難易度で追加されるパターンが多いが、今回はHARDでも中盤から登場する。何の前触れもなく黒蟻に混ざって出現する本種に、驚いた隊員も多いのではないだろうか。
  • これまではHARDEST以降での登場か、HARD以下だとしてもDLC登場に留まっており、作中において当種の存在に触れる台詞も特になかった。
    しかし今作ではHARD以下の本編ミッションにも平然と登場する上、「変わらぬ日々''」で「金色の奴はヤバい」という趣旨の会話をするNPCが全難易度にいるなど、少なくとも今作品においては当種は単なる難易度調節用エネミーに留まらず、ストーリー及び世界観上にも明確に存在していることが示されている。
  • M111『翌日’’’』のHARD以下で登場する個体は弱い酸を一発しか出さず、最弱装備のバーナーでも簡単に倒せるようになっている。ダメージ表示も出ない変な個体。誰が呼んだか金メッキ蟻。
    • 金メッキ蟻はEDF2Pにも登場しており、普通の黒蟻と能力値が変わらない個体だった。今作の金メッキ蟻はそれを下回る金メッキである。

侵略性外来生物α 赤色種

  • いつもの赤蟻。初代EDFから皆勤賞。
  • EDF3までは素早くプレイヤーに接近して噛みつきダウンさせるだけだったが、EDF4からはフラフラと不規則に動きながら近づき、不意に突進して噛りついたまま振り回すようになった。
  • 黒蟻より頑丈で、拘束能力もあって他の敵と共に現れると厄介なのだが、飛び道具を持たないため対処法もシンプルで、赤色種の大群だけが出てくるミッションは格好の稼ぎポイントになる。
    • 大量乱獲される姿は開発側からも認知されているのか、劇中の小道具看板の中には、泣いた赤鬼ならぬ「泣いた赤蟻」なる作品を宣伝するものがあった。どんな作品なのやら…。
  • 今作にも赤蟻だらけのミッションはあるが、序盤のみなのでそれほど乱獲はされてない様子。
    • 今作は150ミッション弱ある為、大量登場のミッションナンバーこそ大差なくとも相対的に登場する武器ランクがやや落ちていること、及びWDによる完全放置も難しくなったのが要因だろう。

侵略性外来生物α 赤装変異種

  • 赤蟻の強化版としてお馴染みの、赤装と言いつつ紫がかった色の蟻。
  • 一応赤蟻より硬く足も速いのだが、金蟻や銀蜘蛛ほどの劇的な強化型でもなく、赤蟻から特に変化が感じられない地味な蟻。
  • 今作ではM20『埠頭の乱戦』のINFでのみ登場。通信で触れられることもない。
  • 一応の初登場はEDF2P。ただしこれは通称「紅蟻」と呼ばれるほど赤く、異様に攻撃力と耐久値が高い(オフINFでの耐久力は20000弱、攻撃力は約7000程)代わりに、緊急回避で撒ける程の鈍足という特徴を持っていた。足が遅すぎるのでやっぱり稼がれアイドルなのは変わらず。
    • EDF3Pでも登場したが、EDF4では登場せず。その後のEDF4.1で現在の地味な赤装変異種が生み出された。

強食性侵略生物

  • 緑蟻。早送りのような超高速歩行と視界を埋める大群で突っ込んで来て、至近距離から酸を吐く。
    • 一方で、勢いあまって遠く離れた位置にいるEDF勢力に狙いを変えることもしばしば。
    • 身軽さの代償か甲殻を持たず、外皮が薄いため耐久値は紙ペラの如く低い。
  • コンクリートやプラスチックを食べる上に、木材や金属もある程度分解可能という悪食漢。
  • 生態を分析した少佐は、プライマーが地球侵略の最後の仕上げとして、建物など人類の痕跡まで破壊するために投入したものと推測している。
    • EDF7ではM63『激突する平原』で出現するなど、投入が前倒しされている。
    • EDF5ではHARDまでは終盤での登場となったが、HARDEST以上では序盤の地底ミッションで通信もなく出現していた。
  • 過去作ではもっと濃い真緑色だったのだが、どういうわけか今作では色が薄くなっており、後述の幼兵態と変わらない体色だったりする。

強食幼兵態

  • ちっちゃい緑蟻。相変わらず柔らかい。だからすごくかわいい。
  • 過去作では黄緑色が特徴だったが、今作のマットな質感により緑蟻との区別がつきにくくなった。
  • 酸を出さないが、噛みつきに特化している。兵士に素早く噛みついて大きなダメージを与え、すぐに放り投げる。

マザーモンスター

  • いつもの女王アリ。α型の怪物を産み出す諸悪の根源。大きいねぇ!
  • 地底奥深くで怪物の卵を産み、繁殖しているところへ歩兵部隊が侵攻し、コイツと卵を駆除するのはもはやお馴染みのミッションとなっている。
    • が、今作では蟻の巣破壊ミッション自体がない。それどころか割と早い内から地上で産卵している様子が見られる。なんということだ……。
  • ただの繁殖役ではなく、大量の酸を霧状に放射して攻撃を行うことができる。多段ヒットに加えヒットストップも強烈。
    • 性質上、狭い場所で猛威を奮う。まともに受けてしまうと配下のNPCごとサンダーすることもしばしば。
  • 足先に邪神ハヴォック神が宿っており、ビークルやダウンした歩兵を思い切り蹴っ飛ばすことがある。
  • 本作では序盤も序盤、M4で初登場。シリーズ経験者はびっくりした事だろう。
    • 幸いコンバットワゴンがかなりの体力を削ってくれるので、押し付けながら戦えばそれ程苦も無く倒せる。
  • 初代EDFから皆勤賞。初代は地底ミッションがなく、地上で登場している。

マザーモンスター 戦甲変異種(仮)

  • 今やお馴染みになりつつある全身金ピカの女王アリ。
  • 過去作では基本的に高難易度限定の登場だったが、今作では『変わらぬ日々'''』にてどの難易度でも出現する。
  • 何ともゴージャスな見た目だが通常のマザーモンスターを凌駕する攻撃力と耐久力を持つ。
    • 低難易度ですら10,000弱程のHPを持つため長期戦は必至。それでいて攻撃力もとんでもないものになっている。
  • その異様な攻撃力はリフレクターで跳ね返すとよくわかる。自身も取り巻きも凄い勢いで昇天する。

卵(α型系)

  • マザーモンスターによって産み落とされるα型の卵。
  • 黒蟻は白、赤蟻は赤、金蟻は金とわかりやすい色をしている。
  • 基本的に完全に成長した状態で孵化する。成長前の状態で卵から出ず、堅い殻に守られたまま成体となり活動を開始するとされる。
    • 攻撃を受けたり、周囲の危機感を感じ取ると一瞬で成体として孵化する。
    • 見た目は卵だが、実態としては繭に近いのかも知れない。

αPlus型系列

侵略性外来生物αPlus

  • いつものじゃない黒蟻。むしろ色からすれば茶蟻。ヒアリっぽい。
  • 今作初登場の蟻バリエーション。突起付きの茶色い外殻や大きく発達した大アゴなどかなり凶悪な面構えに。
  • 外観的には現実のパラポネラ(サシハリアリ)と呼ばれる仲間によく似ている。
    • 近付いて見てみるとまばらに毛が生えている。色合いと合わせてどうも汚らしい。ウン命に抗え
    • 目が発光しており暗がりではよく目立つ。一部ミッションは発光ありきで配置されている節がある。
  • 体長は約16m。侵略性外来生物αPlusという識別名は、見た目が似ているからつけられたようで、生物的関連性はよくわかってないとのこと。
    • 登場はEDF7から。「駆除’」では兵士から「α型」と呼ばれており、現場の兵士からしたらどうでもいい違いなのかもしれない。
    • EDF7ではほとんど黒蟻が登場しないが、「激突する平原」では登場しているので、普通の黒蟻が存在しない周回というわけではない。
  • 通常のα型と異なり黄緑色の酸を放出する。性質や威力は大差ないようだ。耐久力は二回りくらい固くて厄介。
  • EDF5のプレイヤーにとっては新種だが、本種を見たプロフェッサーが「歴史は変わっていない」と発言し既知の存在として扱っている事から、ゲーム中の人物は歴史改変を認識できていない事が分かるようになっている。
  • 本種が何者なのかは全く分かっていない。黒蟻とは混ざって登場する事もあり、単に歴史改変によって置き換わった存在でもない。
    • 他の敵戦力の様相もあり、発売前は第三勢力が使うアリの可能性が考えられていた。
  • 本作及び前作「5」の前日譚にあたるDLC1「LOST DAYS」では後述する青蟻ことプライマルαと共に多数が黒蟻を差し置いて登場する。
    • 侵略生物は周回を重ねる毎に進化を遂げるものとすると、彼らが地球環境に適応する形で進化した結果がいつもの黒蟻たちなのかもしれない。

侵略性外来生物αPlus 戦甲変異種(仮)

  • いつものじゃない金蟻。
  • 通常の金蟻よりくすんだ金色で、その他は概ねαPlusの特徴に準ずる。
    • テレポーションシップに似た色と言えば分かりやすいか。地上で見るとメッキのように煌めいている。
  • 色が普通の金蟻とほぼ同じなのでとても見分けづらいが、酸が緑なので攻撃が始まれば分かりやすい。
    • なにぶん金蟻なので酸を撃たれる事自体が危険だし、見分けたから何だという話なのだが。
  • さりげに耐久力も高くなっている。

侵略性外来生物αPlus 赤色種(仮)

  • いつものじゃない赤蟻。
  • 発色が鮮やかなオレンジ色に近くなっている。蟻というよりニンジンやエビ。
  • 数多く存在するα型のバリエーションの中でもトップクラスの耐久力を持つ。デカイ図体と高耐久が合わさると生半可な制圧射撃では押し止められない障壁と化す。

侵略性外来生物プライマルα

  • DLC1で登場した新たな蟻。青く大きい身体が特徴的。
  • 通常個体が散弾状に体液を発射するのに対し、こちらは連続放射するのが特徴。スーパーアシッドガンの祖先なのかもしれない。
  • 大柄かつ体重もそれなりのようで、動きは他のα型系列に比べ鈍い。
    • 鈍いとはいえ図体に合わせて歩幅が大きく、緩慢そうな動きに対してそこそこの速さで接敵することになる。
  • 本部は「格好の的だ」というがなにぶん硬いうえ、それなりに速いので的当ての如くいつでも一方的に葬れるわけではない。
  • DLC2にも登場。本編では登場していないにも関わらず、マリスによって完全再現されている。
    • 主人公やプロフェッサーの報告で生成したか、空白の3年のうちにプライマーが実戦投入したのかもしれない。

マザーモンスターPlus

  • いつものじゃない女王アリ。焦茶の外殻に紫がかった羽をもつ。なんだか毒々しい色合いだが別に毒を撒いたりはしない。
  • 他のいつものじゃない面々同様やはり何の紹介もなく初登場を飾る。
  • αPlusを産卵するようだが、卵を見かける機会は特にない。

マザーモンスターPlus 戦甲変異種(仮)

  • いつものじゃない金女王アリ。全身が金色にコーティングされた。
  • 相変わらず馬鹿げた火力の酸をぶちまける。
  • M72『要塞追跡』のINFで何の説明もなく登場する。
    • DLC2では複数体が同時出現し大暴れする。

プライマル・マザーモンスター

  • DLC1で登場した新たな巨大蟻。赤色種を巨大化したような姿をしている。
  • 顎で地面を掘り返し、土塊を放り投げるというダイナミックな攻撃方法をとる。
  • のだが、明後日の方向に突進した挙げ句どこか遠くへ行ってしまったり、ビルの側面から岩塊を出したりと、なかなかカオスな振る舞いを見せる。可愛げのない青色共も見習え。
  • マザーの名が付いている以上卵を産める重要な存在だと思われるが、後の周回に出て来ない理由は不明。
    • 青アリとはあまり共通性がないが、これが産んでいるのだろうか。そもそも青アリの卵自体が未登場だが。

β型系列

侵略性外来生物β

  • いつもの蜘蛛。5と今作ではベータ型と呼称。
  • 見た目は薄茶色の巨大ハエトリグモ。毛でモサモサしている。
  • 体液は紫色。
  • α型ほど俊敏ではなく耐久値も低いが、立体的に跳ねて移動し、良いポジションを取ると尻を高く掲げて酸を含んだ糸を乱射してくる。
  • 初登場はEDF2で「凶虫バゥ」という名前だった。
    • 当時は複数の当たり判定を持つ糸を多数発射し、それがしばらく残るため凄まじい火力を発揮していた。プレイヤーの間では「火力を一桁間違えたのでは?」という噂さえ流れた。
  • モチーフのハエトリグモがなかなか愛嬌あるシルエットを有しているため、非アクティブの個体を遠巻きに眺めている分には可愛らしく見える...かもしれない。

侵略性外来生物β 鋼体変異種

  • いつもの銀蜘蛛。攻防両面の能力がアップした強敵。特に耐久値が跳ね上がっている。
  • 極細ワイヤーのような糸を出して攻撃してくる…という設定だが、見た目も当たり判定も通常βと同じ。
  • 初登場はEDF2P。当時は黒い糸を出していたが、EDF2PV2含む以降の作品から普通の色の糸になった。
  • EDF2PとEDF3Pでは金蟻より耐久力が低かったが、EDF4から硬さを前面に押し出す形で大幅に上昇。
    • その代わりにアイテムも多くドロップするようになった。火力も原種より上がっているので油断しないように
  • 前作では高難易度限定登場ながら本種に対する台詞が用意されていたが、今作では完全にノータッチ。何の因果か金蟻と立場が逆転してしまった。

キング

  • いつもの大蜘蛛。今作ではキングと呼称。巨体故に重量もかなりのものらしく、動く度にズシンドシンと重そうな音がする。
  • β型と同じく酸を含んだ糸を投射して攻撃する。射程も量も段違いで、見た目通りに威力も凄まじく、接射をモロに受けるとイトダー直行便。
  • 通常サイズと比べると相対的にジャンプ力は低いが、そもそも巨大なため移動速度は早い。長い脚のぶん歩幅も大きいため、かなりの段差を平然と歩いて登ってくる。
  • 爆発物で一定のダメージを受けると脱力状態になり、サイコキネシスハボック神の祝福で重力から解き放たれる。ここに連射武器など撃ち込もうものなら、巨体がふわふわとマップの彼方まで吹き飛んでいくことも。
  • 相変わらず撃破するとキモいSEが鳴る。
  • 初登場はEDF2。「バゥ・ロード」なる名前で呼ばれていた。
    • 初登場当時から「ロード」や「キング」といった王を意味する意味合いの名称を与えられているが、これまで蜘蛛型の繁殖についての描写は無いに等しく、性別など不明な点が多い。キングと言いつつ実はメスかもしれない。

キング 鋼体変異種(仮)

  • 高難易度ミッションで登場する、いつもの巨大銀蜘蛛。攻撃力は通常種と変わらないが耐久値が大幅に強化されている。
  • 初出はEDF4のDLC。脅威的な怯みにくさで多くの隊員たちに地獄を見せてきた強敵...だったがEDF5では弱体化が入り、プレイヤーのインフレも進んだため脅威度は下がっている。
    • 現状、本編にDLC二つを合わせても登場機会はたったの一回しかない。そのミッションでも金女王と異なり着目されたりなんてこともない(金女王のほうは別のミッションでその存在に触れられている)。その存在を知らないまま地球を防衛していた、という隊員すらいる。止めにPlus種も用意されなかった。

βPlus型系列

侵略性外来生物βPlus

  • いつものじゃない蜘蛛。
  • ハエトリグモ系のシルエットは同じだが、縦長の面構えになり、体も黒と茶色のツートンに。体毛も少なくなってやや可愛さダウン。
    • 元ネタはハエトリグモの一種Philaeus chrysopsのオス。ユーラシア大陸を中心に生息する種であり、どのような経緯でモデルとして採用されたのか謎。
  • 体内に発電器官を持っており、放出した糸に高圧電流を流す。サンダー!
    • 盾やハンマー、ビークルで受けるととてもうるさい。
  • β型と比較して多くの身体的差異が見られるため、β型とは別種の生物である可能性が高いとされる。
  • DLC「Lost Days」配信と共に声変わりして青蜘蛛と同じになった様子。何故。

侵略性外来生物βPlus 鋼体変異種(仮)

  • いつものじゃない銀蜘蛛。
  • βより体毛が少ない体で銀色になったため、見た目の金属感がさらに強い。目も光っているため、その外見はもはやメカ蜘蛛。

侵略性外来生物プライマルβ

  • DLC1で新たに登場した蜘蛛。青く大きい身体が特徴。
  • 発射する糸は放電能力を持ち、着弾すると緑色の電気を流し始める。
  • 前作EDF5でのM11『天空の炎』は開戦から約10日なのだが、それよりも前の『滅びの楔』の時点ですでにコクーンを作り繁殖していることになる。
    • DLC1のストーリーを理解するうえで、どれほど驚異的な繁殖力であったかが伺える。
  • βPlusやキングPlusが登場する周回では爆発的繁殖力を見せる結果にはなってないため、この個体は繁殖において重要な存在と考えられる。
  • この怪物はなぜか市街地にしかコクーンを作らない。風力発電機のあるマップや、パンドラを守るためにマザーシップと戦ったマップなど、人里離れたマップならいくらでもあることを考えると、プライマーは『街を人質にとれば人間は簡単には大規模破壊兵器による攻撃ができなくなる』という学習を前周回でしている可能性がある。プレイヤーのエアレイダーたちはそんなことお構い無しで吹っ飛ばしに行くが
    • 本体、巣と共に大柄で、巣はいずれも多数の方向から支えられて宙吊りなことから、倒れやすい木々よりビルなどの建築物の方が巣を支える支柱として彼らには都合が良かったのかもしれない。

キングPlus(仮)

  • いつものじゃない大蜘蛛。βPlusを大型化したような見た目をしている。
  • 吐き出す糸が電気を帯びているなど、見た目共々βplusに準ずる特徴をもつ。
    • 地底で登場すると帯電糸で岩や壁をぶち抜いて攻撃してくる。アーマー値に余裕がないと理不尽極まりないサンダー&イトダー祭りが問答無用で開催されて禿げあがる。
  • DLCではβplusの卵嚢「コクーン」とセットで登場。周囲を彷徨いていることもあれば中からモコモコと出てくることもある。コイツがコクーンの産卵を担っているのだろうか。
  • ちなみに本編の時点でこっそり金色版が登場しているマザーモンスターPlusと違い、DLC2に至ってもこいつの変異種が登場することはなかった。青キングと性能的に被るからかもしれない

キング(マリスの解釈)(仮)

  • DLC2に登場するプライマルβ種のキングに相当する敵。身体が青く、緑色に光る電撃糸を放つ。

コクーン

  • DLC1で登場した侵略生物βPlusの卵嚢。地上の建物を利用して空中に巣を作る。外観は現実のカマキリが拵えるものに似ている。
  • 表面からβPlusやプライマルβが出現する。
  • ちゃんと呼吸しているようで、醜悪な音をたてながらゆっくりと拍動しているのが分かる。大きなものほど分かりやすい。あとなかなかキモい
  • 大きいコクーンは「ビッグ・コクーン」と呼ばれる。どの程度のサイズ差があればビッグに分類されるのかはよく分からない。
  • コクーンによって都市が産卵場になるケースが多発したことでコードNの発令に繋がることとなる。

γ型系列

侵略性外来生物γ

  • EDF5から登場のダンゴムシ。丸まって転がり突進するシンプルな攻撃と、「キュッ」みたいな鳴き声が特徴。
    • ミッションタイトルでは「魔球」と表現されることも。野球ボールというよりは巨大ボウリング玉だが…。
    • EDF2には、同じような攻撃方法を持つ「ローラーロボット ギリオ」と、その強化型「ギリオラ」という敵がいた。時を経てメカから生物に変わっての再登場とも言える。
  • 攻撃は体当たりだが、システム上では「爆発」という判定なため、当たるとダウンさせられてしまう。
    • 爆発範囲効果は無いため建物は壊せない。直線的に勢いよく突っ飛んでくる性質もあって、狭い場所に逃げ込むのも対策の一つ。
    • 爆発なので、フェンサーの盾なら装甲の向きに関係なく、どこからぶつかられても防げる。
    • レンジャー隊員でも耐爆スーツを着ればガンガンぶつかられても棒立ちで耐える。しかし、ダウンしないことで連続ヒットし、かえってダメージは増える。アラネアの糸に引かれた状態などでも同様なため気をつけよう。わざわざ同ミッションで共演しているあたり、狙って配置されているかもしれない。
    • この体当たりはなんと無限の射程距離をもっている。マップの端からとんでもない大ジャンプをしてこちらへ飛んで来ることもある。囮と充分な距離があれば安全、というわけではない。むしろ飛行戦力より速くこちらへ到着することも。見た目だけなら面白現象そのものだが…
    • どこからでも飛び掛ってくる…という意味ではなく、攻撃モーション中にロックしていた相手が死ぬなどしてタゲが変わるとこの現象が起きる。囮を呑み込ませて離れたビルの上などから観察していると体験し易い。
  • α型とβ型は新たなバリエーションが追加されたのに本種は特に変化なし。後々DLCで難敵が増やされそうと期待不安視する隊員もいたが…
  • DLC第一弾にて、まさかの超巨大プライマル種が追加。丸まったアーケルスが可愛く見えるレベルのトゲトゲ巨大魔球が迫ってくる。

侵略性外来生物γ 大型種

  • DLC1で新たに登場した巨大なγ型。スパイクの生えた青い甲殻に黒いまだら模様で、刺々しいうえに毒々しい見た目。公式の生放送ではバランスボールに喩えられていた。
  • 生物でありながら、体は鉄のように重いらしい。そのため跳ねることはないが、巨体を回転させて走り回り目標を轢き潰す。NPCが轢かれると大きくカチ上げられる。
  • 建物破壊や対ビークル特化の戦闘力を持ち、ほとんどのビークルを一瞬で破壊する。
    • 作中では「コンバットフレームの天敵」と称されており、あるミッションの説明によると実際にコンバットフレーム部隊を壊滅させた実績もある。
    • しかし実際にコンバットフレームNPC相手だと弾幕で押し退けられてダメージはおろか近づくことすらままならないことが多い。
    • なぜかバルガとデコイにはダメージを与えられない模様。バルガは分からないでもないがデコイは一体何でできてるのか...
      • デプスクロウラーにもダメージを与えられない。一応バルガとともに水没しても壊れないという共通点はあるが…
  • 常に丸まっており、生きている間は開くことがない。
  • 襲われた場合、千号弾やブリーチャーなど多数ヒット型の攻撃を当てると大きく押し退けることが可能。ブレイザーやマグ・ブラスターを照射するとゴロゴロと後退していく。
  • 準主力級どころかボス級や拠点級にも匹敵し得るわりとバカげた体力をもつ。そのくせアイテムのドロップ率がかなり渋く、手間のわりにリターンがオイシクない。もしかして:本部の罠

侵略性外来生物γ 超大型種(仮)

  • DLC1で新たに登場した超巨大なγ型。トゲトゲでオレンジ色に黒いまだら模様。飛行型の巨大ハイブすら上回るほどのサイズに育つ。
  • 大型種と同じく転がって辺りを潰して回るのに加え、巨大なトゲを上空に飛ばして周囲にばら蒔く。
    • このトゲからは緑色の電撃のようなものがほとばしり、迂闊に近づくと連続ダメージを受ける。撃って破壊したりもできない厄介な代物。
  • 凄まじい巨体の見た目に反して、散弾系などで撃てばやはり押し退けることができる。
  • 大型種と同様実力に反してアイテムドロップ率が異常に渋く、クルール1匹と同程度しか落とさない。

飛行型系列

飛行型侵略生物

  • いつものスズメバチ。見た目が既に凶悪。腹部から巨大な針を投射して攻撃する。
    • そこそこの威力に加え貫通力を持ち、最序盤から登場するわりに強い。
  • 大群による飽和攻撃は苛烈そのもの。四方八方からの攻撃で一瞬で周囲が銀色一色に。
  • ミサイルが天敵。ワンパンできる程度の火力を持った弾頭が直撃すると木っ端微塵に消し飛ぶ。いい気分だ。
  • 初登場はEDF4。だが似たような敵はEDF2で「飛行甲殻虫」という名で登場している。黒蟻に羽が生えた敵で、蜂よりも接近して酸を放つ。
    • EDF4では黒蟻より耐久値が高い化け物だったが、EDF4.1で下方修正された。今でも十分脅威だが、これでも大人しくなったのだ。
  • 例によって本編で直接「蜂」とは呼ばれることはない。しかしM46ではこいつらの出現と共に「蜂の巣を突いたような大騒ぎ」という慣用句が用いられるあたり、昆虫の蜂を彷彿とさせるものがあるようだ。

飛行型侵略生物 戦闘種

  • 真っ赤なスズメバチ。見た目の時点で泣くほど凶悪。
    • 前作ではこれといった名称がなかったが、本作でオペ子が「戦闘種」と呼称した。
  • やたら高い攻撃性のせいで群れると通常型よりだいぶ危険。
  • おまけにオンINFとなると1万前後もの耐久力まで備えている。
  • 金蟻、銀蜘蛛に比べると強化幅は大分大人しく、それ故か低難度でも中盤に差し掛かるあたりに顔を出す。それでいてドロップ率は高いので狩りの対象になることも。

飛行型侵略生物 野生種

  • DLC1で登場した青い蜂。身体も大きくなっている。
  • 矢印のような形の針を、マシンガンのように一点集中で撃ってくる。
    • 散弾のように針を撒いてくる通常種とは異なり、避ける方法がハッキリしている代わりに一度当たれば一方的に大ダメージを受ける仕様。
    • 全体的に火力に優れるDLC追加敵の中にあってなお頭一つ抜けた火力投射能力を有する。交戦中に立ち止まろうものなら一瞬でハリダーすることになる。
  • 全難易度通しての凶敵。間違っても大群を同時に相手にしてはいけない。
  • DLC2にも登場。下記の小型ハイブから湧いて出る。
    • 黄蜂や赤蜂はともかく、巨体ながら当たり前のように出てくる。転送装置ならまだしも流石につっかえそうだが...

クイーン

  • いつもの巨大な女王蜂。
    • EDF4当時はデスクイーンと呼ばれており、クイーンは女王蟻のことを指していた。変える必要なかったよな?
  • 電柱サイズの巨大針を鬼のように連射してくる。当たると吹っ飛ばされる。
  • 蜂の産卵を担う様子だが、作中で蜂の卵は登場しない。
    • 世界観は違うもののEDF4.1の外伝作であるウイングダイバー・ザ・シューターでは卵が登場しており、破壊すると周囲に酸をばらまく厄介な敵だった。

デスクイーン

  • いつもの巨大な赤女王蜂。
    • EDF5に登場していながら、本作の本編では登場することなく忘れ去られていた敵。DLC2にて復活することとなる。
  • 通常のクイーンと比べ、針の射出速度が上がるなど強力になっているのだが、他の敵が大暴れしているので影が薄め。

クイーン(マリスの解釈)(仮)

  • いつものじゃない巨大な女王蜂。身体が青く、野生種の女王に相当する。
  • DLC2に登場。緑色の針を正確無比に飛ばし続ける。
  • 蜂の攻撃は建物があれば防ぎ切れたのだが、こいつの針は建物をも粉砕する。
  • 狙いが正確な分ある程度の速度で動き続ければ回避は容易…なのだが、他のクイーン種と比べて機動力が異様に高く、常に移動方向に気を配っておかないと真正面から針山にされてしまうことも。
  • 身体は一応青いが、下地に黄色が残っている。マリスの雑な仕事が垣間見える。

小型ハイブ

  • 今作の序盤から登場する、飛行型の巣。
    • ハイブ(hive)という名称だが、これは本来「養蜂箱」や「蜂塚」を意味するものである。こちらは過去作の巣穴っぽい形状。
  • 小型とはいえ中では飛行型の怪物が繁殖しており、人類からすれば見過ごせない脅威そのもの。立派な駆除対象である。
  • 地上マップで登場する際は明らかにビルから生えるような形になっている。

ハイブ

  • 飛行型が作る巣。表面は飛行型の体液と土砂を混ぜ合わせたもので固められており、高強度コンクリートを上回る強度を持つ。
  • EDF5では中盤で発見され、終盤になってようやく破壊されるという難儀な相手だった。
  • 今作での登場は人類が優勢に進むEDF9であり、飛行型にとって外で飛び回る方が優位なはずなのに地底で巣を作るという回りくどいやり方をしている。
    • NPCダイバーによれば「地上には人類という危険な敵がいる」とのことで、ストーム1とプロフェッサーが優位な状況を作り出すなかでの苦肉の策と考えられる。
    • 前作では歩兵部隊に加えて、重火砲を搭載したタンクや対空ミサイル搭載のコンバットフレームに襲われたので、それを封じるためにあえて地下で作った可能性もある。
    • 現実のスズメバチも地中に巣を作ることがある。

アラネア系列

アラネア

  • いつもの大きな女郎蜘蛛。ネットで待ち構え、敵を見つけると糸を投げて自分の巣に誘引しようとする。
  • 糸の先端部分以外は障害物を貫通するというシリーズ恒例のシステムのおかげで、間に建物があっても絡め取られることがある厄介者。
    • シリーズ通しての嫌われ者。『4』や『5』では度々登場しては厄介な混成部隊でプレイヤーたちに執拗な嫌がらせをしていた。
    • しかし今回はたったの2(DLC込みで4)ミッションのみの登場。嫌われる機会すら失いつつある。
  • DLC1では地底で登場。プライマーの中でもかなり初期から投入されていた戦力であることがうかがえる。
  • EDF4で初登場し、当時は「レタリウス」と命名されていた。
    • EDF4.1のDLCでは紫レタス「ヴァリアント・レタリウス」という赤紫色の変異種が登場していた。糸を描画距離ギリギリの距離から直線軌道かつ超スピードで投射してくるヤバいやつだった。

アラネアの巣

  • アラネアが建物や崖などを利用して作り上げたネット。
  • ネットは隙間だらけに見えて完全に銃弾を防ぎ切る。
  • カノン砲数発の直撃に耐える程の驚異的な耐久力をもち、オンラインないし高難易度でうっかり張り付いたりするとそのままサンダーする羽目になることもなくはない。
  • アラネアの巣の糸が張られた建造物は破壊不可能になるという地味に面倒な仕様がある。ビルの影に隠れて狙撃不能になったりする。

スキュラ系列

スキュラ

  • プライマーが海に放流し、増殖させているという水生生物。その見た目は魚っぽい着ぐるみ怪獣二足歩行の巨大魚。
    • 分類的に怪物なのか怪生物なのか不明。本部の通信も「スキュラを呼ぶサイレンは恐るべき怪生物」と言いつつ、当のスキュラはどっちなのかはっきりしない。
  • 魚人とも通称されるが、それ以上に人魚と連呼されるシーンが目立つ。
    • セイレーン(サイレン)と称して巨大ドラゴン、人魚と称してこれを出してくるセンス…。
    • 人魚と言う響きから艶かしい異形を期待したプレイヤーもいたのではないだろうか。とはいえ人型の知的生物だろうと四肢がバラバラになり頭が吹っ飛ぶこのゲームでそんなキャラクターに出てきて貰っても困るが…
  • 攻撃方法も多彩で、巨体を生かした突進に口から吐き出す強酸、そして周囲一帯にダメージを与える紫色の毒霧を持つ。
    • 口からの液体はゲロ、毒霧はワキガなどと呼ばれている。毒霧でやられるのはワキガ死。冗談じゃない、そんな死に方は嫌だ!
    • 絵面がひどい。とにかくくさそう(開発者公認)
  • やたらとタフで、INFでは普通に10万を超える耐久値を有していたりする。しかも攻撃モードで大量に現れるミッションが平然と複数あったりと、今までのシリーズにはなかったタイプの敵と言える。虫系の雑魚敵よりはどちらかというと怪獣系の敵に近い。
  • 地上では肌の乾燥を防ぐため霧状の液体を皮膚から放出するため、周囲の霧が濃くなる。数を減らすことで霧が徐々に晴れていくというギミックもある。
  • サイレンの咆哮で召集されたり、休眠中のサイレンを護衛するように集まってくるため、EDF側はサイレンと共生関係にあると推測している。
    • 海上でサイレンと交戦したらしき情報もあるが、本当に戦ったのか、合流しただけだったのかなどは不明。
    • 休眠やダメージなど、サイレンが不利な状況で呼び出されるため、スキュラ側がリスクばかりのように見えるが…喧嘩に負けて従わされているのでは…?
      • 「水生生物との交戦記録がある」「サイレンを追っているのはその生物かもしれない」とは少佐の言だが、実は「何と(誰と)水生生物とが戦ったのか」という部分が該当無線では抜けている。「(EDF海軍と)水生生物との交戦記録がある」ということなら、何もおかしい部分はなかったりする。
  • タコやイカと異なり大した知能を持っているようには見えず、9ループ目ではめっきり出番が減る。微妙に扱いが悪い。
  • M91「魚群上陸」で命名されるが、その前のM90「急転直下」の戦局報道で既にこの名前で呼ばれている。クラーケンの命名時は「兵士の呼び名に合わせて」という形になっており、同様に命名前から広まっていた非公式な呼び方を正式なものにしたのだと思われる。

ヘイズ系列

ヘイズ

  • 今作初登場の飛行生物。公式サイトでは「闇の魔物」と称されている。
    • 名前は霞(かすみ)や薄霧を意味する英語「haze」から来ているようだ。
  • 見た目は空を飛ぶ小さなイカ。そのためクラーケンとの差別化とも合わせ当wikiでは「小イカ」とも呼ばれる。
    • 遠距離から巨体のクラーケンと共に出現するため相対的に小さく見えるが、近くで見ると実際にはバスぐらいあり、けっこうデカい。
    • よく見ると触手は6本しかない。
  • 挙動は蜂やタッドポウルとも異なり、まるで水中を泳ぐように空を飛んでいる。
    • 群れを攻撃すると周囲の個体が不規則かつ素早い回避行動をとるため、掃射や爆破で一掃しにくい厄介なイカ。
  • 攻撃方法は複数の触手を突き出しての打撃。お馴染みの飛行戦力である蜂よりも手数が多く、アンドロイドの飛行戦力版とも考えることもできる。
  • 撃破されると、イカスミ名前の通り黒い煙幕を生み出し視界を妨害する。
    • この煙幕はスキュラと違い撃破された場所だけに発生するものの、多数撃破したときには周囲一帯が見えなくなるので注意が必要。
  • なかなか死体が落ちてこないため、生きている個体との区別は困難。
  • 体液はくすんだ赤色。ようは塩辛。
  • 見た目はイカだが、劇中の通信を聞く限り巨大イカ(のようなエイリアン)であるクラーケンとは別種の生物らしい。
    • 地面に産み付けられた卵から出てくるのが観察されるが、マザーモンスターのような親に当たる生物は確認されていない。
  • M124「孵化」で命名されるのだが、その前のM120「死の疾走’’’」で少佐の部下にこの名前で警告されるという時系列の不一致が起きている。
    • おそらく主人公かプロフェッサーが前周回の知識をもとに名前を口走っているうちに、少佐の部下もその名前を使い始めたのだろう。
  • オンラインでは同期ズレによってワープを繰り返し、カオスな暴れっぷりを見せつける。
    • 同期ズレで荒ぶる、といえば宇宙服野郎や赤ピーマンが悪名高いが、コイツは頭数と手数の暴力を発揮してくるためヤツら以上の凶悪さを見せつけることも。

ヘイズ(青紫色)(仮)

  • 薄い青紫色のヘイズ。『11番目の船』に登場し、コマンドシップから脱出する個体。
  • とてつもなく弱く、適当な武器で撫でればすぐ倒れる。黒い霧も出さない。当然、ニクスやプロテウス、レールガンがいればそれだけであっさり全滅する。
    • 体力(生命力)が低い、イカスミ煙幕を張る能力を持たないなど、生物として未熟ともとれる特徴をもつため若齢個体や幼体なのかもしれない。
  • DLC2ではたびたび登場する。能力は本編より上げられており並のヘイズ級になっているが、やはり黒い霧は出さない。

ヘイズ 変異種(仮)

  • 紫のイカ。ピンクとも。
  • 高難度にしか現れない。オフHDSTの時点で1万前後もの耐久力を持つ。
  • ここまで読み進めてきたならもう分かっていると思うが、火力も高い。つまりヤバイ。
  • DLC2では全ての難易度で登場する。本編では高難易度でしか登場しないためDLC2のミッションをプレイして初めて本種の存在を知ったという隊員もいるとか。

卵(ヘイズ)

  • ヘイズの卵。縦長のシルエットが特徴。攻撃を受けると孵化する。
  • ヘイズがどのように生殖するのか特に説明もなく、生態に関して詳しいことはわからない。
  • 投影面積が小さく、α型のそれに比べてより密集して配置されがち。このせいでちょっとした誤射で大量に孵化して大変なことになったりも。

機械兵器

  • 自律行動を取る円盤や戦闘ロボットの総称。3~4/4.1のフォーリナーと異なり、初代の敵対勢力であるインベーダーに近い意匠をもつものが多い。

バトル・ドローン

  • 前作でプライマーが初めに投入した無人航空兵器。EDF5公式サイトではバトル・ドローンと紹介されてる。
    • 作中でバトル・ドローンと呼ばれることはなく、基本的に円盤やドローンと呼ばれる。「敵機襲来」のミッション説明文では「タイプ1」という表記も見られる。
  • 金色の円盤型兵器で、下部の砲塔から5方向に拡散するビーム弾を連射する。
  • プライマーの標準的な航空兵器で、多くの戦場で出現する。
    • また、マザーシップや移動要塞に大量に積載されているようで、これらから大量に出撃してくる。

ブルーカラードローン(仮)

  • バトル・ドローンの色違い。現時点ではM27「赤色機」のINFERNOでのみ確認されている。その名の通り金色の装甲が青みがかった色になっている。
  • 前作でもHARDERST以上で通常のドローンから置き換わる形で若干数が混じっているという状況で、今回も特に説明無く混ざっている為どういう機体なのかは不明。
    • ゲーム中での性能は主に飛行速度と耐久力が増加している。
  • 前作では若干色が違う程度で言われないと気付かないレベルの差異しかなかったが、今回は割と真っ青。

レッドカラードローン

  • 全体が真っ赤なバトル・ドローンの上位機種。3倍速くて硬い。
    • 単発威力特化のスナイパーライフルでも一撃では落ちず、かと言ってスナイパーライフル以外では静止中以外当てようがない程速い。非常に厄介な機体。
  • 武装自体もバトル・ドローンとは異なり、長時間ビームを照射する。
    • ビームの照射音が遠くでも聞こえるようになり、高出力感が増している。シュイシュイシュイーン!!
  • (見た目は全然違うが)似た性能の兵器として4.1のDLC限定で赤い飛行ビークルが登場していた。
    • 正面しか照準出来ないとはいえ、一切減速せずに撃ってくる。今作のレッドカラーを知っていればこれがどれほど鬼畜なことか想像出来るだろう。

タイプ2ドローン

  • EDF5で中盤から登場した異なる形のドローン。ディロイの頭が飛んでるような見た目。
  • ドローンよりも機動力は低いが耐久力は高く、また地上目標に対して高度を併せて水平射撃を行うドローンに対してこちらは高度を維持して爆撃するように攻撃してくる。
    • この特性上マザーシップの護衛目的の機体と見られているが、ゲーム中ではマザーシップが近くに見えないマップでも普通に登場する。
  • EDF2でもよく似た姿の「インペリアル ガード」、通称「近衛」という飛行敵が登場していた。このリメイクともとれる。

タイプ0ドローン

  • DLC1で登場した青く輝くタイプ2ドローン。
  • 至近距離に詰めて攻撃する傾向にある一方で、装甲が薄い。
  • ドローン系の敵にしては珍しく、輸送船から投下される様子が見られる。

インペリアルドローン

  • タイプ2ドローンの上位機種。黒い機体色に赤いラインが特徴。
  • 全体的に性能が向上しているが、視界障害を起こすほどの弾幕とその火力が最大の特徴。
    • 一方で機動力は通常型と同じだったりする。
  • 今回も主役ミッションがあるレッドカラードローンと異なり、こちらはしれっとタイプ2ドローンに混じって登場するだけの為影が薄め。
    • 一部ミッションではインペリアルドローンの存在が名指しされる事もある。
    • 無論その火力の強さは健在なので意図せず対面した時の絶望感は前作通り。
  • 高出力型マグブラスターを当てたりすると激しく回転する。ちょっと面白い。

タイプ3ドローン

  • 本作から登場した銀色のヒトデのような形をした新型ドローン。
  • 攻撃時には先端に取り付けられた五本の爪のような部位を開きレーザーを放ってくる。
  • 中央のコアらしき球体が弱点で、ここ以外へのダメージはカットされるという特性がある。
    • この球体はセンサーでもあり、機体全体へのエネルギー供給源でもある。
    • 攻撃するとアンドロイドと似たような生体組織が見えるため、アンドロイド系とパーツの共通化が図られているのかもしれない。
  • 本部曰く「重装甲に重武装、空の重戦車」とのことだが、火力は特に高難易度ではバカにならない一方、耐久力は低めな上にNPCや誘導兵器は正確に弱点を狙うため撃墜は難しくない。

タイプ3ドローン(マリスの解釈)

  • DLC2で登場。マリスの愛が籠もったタイプ3ドローン。
  • 攻撃時は5本の爪のような部分からエネルギーを中心に送り、複数の誘導弾を発射する。高い誘導性により、回避は困難。
  • オリジナルのタイプ3より柔らかいものの、攻撃力と命中精度は段違い。そのくせ大量に出現して大暴れする。
    • 飛び抜けた攻撃命中率を持ちながらフルアク大群で襲ってくることがDLC2内で数回あり、最大級の障害となる。盾となる地形、身代わりとなるNPC、障壁を展開する武装、ダメージを肩代わりさせるビークルなど、各種防御手段の活用はほぼ必須で、特にレンジャーはこれらの備えがないまま徒歩で挑むと体力が数万あっても大変しんどい。
  • 総ダメージでは元のタイプ3より低いが、そちらはそもそも全部当たる事がまず無い分、実際の戦闘中に受けうるダメージはバルガほどの巨体でもなければ大体上になる。

ハイグレードタイプ3ドローン

  • おなじみ赤色の上位種。
  • より強力になったレーザーに加え、耐久力も大幅に上昇。正に空の重戦車という強敵。
    • その高出力故にパワーを温存する必要があるという設定が初登場時に語られるが、停止している姿はそれ以降ほぼ見られない。
    • 実際は火力そのものは変わっておらず、長時間正確に照射してくることであの鬼畜威力になるらしい。
    • つまり、バルガのような巨体で撃たれた場合は通常のタイプ3でも…。備えよう。
  • 他ドローンの上位種と比べて、なぜかアイテムドロップ率が低く設定されており、3~4個と半減している。

ハイグレードタイプ3ドローン(マリスの解釈)(仮)

  • DLC2に登場。赤紫色のタイプ3ドローン。
  • 攻撃時は5本の爪のような部分からエネルギーを中心に送り、一本のレーザーを放つ。
    • レーザーとしては異例の建物破壊能力を持つ。当然の如く高威力な上に、一度当たるとヒットストップで回避できなくなる曲者。
    • しかし一度照射を始めると発射方向は変更できないらしく、動き回っていればあっさり回避できたりする。

エイリアン・ボマー(ボムシップ)

  • DLC1で登場した大型爆撃機。前作のDLC2ではボムシップと紹介されていたが、今作では名前が変わった。
    ちなみにボマー(bomber)とは日本語で爆撃機のこと。エアレイダーの無線でもボマーという単語が出てくるため、こちらの方が正しい。
  • 姿形はバトルドローンを大型化したような姿をしている。ただDLC1にバトルドローンが登場していないため、開発系譜としてはこちらが先かもしれない。
  • 機体下部にはプラズマ砲を搭載。下方向にプラズマをばら撒き爆撃する。
  • 攻撃を当てると派手に傾き、果ては見えなくなるまで飛んでいったり、地面にめり込んだりする。大きな見た目に反して軽いのだろうか。
  • EDF2では上述のインペリアルガードの色違いの爆撃機インペリアルボマーを巨大化させた姿で、メガ・ボマー"ドレッド・ノート"という名前だった。
    • こちらも上空から大量のプラズマをばら撒き、PS2本体をも爆破しかねない凄まじい処理落ちを引き起こす厄介な敵であった。

シールドベアラー

  • 前作より続投の四足歩行型マシン。本作では登場回数が少なめでやや影が薄い。
  • 自身を中心に防御スクリーンを展開する機能をもつ。
    • 防御スクリーンはEDFユニットのあらゆる攻撃を遮断する一方で、プライマー側の攻撃には一切干渉しない。
  • 近くにいるプライマーが攻撃を受けると動きを止めて背を伸ばし防御スクリーンを拡大させる。拡大中に攻撃を受けると縮小して逃走を試みる。
  • スプリガン隊長によれば、「高速移動する物体を遮断するが、低速の物体には反応しない。つまり、人間が低速で通過することはできる」とのこと。
    • その割にはエアトータスやロボットボムを防ぐ上に、ウイングダイバーやビークルを防がないという矛盾を抱えている。
      • もともとはEDF4での設定。EDF5では「脅威となる物を判断して遮断している」という説明だったが、今作でツッコミどころが復活したことになる。
  • シールドベアラーという敵はEDF2で登場している。正式名称は「鏡面円盤シールドベアラー」であり、EDF側の攻撃を跳ね返すドローンだった。PV2では味方のドローンの攻撃をも跳ね返す欠陥兵器だった。
    • EDF4で現在のシールドベアラーに近い歩行型として登場したが、鈍足で突出する味方についていけない有様だった。
    • しかもおバカAIを併せ持っており、守るべき対象を放っぽって明後日の方向へと散歩を始めたりする。もはや癒し枠
    • EDF4.1でAIの改良と共に足も速くなり、EDF5ではプライマー式の姿に変わりつつ現在に至る。
    • 鏡面円盤は攻撃方法こそ異なるが、大まかな動きや中心部以外は攻撃が通りにくいなど現在のタイプ3ドローンと共通点が多い。
  • 面倒な敵なのは間違いないが、それだけにプレイヤー側でも対抗策が色々考案されている。
    • ゲームシステム上実装が難しいのか、設定上は完璧なはずのシールドも4以降毎回何かしら貫通する方法が見付かっている。
    • 定番の釣りはもちろん、地雷原に誘い込んだり、ルーチンを逆手にとってC爆弾を貼って敵陣にデリバリーさせてみたり。5では爆弾を貼りつけたNPCを放り込んで爆破する外道もいた。
    • 人類マジ最低だな

ディロイ

  • タイプ2ドローンの機体の下から、数珠繋ぎになったパーツでできた脚が3本生えている巨大歩行メカ。
  • パーツの足し引きで脚の長さを変えられ、小回りのきくショートタイプからスナイパーライフルでやっと届くほどノッポなロングタイプまで様々なバリエーションがある。
  • 本体から爆発プラズマ弾を撃つほか、脚を突き立てて攻撃してくる。さらに脚の関節一つ一つがパルスマシンガン砲台を兼ねており、ピンク色に発光するパルス弾を大量に浴びせてくる。
  • ディロイBと呼ばれるタイプは脚の途中にミサイルランチャーが混ざっていて、低速高誘導のミサイルをばら蒔いてプレイヤーの行動を妨害してくる。
  • パルス弾の連射は画面を激しくフラッシュさせるため、眩しいと感じたら画面輝度を下げるか、レベル上限を破ってでも一切近づかずに倒せる武器で再出撃したほうが良い。冗談抜きで健康を害しかねないレベルで画面が点滅するため、特に年少者のプレイヤーは要注意。
  • 歴史を辿ると2で初登場している。当時から恐るべき強敵で、起動音やきしめんレーザーにトラウマを持つ隊員もいるらしい。
    • 強い攻撃を当てると荒ぶる性質は最初から。それを利用したスクワット撃ちなどという攻撃法も存在した。
    • 現在のディロイと違い、2シリーズの頃は武装は本体部分に全て搭載されていた。つまり緊急時に足を破壊して武装を潰す手段が取れない。その辺りも当時の強さの秘密かもしれない。

地底掘削ロボット ネイカー

  • 二枚貝に単眼センサーと胸ビレと背ビレを付けたような外観の新型ロボット。意匠の一部にはアンドロイドと部分的に共通するものがある。
  • 「地底掘削ロボット」と銘打ってはいるものの、戦闘中に地面にもぐったりはしない。
    • いかにも地中ミッションでのみ出てきそうなネーミングながら地上のミッションにも平然と出現する。もしかして:本部の罠
    • ミッションによっては地中で待ち伏せして湧いてくるので、土を掘る描写もあるにはある。
  • 丸みを帯びた装甲は傾斜装甲としての機能を持ち、凄まじい耐弾性を誇るため、通常の攻撃での破壊は困難を極める。
    • この装甲の中(二枚貝で言うところの貝柱の部分)には強力な火炎放射器が搭載されており、同時に弱点にもなっている。
      外装はなんと99%ものダメージをカットする一方で、弱点を狙われるとNPCのアサルトライフルにもあっさり破壊されてしまう脆さ。
  • 常に低空飛行しており、あたかも飛行戦力のような第一印象を受けるが実際は地上戦力の一種。殆ど高度を上げることはできない。
    • 低い崖等は勢いを付けて上ってくることもあるが、傾斜の一切無い建物はどう足掻いても登れない。蟻蜘蛛ダンゴムシとはそこが決定的に違う。
    • というわけで本部の言う通り地形で翻弄出来る。
  • 無茶なダメージカット率に異様な高火力、走り回って全方位から狙ってくるなどの特性、主力級というカテゴリによる数の多さから、相当数のプレイヤーから嫌われている様子。
    • カサカサと音をたてながらすばしっこく動き回る様から、Gから始まるアイツを連想する隊員もいるとか。
    • 仕上げに功績も安く、コイツらばかりだとヘリやニクスはおろかデプスクロウラーすら呼ぶのに難儀する上アイテムドロップ率も、大したことはない。明らかに本部の罠。
    • 実は火炎放射の威力には距離減衰がかかっており、至近距離での威力は後述のハイグレードネイカーをも上回る。接近戦に持ち込まないよう注意されたし。
    • 見た目や動きは割と可愛位という声も多いのだが…。
  • 名前の元ネタはおそらく真珠層を意味する「nacre」だろう。
    • 英語版ではなぜかネイカーの部分は訳されておらず、掘削機を意味する「Excavator」で通している。

地底掘削ロボット ネイカー(マリスの解釈)(仮)

  • DLC2に登場。青くなったネイカー。
  • 強力な火炎を数発放つという、少し変わった攻撃方法を取る。
  • 普通のネイカーより少し大きくなっている。

ハイグレードネイカー

  • 赤い装甲のネイカー。M101「灼熱地帯」から登場。
    • 赤色は電磁装甲由来であるようだ。
  • 耐久と火力が向上したタイプで、その耐久力は火力のある武器でもほぼ確実に火炎放射を阻止できないどころか、1回の放射で倒し切れない事も多い程。
    • HARDEST以上ではただでさえ高い耐久力が飛躍的に上昇し、スーパーアンドロイドをも上回る。
    • 外殻の防御性能が通常タイプに比べて僅かに下がっているが、高耐久力の前では些細なものにすぎないだろう。
  • ネイカーは鬱陶しいながらも攻撃開始に気付けば楽に排除できたが、こちらはそれさえ難しい為通常タイプとは比べ物にならない程厄介。
    • とはいえ初登場ミッション以降では遮蔽物を使える、地形ハメができる、そもそも出現させない方法があると対策ができ、今のところその点が唯一の救いか。
  • 通常ネイカーと違い、火炎放射には距離減衰がかかっていない。そのため下手に距離をとると痛い目に合う。
    • 火炎発射中の旋回低下や射撃による向きの逸らしも考慮すると、思い切って至近距離まで近づいたほうが楽になる場合も。

ハイグレードネイカー(マリスの解釈)(仮)

  • DLC2に登場。ピンク色のネイカー。
  • 攻撃方法は青ネイカーと同じで、紫色の火炎を数発放つ。
  • まともに食らえば数万単位のアーマーが吹き飛ぶが、倒すことができれば大量のアイテムをドロップする。

機械生命体

  • 機械と生物の中間的存在、或いは機械化された生物と評されるアンドロイドとそのバリエーションの総称。
    • 本作リリース前のPVや試遊版で早々から顔見せを果たした、ニューカマーにして看板エネミー。

アンドロイド

  • 他のアンドロイドのすべての基礎となる癖のない量産型。両腕に備えたバリスティックナイフを射出して攻撃する。
    • 便利な一品らしく、ビルをよじ登るときも使っている様子が伺える。
  • 先進技術研究部により「融合生命体1号」と命名された。が、作中では誰もそんな風に呼ばない。EDFではよくあること。
  • 単眼センサーを備えたロボットのように見えるが、驚くことに体積の半分は生体組織で構成されており、機械と生物の中間に位置する存在だといえる。
  • ヒモ状の細っこい手足が球形の頭部を支えており、頭部の中には生体組織が詰まっている。破損させると緑色の体液が飛び散る。
    • 手足は爪とワイヤー程度しかないため、「体積の半分が生体組織」となると、ほぼ頭部全体が機械と生物の半々でできていることになる。
  • 頭部装甲の剥がれた生体部分はシワが寄ったグロテスクな見た目で、緑色の脳のようにも見える。見た目はともかく、この組織が何を司っているのかは謎。
    • アリやクモより知能的な動きをするとはいえ、全部が脳のような神経組織だとすると、容積に対してあまりにも思考回路としての性能や効率が悪いが…。
    • アンドロイドが大型化するほど頭部の比率が増して巨大になっていくため、生体組織で発電器官や湿式電池のようなものを作り、養分の保存と代謝でエネルギーを産むようなシステムで動いているのかもしれない。
  • タイプ3ドローンやネイカーも、損傷させるとシワの寄った生体組織や緑色の体液が見える。ドローンの球形センサータレットやネイカーの爪の形状がアンドロイドに近いところを見ると、技術の規格や設計思想が共有されているようだ。
  • ハードまでは足も遅く、ダイバーやフェンサーにとっては対処しやすい敵ではあるが、インフェルノでは別物となる。
  • 他の派生型共々、何か喋っているようなおっさんみたいな音(声?)を発している。

アンドロイド(マリスの解釈1)(仮)

  • 青いアンドロイド。マリスによって生み出された。
    • マリスが何を見聞きしたのかは知らないが、現実のアンドロイドと異なり目から赤いビームを放つ。
  • ナイフを飛ばすことはなく、建物を登るためだけに使われる。こいつのナイフは赤色で、下記のアンドロイドと区別可能。

アンドロイド(マリスの解釈2)(仮)

  • 同じくマリス製の青いアンドロイド。
  • 目から青いビームを水平3方向に発射する。目はビームを発射する場所ではないと誰かマリスに言ってやれ。
  • ナイフと目玉の周囲が紫色になっている。それ以外の違いがないため、大抵はビームの色で区別することになるだろう。

大型アンドロイド

  • 薄紫色の、横幅が広い頭部を持つ大きめのアンドロイド。
  • 正式名称は「融合生命体2号」。相変わらず誰もそんな風に呼ばない。
  • 見た目通りに耐久力が高い。武装は全く違い、爆発プラズマ弾や大量のプラズマ散弾をばら蒔く。
    • オンでは当然コイツの火力も激増し、一回のお手玉で即死したりする。強く警戒すべき。
    • 一部ミッションでは爆発弾を曲射する個体が出現し、これはアンドロイドの砲兵と呼ばれる。
  • シンプルな強化であるがゆえに対処法も正攻法しか無いのが逆に厄介な相手。
  • 発砲前に内股でもじもじするような微妙にキモい仕草を見せる。

ビッグ・アンドロイド(マリスの解釈)

  • マリス謹製の青い大型アンドロイド。
  • 砲撃はせず通常アンドロイドのようにナイフを射出して攻撃するが、突き刺さった場所には衝撃波が発生し、近くにいる場合はダウンしてしまう。
    • こちらに向かってくるナイフはアンドロイド同様に迎撃できるので、本体を倒しきれない時はナイフを攻撃してみよう。

アンドロイド擲弾兵

  • 両手の先が爪から爆弾に取り替えられたアンドロイド。頭は真空管型。大群で突っ込んできてはそのまま自爆する、言わば自走爆弾。
    • 厳密には「爪の上に爆弾が載せてある」模様。下記の通りオンラインでプレイしていると時折グレネードを持たず、通常のアンドロイドと同じ爪型ナイフを備えた個体が目撃されている。中には片方の腕のみ爆弾を持ったレア?な個体もいるとか。
    • 「生体組織でできているのに死を恐れていない」「爆弾が街をうろつき回る光景」にEDF側は不気味さを感じている。ロボットボムを撒き散らすエアレイダーはいいのだろうか…?
  • 両手に黄色い球体を持ち、クルッと一回転したりスキップのように跳ね歩く姿に、一部のプレイヤーからは「可愛い」「チアガールっぽい」との声も。
    • が、当然最期は万歳突撃、爆発四散。無情である。
  • オンラインでは処理の関係か、グレネードを持たない個体が時折出現する。
    • プレイヤーに近づいて両手を上げたり飛び込んできたりするが、自爆できず同じ行動を繰り返す。

キャノンボール

  • 大型アンドロイド版の擲弾兵。動きは鈍いが、多少のダメージでは止まらず、爆風も数倍大きい。
  • 通常サイズ擲弾兵とは違って面白動作はしてくれない。大人の風格か。
  • 擲弾兵同様、グレネードをもたない無能バグ個体がオンラインにて目撃されている。
  • 爆発時に周りの小型キャラを吹き飛ばす力も大変強く、お供のアンドロイドがマップ外まですっ飛んでいく光景もまま見られる。

巨大アンドロイド(キュクロプス)

  • ひときわ巨大なアンドロイド。
  • 球形の頭部には4門のパルスマシンガンを装備し、足元に猛烈な射撃を浴びせて画面をフラッシュさせプレイヤーの視力を破壊するEDF兵士を蹴散らす。
  • 巨体の重さと、それを支えるパワーも脅威で、地面を殴り付けただけで地響きと土砂を巻き上げるほど。
  • 装甲は頑強だが、単眼センサー部分だけはダメージが通りやすい。「一つ眼が弱点」という情報を分かりやすくするため、ギリシャ神話に登場する一つ眼の巨人キュクロプスにちなんで命名された。
    • ファンタジー作品などでよく使われる「サイクロプス」は、これの英語発音である。
    • 命名した少佐は弱点が分かりやすいと自画自賛するが、現場の兵士からは専ら「超巨大アンドロイド」と呼ばれてしまう。
  • 荒廃世界の初登場ミッションではぐるぐる回転しつつ地面から生えてくる。他のタイプも出現時に地面からドバドバ出るのを見るに、アンドロイドはどうやら地中を潜行できるようだ。
  • 目にする機会は少なめだが、実は他のアンドロイド同様爆風や打撃でダウンする。多数が登場する「巨神激突」でアーマメントバルガに乗って戯れてみよう。
    • あの巨体でジタバタと踠く姿はなんだかシュールでどことなく笑いを誘う。

キュクロプス 重装型(仮)

  • 黒くなったキュクロプス。高難易度で登場。青いパルス弾を放つ。
  • 耐久力が上がり、パルス弾の連射速度も向上したが、足が遅くなった。
  • 本編ではINFERNOの「一つ目の巨人」でしか登場しないUMAのような存在だったが、DLC2で少しだけ出番がもらえた。
    • 目撃例が1回という点ではマリス製のクラーケンと同じような存在なのかもしれない。

キュクロプス(マリスの解釈)(仮)

  • マリス製の赤いキュクロプス。
  • ナイフを飛ばして攻撃する。砲台はほぼ飾りで、大して飛ばないグレネードを足元に撒き散らす。

高機動型アンドロイド

  • 矢じりのように尖った頭部のアンドロイド。尖っているからと言って頭で攻撃することはない。
  • 爪をワイヤーで射出できるのは通常タイプと変わらないが、これを建物に突き刺して巻き上げることで立体機動装置如く空中を飛び回れる。
  • 情報部や現場の兵士からは「リスクが高い」「死を恐れない」移動法と言われており、生物組織で作られたアンドロイドが生き物としての生存本能を持たない不気味さの象徴のひとつと扱われている。
  • 高機動型というものの幸いにしてINFでも緑蟻のようなスピード狂ではない。厄介なのは当然だが。
  • その機動力を実現するため軽量なのか、空中で被弾すると派手に回転しながらダウンする。時にはNPCの攻撃でお手玉されていることも。

スーパーアンドロイド

  • 重装型とも呼ばれる、逆四角錐の頭部を持つアンドロイド。例によって赤い。
  • 同サイズの通常型とは比較にならない耐久力を誇る。その上で当然のように火力もスピードも上回る。
  • 激しく動き回りながら襲ってくる様を目撃した兵士は、その様を「怒っている」と形容している。顔真っ赤だし。
  • オンでは同期ズレを利用して激しくワープしまくる超兵器と化す。

怪生物

  • 他の侵略生物を遥かに上回る巨躯と生命力を誇る超巨大な侵略生物の総称。4.1で初登場したエルギヌスを初めに5でアーケルス、本作でサイレン/グラウコスが加わった。
  • 大規模な戦力を動員した防衛線を易々と突破する程の生命力と攻撃力を兼ね備え、単体での脅威度はトップクラスと言える。
  • EDF5の英語版では「Mysterious monster」と訳されていたが、EDF6では翻訳がブレており、前述の読み方と「Kaiju」の2通りがある。

エルギヌス

  • EDF4.1から時空を越えて続投している巨大怪生物。
  • 巨体で暴れまわって街を叩き壊すほか、身体を発光させて電撃ブレスを吐く。
  • 全体的なシルエットは二足歩行の獣脚類恐竜型で、背中に一対の鰭状発光器がある。
    • 体型から映画パシフィック・リムに登場したオオタチという怪獣や、光ってビームを吐く姿からゴジラを連想するプレイヤーも。低音鳴り響く戦闘BGMと合わせれば、まさに怪獣映画の一幕である。
  • 英語版での名称はErginusで、これはギリシャ神話の登場人物。ポセイドンの子と、クリュメノスの子の2名の同名人物がいる。
    • 日本語での定訳はエルギーノスないしエルギノスではあるが、英語読みではエルギヌスの方が近い読み方になる。
  • 4.1には赤くて巨大な個体もいたが、5以降は出現していない。プライマーよりフォーリナーの方が育成上手なのかもしれない。

アーケルス

  • EDF5にてエルギヌスを破ったEDFの前に現れた新たな怪生物。
  • ずんぐりした体型で背中が甲羅状。口が大きく裂けた厳つい頭など、エルギヌスとは対照的なデザイン。エルギヌスと対比して、こちらはガメラやアンギラス、レザーバックといった特撮怪獣が引き合いに出されることも。
  • 前作ではエルギヌスが比較的早期に撃破され、後釜に収まるように現れたアーケルスが多くの戦場に乱入してEDFを妨害し続けた。
  • 凄まじい再生能力を持つコイツを倒すため「大質量をぶつけて粉砕する」という戦法が考案され、それを実現できるバルガが軍事転用された。
    • 4.1のエルギヌスもそうだったが、既存の兵器を投入→効果なし→じゃあ巨大ロボで殴ろう!の流れはなかなかギャグである。
  • 本作でも、バルガの早期投入が起こらないEDF7あたりまでは大暴れしていたと思われるが、ミッションでは描かれていない。
  • EDF8ではグラウコスと交戦して敗れて、それ以外で登場しない。
    • EDF5ではここに該当するミッションの次がバルガを回収するベース228奪還作戦であり、その直後にアーケルス対バルガの決戦が行われる為、今までより僅かに早く退場している。
  • EDF9ではアーケルスが投入されるかなり前に、バルガでエルギヌスが倒されたため、アーケルスも登場直後にバルガに倒されたと推測されている。
  • 影が薄い&不遇とは言え、複数体が登場するM136「巨神激突」では最もバルガが消耗しやすく、強さは健在。
  • DLC2では本編での鬱憤を晴らすが如く、大暴れする機会に恵まれる。

サイレン/グラウコス

  • 本作で登場した第3の怪生物。青いドラゴンの様な姿だが、人類からは害鳥怪鳥と呼ばれたりする。
  • 他の怪生物を遥かに上回る巨躯を持ちながら、大きな翼で悠々と空を飛び回る。口からは広範囲を一気に覆う巨大な火炎や爆発弾を吐く。
    • エルギヌスの2倍以上あると表現されているが、単純な体長はそれほどでもない。高さや翼の迫力があるので体感的にはかなり大きい。
  • 低空飛行しているため射撃はしやすいが、台風並みの羽ばたきで歩兵の移動を妨げるほどの風圧を起こす。
    • 翼には風圧と共にハボック神が宿っているため、ビークルを引っ掛けられるとマップの果てまで弾き飛ばされる。
  • バスターでトドメを刺されかけた瞬間、寿命を捨てるのと引き換えに肉体を変異させ、燃えながら生存する超生物グラウコスに変貌。動き回るだけで街を焼く恐るべき敵となった。
  • EMCやチラン爆雷を総動員した決戦では連続攻撃を受けて消耗していき、ついに吸収していたエネルギーを使い果たしてサイレンの姿に戻ると、追撃に耐えきれず力尽きた。
    • EDF9でも優勢世界で怪生物軍団が壊滅した直後に三体が投入。特に強力な怪生物が複数投入されたことに斥候の隊員たちは戦慄するが、それ以上の力を備えたEDFの敵ではなく、超強烈な弱体化補正も相まってアーマメントバルガやケブラー達の猛攻によってあっという間に全滅した。
  • プライマー側も扱いに困っている部分があるらしく、サイレンが近づくと大型船が撤退していく。
    • グラウコスになってからはさらに暴走していたようで、争わないはずのアーケルスをブレス一撃で瞬殺してEDF側を驚かせた。
  • 3年後の世界でも登場する。M76「標準任務’’」ではサイレンの状態のままだったのに対しM80「水神の宴」ではグラウコスと化しているため、プライマーによる歴史改変が如実に表れてると言えよう。
  • M136では複数個体が登場するが、死ぬまでグラウコスには変貌しなかった。バスターとは性質の違う攻撃だったのが功を奏したのだろうか。
  • それだけの大物にもかかわらずアイテムを全然落とさない。やはり害鳥だな。
最終更新:2025年04月26日 20:36

*1 地球防衛軍の正式名称。公式サイトやあらすじ等で確認できる。

*2 決戦なのにテレポーションアンカーやレッドカラー・ドローン、インペリアル・ドローン、ディロイ、シールドベアラーといった強力な兵器や怪物の変異種や蜂、エルギヌスらの怪生物が現れなかったことから。