本稿では大宇宙におけるTRPGに登場するキャラクターを紹介する。PL別にPCをまとめる。

目次

NPC

Fafs

雄峰俊子

未確認生物特集雑誌「月間大宇宙研究所」の編集長。有能そうな見た目は10代の女の子だが、語り口は30代前半の男っぽい。一人称はボク。カメラを提げており、手には自身の手掛けているであろう雑誌を持っている。カメラの中にはSANCを食らわせるような画像が大量に収められている。「それもオカルトだね!」が口癖。異常な精神力とオカルト知識で怪奇事象に立ち向かう。
名前はPLラーオルのキャラクターは総じて「ときこ」と呼ぶネタがあるが、本来は「しゅんこ」と読む。


ジャック・レヴィナ(Jacque Levinas)


ラーオル

トゥーオル・ラーオル(猫耳)


shk

汲田久憐

 「思い出破壊」を生業にしている,サングラスをかけた男.「思い出破壊」は,人がなかなか手放せない思い出の品を,その人の眼の前で復元不可能になるまで壊す仕事である.思い出の品を手放したい,と思っているが,なかなか手放せない,そういう人に需要があるようだ.

 「思い出破壊」には汲田なりの信条がある.依頼者が思い出の品を手放せないでいる原因を.きれいさっぱりなくしてこそしっかりお別れを告げられる,と考えている.依頼者は,依頼に来た時点で少なからず捨てたいと思っている.汲田の仕事は,その「後押し」をすることなのだ.

 大宇宙では,Fafs卓においてFafs操作のNPCとして登場している.汲田が主軸となるシナリオも存在する.

【参加セッション】
『ドロップアウターのための特効薬』(202209)(Fafs卓NPCとして登場)
『ドロップアウターのための特効薬』(202209-2)(Fafs卓NPCとして登場)
+ 外部サイト・ネタバレ注意

Fafs

ファイクレオネ/ファルトクノア系

レシェール・アルヴェイユ(lexerl.alveiju)

オールラウンダー、PL側の話の進行役としては有用だが率先して動くほど能力は高くない。

【参加セッション】
第一回悠里CoC(CoC、外部)
第二回悠里CoC(CoC、外部)

アルフィア・ダサイティエ・ア・シュルト・アーンギユル・バローティエ・アラーボー(Elfia d'Esseitie ats Chaillt-Angillé Bellautie Elesbel)

有能なのにギャグ枠、能力値が兼ね高いのに対して出目が死亡したり、良いように遊ばれたりする。能力は高いので率先して動くのには向いているが、キャラ的に出来ないことが多い。

【参加セッション】
『大宇宙COCテスト卓』(201904)(CoC)
エルミア的東西(201904)(大宇宙エージェンツ)

フィラン・ド・リーリエ・ア・ヌ・フィリーラン(filéan de lirie fililan)

格好良いのにいつも爆死する、格好良い割に大宇宙エージェンツでは出場した2回とも爆死し、CoCでもはっきりした成果を出せていない。格好良いだけじゃダメなんだよ。

【参加セッション】
すらんち仕掛けの心 ~すらんちvsナプトー~(201904)(大宇宙エージェント)

ヴァルティア・ド・スロートギエ・ヴァレット(Velktia de Sloétgie vellaitté)

スキュリオーティエ時代に英雄として伝えられるスキュリオーティエ家の家長ユフィアに剣を向け、決闘を宣言し敗れるもその後に芽生えた絆で彼女の側近として敵と戦い続けた名将ヴィンシア・ド・スロートギエの子孫である。後にスロートギエ家は公国時代に封建的関係から独立し、中世にクローメ(伝統的詩学院)を設立することになる。しかし、クローメもスロートギエ書店に解消され(詳しくは理日klorme参照)、ヴァルティアはその店長となっている。しかし、ヴェフィサイトとしての尊厳は失っておらず、日々の鍛錬も忘れない。帯刀しているサーベルはユフィアに向けられたもので、大切な家宝であり常に身に付けている。
文武両道で爽やかな青年をイメージしてもらえると良さそう。書店員なのに【図書館】が無いのはおかしいって? いえいえ、リパラオネ文化圏の書店は歴史的経緯から専門性が高いのが多いのでむしろ書店員はその筋の専門家が多いのです。ヴァルティア君の場合は【歴史】や【博物学】にその点が出てますね。【心理学】、【応急手当】、【精神分析】、【説得】の辺りは従属ヴェフィサイトの心得としてのものでしょう。ヴィンシア時代の雰囲気が漂います。【芸術(ヴェフィサイトの剣術)】、【マーシャル・アーツ】、【キック】らへんはヴェフィサイトとしての武術鍛錬によって得たものです。


アース人系

連邦憲法擁護庁特異管理局

ステラ・ハンメルブルク(Stella Hammerburg)
最強モンサンミッシェル女。能力が戦闘寄りに高く、SAN値も激烈に高いため生存率で言えばFafsPC中最強。設定も相まっていい感じのRPに乗せて話を進められるキャラという印象。
ドイツ人の司書で日本に興味があったので大学では日本語を専攻した。大学卒業後はBfV――連邦憲法擁護庁第2部に務め、対内情報操作を中心に極右組織の情報収集と研究を担当した。ネオナチに切りつけられたことがあり、背中に深い傷を負っている。それ以来、護身術の講習を受け、ある程度の武術の心得がある。ビールとヴァイスヴルストに目がなく、ジャガイモ料理で同僚に釣られたこと数あまた。普段は落ち着いた司書として働いているが、発狂するとモン・サン・ミッシェル症候群を発症し、モン・サン・ミッシェルを探し出す。

【参加セッション】
『波音に誘われて』(201806)(CoC)
『冒涜の夜』(201807)(CoC)
『学園に消えた影』(202001)(フタリソウサ)

シルヴィア・ハンメルブルク(Sylvia Hammerburg)
ステラ・ハンメルブルクの妹。日本のアニメに憧れて、自分のことを探偵だと思っている高校生(相当)。アニメや漫画の影響で日本語は堪能だが、何故日本語が堪能かと訊かれると「探偵は全てのことに精通していなければならないのよ!」と答える。ジルヴェスター・ハンメルブルクからは護身用に拳銃を貰っている。
ハンメルブルク家特有、モンサンミッシェル症候群持ちであるが、探偵妄想と共に発狂時は本当に面倒になる。
あたおか探偵妄想少女、RPがギャグ寄りでアース人枠のアルフィアちゃんポジションというイメージ。ステラさんよりは少し動きやすいイメージ。

【参加セッション】
『冒涜の夜』(201807)(CoC)
『学園に消えた影』(202001)(フタリソウサ)

レスター・カッシング(Lester Casshing)
いけおじ。34歳だからおじさんじゃねーけど、チッ。とか言ってきそう。能力的には探索重視、RP的には面倒くさい系主人公みたいな感じ。実はステラさんと良い感じの絆関係にある。所持品がエモ。
冷戦以降に急激に高まるテロリズムの危険に対抗するために設立されたドイツ連邦憲法擁護庁第6部に所属している。大学では国家の安全保障について勉強していたが、接しづらさから友達は余り居なかった。ステラさんやリリカちゃんの同僚であり、先輩であるが部署が違うことから彼女らと接することはあまり無かった。しかし、近年急増する非科学的な事件に対して設立された特異管理局に巻き込まれ、組織のいざこざに巻き込まれることになる。ステラさんとは良い感じでやり過ごすが、リリカちゃんに対してはその不思議ちゃんな性格に惑わされてばかり居る。BfVの中堅職員の一人で、様々なことに長けているが一方で俗っぽいところや優しさを見せるときもあり、接しづらい表面からは見受けられないことを言うこともある。寝相が悪い。

【参加セッション】
『一握の砂』(201903)(CoC)

モア・レフクヴィスト・エステルグレーン(Moa Löfkvist Östergren)
スウェーデンの田舎町ヴィンメルビーでパティシエをしている女の子。年齢らしからぬ技術は国営放送を通じて全国に渡り、国内外から多くの客を迎えていた。ある日、モアの家は敵対的なパティシエ集団によって焼き討ちに会うことになり、それ以来刺客を退け、世界を転々としながら、無頼パティシエとして自分の技能を極めようとしている。シルヴィアの友達である。
微妙、戦闘技能と探索技能に多めに振っているが、キャラもぶれまくってるし、活躍できたかと言うと……うーん。空挺兵の経験があり、お菓子制作依存者、モン・サン・ミシェル症候群の一族の一人。


西条リリカ
 家の都合でドイツで生活しているうちに、自宅が放火され両親が焼死して以降見えないものが見えるようになったという少女。
 メタ的には、重要NPCを撃ってしまい、それが神話生物であったということによってGMに救済の手間を与えてしまったことでセッションの進行を遅らせたということでトラウマ的なキャラクターとなっている。なお、該当セッションは何らかの影響により、ログが取られていない。
 一時期は「触れるのも憚られる」キャラクターとしてふぁふすからはそれなりの扱いを受けていたが、『二つ、それは距離を知る』のセッションでは久しぶりに登場し、それ以降も汚名返上、活躍の機会を狙っている。


デリダ家

ヂャック・デリダ
「フランスの類稀なる哲学者、ヂャック・デリダちゃんだぞー!」
手元にはスピリタスと食べかけのきのたけ、その中身は西洋の哲学史を破壊せしポストモダンの申し子、それがヂャック・デリダなのである。
 詳しくは、チャンタ民主戦線共和国/人物/デリヤ・シュカーシュを参照。
 fafsPCとしてはシルヴィア、アルフィアに次ぐ、ギャグ寄りの要員である。2020年以降の多くのセッションに登場しており、比較的新しいPCにも拘わらず、FafsのネタPCの顔となっている。

【参加セッション】
『冬の死』(202010)(CoC)
『クリミナルルージュ』(202010)(CoC)
『アンラッキーライブ』(202011)(CoC、?)
『豪華絢爛にあこがれて』(202108)(CoC、外部)
『白薔薇の死刑』(202109)(CoC)
『落星』(20220829)(CoC、外部[WUG Discord内])

その他

ジルヴェスター・ハンメルブルク(Silvester Hammerburg)
クズ。死んだ。
ステラ・ハンメルブルクの叔父にあたる。普段はシニアコンピューターエンジニアとして大手企業のプロジェクト進行に当たっている。決定力はあるが、性格がクズで自分が生きるためには仲間を見捨て、利用する。最初のセッションでは:少女を怪物に突き飛ばす、仲間に無理やり毒を飲ませるなどを行った。

【参加セッション】
『毒入りスープ』(201806)(CoC)

えかとん

タプナパキ人

バシャ・トゥシャ・ヌポラ(Bas̊a-Tus̊a-Nupola)

詳細についてはバシャ・トゥシャ・ヌポラを参照
 タプナパキ(ンタンタパキ)のとある村「チティプ村」の若い男性の長であるモンガモンガ。自称「村一番の人望のある男」。実はエルミア革命の革命指導者であり、タプナパキ王国を建国した初代国王であり、大宇宙連合会議の特務エージェントである。
 上半身裸の褐色で、鼻が高くて目の高い顔つきの20代男性に近い見た目をしている。身体はやや筋肉質だが目に見えてマッチョではなく、どちらかというとマラソン選手のような体つきをしている。衣装はタプナパキの伝統的なモンガモンガのもの。
 独特の喋り方と豪快かつ楽天的な性格でクトゥルフ神話TRPGを盛り上げる。
 得意な攻撃手段はチティの酒の火炎瓶や身体能力を活かした攻撃。戦闘時にチョチョディの角笛を鳴らすのがお約束であり、現地語(チャパキ)の挨拶「シニマカ」が口癖。美しい女性を見ると結婚しようとする癖がある。苦手なものは地元の妖怪として伝えられているプトプト
 技能は身体能力に由来したものが多く、目星や聞き耳、こぶし、キック、組み付き、投擲、登攀を得意とし、また狩猟と牧畜の経験から、追跡、ナビゲート、応急手当も可能。「野生の思考」が息づいており、よく登攀で天井に張り付く。他の探索者が見ると驚きのあまりSANチェックが生じる場合がある。迷惑な野生人である。
 ヌポラは普段おバカで楽天的な人物として描かれるが、熱血な一面もある。重要なシーンやシリアスな場面ではカタカナ混じりの訛った喋り方から一転、真面目な喋り方になる。この真面目パートでは、ヌポラは意外と思慮深く正義感のある人物であることがわかる。ヌポラが国王だったり革命指導者だったりしながらもその肩書きを普段名乗らないのは、「民衆と共にありたい」という願いと、虚栄心に甘んじたくないという自分への厳しさへの結果である。エルミア革命では多くの人が命を落としたため、基本的には暴力的なことを好まないが、人々を助けるために戦うことは名誉だと考えている。


唐揚げ(Karaage)

アース人

吉永英治

(あれ、たぶん殺人ほう助になるよなぁ…)
【参加セッション】
『アンラッキーライブ』(202011)(CoC)

ラヒュス/レセスティア人

ロンバルス・ストランディア

「お前もう船降りろ」
【参加セッション】
『アンチドグマ・コンプレックス』(202208)(CoC)

顔面パネル

「パカパカ」
【参加セッション】
『アンチドグマ・コンプレックス』(202208)(CoC)

Guien

ナ・ナル人

タコ

ナ・ナルに住む魚人系の亜人。某イカゲーではない。やたらに運が悪く、頭が悪い人の印象を受けがち。臆病にドッカンターボ積んだメンタルをしている。所持品は竹製水鉄砲。


オーギュスタン

ナ・ナルの「ナボール商会」の総支配人。その紳士的な言動からイケおじ呼ばわりされているが、ヘビースモーカーにツインターボを積んだレベルのヤバい一面も持つ。PWRとSAN値が極端に低く、よく発狂する。趣味は狩猟、喫煙、飲酒。レイピアを所持。『G船上のアリア(ナプトーアレンジ)』(202009)にて活躍した代償で溺死するも、プ○キュアとして復活を果たした!!!
大体のセッションではイケオジとして持て囃されており、フィリピン爆竹を投げようが酒を飲もうが変身しようが許されてしまう中の人もにっこりなカリスマ性を持ったキャラクターとなっている。


ジダン・ギュンター

『鬼屋敷』(202011)にて初登場。コカ・コーラ派を厳しく取り締まる異端審問官であり、PCの中で一番ゴリゴリマッスルな人である。
セッションでは最終ボス戦でチェーンソーのクリティカルをたたき出し、鬼を真っ二つに、味方のSAN値をモリモリ減らして大暴れしてくれた。
【参加セッション】
『鬼屋敷』(202011)(CoC)

ラーオル

アース人

パルノス・モノンボ(変態)

大阪生まれ90歳のルワンダ人。会話を交わしただけで結婚できると思っていて本人曰くエリカさんや雄峰俊子とは結婚済み(本人達は否定している)、セクハラ常習犯。退役軍人で現役時代は原子力潜水艦相手に素手で戦ったり宇宙船にしがみついて他の惑星国家で大暴れしたりしていたらしい。ラーオルとも結婚済みだが本人には全否定されている。だいたいFafs卓に登場してGMを全力で妨害しに行く。


サニェーラ人

トゥーオル・ラーオル(猫耳)

サニェーラ独立国の美少女独裁者、役職は国家最高指揮官。フリートン侯爵は悪友、エリカさんや雄峰俊子や閃光弾とは仲良し、パルノスは絶滅対象。とてもじゃないが国家元首っぽくない国家元首。よくFafs卓に登場してGMをよく困らせる。


lefe

シルアーシャ/機械系

"サルシャ"マーヴァ

ルクルシルア星間労働連盟の自立思考回路(アンドロイド)で、外部執行部隊の休暇を楽しんでいる設定が多い。
同労働組合の"執行委員会外部執行部隊"の"実行委員"、実質的な軍人である。
彼女はその中でも強襲暗殺に特化しており、16人委員会暗殺の実行犯としてもその界では有名。

彼女(?)は自立思考回路のため、通常の食事は娯楽でしかない(機能こそついているが、それで何かを生産することはできない。食事後発電できるパーツは輸入が大変で買えなかった)
彼女は充電時は所持品の防水・高耐久型太陽光発電装置で充電を取らなければならない
バッテリーも付属しているため、1日程度なら充電なしでも生存可能
あらゆるところの充電器も使用可能だぞ!

自立思考回路ということで、本体はチップの記憶メモリに入力されている。レセスティアのパルファに近い(レセスティアと違い単体で稼働できないが)。
記憶チップには全シルア共通語で説明書が書かれ、PCでもラジオでも規格があっていればその機械で彼女を起動できる。

座右の銘は"DOC SAL!(純粋に、正しくあれ)"。
右腕に相談数5発のサプレッサー付きショットガンを隠している。弾薬もある程度携行済み。


回避が異常に高い(85)。そして煽り厨。
よく敵を屈伸やダンスで煽り(参考画像https://gyazo.com/31f7046da2165afce6c34753306525cb)、ヘイトを向かせて全部をかわす謎行動を行っている。
ライフルとショットガンを両腕に(ショットガンだけの場合もあるが)仕込んでおり、戦闘行動全般は得意。
一方その他ではへなちょこ。あんま役に立ってない。
『アンチドグマ・コンプレックス』(202008-2)(CoC)
『G船上のアリア(ナプトーアレンジ)』(202009)
に参加。

nomad

アース人

野間戸ちはる

「それ日本だとセクハラですよ。命拾いしましたね」
 初出はGuien卓『白薔薇の死刑』(202109)。アース人。現代日本の北関東在住。謎の妖精ハチべぇと契約して魔法少女になった。猟銃免許を不正取得し持っており、マジカル☆ドラグノフ狙撃銃(2d8+4)で猪やテロリスト、果ては神話生物からドアまで様々な敵を薙ぎ払う。狙撃の他には魔法を用いた回避や跳躍を得意とし、戦闘寄りのステ振りである。その他、目星やママチャリの運転もわりと得意(←にしては目星が全然安定していないよね?)。 魔法「少女」と名乗っている女子高生だが実は年齢不詳である。そのへんの事情はこの先のセッションで明らかになるかもしれないしならないかもしれない。変身バンクがあるらしいが、CCFOLIAの仕様上セッションでは流せない。2回目以降のセッションからは「マジカル☆マシュマロ☆マリトッツォ!」というクソダサ変身ボイスが実装された。某探偵事務所で働く野間戸千秋は兄にあたる。
 少々ツンケンした態度で、そりの合わない人物には攻撃的な態度を取りがち。ツッコミ役になることもなくはないが、相当の自由人なので自ら突飛な言動に走ることも多く、ボケにボケを重ねると言った方が正しいかもしれない。一方で(数々の法に触れているであろう行為はあるものの)いざという時の正義感は強く、悪人や困難に遭遇しても信念や仲間のために迷わず立ち向かう。つまりはただのツンデレでは?

 エルトリア出身でアースに潜入しているエージェント、フラーニとは高校で同じクラスで、商店街の福引で当たったパリ旅行に同行した。女子高生どうし仲良くしていたが(?)、ちはるはフラーニが宇宙人なのではないかという疑念を抱くようになった。パリで知り合ったヂャック・デリダのことは最初ナンパかと思っていたが、いがみ合いながらも信頼?関係を築き、最終的には協力し合う仲になった。なおデリダは脱構築に失敗しまくったため、ちはるは今でも彼のことをドアに突進する変人として認識している。同じ旅行で知り合った女子中学生ミルカのことを年長者として気にかけていたが、なんやかんやでラスボスを倒したのはPC最年少のミルカちゃんだった。(『白薔薇の死刑』)

 パリでの一件の後、対人戦での経験を積むためという不純な理由でJAICAの制度の裏を掻い潜り、年齢を詐称して水無月琴音とともにヴァタニスタンへ派遣された。狭いホテルの一室でディナーセットを広げたり、アザドお手製のハルヴァを平らげたりと旺盛な食欲を見せたが、探索にはあまり貢献しなかった。水無月がマーシャルキック無双してからは彼女のことをパイセンと呼ぶようになり、二人で襲撃者たちをカツアゲした。GM「なんだこのボランティア」 なお六分儀棗の名前は最後まで覚えられなった。(『去る四月のヴァタ二スタン』)

 ヴァタニスタンから無事に帰国した後は、ごく普通の(?)日常生活を送っているように見受けられる。学校に向かう途中で雨音(あまね)に出会い、不思議な空間に召喚されてしまった。最初は雨音のことをバカ呼ばわりしていたが、自らを犠牲にしようとする彼女を諫め、一緒に帰る方法を探す主人公ムーブをかました。脱出方法が判明するとライフルをぶっ放して扉を粉々にし、ここにデリダからドア破壊を継承することとなった。雨音のことは最終的に尼さんという認識に落ち着き、魔法陣の中で般若心経を唱えさせるなどした。(『I.C.D.』)

 兄・千秋がPCで登場している「探偵さん」ではチョイ役として登場。兄からの依頼を秒で断るが、なんやかんやあって「祝宴魔砲 結【マリアージュ】」を打ち上げた。(『新人君とバレンタインチョコ消滅事件!』)

 野間戸ちはる(のまどちはる)名前の由来は筆者の名前「nomad」と創作国の旧名「シャハロン」から。


野間戸千秋

野間戸千秋 : 「い、イエッサー!全力で尽力して玉砕する覚悟です!」
ユレスナフ : 「玉砕しないでください」
 初出はfafs卓「新人君とバレンタインチョコ消滅事件!」(202111)。アース人。現代日本の北関東出身で、今は職場の近くで暮らしている。就活中に血迷って応募した探偵事務所・EA(エターナルアンカー)に採用され、他に行くあてもなかったのでそのまま就職した。クラスはワトソンで、今のところ助手役としてのみ登場。速力、人脈力、体力が高めなステ振りで、バレンタイン事件では人脈力でほぼ他人の保々多忍を錬成するなどした。固有スキルは回復、損失軽減、ラ・ヴィ・アン・ローズなど味方へのサポートに特化した構成となっている。恐怖症(フォビア)は対人恐怖症で、初対面の人との会話では意思疎通に支障がきたすほど噛み噛みになる。なお今のところ「探偵さん」のみでの登場なので、coc等の他システムでの能力は未定。猟銃使いの魔法少女、野間戸ちはるは妹にあたる。
 「生」がつくほどの真面目くんで、しかも上がり症。探偵としてまだまだ未熟な新人だが、内に秘めた熱意と正義感は人一倍である。先輩探偵(だけど年齢的には後輩)ユレスナフの助手を務めており、一人前になるため日々の仕事に精を出している。

野間戸千秋(のまどちあき)の名前は、妹の野間戸ちはる(=千春)が由来。兄だけどメタ的には妹の方が先に生まれた。


ハロン人 / ハロン系ヴァルエルク人

サゲオン・フェネレンケアン・オルエルトフォス / ツァーニャフ・フェネレントケハン・オールヘールト

「にわかには信じられねーな...俺の故郷じゃそんなジョーク言ったら半年は白けっぱなしだぜ」
詳細はサゲオン・フェネレンケアン・オルエルトフォスを参照
 初出はfafs卓『アンチドグマ・コンプレックス』(202208)。ディギネオン・スムルトス出身のハロン系ヴァルエルク人で、職業は警察官、ハッカー、工作員。探索系では目星、応急手当、信用といったステが高く、知識系ではコンピューター技能が突出している。戦闘系では回避、ライフル、投擲に振られている反面、近接攻撃はからきしである。総じてサポーター・サブアタッカー適正が高いキャラとなっている。なおセッション当時はサゲオン・ェネレンケアン・オルエルトフォスだったが、作者のハロン語見直しにより微妙に名前が変わった(セッションのログまでは変えてない)。
 性格
 活躍


ルニアス

ウーナ・ヴェーデイン

詳細についてはウーナ・ヴェーデイン・フォスドーレウを参照
 ジエール帝国連邦の初代主席だが、別の世界線では「呉娜」という名前で登場する。C華料理屋の店主を自称しているが、実はCニーズマフィアである。『帝連雲港拳』という謎の拳法が使える。
 大宇宙の世界線では、ウーナ・ヴェーデインとして外交パスポートを見せびらかすが、影響圏範囲外だったり信じてもらえなかったりする。


フリートン

ヴァンス・フリートン

 ロフィルナを代表するマスコットキャラクター(大嘘)で、慎重であることに定評がある。そのくせ無能。かつては一国の最高議長にまで上り詰め、それなりの名声を得たが、失策からの革命を受け失脚した過去を持つ。現在は偉大なる絶対君主アリウスおばさんの下僕と化して久しい。強そうな女性からお礼の言葉を述べられるとガタガタと震えだす。

 色々あって丸くなったのか、基本的に穏やかで、紳士のような振る舞いを見せる。しかし、想定外の事態に巻き込まれたり、状況が爆発したりするとキャラ崩壊するリスクを抱えた。政治家時代の流れからトゥーオル・ラーオルとは互いに毒付く程度の交友関係を持つ。また、ソプゲン=ナプトーとも親睦を深めた。何かとムチ打たれたり、ラーオルの悪戯に振り回されたりと絶望的なまでに女運がない。「妻」以外の女はろくでもないという認知の歪みを強めた。

 PCとしては一定の拳銃射撃能力を始め、中途半端な攻撃回避スキルを持つ。能力値は低いが、隠れることも可能。図書館技能を持つことから、本の内容を理解しやすい。貴族らしく高い信用があり、説得などの交渉事を得意とする(本当か?)。疑り深いので心理学にも精通した。

エリカ・キリシマ

 極々普通の一般女子大生。を装った某国のエージェント(本当か?)。大宇宙的にはロフィルナ生まれということになっているが、必要に応じてリアルキャラを演じたり戦闘狂を演じたりとメタ的な意味で使いやすいキャラとなる。元々は普通の女の子になるはずであったが、あるシナリオで人を殺したことをきっかけに性格に歪みが生じた。

 真面目に仕事(役割)をこなしているかと思えば居酒屋で酔い潰れる。いらぬトラブルを起こし、某県警に連行されたりと壊れ方が激しい。収入の全額を賭け事に投じる。負けが込んで犯罪に走るなど中々の日常を送っている。

 スキあらば曾祖父の遺産をちょろまかし、持ち逃げするという外道ぶり。自分よりも弱い相手(フリートン)をいたぶるのが趣味で、逆に強い相手(アリウスやラーオル)の前では萎縮するというオマケ付きである。戦闘要員だけあって凛としている場面もあるが、勢い余って吐いたり漏らしたりするのが定番化した。

 PCとしてはそこそこ強く、拳銃による射撃戦闘を得意とする。また、敵の攻撃を回避したり、組み付くことも可能。目星や聞き耳など、一定の探索技能を持ち、必要とあらば隠れることも厭わない。生き残るために心理学を習得している。

ランニック・パルザトール

 ロフィルナ生まれのケルジャーナ人。惑星陸軍に所属するエリートであるが、戦場で敵国(ギールラング)の少年兵を助けたことを咎められ安全な本国勤務に戻された。それなりに優秀な軍人ではあるものの、出世意欲に乏しく浮浪市民とボードゲームに興じたりしている。非常に人当たりの良い性格で、弱い者いじめを良しとしない。とあるシナリオでは正体不明の少女を保護したりと、終始善良な行動に徹していた。

 PCとしては、ライフル射撃能力を始め、特殊な武器(軍用斧)を用いた高度な近接戦闘スキルを持つ。また、組み付きによる拘束も可能。回避能力が高く、そこそこの探索技能を持つため、単純な戦闘要員としてなら割と使いやすい印象がある。

ケラン・ヴィ・トナデール

 闘争と略奪をこよなく愛するギールラング海賊。ゴロツキらしく、典型的な体育会系といった様相である。口も悪く、無駄に喧嘩っぱやいが、その実、面倒見が良かったりと、よく分からない人物。喧嘩を売ってきた少年を躊躇なく殺す一方で、迷子の少女を助けたりすることもあった。

 ヴァンス・フリートンやランニック・パルザトールとは旧知の仲でロフィルナ特攻野郎Aチームを結成している。武装トラックをデコレーションし、爆走したりと、無駄に気合が入っていることから例え相手が強かろうと戦うことに躊躇しない。パルザトールいわく、「ただの糞バカ」。尻拭いをさせられているフリートンに至っては「性質の悪いトラブルメーカーだ」と評している。よく生きてんなこいつ……

 能力的にはマシンガンによる射撃戦闘を得意とし、回避、組み付き、投擲(+α)と筆者が使用するPCの中では最強かもしれない。単純だけど。

リシス・レールストラ

 ニーネン=シャプチにおいて小さな病院を経営する。女性内科医。少女のような見た目をしているが、実際にはそれなりの年を重ねており、無駄にやさぐれている。元々はロフィルナ本国勤務のエリートであった。しかし、院内汚職を巡る主任教授との衝突が引き金となって飛ばされた過去がある。

 以降、出世街道から完全に外れ、婚約も破棄。本家から勘当されるなど様々な不幸に見舞われた。専門医の資格を持つだけあって内視鏡検査の腕にはそれなりの自信を覗かせる。大学病院では某議長(F)のWP胆石を摘出したこともあった。培われた気質(ロフィルナ魂)がそうさせているのか、時に容赦がなく、唐突に口が悪くなることも。(本人に悪気はない)

 道具に異常なこだわりを見せたり、業者の文句を垂れたりと、謎の怒りを爆発させたことも多々あった。仕事柄、多くの患者と接し、悩まされてきた経験から心理学に対する興味も旺盛である。とあるシナリオでは身の危険を顧みず仲間の安全を優先した。腐っても医者としてのプライドを覗かせる。しかし、沸点は低い

 PCとしては医学を始め、目星や聞き耳、応急手当、精神分析等、それらしいスキルに特化した。更に心理学も習得することから、それなりに使いやすいキャラクターとなっている。戦闘はできない

霧島兵一郎

 激動の明治時代を生き抜く。帝国軍人で過去の悲しみから一時期外国を転々としていた。マフディー戦争においては個人傭兵として活躍する。仲間達との連携を取り、溢れ出る大和魂をもって闇の陰謀を粉砕した。苦難にあたっては自ら語らず、背中で語ることを信条とする。不断の努力によって後年、霧島家に莫大な財産を遺した。エリカにちょろまかされたが。

 筆者が使用するPCの中では、比較的高い精神力を持つ。ライフル射撃能力を始め、拳銃スキルも習得した。また、応急手当や目星、機械修理、説得など無骨な振り方をしている。

ジゼル=パートリッジ

 ミシガン州においてガードマンを務める。自称どこにでもいるアメリカ人。主に現金輸送業務を担っており、運転・射撃・体術と一通りの資格を習得した。サブスキルとして一定の水泳技術も有する。警備会社に務めるだけあって、経歴上の素行は極めて良好とされた。共和党支持者の相方がおり、仕事中、特に面白くもない政治ジョークを聞かされるのが日常化している。

 ジゼル自身の性格は比較的穏やかとされ、争い事を好まず、ブラックジョークの類も滅多に飛ばさない。基本的に冷静で、人当たりも悪くないが、想定外の事態に直面するとFワードを連発し毒付くことがある。ストレスを発散するため、ドライブに出かけたりソロゲームに興じていたりと、暗い性格ではないものの、どちらかと言えば一人でいることを好むらしい。(某エリカとはえらい違いだ)

shk

初出順に載せている.

ミルカ

 shk初,そして大宇宙初のTRPGでPCとして参加したキャラクター.アイノー三部作(『吸血鬼の復活』(201806)『波音に誘われて』(201806)『冒涜の夜』(201807))をはじめ様々な卓に参加している,shkが最も多く使っているキャラクターである.

 幼い頃に両親が蒸発し居なくなっており,両親のことが記憶になく,親戚の人に面倒を見てもらっている.身体が弱いため運動は不得意.内向的な性格で,一人で過ごすことが好き.

 その見た目や境遇も相まって,多くの人に自身の事を弄られてきたため,他人をあまり信用しておらず,関わりたくないと思っている.ただしメンタル面は強く,面倒くさい相手に対していかに相手を黙らせるかを考え,観察眼を身につけ,相手の心理を読み取ったり,口論になれば言いくるめたりすることができるようになった.それでも相手が暴力に訴えてくることもあったようで,それに対抗するうちに少しだけ技術が身についている.

 現在は,どこかに居るであろう両親を探しており,様々な人(基本変人)たちに巻き込まれながらこの世界を見て回っている.

 セッションでは,なぜか変人と一緒になることが多いため,言動にツッコミを入れたり,奇行を止めたりと,苦労の多そうなポジションになることが多い.しかしダイスロールでは,安定したダイス目のときもあれば,ちょうどGMを困らせるようなタイミングでクリファンを出したりするなど,GMに対してもshk自身に対しても恐怖を与えている.『冒涜の夜』(201807)でのダイスの荒ぶりは必見.

(なーんで変な人とのめぐり合わせが多いんだろ)(ため息)
____ 『白薔薇の死刑』(202109)


イキリト

 クトゥルフ神話TRPGにおけるチュートリアルとして有名な『毒入りスープ』(201806)に参加した際のキャラクター.なんでこれがshk初セッションじゃないんだ?

 日本のごくありふれたオタク.実家ぐらしで引きこもり.外出する時は常にPCを持ち歩いている.体力はなくすぐバテるが,オタクダッシュはできる.オタク特有の早口により,コミュニケーションがうまくいかないことも.FPSゲームの経験からか,注意力はそれなりにある.

 セッションでは,オタクらしく終始早口でまくしたてている.『毒入りスープ』(201806)では,ヤバいスープを見て自らをキリトだと錯覚し,恐ろしい邪神の存在を識った代償に家族のことを忘れてしまった.

「キリトカナーヤッパwオレオタクダケドイチオウカノジョイルシ、オレッテシリゾケナイセイカクダシ」(オタク特有の早口)
____ 『毒入りスープ』(201806)

【参加セッション】
『毒入りスープ』(201806)

ライア

 残念ながら初出シナリオのログは残っていない.二人目のまともなキャラクター.

 考古学者.活動的で,文献を漁るよりも,現地に赴いてフィールドワークをするほうが性に向いている.

 物覚えがあまりよくなく,今まで得た知識がところどころ抜け落ちている.反面,観察眼は鋭く,分析能力は高い.頭の回転も速く,臨機応変な対応に長ける.唐突に変なアイデアを思いついたりすることも.

 ライアが若かった頃,とある仕事で偶然居合わせた男性と意気投合し,後に結婚する.一方,その時の仕事を契機に,オカルト的な世界に興味を持ち,足を踏み入れるようになってしまった.それ依頼,ライアの周囲にはそういった話が舞い込んでくるようになる.軽い気持ちで進み,そしてそれが日常になってしまったが故に,自らの精神が徐々に摩耗していることに気づいていない.

 セッションでは,物覚えの悪さをいかんなく発揮し,「クラックラックガール」を「ラクラクガール」だの「苦楽ガール」だの「クルシミガール」だの「クックックガール」だのと呼び,「エンシェント」を「エンチャント」と間違えるなど散々だった.そのせいかは知らないが,魔法少女に変身させられるという辱めを受けた.

「エンチャントがアークで平和がどうしたって?」
____ 『魔法少女クラック☆ラック☆ガール』(202002)


須川慎二(すかわ しんじ)


 タクシードライバー.ドライバーとしての経験から,地図を読むこと,道案内に長ける.ゴールド免許を維持している.

 タクシードライバーではあるが寡黙な性格で,自分から話題を出すことはあまりない.乗客とのコミュニケーションも最小限に留まりやすい.そのためか,乗客にはあまり良い印象は持たれていないようだ.上司からも積極的にコミュニケーションを取るようお叱りを受けている.

 幼少の頃から空手を習っており,現在も続けている.休日など空いた時間を利用して,ひっそり鍛錬を続けているようだ.

 セッションでは,戦闘面での活躍が多く,MAで拳銃よりもダメージを出すなど,人間離れした技を使いこなしている.また,運転技能を活かしてカーチェイスを繰り広げたこともあった.なお,彼が愛用するタクシーは,同乗した人達によって目も当てられないような悲惨な状態になってしまった.ゴールド免許ェ……

「あー過去のトラウマがぁ戦闘は勘弁オヒィヒィヒィウワー」
____ 『アンラッキーライブ』(202011)



四ツ崎翔(よつざき しょう)

 初出は『アンチドグマ・コンプレックス』(202008).ナイフを飛ばして相手を四つ裂きにする.shk初のケートニアーのキャラクターであり,WP(ウェールフープ)を扱える.

 エージェント見習いのケートニアー.組織内では斥候を任されることが多い.新人故に,時々ヘマをやらかしてしまう.しかしいざという時は持てる実力を遺憾なく発揮し.任務を達成する.純粋な心の持ち主で,相手の発言をそのまま受け取るきらいがある.

 WPをそれなりに扱うことができ,自慢のナイフ投擲と組み合わせて様々な任務をこなしていく.WPでナイフを強化して威力を高めたり,WPでナイフを誘導して的確に命中させたり,その場の状況に合わせてWPを使いこなしている.

 身体に影響があるものに弱いようで,そういったものを摂取すると人が変わる.途端に口調が変わり,訳のわからないことを口走り始める.その豹変ぶりに周囲の人がドン引きすることもしばしば.周りの人間では収拾がつけられなくなることも.その分反動も大きいようで,効果が切れるとグロッキーな状態になる.

 セッションでは,手持ちのナイフと自慢のWPを駆使し強敵を倒して回っている.地味にダイスを荒ぶらせており,『アンチドグマ・コンプレックス』(202008)ではダイスロール 24 回中 6 回クリファンを出しGMを苦しめた.

「救いはコレですよアッハッハッハ」
____ 『アンチドグマ・コンプレックス』(202008)


シノ


 初出は『G船上のアリア(ナプトーアレンジ)』(202009-2).体力が貧弱でビビリなお嬢様.

 そこそこな地位のお嬢様.肝が据わっているわけではなく色々な事にびっくりしてしまう.しかし,立場のことを考えてかプライドが許さないのか,自分の弱みを見せることを嫌っているため,何かあっても強がってごまかしている.

 お嬢様ゆえに学問は一通り学んでいる.中でも天文学が得意.また,よその家系との交流も多いため,相手と交渉するための振る舞いも身についている.本人は億劫に感じているようだが.

 セッションでは,SANチェックが必要な場面に遭遇するたびにビビり散らかして大声を出している.しかし素直にビビりだと認めないため,平気な顔してごまかした挙げ句自分の苦手なものに対面せざるを得ない状況になり,結果的に公開することが多い.しかし『G船上のアリア(ナプトーアレンジ)』(202009-2)では,仲間の窮地を救うために,自ら危険を犯し夜の海を泳いで何往復かしているところから,仲間思いな性格も垣間見せている.

「なななにが起きたんですかは知りませんがこれぐらいでは動じませんわ!!!」
____ 『G船上のアリア(ナプトーアレンジ)』(202009-2)


テッド


 初出は『ふたりはマサキュア!!』(202010).ロスト救済シナリオが初出なため,既に死亡したキャラクターとみなされている.

 若くして亡くなった考古学者.遺跡調査の最中,遺跡が崩落.そのまま脱出することができず死亡した.生前は世界各地の遺跡を調査して回っていた.遺跡内部を探索し,遺跡の様子を写真に収め,時には崩れた瓦礫を登り,様々な記録を残していった.どういうわけか,同業者と思われる人間と争奪戦のような形で争うこともあった.他団体の調査の様子をこっそり見に行ったりすることもあった.

 セッションでは,発声機能付き灰皿カルネージェをあの手この手で破壊しようとしながら,魔法少女(?)として民間人を脅かす化け物を退治して回る.STR22の驚異の魔法少女パワーでどんな相手も拘束して絵面がひどいことに.

+ 『ふたりはマサキュア!!』後
 しかし,魔法少女の姿は幻覚で,実際は無実な人間を殺戮する怪物としてこの世界に戻ってきただけだった.その事に絶望したテッドは殺人癖を発症し,全てを仕組んだ黒幕を容赦なく殺害した.しかし,テッドの絶望は終わらない.果たしてテッドはその絶望に終止符を打つことができるのだろうか.

「まあまあ遺言聞いてからにしましょ」
____ 『ふたりはマサキュア!!』(202010)


捨木那羽斗(すてきな はと)

 初出は『ナイトアクアリウムの怪』(202204).初GMであるnomad主催卓に送り込まれた刺客.shk初のおふざけキャラクター.

 ハトの被り物を被った男性.ハト頭なわけではない.ハトに対するなんらかの執着をもっており,この世には自分の想像し得ないハトが居ると信じてやまない.自分が見たことがないものは,それがハトではないかどうか確かめたがる.

 ハトかどうか調べるための事典や図鑑を持ち歩いている.また,ハトやそれ以外の生物の生態や雑学についての知識も持っており,その目でも鑑定はできる.常にハトを探しているため注意力がある.気になるものを見つけた時は跳躍してでも確かめに行く.ハトと会話もできるらしい.

 セッションでは,ありとあらゆるものに対してハト確認を行い,GMや他PLを困惑させている.それはPCに対してもであり,初対面の相手にハトかどうか訪ねては毎回違うと言われている.そして残念そうにしている.
[メイン] 捨木那 : 「ムム」
[メイン] 捨木那 : 「この魚はハトではないな!」
[メイン] リミアン : そりゃそうだろ
[メイン] KP : あたりまえだろ
[メイン] 捨木那 : 総ツッコミ草
初対面のインパクト故に狂人と思われがちではあるが,基本常識的な振る舞いをしているので常識人である……はずだったのだが,『サンシャイェェェェイ島の大冒険』(202210)において 1クリ を3回出す という暴挙をやってのけ,大宇宙でのTRPG史に伝説を残した(多分).このような常識から逸脱した行為があったことにより,shkにとってミルカに次いで操作が怖いPCとなった.

「海を泳ぐハトはいないのに,空を飛ぶ魚はいるのだな」
____ 『ナイトアクアリウムの怪』(202204)

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最終更新:2023年01月19日 08:12