大獄丸

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凶悪 大妖怪 妖怪 無所属 登場人物 百鬼蝙蝠 西国

小僧…貴様も半妖だな。自分の身の上と重ねて、紫織を憐れとでも思っているのか。
登場 22巻7話「百鬼蝙蝠」
退場 22巻10話「赤い刀」
所属 無所属
種族 妖怪百鬼蝙蝠
性別
年齢 不明
出身 西国
血縁者 月夜丸紫織
職業 百鬼蝙蝠守り役⇒百鬼蝙蝠頭領
想い人 なし
装備 血玉珊瑚
CV 槐 柳二
分類 原作/アニメ

【概要】

  • 大獄丸(たいごくまる)は、西国を根城にしている蝙蝠の妖怪である。大妖怪の一人に数えられる。西国の強豪として知られる百鬼蝙蝠一族の長。紫織の祖父。月夜丸の父。百鬼蝙蝠の中でも「守り役」と呼ばれる強力な結界を張る事ができる強い妖力を持つ一族であり、紫織から数えて二代前に守り役として活動していた。大獄丸は齢を重ねた大妖怪であり、人間と同程度であるはずの百鬼蝙蝠としては異常なほど大きかった。その体格は通常の百鬼蝙蝠の数十倍に達し、人間を手のひらに乗せるほどの圧倒的な巨体を誇っていた。

  • 基本的に非情である事が多い妖怪も、同族に対してはある程度の情を持つ者が大多数である。しかし、大獄丸は血を分けた息子すら手にかけるほどの冷酷さと非情な精神を持つ危険な妖怪だった。彼は大妖怪特有の高い気位を持ち、人間を強く蔑んでいた。その対象は孫娘の紫織も例外ではなかったが、同時に半妖であるという理由で紫織をいじめていた人間達を見て「おぞましい村」とも評していた。

【来歴】

  • 大獄丸は人間を襲わぬよう仲間を説得する月夜丸を疎ましく思っていた。互いに幾度もの説得を重ねるものの平行線をたどり、やがて月夜丸が守り役の座を捨てようとしたとき大獄丸は遂に月夜丸を自ら手にかけた。月夜丸の死により守り役が必要となった大獄丸は、息子の死の真相を伏せた上で、孫娘の紫織を利用すべく紫津に取引を持ちかけた。紫織を引き渡す代わりに村の安全を保障するという約束だったが、大獄丸は人間との約束を守る気は毛頭なく、紫織を支配下に入れるとすぐに村を襲った。

  • 村に滞在していた犬夜叉と戦闘になるが、紫織が張った百鬼蝙蝠の結界に守られつつ破壊光線で犬夜叉たちを圧倒する。しかし、紫織の前で月夜丸を蔑んだ事が仇となり、覚醒した紫織によって結界から追い出され、犬夜叉に自らの破壊光線爆流破で返されて死亡した。

  • 血玉珊瑚は代々の守り役の妖力が備わっており、とりわけ大獄丸の妖力は強い影響を与えていた。大獄丸の肉体は滅びたが魂はまだ滅びてはおらず、血玉珊瑚に蓄えられていた自らの妖力を利用し、怨霊として現世に現れた。紫織を祟り殺そうと襲い掛かる大獄丸だったが、同じく血玉珊瑚のに蓄えられていた妖力によって一時的に復活した月夜丸が紫織を結界で守った。月夜丸の結界によって弱体化した大獄丸は犬夜叉に一撃で斬り捨てられ、今度こそ完全な死を迎える事になった。大獄丸を斬った事で、犬夜叉の鉄砕牙結界破りを使える赤い鉄砕牙へと進化したのである。
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 『大獄丸の怨霊』

【能力】

  • 大獄丸は齢を重ねた大妖怪であり、人間を物理的に襲撃する通常の百鬼蝙蝠とは違い、口から放つ強烈な破壊光線で戦った。破壊光線は同時に複数発生させる事ができ、あらゆる方向に向かって一度に攻撃する事もできた。同時に放てる光線の数は最大で12に及び、一瞬にして村や町をまるごと滅ぼすほどの殲滅力を誇る。

  • 大獄丸は守り役と呼ばれる強力な結界を張る力を持っており、その実力は息子の月夜丸よりも上だと自負していた。しかし、大獄丸も結界なしで爆流破に耐えるほどの耐久力は持っていなかった。

【技】

破壊光線
百鬼蝙蝠の結界

【戦闘録】

未描写 月夜丸 勝利
22巻7話 犬夜叉 中断
22巻8話~9話 犬夜叉紫織 敗北
22巻10話 犬夜叉月夜丸 敗北

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最終更新:2022年08月15日 21:28