妖精が樹木の内部でなら自律的に活動ができるようになった場合、樹木内ではどんなことができるのでしょうか。これは松精スプルーツァのアイデアで生まれた樹液採取施設です。妖精の木の内部では、ミラージュオイルの作用で変性した揮発性の樹液を採ることができます。 —— 妖精研究所

v18で初登場した、Tier5の放置型の生産設備。

  • 妖精MODにおけるソーラーパネル的要素を担うアイテム。

v21時点でのエンドコンテンツ。


名前が長いので樹液の家や樹液ハウスなどと呼ばれることが多い。

作り方

非常に製作コストが重い。

  • 完成までに妖精武器を3個も必要とする。
  • 初めて作る場合、大量のミラージュオイルを必要とする。
    • v27時点ではコンテンツの増加によって製作コストが緩和されている。
  • それ以外にも、妖精MODの素材を非常に広く要求する。

それ以上に加工の手間が非常に大きい。

  • 量産にはAE2の自動クラフトはほぼ必須と言ってよい。

使い方

スプルーツァの家をただ設置しただけでは動かず、屋外に設置して葉をつける必要がある。

  • 葉はバニラの葉ブロックであれば何でもよい。
  • 公式の説明ではバニラの小さな木のように配置するとあるが、実際には必ずしも幹を伸ばす必要はない。
    • むしろ葉を四方八方に生い茂らせることが重要。
  • 葉がどれだけ光(Folia)を集めているかと生産速度は、家を右クリックすると表示される。
  • 300Foliaが上限で、それを超えても捨てられる。

実際には光ではなくオーラを吸収しているようで、そのため夜間やエンドなどでも問題なく動作する。


一度設置すれば永久的に妖精の樹液をひたすら生産する。

  • 妖精の樹液は石炭相当の燃料になるため、実質ソーラーのような使い方ができる。

v22でチャージングロッドが追加されたため、有用性は相対的に下がった。

  • チャージングロッドは発動条件が特殊だが、1本で最低20AE/t、妖精のステータスを盛ることで約40AE/t程度も出せるなど、樹液の家数台分の火力となる。

v26で樹液の生成時に、真下に空のホッパーがあるときはそちらに優先的搬出するようになった。

  • 空のホッパー以外の輸送ブロック・内部ストレージを持つブロックには反応しないので、注意が必要である。
  • エンティティを経由しないのでLazy Chunkの制限を無視できるため、より広い範囲に設置できるようになった。

運用

オーラ→樹液効率(要検証)

樹液の家は30Foliaにつき毎分1個の樹液を生産する。

上限の300Foliaでは毎分10個の樹液になる。


基本的には原木を付けて幹を伸ばすよりも、単体の樹液の家を大量に置いた方がオイルの効率は良くなる。

  • 原木を樹液の家まで加工するコストが作成者にとってどの程度重いかによる。

樹液→燃料効率

樹液1個から8000AE生産できる。

1分間に1個の樹液を生産すると、8000AE/分≒6.66AE/tとなる。

上限の300Foliaの樹液の家は1個あたり発電量66.66AE/tとなる。

樹液→固形燃料効率(要検証)

リキュールの効率

  • リキュール = 16樹液

砂糖の効率(a=幸運による生産倍率)

  • 樹液 + 砂糖 → a(3砂糖)
  • 砂糖 = 樹液/(3a - 1)

固形燃料の効率(b=幸運による生産倍率)

  • リキュール + 16砂糖 → b(16固形燃料)
  • 固形燃料 = (1/b + 1/(3ab - b))樹液
  • 樹液 = ((3a - 1)b / (3a))固形燃料

樹液と固形燃料の燃料値は同じため、幸運によって燃料値が増える割合は、

  • 増殖率 = (3a - 1)b / (3a)

幸運が0(a = b = 1)だと増殖率は0.66と損になる。

幸運が1(a = b = 2)の場合、増殖率は1.66と増える。

幸運が2(a = b = 3)の場合、増殖率は2.66になる。


実際には錬金術にもFoliaが必要(=樹液の生産とFoliaを食い合う)なので、最高効率は状況によって変わるかもしれない。

余談

v27で強化を受けた。

  • 以前は15Foliaから生産スタートで、上限が120Foliaであった。

​実装初期は製作コストが非常に高かった。

特にオイルをポット9個分も要求されるのが当時としては破格であった。

製作フロー

 

最終更新:2022年10月17日 12:55