ここは物語内の割と重要な単語から今更かよ的な言葉までを解説する場所です。


モンスターマスター ありとあらゆる場所に生息するモンスターを使役し、育成する者を指す。略称は「MM」。
基本的に人間しかMMになることはできない。理由としては人間が持つオーガニックエナジーが、モンスターに命令を聞かせる効果を持つため。
仮にただのモンスターがMMのまねごとをしても、結局は反発を食うだけのようだ。太古よりMMとよく似た「魔物使い」という存在は散見されたが、
明確な技術の体系化がなされておらず、職業としての安定が得られないものだった。これを改善し、今の「モンスターマスター」の形を形成したのが、
現アンティラス王たるサコミズ王だとされている。
オーガニックエナジー 生きとし生けるものすべてが内包し、発散し続けている高エネルギー体。魔力・マナ・気・チャクラ・オーラなど、似たような概念の言葉は数あるが、
それらはすべてオーガニックエナジーのバリエーション、もしくは別称である。
モンスター 古い言い方では「魔物」「悪魔」「魔獣」など。現在では一貫して「モンスター」で名称は統一されている。
「人間以外で一定以上のオーガニックエナジーの代謝を行っているモノ」すべてを指す。
スライム系、ドラゴン系、獣系、鳥系、悪魔系、ゾンビ系、物質系、植物系、虫系、水系、???系の11の系統で分類分けされており、その種類は膨大である。
人間然としていながらもモンスターとして扱われるモノも多く、その力や性質は、動物と大差ない存在から、神の一種まで幅広い。
そのような有様ゆえか一部学者の間では「人間もモンスターなのではないか」という主張がなされている。
四女神 アッカド大陸において、この世界の生命を創造せしめた原初の女神とされている。
火を司るウェヌス。土を司るロセルナ。水を司るカリスト。風を司るイナルナの四柱がおり、それぞれが各国で信仰を得ている。
伝承によれば、女神たちにはそれぞれ神としての姿と、生命体としての姿があったが、この女神たちを創り出した「唯一神」なる存在の怒りに
触れたために、生命を奪われ、「四凶」の姿に堕されたという。唯一神については記述があまり残されておらず、謎に包まれている。
こういった神話の時代がどれくらい事実で、どれくらい過去の話なのかははっきりとしないが、
各国にはいまだに女神たち由来のマジックアイテムが保管されているという。
ウェヌス 四女神の一柱。火を司り、同時に雨や恵みを司る神でもある。火といっても、燃え盛る大火や火事などよりは
かまどや暖炉などに灯る生活の火や、太陽の守護者もしくはソレの擬人化であり、長じて、家庭と子供の守護者の側面も持つ。
ウェヌス教の聖典においては慈愛に満ちた母性的な存在として描かれるが、他の聖典では
適当な判断と行動で場をかき乱すトリックスター的な存在に描かれている。
ロセルナ 四女神の一柱。土を司り、武芸の達人である。鉱物資源や作物が育つのはすべてロセルナによる恩恵によるとされ、
彼女の信仰地から遠いカーラ国はそれゆえに厳しい冬の大地に閉ざされているのだと言われている。
ロセルナ神は友愛を是としており、これは彼女自身が対人関係の構築に苦労していることに由来しているようだ。
カリスト 四女神の一柱。水を司り、季節の変化それ自体も彼女の力によるものとされる。
また、文化の保証人にして獣たちの守護者とされ、カリストの信者はむやみに書物を廃棄することを禁止されている。
もしこれを破るようならば、地に満ちる悉くの動物が腐り落ち、民は飢えに苦しむこととなると未だ信じられている。
カーラでは「月の光を浴びるために窓辺にカリストが腰を下ろす」と伝えられており、満月の夜には一戸につき一か所だけ窓を
開けておくことが女神の祝福を受けるためのまじないの一種として未だに続けられている。
イナルナ 四女神の一柱。風を司り、運命を紡ぐものと言われる。転じて、恋愛の結末を握る存在と目されていた。
現在アッカド大陸においては排斥されてしまい、信仰する集団の確認ができずにいる。
原初の獣 大世界バイストンウェルにおいて魔物たちの祖となったとされる存在。
神話の時代において、唯一神が女神の次に創造したとされ、四女神たちが世界の恵みや節理を司るのに対し、この存在は死や夜、闇などの事物の終わりや負の側面の象徴であったと言われる。
それゆえ暴力的な性質を持っていた。獣は世界に放たれるや否や、バイストンウェルの世界を破壊しだした。
危機感を感じた四女神は協力してこの獣を滅ぼした。
この際に切り分けられた肉体に、女神たちが命を吹き込んだため、バイストンウェルに新たにモンスターとヒトが誕生したという
バイストンウェル できる夫たちの冒険の舞台である大世界。原義では「海と陸の間にあり、輪廻する魂の休息と修練の地」という
この世界は他の異世界と違い、創世神話が残されており、非常に特異な世界である。
また、この世界には時折異世界の人間が流れ着いてくる。現地においてはそのような人々を「流れ者」と呼び、高いMMへの適性を持つことが多い。
半魔 人間とモンスターの交配により発生する生物たちの総称。理由は不明だが、通常のモンスター以上の能力を保持する場合がほとんどを占める。
半魔たちは、感情が一定以上昂ると原初の獣の姿に変化し、理性を失って暴れだす。これを恐れてか、
大概のモンスター及び人のコミュニティでは半魔の存在は禁忌とされ、長い歴史の間で差別され続けている。
聖王 古代のバイストンウェルにおいて、人とモンスターたちを導く首長の役割を担っていた存在。
聖王はそれぞれが信仰する四女神の祝福と承認を得ることでその任に着くという。この承認の儀式の際に、儀式として香油を塗られたことから
「メシア(油を注がれた者)」という別称があったとされる。これら聖王は現在においてはほとんど伝説上の存在として扱われ
一部例外を除いて学術的な研究はほとんどなされていない
聖王オリヴィエ ほぼ唯一と言っていい、史書に名を遺す聖王。アンティラス地域一帯を治めていた最後の聖王ではなかったかと目されている。
その詳細な記録はアンティラスの記紀神話「ガーゼィ」にある。
「その髪は黄金の秋、瞳は碧空を切り抜いたように美しく、その声はイパの塔の鐘よりも玲瓏で、武勇は比肩する者はなく、
治世に異を唱える者もいなかった」とされる。また、オリヴィエは人間であったらしく、このことから記録にない過去の聖王に関しても人間であった可能性が生まれた。
世界樹(1) バイストンウェルにて存在が確認されている巨大なトネリコの樹。そのサイズは極大で、推定の高さは50km以上。周囲はその十分の一と目されている。
伝承によればこの世界樹は異界であるワーラーカーレンへの通り道とされ、この世界樹の中は多量の魂が流れており、魂はその先の地で浄化されて、次の生命へと生まれ変わると語られる
また、聖王神話にも登場し、歴代の聖王は一定の任期を終えると世界樹へと赴き、その世界樹の頂上まで上り詰めた。
そして、聖王はその場で自身の命と魂を女神たちに差し出していたと書かれている。
聖戦士 特定の人間のみが発する特殊なオーガニックエナジーである「オーラ力」を操る戦士のことを指す。
女神信仰がより活発であった時代においては神殿を守り、異教徒との戦いに身を置くものを指していたとされるが、現代ではその意義は失われたも等しい。
現代的な意義での聖戦士はアンティラス元国王「サコミズ・シンジロウ」とその娘であり現国王の「サコミズ・リン」のみであるとされる。
リーンの翼 聖戦士のみが出現させることが出来ると言われる、非実体の翼。その存在は長らく不明とされていたが
サコミズ・シンジロウが翼を発現させる「沓」を保持していたため、その存在がごく一部の政府関係者にのみ認識されるに至った。
その力は、発現者に飛行能力を持たせるほかに、身体能力の向上や、より高度な「オーラ力」の制御を可能にさせると言われている。