リー・パイロン

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リー・パイロン - (2019/07/10 (水) 21:44:47) の編集履歴(バックアップ)



「ひょひょひょ、あわれな姿ぢゃ。

   つぎの相手は、たれかいのう?」

※龍虎2の絵は こちら

初出作品: 龍虎の拳
格闘スタイル: 中国拳法
出身地: 台湾。*1
誕生日: 1月7日
身長: 171cm
体重: 62kg
血液型: O型
大切なもの: 猿面、漢方の店
好きな食べ物: コーヒー(『龍虎2』)
嫌いな食べ物: 中華料理
好きな音楽ジャンル: 京劇
好きな言葉: 再見
好きな異性のタイプ: 若い娘(ただし生意気なのはいやぢゃ)
尊敬する人物: リー・ガクスウ
ライバル: 近くにできた新手のドラッグストアかのぅ?
                拳法ではおらんが、薬ではやはり師匠かのぅ
家族構成: 妻・紅竜、息子・青竜(中国在住)
最終学歴: 台湾の医科大学
職業: 漢方薬品店主
年齢: 67歳(『龍虎2』)、69歳(『NBC』。ストーリーに「古希を目前にして」とある)
キャッチコピー: 伝説のアクロバット・クロー

        
龍虎の拳』の登場人物。漢字表記は「李 白龍」。『NBC』にも参戦している。
サウスタウンで漢方医を営んでいる老人である。
某漫画のアクションスターのキョンシーではない。無論、某宇宙最強とは何の関係もない。
担当声優は初代『龍虎』および『NBC』では数々のSNKキャラを演じているや之えいじ(旧・矢野栄路)、『龍虎2』では稲毛一弘(現・Kay稲毛)。

台湾から渡ってきた後、養父となったリー・ガクスウから中国拳法と漢方医学の極意を伝授される。
その後、拳法の魅力に取り憑かれ、開業医を営む傍ら夜な夜なストリートファイトに明け暮れるようになる。
流石に素顔のままでやるほど人生投げてはいないようで、戦闘時は中国風の猿のお面を着けている。
尤も、過去のストリートファイトで受けた傷を隠すためという意味合いの方が強いようだが。
基本的には人格者なのだが、「切り刻みたい」などと口走ることも多く、若干ヤバイものを心に秘めているようである。
としても超一流らしく、若ギースからそちらの方面で勧誘を受けたりもしている。
『NBC』では開発した新薬を狙ったWAREZに対抗する為、コロシアムに参加。
グッドマン撃破後のEDではコロシアムでの優勝もあって商売繁盛し、妙な人物腰痛の薬を買いに来たりしていた。

余談だが、養父のリー・ガクスウはタクマ・サカザキのライバルであり、93歳という高齢ながら彼の体に疵を残している。
タクマのライバルだったのはあくまで養父の方なので、間違えないように注意しよう。

+ KOF…?
『KOF MIA』の公式サイトに掲載されたサイドストーリーにも、ちょっとだけ登場しているのだが、
そこでの扱いはよりにもよってと言わざるを得ない人物に噛まれた挙句、
その噛んだ当人すらゲーム本編には不出場という、これでもかというほど酷い扱いを受けていた。
どうやらSNKの辞書に敬老の文字はないようである。
なお、これとは別に『SVC』では、本気になったMr.カラテのエンディングで登場している。

+ 余談
小柄なイメージが強い彼だが、設定身長は171cmと意外に高い。
これは如月影二アンディ・ボガードと同等の数値である。

……なのだが、ゲーム中のグラフィックでは何故か異様に小さい。
20cm以上低いはずのテムジンよりも小さい。


戦闘スタイルは、素早い動きで翻弄しながら鉄の爪で相手を切り刻むスタイル。
「お面」「鉄の爪」「甲高い奇声」……どうもスペイン忍者を連想させる。
だが、国籍はもちろん、技の性質もあちらとはかなり異なっている。
あっちが跳ね回るタイプなら、こっちは回転しながら飛び回るタイプ。
ブランカのごとく回転しながらつっこんでいく「華中飛猿爪」は、まごうことなき変態爪の間合いが長めでブランカのそれより使いやすい。

+ 「しゃらくさいわ!!猿叫円盤拳!!」
かの悪名高き(誤植的な意味で)ボンボンコミックスのゴッセージ版龍虎の拳においては、MASK第一の刺客として登場。
マリユリを誘拐し、リョウロバートを「毒猿の谷」へ誘い出して抹殺せんと企む。
…この時点で何か嫌な予感がするが、案の定一人称が 「オレ」 「猿叫拳」 なる謎拳法の使い手にされていた。
ちなみに「鉄の爪」に該当する技は 「猿叫円盤拳」 。何気に原作の「百烈旋風脚」っぽい蹴り技も披露している。
あと仮面がやたらと表情豊かで、舌なめずりしたり料理を咀嚼する描写まである。これひょっとしてフェイスペイントなんじゃ
両手に装着した手甲刀( どう見ても鉄の爪だが )に塗られた毒でリョウ達を追い詰めるも、オリジナル技 「極源流秘伝肝撃活」 で毒を無効化され形勢逆転。
「覇王拳」 からの 「飛燕疾風散撃脚」 というオリジナルコンボを叩き込まれ、 「ギピャー」 なる断末魔を上げてKOされた。
その後次なる戦いの場へと案内させられるが隙を見て逃走、 以降フェードアウト。 完全な三下悪役である。
…え?扱い酷いって?この人達よりはマシなんじゃあないかな…。

なお、彼の扱いが一番悪かったと思われるのはアニメ版の『バトルスピリッツ 龍虎の拳』で一切登場しない
これだけならタクマやミッキーもそうなのだが、パイロンの場合わざわざ序盤で「チャイナタウンの宝石店からシリウスの瞳という宝石が盗まれ~」といかにも絡みそうなニュースが流れるのだが完全スルーされた。


MUGENでにおけるリー・パイロン

+ Fred氏製作 初代龍虎+アレンジ仕様
  • Fred氏製作 初代龍虎+アレンジ仕様
基本的に原作再現だが、操作方法が6ボタン式となり、オリジナルの3ゲージ乱舞技も追加されたアレンジ仕様。
「鉄の爪」も原作同様2種類の軌道で出せるが、上下段の区別は無い模様。
原作同様パワーゲージが気力ゲージとして機能しており、必殺技を使う際に消費する。
…が、気力が足りない状態の劣化技は再現されておらず、ゲージが無いと必殺技自体が使えない点には注意。
また、これは氏のキャラ全般に言えることなのだが、ズームイン時の大きさを基準に作られているのでやたらとデカい。
あまりにデカすぎて、背の低い相手には百裂旋風脚がカス当たりするという哀しみを背負ってしまっている。
なお、Readmeなどは付属していないので、操作方法はcmdを開いて確認されたし。
AIは未搭載。

+ ironjw氏製作 龍虎の拳2+アレンジ仕様
  • ironjw氏製作 龍虎の拳2+アレンジ仕様
『龍虎2』仕様。画像が縮小されていないためか、カンフーマンより頭一つデカい(原作だと小さい方だが)。
何故かニュートラルポーズが通常時と体力減少時を組み合わせたものになっており、リー先生のお体が心配である。
原作の技は全て搭載されているが、EX技の追加や「真空空転爪」が真上に上昇するなどのアレンジが施されている。
コンビネーション技の「華中猛腕脚」は連続ヒットしない死に技だが、これは原作再現なので仕方ない。
EDも付属しているが、海外製なので英語表記。

この他に、画像をある程度縮小したサイズダウン(SD)版も公開されている。
こちらは通常版と比べてかなり小柄で、ニュートラルのモーションもなんだか忙しない。リー先生大丈夫ですか?
また、2段ジャンプが可能でダッシュもステップ式になっていたり、必殺技の火力が通常版より高かったりと、性能にも結構差異がある。
こちらの「華中猛腕脚」は全段きちんと当たってくれるので安心。あと前方ダッシュの度にヒョーヒョー叫ぶのでうるさい。
ちなみに、通常版と違って付属のReadmeがカンフーマンのままなので注意。

AIは両バージョンにデフォルトで搭載されている。
ただし強さは控え目で、昨今の強力なAI相手には少々力不足。

+ アフロン氏製作 NBC仕様
  • アフロン氏製作 NBC仕様
残念ながら現在は公開停止。
原作通りのスピードと立ち回り、間合いの長い攻撃で相手を圧倒していける。
EXモードも搭載されており、コマンドや技性能が『龍虎』っぽくなる他、『NBC』で削除された一部の技も復活。
なんと知る人ぞ知るSFC版『龍虎の拳』の隠し超必、「飛翔旋風撃」も搭載されているのだから驚きである。
……と言ってもほぼオリジナル技となっている(氏曰く「そのままの動きにしても全く使い道がない」)が、これはこれで格好いい。
連続技中に攻撃力が低下していくコンボ補正に下限が設定されていないので、段数が多くなりすぎるとダメージがマイナスになってしまい、
殴った相手の体力が回復するというバグがある。

柊・竹・梅氏と青村氏の外部AIが存在していたが、前者はリー・パイロンの公開停止に合わせてAIも公開停止。他のAI同様、動画使用も禁止されている
後者も2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、現在は正規入手不可となってしまっている。

出場大会

削除済み
更新停止中

出演ストーリー

Final Fatal Fury(MOW後の設定、ガクスウと共に原作準拠)
餓狼・SPECIAL
Mr.Kの挑戦状(非戦闘)
Mr.Kの挑戦状Dynamite
MUGEN STORIES INFINITY(非戦闘)
ウドン13
黄金の仮面伝説
掌の歌
人造生物03RIA-紅(非戦闘)
夜風物語

*1
龍虎キャラの生年は明記されていないが、『2』はギース(1953年生まれと餓狼側で明記)が26歳なので1979年前後が舞台。
これから逆算するとパイロン誕生は1912年前後で、出身地の台湾が日本領時代の頃になる。