【マリオパーティ】

マリオパーティ とは、【NINTENDO64】用のゲーム。

概要

マリオパーティ


他言語

Mario Party (英語)

ハード

【NINTENDO64】

メディア

256Mbitロムカセット

ジャンル

パーティーゲーム

発売元

任天堂

開発元

ハドソン
シーエイプロダクション

プレイ人数

1~4人

発売日

1998/12/18 (日本)

値段

5,800円+税

レーティング

CERO:A(全年齢対象)

対応機能

振動パック

シリーズ

マリオシリーズ

移植・リメイク

Switch:【NINTENDO 64 Nintendo Switch Online】

日本販売数

82万本

【NINTENDO64】向けに発売されたマリオシリーズの1本。
『桃太郎電鉄』でおなじみのハドソン社が開発したボードゲーム。
キャラクターとしてマリオファミリーを起用し、毎ターン最後に行われる「ミニゲーム」を繰り返して遊ぶという形で、単純なボードゲームとしてだけでなくアクションゲームとしての側面も持ち合わせている。

年末商戦にぶつけた事もあって64のパーティーゲームの定番としてヒットを見せ、しばらくの間はマリオシリーズの定番作品としてハイペースで続編が発売される事となった。

1作目でありながら基本ルールは整えられているが、荒削りな箇所も多く、後のシリーズでは殆ど見られない「コインを奪い合うミニゲーム」や「1人用ミニゲーム」が多く収録されている。
後のものに見られないものでは、「3Dスティックを高速回転させる」という操作方法のミニゲームが複数収録されているのが特徴的。これが原因で手のひらを使って高速でぐるぐる回すという動作が流行してしまったために、全国で手のひらの皮が剥けたり、3Dスティックの故障といったトラブルが多発してしまう。この影響からか、以降のシリーズでは操作体系が変わる【マリオパーティ8】になるまで回転系のミニゲームが一切収録されていない。
これらの影響からなのか、【バーチャルコンソール】では一切配信される事がなく、続編の【マリオパーティ2】が配信されており、初移植は2022/11/02の【NINTENDO 64 Nintendo Switch Online】での配信が初となった。

【64DD】でディスクをセットして起動すると警告画面が表示されることから、対応させる予定があったのではと思われている。この仕様は【ポケモンスタジアム】でも見られる。

なお、本作以前にも『64で発見!!たまごっち みんなでたまごっちワールド』でハドソンは任天堂と共同開発に当たっている。
こちらも同じパーティボードゲームで、本作と同じく3Dスティックを回す動作があるミニゲームがあるという共通点もあった。

ストーリー

ある日、マリオたちは集まって自分たちの夢の話をしていました。
みんなが思いえがいている夢はただ1つ
「世界中の誰からも頼りにされるスーパースターになること」 でした。
ふと誰かがいいました。
「この中で1番のスターは誰だろう?」
「ぼくだよ!」「わたしよ!」
みんな自分が1番だと誰もひきません。
キノビオが言いました。
「いろんな冒険をのりこえられる人こそスーパースターじゃないでしょうか?」

キノコむらには、どこにでも自由にいける「ワープドカン」がありました。
その向こうには、たくさんの冒険が待ちかまえているはずです。

みんな大急ぎでドカンの中に飛び込んでいきました。
さあ、マリオたちの前にはどんな冒険が待っているのでしょうか?

ゲームシステム

  • 基本ルール
    遊ぶターン数とボードマップを選んで開始する。遊ぶ人数は4人限定で、足りない分はコンピューター(COM)で補われる。
    それぞれが1~10の数字が出るサイコロブロックを使ってボードを進み、止まったマスに応じて色が決められる。
    1ターンが終わると色に応じたチーム分けをした後にミニゲームが選択される。
    マスやミニゲームの勝敗に応じてコインが増減する。
    コイン20枚以上の時にボードにいるキノピオの前に行くと「スター」と交換でき、最後のターンが終了した際に最もスターを多く持っていたプレイヤーが勝者となる。スターが同数の場合はコインの枚数で決める。
  • のこり5ターン
    残りターン数が5になると、青マス・赤マスで増減するコインが2倍の6枚になり、ノコノコから貰えるコインが2倍の20枚に増加する。
  • 三賞
    結果発表の前には、ミニゲームで1番コインを集めた者に「ゲームスター」、コインを一陣多く集めた者に「コインスター」、?マスに1番多く止まった者に「ハプニングスター」のスターが授与される。
    このシステムの存在により、基本的にはミニゲームで勝ちまくれば2つのスターが手に入るため、短いターン数ならそれだけでほぼ優勝となる。

キャラクター

操作キャラ

  • 【マリオ】
    おなじみ主人公。ホームステージは「マリオのレインボーキャッスル」。
  • 【ルイージ】
    おなじみ2Pキャラ。ホームステージは「ルイージのエンジンルーム」。
  • 【ピーチ】
    おなじみヒロイン。ホームステージは「ピーチのバースデーケーキ」。
  • 【ヨッシー】
    おなじみ恐竜。ホームステージは「ヨッシーのトロピカルアイランド」。
  • 【ワリオ】
    何故か「いつも なかよしのマリオたち」の一員扱いされている男。ホームステージは「ワリオのバトルキャニオン」。
  • 【ドンキーコング】
    二代目のゴリラ。ホームステージは「ドンキーのジャングルアドベンチャー」。
    デバッグメニューでは背景に表示されるキャラのうち彼のみが「?」というシルエットで隠されているので、当初は隠しキャラとして登場する予定があった可能性がある。

施設担当

  • 【キノピオ】
    村の案内役。
  • 【ノコノコ】
    なんと司会役として抜擢されている。
  • 【クッパ】
    お邪魔役。
  • 【テレサ】
    他のキャラクターのコインやスターを横取りしてくれる。
  • 【ミニクッパ】
    「えいえんのスター」に登場。クッパの分身。
  • 【キノスター】?
    キノコバンクを担当する星柄のキノピオ。右側にはコイン柄のキノピオがいるが、名前は不明。
  • キノコショップのキノピオ(仮)
    キノコショップを担当している細長い髭が特徴的なキノピオ。名前不明。
  • 【キノバーグ】?
    ミニゲームハウスを担当するキノピオの老婆。
  • ゼンマイヘイホー
    ミニゲームハウスにあるヘイホーのおもちゃ。スティックを回転させて遊ぶ。
  • 【キノルド】?
    オプションハウスを担当する緑色のキノピオ。
  • 【ものまねオウム】?
    オプションハウスにいるオウム。キャラの声を真似して喋る。

ボードマップNPC

ミニゲームのみ

ミニゲーム

全てで55種類のゲームが収録されている。
【マリオパーティ】/ミニゲーム?を参照。

リンク

移植・リメイク

  • 【NINTENDO 64 Nintendo Switch Online】
    2022/11/02から配信。スティックに対してどのような対応をするのか疑問視されていたが、ゲーム起動時に「コントローラーのスティックを 手のひらなどの皮膚の弱い部分で操作しないでください。」という注意書きを表示させる力技で当時の内容のまま配信した。

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最終更新:2024年12月21日 17:30