【マリオパーティ2】

マリオパーティ2 とは、【NINTENDO64】用のゲーム。

概要

マリオパーティ2


他言語

Mario Party 2 (英語)

ハード

【NINTENDO64】

メディア

256Mbitロムカセット

ジャンル

パーティ

発売元

任天堂

開発元

ハドソン
シーエイプロダクション

プロデューサー

波多野信治
中本伸一

ディレクター

菊池賢次

プレイ人数

1~4人

発売日

1999/12/17 (日本)

値段

64:5,800円(税別)
Wii:1,028Wiiポイント
Wii U:1,047円

レーティング

CERO:A(全年齢対象)

対応機能

振動パック

シリーズ

マリオシリーズ

移植・リメイク

【Wii】:【バーチャルコンソール】
【Wii U】?:バーチャルコンソール
Switch:【NINTENDO 64 Nintendo Switch Online】

日本販売数

88万本

世界販売数

248万本

【NINTENDO64】向けに発売されたマリオシリーズの1本。
【マリオパーティ】の続編。

新要素として「アイテム」と「バトルミニゲーム」を導入し、前作では荒削りだったコイン収支等のゲームバランスを調整。
ミニゲームは新作ミニゲームを複数加えているが、いくつかは前作のものの再収録やアレンジ版となっている。
当然ながら、前作の問題点である「3Dスティックを回す」動作のミニゲームは消滅した。

全体的に目新しさは薄いものの、順当なバージョンアップ版として高い評価を得る作品となった。

ストーリー

「自分たちの夢をつめこんだ自分たちの国をつくろう!」
マリオたちは夢を語りあいました。

そして、みんなで力をあわせてようやくつくりあげた
その国を「マリオランド」と名づけようとしました。

しかし、突然ワリオが言いました。
「この国は、スーパースターであるワガハイの名前をつけて、
"ワリオランド"にするべきなのだ!」

それを聞いたみんなはケンカをはじめてしまいました。
「"ピーチランド"がいいわ!」
「いや、ボクの名前が一番いい!」
キノピオもすっかりお手上げです。

そんなとき「マリオランド」が
クッパにおそわれてしまったのです!!
これは大事件です!!
ケンカしている場合じゃありません。

キノピオが言いました。
「それではクッパをたおした
スーパースターの名前をつけることにしましょう!」
……こうしてマリオたちは、
クッパをたおすため新たな冒険へと旅立つのでした。

ゲームシステム

※基本的な流れは【マリオパーティ】を参照。

  • アイテム
    本作からはボードマップ上で使用できるアイテムが登場。
    アイテムショップで買うか、アイテムミニゲームで手に入れる。本作では1つまでしか持てない。
    ほとんどのアイテムはサイコロを叩く前に使用し、様々な効果を発動できる。
    例外として「クッパばくだん」は、手に入れるとターンの最後に勝手に使用されてしまう。
  • ボーナスの有無の設定 / かくしブロック
    前作では強制的に有りだった、ボーナススターの授与の有無を設定できるようになった。
    これを「ボーナスなし」に設定するとボーナススターがもらえなくなる。
    また「ボーナスあり」にしている場合に、どこかのプラスマスに「かくしブロック」が隠されるようになる。
    これには20コイン、もしくはスターのいずれかが入っている。
  • ミニゲーム
    本作では新たなカテゴリのミニゲームが複数登場し、既存のものもいくつかルールが整備されている。
  • 前作からの違い
    1人用ミニゲームのジャンルが廃止されてアイテムミニゲームが代わりに登場。
    1vs3・2vs2は負けた方がコインを支払うルールが廃止され、勝ったチームが全員10コイン手に入れる形になった。
  • ボーナスゲーム
    前作ではコインを直接手に入れるミニゲームがいくつかあって収支バランスが不安定だったが、本作ではコインをたくさん取れるミニゲームが4人用・1vs3・2vs2にそれぞれ1枠ずつ「ボーナスゲーム」として収録されている。
    このジャンルのミニゲームは勝敗がなく、ミニゲーム内に出てくるコインが直接プレイヤーの手持ちに入る。
    以降のシリーズでもボーナスゲーム枠が毎回1つずつ設定されるようになる。
  • バトルミニゲーム
    「バトルマス」に止まると発生するミニゲーム。クリボーが司会を務める。
    全員から決められた量のコインを集め、バトルミニゲームの戦績に応じて再分配する。
    基本的にはコインがもらえるのは1~2位のみだが、あまりが出た場合はクリボーがランダムで配布される。
    コインの量が足りない場合は持っているだけ全部取られ、合計金額が足りない状態でミニゲームが始まる。
    前作における「ガッポリよこどりコイン」等のコインを奪い合うミニゲームや、1vs3・2vs2のコインを支払うルールを1つのジャンルとして調整したものと思われる。
  • けっとうミニゲーム
    「けっとうてぶくろ」を使うか、残り5ターンになった後に他のプレイヤーと同じマスに止まると発生するミニゲーム。
    賭けるコインを決めてから1vs1で戦い、勝った方が全額そのまま手に入れる。
    本作ではボードマップによってどのけっとうミニゲームになるのか固定化されている。
  • アイテムミニゲーム
    アイテムマスに止まると発生するミニゲーム。前作における1人用ミニゲームの代替要素。
    ミニゲームを行ってアイテムを手に入れる。
    基本的にはミニクッパがハズレ枠として設定されている。
  • ノコノコバンク(クッパバンク)
    ボードマップ上にある施設。
    マスの前を通過したプレイヤーは5コイン支払う事となる。コインが足りない場合は手持ちのコインをあるだけ没収される。
    マスにピッタリ止まると、これまで貯まったコインが全て手に入る。
    クッパランドのみに存在する「クッパバンク」は逆のシステムになっており、マスを通過したプレイヤーに5コインを貸すが、マスに止まったプレイヤーは全額支払う事になってしまう。コインが足りない場合はスターまで没収される。
  • ミニクッパと変身
    ボードマップ上にはキノピオの他にミニクッパも登場。
    ミニクッパの前を通過すると5コイン奪われてしまう。たまに間違えて5コイン渡してくれる事もある。
    誰かが「クッパばくだん」を手に入れると、ターン終了時に勝手に爆発し、ミニクッパがボードマップに応じた姿のクッパに変身。サイコロブロックを3個叩いてボードマップを移動し、すれ違ったプレイヤーから全コインを奪い取り、コインが1枚もない場合はスターを1枚持って行ってしまう。
  • ミニゲームコースター
    前作のミニゲームアイランドに代わって登場した施設。アイテムミニゲームとバトルミニゲーム以外のすべてのミニゲームを購入するとプレイ可能になる。
    本作では後戻りできないルールが追加された代わりに、連続クリアボーナスの追加や3段階の難易度から選べるようになった。
    難易度が高いほど敵が強くなり、先のワールドにも挑戦可能となる。
    「ふつう」をクリアすればアイテムミニゲームの木、それをクリアして追加される「むずかしい」をクリアするとバトルミニゲームの木がもらえ、それらのミニゲームが買えるようになる。

キャラクター

本作のキャラクターは全員が「マリオランドの従業員」という設定があり、劇中劇となっている。

プレイアブル

司会や施設

ボードマップ

ミニゲームのみ

ミニゲーム

全てで64種類のゲームが収録されている。
本作では新作のミニゲームのほかに、前作のミニゲームを調整・ルール追加などが行われたものがある。
【マリオパーティ2】/ミニゲーム?を参照。

関連作品

紹介動画

リンク

  • 公式ホームページ
    公式ホームページでは隠し要素の出し方が誤って掲載されていたが『NINTENDO 64 Nintendo Switch Online』での配信の際に修正されたという、異例の事態が発生した。

移植・リメイク

前作の『マリオパーティ』のミニゲームにまつわる問題を踏まえてか、長らく前作の代わりに本作が移植されていた。

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最終更新:2023年11月13日 19:51