専用の小型成形炸薬弾を使用し、着弾時に小規模の爆発を起こす特殊狙撃銃
狙撃対象だけでなく、その周囲にも一定の被害を与えることが可能
2020年3月30日実装。着弾地点で爆発する特殊弾頭を射出する狙撃銃。
実績と信頼のMADE IN JAPAN(四条重工製)。
性能面では、重量やリロード、収束などの取り回しに関するスペックが極めて悪いにもかかわらず、威力にもやや難があるという残念ウェポン。
真っ当に狙撃がしたいなら他系統を積むことを強く推奨する。
一方で独自の強みである爆発属性を絡めれば、精密射撃と範囲攻撃を兼ね備えた支援火器としての側面が見えてくる。
狙った場所に爆発を起こすことができるというのは額面以上のメリットでもあり、削り性能に関しては遊撃副武器随一の性能となっている。
……と、同じ名を冠する
重火力兵装の
炸薬砲系統に似た特性を持っており、やはり特殊な運用がメインとなる。
あちらと違って主武器での対応力を捨てきったわけではないので、ある意味では「真っ当な副武器」とすら言えるだろう。
「直撃させずとも削れる」「好きなところに爆発を起こせる」という二点の強みをどれだけ活かし、取り回しに関する様々な欠点をどれだけ補えるかが、この武器を扱うための命題だろう。
炸薬狙撃銃系統 属性:実弾50% 爆発50% |
名称 |
型番 |
射撃方式 |
重量 |
威力 |
装弾数 |
連射速度 |
精密照準 |
弾道制御 |
リロード |
爆発半径 |
性能強化 |
炸薬狙撃銃 |
SN45 |
単射 |
360 342 |
4600 4784 |
2×6 |
150/min |
4倍 |
3秒 |
4.5秒 |
12m 12.5m |
①重量 342 ②爆発半径 12.5m ③威力 4784 |
炸薬狙撃銃・連式 |
SN45B |
3点射 |
400 380 |
3400 3536 |
3×6 |
360/min |
3.5倍 |
3.2秒 |
4秒 |
11m 11.4m |
①重量 380 ②爆発半径 11.4m ③威力 3536 |
炸薬狙撃銃・絶火 |
SN45Z |
単射 |
410 389.5 |
7700 8086 |
1×4 |
- |
4倍 |
3.8秒 |
7秒 |
14m 14.7m |
①重量 389.5 ②爆発半径 14.7m ③威力 8086 |
炸薬狙撃銃・紅蓮 |
SN45T |
3点射 |
440 418 |
2300 2438 |
6×3 |
480/min |
3.5倍 |
3.2秒 |
6.5秒 |
13m 13.8m |
①重量 418 ②爆発半径 13.8m ③威力 2438 |
炸薬狙撃銃・神威 ※ |
SN45K |
単射 |
380 361 |
6400 6848 |
2×4 |
150/min |
4倍 |
2.7秒 |
5秒 |
13m 13.9m |
①重量 361 ②爆発半径 13.9m ③威力 6848 |
※『島田フミカネ』デザイン武器
+
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調整履歴 |
調整履歴
炸薬狙撃銃
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
炸薬狙撃銃・連式
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
炸薬狙撃銃・絶火
- 2021/06/08(Ver.3.09)
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
炸薬狙撃銃・紅蓮
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
2400 → 2050 2544 → 2174
- 装弾数
6発×4 → 6発×3
- 2021/06/08(Ver.3.09)
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
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炸薬狙撃銃 |
炸薬狙撃銃・連式 |
炸薬狙撃銃・絶火 |
炸薬狙撃銃・紅蓮 |
炸薬狙撃銃・神威 |
SN45 |
SN45B |
SN45Z |
SN45T |
SN45K |
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©SEGA |
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示、キルは
N-DEFを無視したものとする)
名称 |
マガジン火力 |
BSノックバック |
BSダウン |
CSダウン |
CSキル |
炸薬狙撃銃 |
9200 9568 |
装甲A以下 装甲A以下 |
不可 不可 |
装甲S以下 装甲S以下 |
装甲B以下 装甲B+以下 |
炸薬狙撃銃・連式 |
10200 10608 |
装甲C-以下 装甲C以下 |
不可 不可 |
装甲B+以下 装甲A-以下 |
装甲E+以下※ 装甲D-以下※ |
炸薬狙撃銃・絶火 |
7700 8086 |
全装甲 全装甲 |
装甲B-以下 装甲B以下 |
全装甲 全装甲 |
装甲S+以下 全装甲 |
炸薬狙撃銃・紅蓮 |
13800 14628 |
不可 不可 |
不可 不可 |
装甲E以下 装甲D-以下 |
不可※ 不可※ |
炸薬狙撃銃・神威 |
12800 13696 |
装甲S+以下 装甲S+以下 |
装甲D以下 装甲C-以下 |
全装甲 全装甲 |
装甲S以下 装甲S以下 |
※1発のみ命中時。
炸薬狙撃銃
専用の小型成形炸薬弾を使用し、着弾時に小規模の爆発を起こす特殊狙撃銃。
狙撃対象だけでなく、その周囲にも一定の被害を与えることが可能。
上位二種が余りにも強烈なので手に入り次第見向きもされなくなるだろう初期型。
性能自体もバランス型で、可もなく不可も無い、良くも悪くも★1相応に没個性な性能となっている。爆発という系統そのものの特色が個性みたいなもんだけど。
地味に1マガジン二射できるため、初手CSからの爆風追撃で確殺可能……と思いきや、とんでもない反動でスコープが跳ねるので、追撃が間に合うかというと微妙。
重量は系統内最軽量で遊撃副武器として常識的な部類に入るので、一度手に取って使用感を試すにはもってこいかもしれない。フィールドテスト?アレは入手しづらい紅蓮だったから……
炸薬狙撃銃・連式
3点バースト射撃を採用した炸薬狙撃銃。
着弾地点に連続で爆発を起こすため、狙撃銃でありながら一定の面制圧力を発揮する。
毎度おなじみの三点射型二段階目。
ものすごく簡単に言えば爆発するようになったトライアド。
リロードは系統内最短であり、かつ収束も二番手。反動吸収さえしっかりしていれば普通に精密射撃が出来る。
反面、肝心の爆発半径が狭くなる二段階目あるある本末転倒の事態を引き起こしており、炸薬狙撃銃としては運用しづらくなっている。
オマケに狙撃だけがしたいならやっぱり他の銃を積んだ方がよっぽど使いやすいので、どことなくどっち付かず感が漂う。
精密な狙撃をするというより、サッと敵の足元に大雑把に狙いを付けて耐久を削るのに向いた武器。
ミリ残りや中古機体に対して強力な処理能力を発揮する。
弾数もそれなりに豊富なため、気軽に撃っても弾切れしづらい。とはいえ「狙撃銃としては」程度なので無駄撃ちは厳禁。
全体的な性能は悪くないのだが、低レアのおかげで日の目を見づらく、おまけに紅蓮がほぼ上位といえる性能で★3に君臨しているため、益々影の薄さに拍車がかかっている不遇な一挺。
なお、武器変更の速い腕でお手玉をすると基礎リロードの速さもあってゲージがガリガリ削れる。
他の炸薬狙撃銃にはない明確な強みの一つである。
+
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長いので折り畳んだ余談 |
実は SW-ティアダウナー、 LE-ライゲル、 単式炸薬砲・猛虎、 D92ジェイナスと共に、同社のゲームであるファンタシースターオンライン2にて武器迷彩としてコラボしている。
他のコラボ武器と同様に、銃自体の変形ギミックや格納時の位置、(連射系の必殺技を使うと兎に角煩いし敵が見えにくくなるが)射撃や着弾点のエフェクトにリロード以外の効果音も再現されており、見た目も 武器モデルを流用したんじゃないかって位には相当な拘りがうかがえる一品である。
なお、あちらに実装された武器迷彩版は、本家のこちらとは幾つか仕様が異なっている。
3点バースト射撃は同じであるが、攻撃モーションの都合で通常攻撃はアーケードの頃の紅蓮みたく1マガジン9発、射撃時の反動ブレが一切無く、リロードも一瞬で終わる。
更には ARKSの魔改造の成果で、装着している必殺技次第では1トリガーで12発も連射したり、移動しながら30発以上も連射し続けたり、銃口下の虚空からグレネード撃ったり、スライディングや匍匐前進してから撃ったり、果てには波動銃顔負けのチャージ式の極太範囲貫通弾を撃てたり出来る。 正直、マガジンが見た目通りな9発仕様で羨ましい
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炸薬狙撃銃・絶火
着弾時の爆発力を強化した炸薬狙撃銃。
炸薬弾の破壊力と爆風範囲に優れ、遠距離から敵勢力を一方的に殲滅できる。
単発強化型の三段階目。その威力は遠雷に匹敵するほど。
爆発半径も系統内最大で、外しても二次被害に期待しやすい。直撃すれば大抵の場合ダウンが奪えるのもグッド。
反面、総弾数4発&弾道制御3.8秒&リロード7秒というアホみたいな取り回しの悪さがネックとなる。
アグニより弾数が少なく、鳴神より収束リロードがともに遅い威力低下型遠雷と書けばどれだけ扱いづらいか伝わるだろうか。しかも重い。
おかげで狙撃銃としては即応性に欠け、気軽に撃てない割には威力が低め、そのくせ重量だけはあるという産廃に片足突っ込みかけた性能となっている。
爆発に意義を見いだせないなら単なる劣化遠雷にしかならないため、それを活かせるような立ち回りやアセン構築が重要となる。
+
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... |
狙撃銃としてみた評は上記の通りだが……少し冷静に考えていただきたい。
制約は大きいが、ある程度精密に狙えて、重量級だろうがノックバックをとれる瞬着爆発物は果たして弱いだろうか?
そんなわきゃない。
無論、狙撃銃としては残念性能も良いところであるが、直射爆発物としてみれば視界さえ通ればダメージゾーンに変えられる長射程、回避を著しく困難にする瞬着特性、ほぼ確実にノックバックが取れる威力、そして広い部類に入る爆発半径を併せ持ったやべーやつと化す。
というわけでコイツの真価は狙撃をしないときにこそ発揮される。
至近距離で主武器メインの立ち回りをしながら、思い出したように竹槍やQSでぶっ放す、というのがこの銃の基本的な運用指針。
近距離で殴り合いながらいざとなれば高威力の爆発物でアドバンテージを確保する、というまるで重火力兵装のごとき立ち回りが迷彩やEUS装備で出来るようになるのはかなり大きい。
瀕死の敵機を仕留める際にも広範囲の爆発半径が活きてくる。無論ハイエナにも
また、高火力&広範囲という特性から遊撃副武器としては高い自衛能力を誇る。
収束は敵の足元めがけて発砲することで擬似的に軽減できる。最大ダメージは望みづらくとも有効打を与えやすい。
また、先述の仕様から推奨は出来ないが、実弾属性もあってCS判定がしっかりと存在するので一般的な狙撃銃運用も一応可能ではある。
この場合は定点狙撃よりも突入前に一発撃ち込む、といった感じになるだろう。また、センサーや罠などを焼くのにも便利。威力が微妙に足らず二発撃つことになっても泣かない。
また、曲芸の域になるが、密集した敵にCSを決めれば一体を爆散させながら周囲の敵も纏めて焼ける。
どう扱うにせよリロードと総弾数の問題はついて回る。一発撃つたびに一機落とす程度の気概をもって扱うべし。
コレをメインで採用するなら専用アセンを組むことになるだろうが、その分狙撃と範囲攻撃を使い分けることが出来る、替えの効かない一挺となるだろう。
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炸薬狙撃銃・紅蓮
装弾数と爆発半径を向上させた3点バーストタイプの炸薬狙撃銃。
短時間に多数の爆発を起こすことができ、集弾目標に対しても有効なダメージを与えられる。
削り特化型の最終段階。重火力の持つスクラムバスターCを狙撃銃に仕立て上げたような風味。
連式同様の3点射モデルで、あちらと違い1マガジンで二射出来る。
加えて系統内二番目の爆発半径と強い反動による着弾地点のブレが噛み合うことで、面制圧力に関しては他の追随を許さない。
他の狙撃銃と違い、1秒と経たず瞬着15000弱もの爆発ダメージを放り込む性質上、中古ブラストへのトドメが非常に取りやすい。
また発射を見てからの回避は不可に近いため、射線が通る場所で紅蓮に睨まれると軽量麻は単機凸を諦めるほどの性能を持つ。
全弾一点集中で一機を削りきるのも、散らして広範囲に損害を与えるのもできると爆発物としては非常に優秀。とりあえずスコープ覗いてばら撒くだけでもそれなりの戦果が得られる。竹槍の削り期待値すら高い。
一発当たりの威力は低く直撃しようともKBはまずとれないが、逆に言えば味方の行動を阻害しないと言うことでもある。
CSが入ればKBをある程度狙えるのも強み。
弱点は遊撃副武器最重量であることと絶火よりマシだが重いリロード、遅いレティクル収束、強い反動。
またアーケードよりマシにはなったが散りやすいという性質から遠距離からの狙撃はやや苦手。大破も取りにくく、一撃必殺を求められるような場面では扱いづらいだろう。
アケ版での性能と比較して、1マガジンの弾数が少なくなっている(アケ版では3射で9発を吐き出す)。
PS4版で2射に変更になった事によりマガジンの弾を全て撃つまでの時間が短縮され、実質的に瞬間火力が強化されたことになる。
いくつか欠点こそあるが、有力な副武器の一つ。
取り扱いに迷ったら上述の絶火の項目の折り畳み部分も参考にするべし。
炸薬狙撃銃・神威
著名メカデザイナーによって設計され、限定製造された炸薬狙撃銃。
2発までの連射が可能で、威力と爆発半径ともに高水準の性能を実現している。
2023/01/23に追加された『島田フミカネ』デザイン武器ピックアップロットでのみ入手可能なモデル。
家庭版で新規に追加されたモデルが多数を占める星4武器は、インフレの最先端を突っ走るだけあって極めて高い性能を誇る例が多い。
また、炸薬狙撃銃系統といえば、アーケード版遊撃副武器の鉄板であった絶火、家庭版実装時に大暴れして環境を書き換えた紅蓮の二機種を有する、狙撃銃カテゴリーの中で最もデンジャラスな奴らである。
では、そんな奴らに星4武器が実装されたらどうなるのか・・・? そんな問いに対する公式からの回答がこの「炸薬狙撃銃・神威」である。
最初に述べておくと、カタログ値自体は初期型の強化版といったところに納まっている。
+
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"で、性能差は?" |
過去に猛威を振るい、現在は鳴りを潜めた☆3紅蓮と比較してみよう
重量-57、トリガー数タイ、マガジン数+1、マガジン火力-932、倍率+0.5、弾道制御-0.5秒、リロード.1.5秒、爆風範囲0.1m
レアリティ差、射撃方式の違いはあるとはいえ、驚きの青さである。マガジン数が多いので総火力も必然的軍配があがる。
ならば、単発特化の☆2絶火とはどうだろうか?
重量-28.5、トリガー数+1、マガジン数タイ、単発火力-1238、マガジン火力+5610、倍率タイ、弾道制御-1.1秒、リロード-2秒、爆風範囲-0.8m
単発火力、爆風範囲を犠牲に取り回しが良くなった...というか良くなりすぎている。
最後に同トリガー数を持つ☆1初期型と比較してみよう。
重量+19、トリガー数タイ、マガジン数-2、単発火力+2064、マガジン火力+4128、倍率タイ、弾道制御-0.3秒、リロード+0.5秒、爆風範囲+1.4m
上記をまとめると
- マガジン火力を犠牲に単発化した強化紅蓮
- 僅かな単発威力を犠牲に追撃可能になった強化絶火
- 両型より、軽量化、リロード高速化、高収束となっている
もしくは
- 僅かな重量とリロード速度とマガジン数を犠牲に絶火に次ぐ高火力化した初期型
後は以下の解説を見てこの武器をどう思うか、各自ボーダーの判断に委ねたい。
せっかくのデザイナー武器なのに、誰も肝心のデザインに触れていないのは不憫でしかない
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まずはスペックから見ていくことにしよう。
単発威力は6400(6848)とEEVXやデイライト、初期ハンターBモードより若干高く、絶火や遠雷には届かない程度。
絶火と異なり、路地EVEや蛇HRTなどはCSしてもワンパンできないのはご愛敬。
まあそもそも絶火でもN-DEF満タンの新品は撃破できないためさしたる問題ではない。
総弾数は8発、総弾数を上昇させやすいのもポイント。
弾道制御は2.7秒で系統内最速、取り回しの死んでる絶火紅蓮や鳴神なんぞより断然早い。とっさの狙撃にも十分耐えうるだろう。
スコープ倍率も4倍と広すぎず狭すぎず、一点を狙うにはちょうどいい。
地味に重量も軽く、強化せずとも400を切るアセン負荷の軽さも特長。
総括すれば、取り回しをよくして小型化した絶火だといえる。
ただし、総弾数は8発と書いたが、装弾数は2×4。1×8ではなく2×4である。これより威力の低いデイライトもEEVXも単発高火力型なんですけど!!??
連射速度は150/minで初期炸薬狙撃銃と同一、他ではEEV55やASG-アヴァランチとも同一。つまり連射速度は結構速い。
ガチムチはワンパンできないが追撃で沈黙するため、絶火よりも確実に仕留められる。
更にBSでも装甲S+以下はノックバックするため、狙われたら二発ぶち込まれるのはほぼ確実。
威力だけの狙撃銃ならまだ良かったのだが、これは炸薬狙撃銃なので爆発します。
爆発半径は13m(13.9m)であり、紅蓮と同値(強化時はレア度差で神威がやや上回る)で絶火より狭い。
が、これが二発飛んでくるため多少の回避は意味をなさない。
というか絶火が二発飛んでくるも同じであり、大抵の場合は初撃の至近弾で固められ、二発目を直撃させられることになる。
さらにリロードは5秒で紅蓮より1.5秒短く、鳴神やヴェスパインよりも速い。
おかげでシリウス腕搭載の機体が使おうものなら3秒ごとに2回地面が爆発する光景を拝むことになる。
総弾数も不釣り合いに多く、センサー焼くのに2発使ってもまだ6発残る。雙覇腕なんぞ持ち出そうものなら合計13発まで増える。
それでいて絶火からの威力低下はわずか1000にとどまっているため、総火力は絶火のおよそ二倍、バラマキ運用が基本の紅蓮すら上回る。それが紅蓮以上の回転率で飛んでくる。
極めつけに絶火譲りの自衛力がとんでもなく高く、近づいても先手で有利を取れなければ竹槍で固められる可能性が常に存在し続ける。
弾数が多いため絶火と違って撃ち切っている保証もない。
総括しなおすと、絶火より威力と爆発半径が多少小さいだけの弾が二発も撃てる、対物対人これ一本の魔改造初期型とでもいうべきナニカである。
また、改めて説明するまでもないが、これは狙撃銃であり、サワードやゲヴァルトのようなロケランではない。
狙ったところに撃った瞬間着弾するし、射程もゲーム中トップクラスに長い。
つまり、吹っ飛ばされ、2発目が直撃し、撃破される危険性が射線が通る限り存在し続ける。しかも初撃がかすっただけで。
アンブレも基本仕事をしてくれないため、この課金神威相手にできる対策はせいぜい転倒耐性や耐爆発防御をガン積みしておくか、先制して潰すくらいしかない。
先に攻撃しようとしても相手の射程は超長距離なのでこちらは榴弾や狙撃銃を積むしかなく、そうなると進軍速度に悪影響が出やすいうえ、リスポーンするゲームの性質上根幹的な対処は不可能に近い。
実装一週間で素敵X4やジャンマZE、バルサムVなどといったお手軽ボムを退けて遊撃副武器ランキング最上位にのし上がったことからも、その影響力が見て取れることだろう。
また、遊撃お得意の設置物に対するメタとして有効なのも大きく影響したとみられる。
基本的な罠類やランクインしているエアロは一撃、ちょっと硬めのHV先生やセンサー類相手も1マガ処理可能で、さらに邪魔される危険がほぼない。罠支は禿げた
一応、ほぼ唯一の明確な弱点として相手を大破させづらい、という点が挙げられる。対策として採用できるのは狙撃銃らしくプリサイスショットで直接火力を増強させたり、安定の爆風拡大やアンチスタビリティでよろけを奪いやすくして二発目を確実に叩き込む下地を作ったりなどが考えられよう。正直リペアしに来る支援を落とすほうが早い気がするが
他方、相手取るときは頑健さが売りの重量級なら転倒耐性やエナジーバリア、損傷時装甲強化などで二撃必殺のリスクを減らせるほか、撃破されても耐爆発防御や被再始動時追加修復などがあれば敵のポイトンおかわりになることを避けられる場面もあるだろう。軽量機は・・・頑張って射線を切ってね!
結果として、炸薬狙撃銃の星4、それも過去にミューズブレスやヴォイドスマックを生み出したコラボ武器ということで危惧された通り、ゲームチェンジャーとして元気に暴れまわっているのが現状である。
なにも成長していない・・・
最終更新:2024年02月11日 18:06