硬合金の杭を炸薬で射出し、対象を一気に貫く腕部装着型の近接戦闘用武器
充填し続けることで薬室内の圧力が高まり、破壊力が爆発的に増幅される
2019年10月21日実装。強襲以外では初めての近接属性武器。(この後遊撃兵装にナイフが実装)
チャージ機構が搭載されており、チャージによって威力が上昇する。
いわゆるパイルバンカー。
ノンチャージの時点でも威力は十分高く、フルチャージともなると非常に高威力となる。
無論そんな威力が何のマイナスもなく使えるはずはなく、ほぼパンチするだけのモーションで射程はゼロに等しく、全近接武器でも最低の部類になる。
攻撃範囲を強襲的に言えば、リヒトメッサー並の前方射程のロングスピアといったところ。
さらに言えばその火力を最大発揮させるためにはチャージが必要で、チャージ中には「ドドドドド...」という工事用重機を思わせる音が鳴るため不意打ちも難しい。
加えてこれを持つのは重火力兵装。単純に積載超過で鈍足化しやすいというだけでなく、強襲ACのような補助ブースターがないのでブーストゲージ管理が非常に難しくなる。
何より一番の問題は、パイクでフルチャ―ジを叩き込めるような状況でも副武器を使ったほうが安全確実ということである。
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他に活用しようとするならば… |
威力だけは高いので、バリケードが邪魔すぎるけど副武器は使いたくない、といった場合には便利。
サテライトバンカーのような「一刻も早く停止させなければいけない」アイテムの実装もされているので、そんな時にサッと取り出せると安心である。
また、優秀な支援がサポートに付いた前線では副武器の残弾0だろうがSPゲージが空だろうが何度も叩き起こされるので、そんな万が一の時の切り札に控えておくのも一興。
こちらに気付かずしゃがみ撃ちや砲撃で足を止めている相手、うっとおしいガンターレットなどの固定目標を発見した際はその一撃で鉄屑に変えることができる。
ただしよろけてしまえばチャージ状態はキャンセルされる。味方の爆発物でチャージを止められても泣かない。
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まあ四の五の言ったが、他の投擲系補助装備と違って、パイクはそれ単品でしか運用できないのでデッドウェイトになりがち。
自他と連携できるECMやANを降ろしてまでこの装備を使う理由は乏しく、10人でやるチームゲームであることを考えた上で装備する必要があると言えるだろう。
アームパイク系統 効果:近接戦闘 属性:近接100% |
名称 |
型番 |
重量 |
通常威力(充填時) |
特殊威力(充填時) |
充填時間 |
性能強化 |
アームパイク |
A22P |
210 199.5 |
5000(最大10000) 5500(最大11000) |
7000(最大14000) 7700(最大15400) |
2秒 |
①重量 199.5 ②通常威力 5500(最大11000) ③特殊威力 7700(最大15400) |
ヘヴィパイク |
A22P2 |
240 228 |
5500(最大13750) 6105(最大15263) |
8000(最大20000) 8880(最大22200) |
2.5秒 |
①重量 228 ②通常威力 6105(最大15263) ③特殊威力 8880(最大22200) |
ラベージパイク |
A22PR |
250 237.5 |
6000(最大18000) 6720(最大20160) |
11000(最大33000) 12320(最大36960) |
3秒 |
①重量 237.5 ②通常威力 6720(最大20160) ③特殊威力 12320(最大36960) |
対魔兵装・鉄爪 |
※ |
240 228 |
4000(最大12000) 4480(最大13440) |
7000(最大21000) 7840(最大23520) |
3秒 |
①重量 228 ②通常威力 4480(最大13440) ③特殊威力 7840(最大23520) |
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調整履歴 |
調整履歴
アームパイク
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 通常威力
4500(最大9000) → 5000(最大10000) 4950(最大9900) → 5500(最大11000)
- 特殊威力
6000(最大12000) → 7000(最大14000) 6600(最大13200) → 7700(最大15400)
- 特殊攻撃時のブースター消費量を軽減
ヘヴィパイク
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 通常威力
5000(最大12500) → 5500(最大13750) 5550(最大13875) → 6105(最大15263)
- 特殊威力
7000(最大17500) → 8000(最大20000) 7770(最大19425) → 8880(最大22200)
- 特殊攻撃時のブースター消費量を軽減
ラベージパイク
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 通常威力
5500(最大16500) → 6000(最大18000) 6160(最大18480) → 6720(最大20160)
- 特殊威力
10000(最大30000) → 11000(最大33000) 11200(最大33600) → 12320(最大36960)
- 特殊攻撃時のブースター消費量を軽減
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アームパイク |
ヘヴィパイク |
ラベージパイク |
A22P |
A22P2 |
A22PR |
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対魔兵装・鉄爪 |
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- |
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©SEGA |
図鑑外性能
名称 |
フルチャージ維持可能時間 |
OH復帰時間 |
アームパイク |
8.0秒 |
2.0秒 |
ヘヴィパイク |
8.0秒 |
2.5秒 |
ラベージパイク |
8.0秒 |
3.0秒 |
対魔兵装・鉄爪 |
8.0秒 |
3.0秒 |
アームパイク
硬合金の杭を炸薬で射出し、対象を一気に貫く腕部装着型の近接戦闘用武器。
充填し続けることで薬室内の圧力が高まり、破壊力が爆発的に増幅される。
系統1段階目。素の威力はデ剣と同じだが、チャージによって最大2倍まで威力が上がる。
通常攻撃は右腕を後ろに引いてからのストレート。
特殊攻撃は上半身を大きく振りかぶりながら進み、殴りつけるように撃ち込む。攻撃判定が出るのがやや遅め。
いずれのモーションもリーチが短く、密着しないと当たらない。
フルチャ―ジ状態ではなった場合、モーションに若干の変化がある。
フルチャ―ジ特殊なら平均装甲A(3凸S-)の重量級も撃破できる。
格闘武器の1段階目らしく攻撃後の隙は系統中でもっとも小さいが、系統全体がそんなこと気にならないくらいに隙が大きい。
へヴィパイク
炸薬を増量することで、金属杭の射出力を向上させた強化型アームパイク。
射程が短いという懸念はあるものの、最大圧力での打突は劇的な粉砕力を誇る。
系統2段階目。1段階目と3段階目の中間の性能である。チャージによって最大2.5倍まで威力が上昇する。
モーションは初期型とほぼ一緒。
アームパイクと比較すると、充填時間は伸びたが、充填1段階目でもアームパイクフルチャ―ジとほぼ同威力を発揮するので、実質チャージ速度が高速化している。
未強化のフルチャ―ジ特殊でもあらゆる機体を一発で撃破できるだけの破壊力を発揮する。
3凸で更に威力が上がり、過剰なまでのガチムチ+
チップか
AiGIS系統の効果中以外ならば撃破できるようになる。
敵を粉砕するのには十二分な威力があるため、取り回しに(若干)劣る3段階目よりは実戦志向。
特に3段階目は特殊攻撃のモーションが変わるため、まだ当てやすいとっつきモーションであるのもポイント。
ラベージパイク
射出する杭に特殊重合金を採用し、圧倒的破壊力を実現した新型アームパイク。
最大圧力での特殊攻撃は、強大な突貫力で敵機を天高くまで打ち上げる。
緑の杭が特徴の系統3段階目。チャージによって最大3倍まで威力が上昇する。
通常攻撃は系統共通の物だが、特殊攻撃のモーションが1回転からの抉り込むようなアッパーカットに変更されている。
またフルチャージ時には更にモーションが変わり、正面で直撃した場合、相手は空高く打ち上げられ最高点に達したあたりで大破で爆発する。
上2つと比べると攻撃範囲はやや広がり巻き込むことで当てやすくはなっているが、タイミングのシビアさと隙の大きさはより厳しくなっている。
充填1段階目でも通常12000、特殊22000の威力がある。
その威力たるや、ガンタレやバリケードが一撃で砕け散り、味方に当てようなら誤射-10pt、重装甲機体でさえも大破させることができる。
カジュアル・ランクマでこれ一発で壊せないものというと、レーダーくらいである。
が、エナジーバリアやアンチブレイクなどの
チップの登場により、その高い威力を活かしきれない戦闘が増えてきている。
エナジーバリアはⅠで20%、ⅠとⅡの併用で50%、Ⅰ×2枚+Ⅱで70%のダメージ減少という効果を持つため、胴以外が余程ペラペラでも無い限り中量以上の機体には撃破すら取れないシチュエーションが発生し得る。
更に厄介なアンチブレイクを採用するのは軽量機体が主だが、エナジーバリアは高火力副武器が多数存在する環境のために中量~重量機体でも採用されていることが多い。
当てても撃破すら取れない可能性があることに留意が必要となる。
近接武器としては火力過剰なので、強化は重量軽減の1凸だけでも十分。
なお、同じ超火力仲間と言えばヘヴィマインVがあるが、ラページパイクは近接武器なので近接強化
チップによりさらに威力を伸ばせる。
Ver.3.0にて実装された
ユニオンバトルではその威力により、強化機兵やニュード吸収装置を一撃で破壊することができる。
近接強化チップ装着や3凸したその性能は
圧倒的耐久を持つディスカス構成の重火力だろうと、金ピカの特殊強化機兵だろうと1段階チャージ特殊でスクラップ、挙げ句新品の敵エース機さえもフルチャージ特殊攻撃の前では一撃で木っ端微塵に…
(高難易度(ANOTHER HARD)だとエースの一撃撃破ができないという報告(ツイッター上に投稿された動画)があるため注意)
ただし、それは当てることができた場合であり、動きが単調なCPU相手でもまず当たらない。
接近しようとしても、引き撃ちされて蜂の巣、エースのUADを全弾食らい蒸発、近接強化機兵のカウンターで斬殺なんて悲惨な末路を辿ることとなる。
とにかく技量と動きの読みが必要であり、さらにハイリスクを負ってまでこの武器のリターンを狙う必要性についてはよく考えておかなければならない。
対魔兵装・鉄爪
『新サクラ大戦』の舞台、太正二十九年の帝都・東京より伝来した鉤爪型の武器。
格闘と体術で戦う望月あざみの専用兵装として、霊子戦闘機・無限に装備されている。
2019/12/23~2020/01/13開催の『新サクラ大戦』コラボイベントにて実装された爪付き手甲。
黄でカラーリングされた見た目で、武器を振ると炎が出る。
性能としてはラページパイクのコンパチ武器であり、通常攻撃ストレート・特殊攻撃1回転アッパーカットのアクションとなる。
チャージ倍率を維持したまま威力が減少しているせいで、チャージ前の通常攻撃は初期のアームパイクよりも火力が低い。
ただし、火力が減少したとはいえチャージ完了さえしていれば撃破に十分であり、この威力でヘヴィパイクと同重量まで軽くなっているのは良い点。
普段からパイク系統を使っていなければ使いこなすのは難しいだろうが、ユーザビリティを向上したラベージの火力互換装備と言えるので、パイクを積みたいけどラベージがないor使いづらいという場合は選択肢に上がる。
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原作ネタ |
原作「新サクラ大戦」の作中ではヒロインの一人、帝国華撃団・花組の望月あざみが搭乗する「霊子戦闘機・無限(あざみ機)」の得物として登場する。
右手にクナイ、左手にこの手甲を装備しての二刀流、さらには小太刀・手裏剣・爆弾なども備えた手数重視の機体で、攻撃技の中にはオラオララッシュの如く両手で乱れ突きを叩き込むものもある。
ただし、あざみの出自が忍者であることもあり攻撃手段に一撃の重さを重視したものはない。当然左手の手甲にもチャージ機構やら一撃必殺めいた火力はなく、強襲兵装の補助枠で出した方が原作にマッチしたのではないだろうか。
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最終更新:2024年02月11日 17:30