放物線軌道で砲弾を撃ち出す重装曲射砲
榴弾砲より精圧力は劣るが、臨機応変な対応が可能
放物線を描きながら飛び、何かにぶつかったら爆発する砲弾を発射する。
特別装備選択で射撃モードに切り替わり、右スティック(マウス)を動かすことで旋回や射角の調整が可能。射撃モード中は移動できない。
射撃モードに切り替わると、いったん視点と砲身がデフォルト位置(地面と水平かやや仰角?程度)になり、その後に操作可能になる。
この際「予想される砲弾の軌道」が半透明の破線で、「着弾位置」が半透明の円で表示されるため参考にしよう。
射撃ボタンを押すと射撃開始、SPゲージが続く限り撃ち続ける。他の武器を選択すれば射撃を中断できるほか、
ロックオンボタン(パッドならR3、マウスなら右クリック)でも中断して直前まで持っていた武器に切り替えることが可能。
SPゲージを使い切る前に中断すればチャージを早めることができるので、状況に合わせて温存or撃ち切りを判断したい。
榴弾砲系統と比べて重量が軽く、敵を目視しながら直接射撃できる機会が多い。
反面、山越え曲射を狙わない限り発射時は「射線が通っているのに自分は全く動けないまま」となりがち。
そこを高火力狙撃銃やプラズマカノンネオ持ちに狙われると一瞬でやられることも。そうでなくても射撃時に姿を晒すリスクは高い。
榴弾砲ほど「安全地帯から一方的に攻撃」という構図は狙いにくいので、砲撃に読みが必要なあちらとはまた別な意味で上級者向けの装備。
なお、カタログにない隠しパラメーターとして「弾速」と「連射速度」と「射程距離」がある。
弾速の違いは曲射角度の違いでもあり、例えば斜め撃ち時、弾速が速いハイドラは比較的直線的に、弾速が遅いモノセロスは大きく沈む。
連射速度はタウル~ハイドラの射撃間隔の違い。例えばハイドラの弾数は9発だが、弾数6発のタウルよりも早くあっという間に撃ちきる。
また、射程距離もそれぞれに設定されており、射程限界では何かに当たる前に自動的に爆発する。現状、弾速が速く射角が水平に近いハイドラが、武器説明文通り最も長射程の模様。
初期装備であるタウルの使用感はタウル1つの使用感でしかないので、カタログスペックだけを当てはめてガチャを回す前に、他者のプレイ動画などで使用感を見ることをおすすめする。
なお、射撃後の硬直時間は、タウル・ヴァーゴ・ハイドラは0.25秒、ドラード・モノセロスは0.50秒。
短めだが、ここでハイドラでのみ連射という仕様に紐づいた問題が発生する。
マグネや味方のサテバンによりSLOWの状態異常に掛かっていると連射速度は変わらないまま硬直時間が伸びるため、ハイドラの射撃間隔0.33秒に対し硬直時間がほぼ同じかそれ以上となって
武器変更操作を受け付けなくなるのだ。
撃ち切ってSPゲージがゼロになれば自動的に武器変更されるが、チャージ時間的には非打ち切りで射撃を中断した方がお得である。
この問題を解決するためには、状態異常耐性
チップを積むことで硬直時間が射撃間隔を上回らないようにするか、割込み優先度の高い「エリア移動」コマンドを入力・即キャンセルしてやればよい。
重装砲系統 効果:遠距離砲撃 属性:爆発100% |
名称 |
型番 |
重量 |
威力 |
発射弾数 |
爆発半径 |
チャージ |
性能強化 |
タウル重装砲 |
C56M1 |
800 760 |
7600 7904 |
6 |
半径21m 半径21.8m |
35秒 |
①重量 760 ②爆発半径 21.8m ③威力 7904 |
ヴァーゴ重装砲 |
C56M2 |
890 845.5 |
6800 7072 |
10 |
半径19m 半径19.8m |
45秒 |
①重量 845.5 ②爆発半径 19.8m ③威力 7072 |
ドラード重装砲 ※ |
C-C56M3 |
1000 950 |
12500 13000 |
2 |
半径24m 半径25m |
32秒 |
①重量 950 ②爆発半径 25m ③威力 13000 |
ハイドラ重装砲 |
C56M4 |
870 826.5 |
5700 5985 |
9 |
半径17m 半径17.9m |
35秒 |
①重量 826.5 ②爆発半径 17.9m ③威力 5985 |
モノセロス重装砲 |
C56M5 |
980 931 |
20200 21412 |
1 |
半径30m 半径31.8m |
35秒 |
①重量 931 ②爆発半径 31.8m ③威力 21412 |
※ イベント配布
+
|
調整履歴 |
調整履歴
タウル重装砲
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 威力
7300 → 7600 7592 → 7904
- 爆発半径
半径20m → 半径21m 半径20.8m → 半径21.8m
ヴァーゴ重装砲
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 威力
6500 → 6800 6760 → 7072
- 爆発半径
半径18m → 半径19m 半径18.7m → 半径19.8m
ハイドラ重装砲
- 2018/11/15(ver1.05)
- SP回復速度がSPが残っている状態よりも使い切った状態の方が早くなっていたのを修正
チャージ 30秒 → 35秒 (最大37秒) → (最大30秒)
- 2021/12/21(Ver.3.12)
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 威力
5400 → 5700 5670 → 5985
- 爆発半径
半径16m → 半径17m 半径16.8m → 半径17.9m
モノセロス重装砲
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 威力
16000 → 17000 16960 → 18020
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
17000 → 19000 18020 → 20140
- チャージ
40秒 → 35秒
- 2021/12/21(Ver.3.12)
- 重量
1010 → 980 959.5 → 931
- 威力
19000 → 19500 20140 → 20670
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 威力
19500 → 19800 20670 → 20988
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 威力
19800 → 20200 20988 → 21412
|
タウル重装砲 |
ヴァーゴ重装砲 |
ハイドラ重装砲 |
モノセロス重装砲 |
C56M1 |
C56M2 |
C56M4 |
C56M5 |
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 |
ドラード重装砲 |
|
C-C56M3 |
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©SEGA |
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示)
名称 |
弾速 |
連射速度 |
連続射撃時間 |
射撃後硬直時間 |
撃ち切り火力 |
非撃ち切り火力 |
非SP切れ時 |
1発必要チャージ |
タウル重装砲 |
約60m/s |
60/min |
5.0秒 |
0.25秒 |
45600 47424 |
38000 39520 |
5.82秒 |
ヴァーゴ重装砲 |
約80m/s |
75/min |
7.2秒 |
0.25秒 |
68000 70720 |
61200 63648 |
4.28秒 |
ドラード重装砲 |
xxm/s |
50/min |
1.2秒 |
0.50秒 |
25000 26000 |
12500 13000 |
18.00秒 |
ハイドラ重装砲 |
約115m/s |
180/min |
2.67秒 |
0.25秒 |
51300 53865 |
45600 47880 |
3.70秒 |
モノセロス重装砲 |
約36m/s |
- |
- |
0.50秒 |
20200 21412 |
- |
- |
タウル重装砲
放物線軌道で砲弾を撃ち出す重装曲射砲。
榴弾砲に比べ面の制圧力は劣るが、発射角調整により臨機応変な対応が可能。
初期バランス型。初期装備ですべてのプレイヤーに支給されている。
重量800と重いものの、重火力特別装備枠内では比較的軽いのが魅力。
敵に直撃せずともノックバックが発生するようなダメージ量と、20mという並の重火力副武器を超える広大な爆発半径を持つ。
ハッキリとした山なり弾道を持ち、慣れれば丘や壁を挟んで見えないプラントを砲撃することも可能だろう。
やろうと思えば300mを超える遠距離砲撃も可能だ。
砲弾一発分のSP回復に6秒とかからないので、センサー破壊など設置物除去や施設破壊にも遠慮せず使えるのもうれしい所。
発射した弾が他の爆発物と比べて、敵からは視認し辛いのもよい。
うっかり副武器を使い切ってしまっても、これさえあればまだ敵をコロコロできる。
ただし、系統そのものの弱点も非常に色濃く出ている。
発射間隔が系統中で一番長いので、十分なダメージを稼ごうと思ったら、敵に姿を晒す隙が大きくなってしまう。
弾速も遅いため、至近でも直撃はまず狙えない。射撃モード中は旋回速度も低下するため、動いている敵を狙うのは滅法弱い。
基本的に敵が来るタイミングであらかじめ置き撃ちしておく、敵の留まりやすいプラント周辺へ撃ち込む、よそ見している敵に横から浴びせるといった使い方が主になるだろう。
弾道予測と実際の弾道を見比べればわかるが、実際には弾道がややブレるので遠距離から自動砲台を狙撃…みたいな精密砲撃はちょっと苦手。
射撃補正のいい頭部を使えばある程度修正が効くのでやるなら試してみよう。
ちなみに直撃で自動砲台なら2発、レーダーは6発で破壊可能…のはずなのだが、施設への爆発ダメージ算出において施設の中心位置が大きく影響してくる。
詳しくは
こちらを参照するが、破壊に必要な弾数が計算よりも増えるケースがある事は留意すること。
余談だが、重装砲はPS4版で系統全体で威力低下、爆発範囲拡大の調整を受けている。
タウルの一発7600は自動砲台の耐久の約半分!
自動砲台中心に当てると減衰なしの満額ダメージが入るため、2発で破壊可能。
3凸して威力が上がれば多少ずれてもよくなるので、施設破壊に使うのならばなるべく強化しておきたい。
ヴァーゴ重装砲
多数の砲弾を連続射出できる重装曲射砲。
発射方向を変えながら砲撃すれば、かなりの広範囲に被害を与えることができる。
装弾数・総火力重視。威力や半径を落とす代わりに総弾数が4発も増えた。
総火力68000がリロードを挟まずに発射可能。
チャージ時間は増えたものの、砲弾1発当たりの補給効率はむしろ向上している。
発射間隔も短くなっておりポンポンと小気味よく連射して前線にバラまける。
タウルの使用感をそのままに、より使いまわしやすくなったと言えるだろう。
とはいっても発射中は姿勢が固定されてしまうので相変わらず隙は大きい。
弾道のブレもより悪化している。
ちなみに、SPゲージの関係で瞬間的とはいえ、主武器どころか副武器ですらかなわないもの凄いコア攻撃効率を誇る。
重火力で敵ベースに入れてしまったときは、ぜひ一度お試しいただきたい。
ドラード重装砲
重装砲系統の幻のクラシックモデル。
高い破壊力により、着弾地点を一掃する大口径の重装曲射砲。
発射時の砲身加熱が激しく、連続発射には適さない。
2023年3月20日より始まったファクトリーアウトレットイベントで入手可能なクラシックモデル。
アーケード版では「ドラえもん」や「ドラちゃん」と呼んでた人もいたとかいないとか。
威力と半径を大きく落とした分取り回しを良くしたモノセロス、といった具合の性能。
1発に必要なSPはゲージの2/3なので、回復を挟むことで発射数を増やすというテクニックは使用できない。
最大2連射出来るが、系統で最も遅かったタウルよりも更に発射間隔が長く、もはや連射というよりは単発砲撃を2回に分けているくらいの使用感。
そのため、リチャージ速度なども加味すると、SPを切らさないよう1発ずつ撃ったほうがこの武器の強みを引き出しやすい。
もちろん状況によって2連射の選択肢が取れることも長所のひとつではあるので、必要に応じて使い分けたいところ。
数値面ではモノセロスの尖った部分を削って取り回しを良くしたような性能だが、実際の運用はかなり異なってくるので、同じような使い方をしているだけでは中途半端な印象を受けがち。
基本的には目視でプラントに爆発物を投げ込む運用となり、イメージ的にはレーゲン迫撃連装砲のチャージ効率を高め中心威力を高めた物に近い。
ハイドラやモノセロスのような単体で完結している武器ではないので、他の武器で追い打ちしたり、あるいは別の武器で削ってから大破を狙うなど、アセンの際にセットプレイの運用も視野に入れておくといいかもしれない。
ハイドラ重装砲
多薬室機構により、高速連射を実現した重装曲射砲。
飛距離にも優れており、遠距離の目標群に一気に大打撃を与えることが可能。
連射速度を向上させた秒間火力重視モデル。
威力がたったの6000程度で爆発も半径17mと、重火力の特別装備としては弱いと断言できてしまう単発火力だが、その評価を覆すだけの極端な発射間隔の短さが最大の長所。
全ての重装砲を過去にするとでも言わんばかりで、もはや発射ではなく連射である。タウル以上の総火力をタウルの半分強の時間で吐き出すと言えばその速さがわかるだろう。
撃ち切るまでの時間が短いということは、その分隙も小さくなるので強力なアドバンテージにもなる。
装弾数9発もある上に1発発射に必要なチャージ時間が系統最良。
弾速も非常に速く、弾道が比較的真っすぐで当てやすい。
総じて使いやすく補給も簡単と、副武器感覚で使えるような仕上がりになっている。
一見物足りない威力5985も、直撃させれば確実にノックバックが入る威力。
他の重装砲の様なバラマキではなく、敵の横っ腹に直撃させてそのまま削り殺すのが主流となるだろう。
その晒す隙の少なさから対人はもちろん、コア凸にも使えないこともない。ヴァーゴのロマン仕様と違ってこちらはやや実用的な視野に入る。
一方で動いている相手に当たらない点は他の重装砲と変わらず、むしろ爆発半径が狭い分近距離戦には滅法弱い。
死角からしっかり当てていくことを心掛けよう。
余談だが、PS4版調整でこいつだけ弾数が1発増えている。
おかげでタウルの総火力を超えてしまった。
ハイドラ重装砲/SCV
2020年4月20日~27日に開催された「ユニオンラダーランキングイベント」で
ランク1000位以内を達成することで入手可能であった、ハイドラ重装砲の
武器スキン。
オリジナルのハイドラ重装砲の緑色部分が紫色に変更されている。
(
http://ps4.borderbreak.com/news/IOy3peNEZ4Ix)
ゲーム内説明文は「この禍々しい紫が多頭の蛇であるヒュドラの毒々しさを想像させる」と唐突な中二病テキストとなっており困惑するかもしれないが、ヒュドラとは要するにハイドラのことである。
デヒテラかゼノビアが監修したモデルなのかもしれない
ハイドラ重装砲は
ユニオンバトルでは主流な武器なので、順当な選定と言えるだろう。
なお、主武器のオルタ/CVも紫色のため、改良型ECMグレネードを持って機体カラーをメタリックパープルにするとほぼ全身紫色の機体を構築することができる。(※ユニオンバトルでECMグレネードは非推奨。)
オリジナルのハイドラ重装砲を所持していないと使用不可で、性能や強化段階はオリジナルのものが直接適用される。
モノセロス重装砲
大口径化し、一撃の破壊力を求めた重装曲射砲。
一回の攻撃で射出できるのは一発のみだが、威力、爆発半径ともに従来型とは一線を画している。
単発火力特化の一発撃ち切りタイプ。まるで無反動砲を丸々一本取り付けたような見た目をしている。
直撃すればどれだけ装甲を固めてN-DEFを盛ろうが確実に撃破出来る超火力と、プラント丸1つ包む圧倒的爆発半径を持つ・・・はずだったのだが、エナジーバリアチップの登場及び環境と言ってよいほどの普及に伴い、新品相手には一撃大破が取れないこともしばしばある。
それと引き換えに弾速は最低で、飛距離は短い上に落ちるのにも時間がかかる。
欠点を克服するためには、敵に近づいて撃たなければいけない。
敵の死角から撃つという基本は変わらないが、咄嗟に持ち替えて撃つことが出来る副武器と違って、射撃体勢というワンテンポが入る重装砲にはかなりリスキーな選択肢となるだろう。
落ち込む弾道を利用した壁越しの曲射も可能だが、こちらも着弾までに時間がかかり、相手の動きを予測しなければいけないので習熟が必要となる。
総じて高威力武器特有のハイリスク・ハイリターンが色濃く出た仕様になっている。
死ぬ前の置き土産に残したり、自爆覚悟で足元に撃ったりと、死なばもろともで撃つと意外と巻き込まれたりする。
完全な余談だがこのモデル。撃つと同時に凄まじいSEが鳴る。
ズバゴォォォーーーン!
最終更新:2024年02月04日 08:44