壁や天井に吸着させることができる、指向性に特化した新型地雷
接着面に対し垂直方向の敵を感知し、起爆する
爆風ではなく散弾(細かい金属球)をばらまく特殊な地雷。通称「只」。
現状のトラップ系の支援兵装副武器では唯一の実弾属性100%である。
マイン系統とは違い地面以外にも設置可能で、壁や天井、さらにはブラスト本体にまで貼り付けることが出来る。
通常の地雷と違い地面に仕掛けるのはあまり有効ではないため注意(理由は後述)。
起爆条件も違い「設置された指向性地雷の真正面から直線状に30m(アケ版準拠)のラインに敵機が接触する」ことによって爆発する。
    
    
        | + | 図解 | 
 
壁|
壁|]]←指向性地雷とすると
 壁|
 ━━━━━━
 床床床床床床
 
 
 
壁|(↓本来は不可視)
壁|]]――――――――
 壁|
 ━━━━━━
 床床床床床床
 
 
このように設置面に垂直に感知ラインが張られる。
これに敵機が触れると炸裂して破片をばらまき
 
 
壁|   .
壁|]<∵∴敵<ひでぶっ
 壁|   .
 ━━━━━━
 床床床床床床
 
 
 
というわけである。
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その性質上、使いこなせばコア攻撃をしようと自陣に侵入してくる敵に対し高い抑止力を発揮する。
敵の凸が通りそうなルートを把握し、そこにこれを仕掛けておけばコア攻撃の成功率を大幅に下げたり、除去の時間稼ぎなどの阻害効果を得ることが出来る。
反面、N-DEF耐久満タンの相手に対しては、「即死あるいは致命傷になりうるダメージが与えられない程度の威力」しかないため、1発ひっかかったくらいではノックバック(相手が軽量ならば転倒もありうる)させるくらいしできないし、当然撃破もできない。耐久が半分以上残ってしまっていることもある。
とはいえ凸屋の装甲を確実に削るというのは防衛側にとってすごくありがたい。
ヘヴィマインのような当たれば即死or瀕死、というしたたかな一撃は期待しないほうがいいだろう。
指向性地雷だけで撃破を取るなら複数設置しかないが、当然設置位置が限定されてしまうし、設置武器は5個までという制約もある。
その点で言う本武器における特徴は、「自由な設置能力を使った奇襲に近い罠」として敵N-DEFや耐久を削り取り、後続で自分ないし味方が攻撃することによって撃破させる。
或いは逆に、自分または味方によって敵N-DEF耐久を削り、指向性地雷で撃破させるといったような連携攻撃にあるといえよう。
いずれにしても、ただやみくもに仕掛けても有効打は期待できないということである。
特に
トレーニングモードや動画、配信で
マップの予習は綿密にし、凸屋が通るルートを設置位置の想定は事前に行うと良い。
耐久力はヘヴィマインと同じく一律3000。見つかってしまえば簡単に除去されてしまう。
再設置する際も同じ場所に置くのではなく、ルートの少し前や後にずらしたり、置いていた場所の上に張ってジャンプして避けようとした敵を引っ掛ける…といった工夫や、弾丸が瞬着なことを利用して「バウンダーのジャンプ軌道上やカタパルトに仕掛けると回避不可能の罠になる」、といった小技も使っていこう。
また、"副武器がこれ"となると通常戦闘は主武器一本で行わなくてはならなくなる点にも注意が必要。
「主武器が弾切れを起こしても副武器に持ち替えて攻撃、主武器のリロードをフォローする」というアクションが取れなくなる。
特にレイジスマックや
ネイルガン系統等頻繁にリロードが発生する武器を指向性地雷と併用する場合は、腕部のリロードは出来る限り高めておきたい。
ちなみに、爆風ではなく散弾をばら撒くのでCS判定が存在する。
上手く当たれば火力不足を補える...のだが、設置物なので当たる場所はほぼ相手の動きに依存するため、狙ってできるものではないし、下手に狙って変な場所に置いてしまい当たらない、なんてことになれば本末転倒なので、できたらラッキー、くらいに思っておこう。
その点を踏まえたうえで積極的にCSを狙いに行くのならば、「両開きの自動ドア真上かつ中心」「高所へ上がるリフトの終点」などがオススメ。リフトを使うor自動ドアを最短で通過する動きをとる際、安定して敵の頭上から散弾を浴びせられる。
しかしながら、リフト終点側の細長いパーツに貼り付けるのはなかなか難しい。どうしてもリフトにくっつけるというならば、事前の練習を推奨する。
なお、設置済みの指向性地雷からはピッピッピッ…という断続的な電子音が鳴り続けており、遠くまで音は届かないものの敵機にもその電子音が聞こえてしまう。
凸屋にしてみれば全力ダッシュ中に音で察知出来たとして、引っ掛からずに止まるのは難しい。とはいえ設置場所の良し悪しに関係なくつきまとう弱点である事は変わらない為注意である。
		| 指向性地雷系統  属性:実弾100% | 
		| 名称 | 型番 | 重量 | 威力 | 装弾数 | 拡散率 | リロード | 性能強化 | 
		| MK16指向性地雷 | MK16 | 190 180.5
 | 380×20 計7600
 395×20
 計7900
 | 1×5 | 大 中
 | 1秒 | ①重量 180.5 ②拡散率 中
 ③威力 395×20
 | 
		| MK17指向性地雷 | MK17 | 200 190
 | 370×24 計8880
 389×24
 計9336
 | 1×6 | 特大 大
 | 1秒 | ①重量 190 ②拡散率 大
 ③威力 389×24
 | 
		| MK19指向性地雷 | MK19 | 230 218.5
 | 530×16 計8480
 562×16
 計8992
 | 1×4 | 中 小
 | 1秒 | ①重量 218.5 ②拡散率 小
 ③威力 562×16
 | 
		| MK21C指向性地雷 | MK21C | 220 209
 | 680×12 計8160
 728×12
 計8736
 | 1×3 | 小 極小
 | 1秒 | ①重量 209 ②拡散率 極小
 ③威力 728×12
 | 
    
    
        | + | 調整履歴 | 
調整履歴
 
 
MK16指向性地雷
 2020/11/17(Ver.3.05)装弾数1発×4 → 1発×5
耐久値1000 → 2000
2022/05/17(Ver.3.14)威力330×20=6600 → 350×20=7000
 343×20=6860 → 364×20=7280
耐久値2000 → 3000
2022/12/20(Ver.3.18)威力350×20=7000 → 380×20=7600
 364×20=7280 → 395×20=7900
 
MK17指向性地雷
 2020/11/17(Ver.3.05)装弾数1発×5 → 1発×6
耐久値1000 → 2000
2022/05/17(Ver.3.14)威力320×24=7680 → 340×24=8160
 336×24=8064 → 357×24=8568
耐久値2000 → 3000
2022/12/20(Ver.3.18)威力340×24=8160 → 370×24=8880
 357×24=8568 → 389×24=9336
 
MK19指向性地雷
 2020/11/17(Ver.3.05)装弾数1発×3 → 1発×4
耐久値1000 → 2000
2022/05/17(Ver.3.14)威力460×16=7360 → 490×16=7840
 488×16=7808 → 519×16=8304
耐久値2000 → 3000
2022/12/20(Ver.3.18)威力490×16=7840 → 530×16=8480
 519×16=8304 → 562×16=8992
 
MK21C指向性地雷
 2022/12/20(Ver.3.18)威力630×12=7560 → 680×12=8160
 674×12=8088 → 728×12=8736
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		| MK16指向性地雷 | MK17指向性地雷 | MK19指向性地雷 | MK21C指向性地雷 | 
		| MK16 | MK17 | MK19 | MK21C | 
		|  |  |  |  | 
		| ©SEGA | 
MK16指向性地雷
指向性攻撃に特化した新型地雷。
壁や天井に吸着させることができ、接着面に対し垂直方向の敵接近を感知、起爆する。
威力は控えめだが所持数と拡散率は平均的なバランス型。
敵凸を妨害する力は十分にあるので、ガチャで出たら素直に喜んでよい。
この系統は2凸・3凸で拡散率と威力が向上することから強化の恩恵が大きいので、★1ゆえの強化のしやすさは強みと言えよう。
ちなみにアーケード版では「46型指向性地雷」という名称だった。
MK17指向性地雷
小型化により携行数を増やした指向性地雷。
広範囲に飛散するため距離によっては致命傷を与えにくいが、多数設置すれば高い空間制圧力を発揮する。
拡散率が特大になった代わりに威力が約1000上昇したモデル。
ついでに所持数が1増えているので、左右から挟むように2個設置するなどすれば、拡散率の悪化を補って余りある性能を発揮する。
最初から所持数6個というのは、予備弾倉が低い軽量級の腕と相性が良いともいえる。
複雑で狭い道の多いマップであれば、拡散率を気にせず有効打を与えやすいだろう。
ちなみにアーケード版では「46型指向性地雷S」という名称だった。
MK19指向性地雷
破壊力を大幅に向上させた指向性地雷。
携行数は限られるが、3次元的に設置することで死角から致命的損害を与えられる。
MK17からわずかに威力は下がったが拡散率が一気に中まで改善されたモデル。
数値的には威力が1.6倍になったスマックショットSPといったところ。
2凸すれば拡散率は小になり、さらにまとまってヒットするように。
下位モデルは威力又は拡散率の都合から近距離で発動させないと十分なダメージが出ないため、狭い出入口などに設置場所が限定されがちだが、本モデルは威力と拡散率を両立しているため、多少離れた位置からでも十分な威力を発揮する。
このため、設置場所の自由度が高いのが最大の利点で、指向性地雷を警戒している凸屋相手でも予想外の場所で引っ掛けることができる。
ただし所持数は4にまで減っており、MK19ですら基本的に1個では即死は取れないので、予備弾数の多い腕部や
チップによる予備弾倉増強(25%以上)と組み合わせるなどの工夫をした方がよいだろう。
ちなみにアーケード版では「49型指向性地雷」という名称で、PS4版でいうMK17から威力が下がるどころかむしろ上がっていた。
移植に当たって、★3枠にあてられた装備は強化されたりピーキーさがやわらいでいることがままあるのだが、本装備は系統内では相対的に弱体化されていると言える。
(正確にはMK16とMK17、特にMK17の威力が強化された一方でMK19の威力が微減となっている。)
まあ3凸してしまえば重量・威力・拡散率ともにアーケード版の性能を上回るので問題ないのだが…。
MK21C指向性地雷
起爆時の拡散挙動を改修し、より精密に損傷を与えるべく開発された指向性地雷の改良モデル。
起爆個所から多少の距離があっても有効なことから、設置場所の幅が大きく広がっている。
2022/7/24に追加された★4武器の一つ。 
MK19からさらに威力は下がったが、拡散率はとうとう無強化で小、強化すれば極小となった。
威力の下がり幅に対して拡散率は大幅に向上しているため、かなり離れた位置においても十分な威力が見込める。
が、威力だけでなく所持数までさらに減って3となり、最大設置個数5個を一度に持つためには予備弾数67%が必要となる。
実用的な性能となると腕部はほぼ雙覇+予備弾数Ⅲでの運用となってしまう訳で、腕部スロットが圧迫されやすい支援にとっては頭の痛い問題になる。
重量がMK19より軽めになっているが、正直重量を増やしてでもあと1個が欲しかったところである。
罠支自体が絶滅危惧種な上にこの何とも言えないスペックなので、全く話題にならないんですけど……
正直言って★3のコンパチ程度の性能と言わざるを得ない。上方まだ?
最終更新:2024年02月05日 08:11