デトネーター系統

小型吸着爆弾を射出する特殊銃
任意のタイミングで起爆可能で、迅速な面制圧や遠距離からの施設破壊など、用途は多岐にわたる
2019年10月21日実装。
様々な場所に吸着可能な爆弾を投射機から放ち、こちらの任意のタイミングで一括起爆が可能という、
強襲兵装のグレネードランチャーと支援兵装のリムペットボムを融合させたような武器。

リモートボム系統と比べると1個ごとの威力は抑え気味だが、投擲ではなく投射なのでマガジンに残弾がある限り連射できるため、素早く広範囲にばら撒ける。
また、投射距離もリモートボム系と比べ物にならないほど長く、遠距離にある拠点や施設類に手軽に設置することも可能なのが長所。
光ったり飛来音が聞こえたりしない地味な弾頭なので、不意打ちが得意。
総弾数自体も多めなので細かく撃ち分ける使い方もでき、爆発半径も広めで面制圧や敵の仕掛けたトラップなどの除去にも向く。

だがその反面、任意起爆なので主武器との連携がシビアになっているというのが難点。
また弾の耐久力は一律4000とそこそこあるが、爆風などにあっさり消されることも多い。
かつては再始動されそうな敵機に張り付けておく、という使い方も出来たのだが、現在は再始動完了前に流れ弾の爆風で弾頭が消えてしまうケースも多い。
そもそも爆発物が飛び交う状況では即起爆すらままならないため、弾数に余裕があるとはいえ使う場面はしっかり見極めなければ無駄に浪費してしまいがちなので注意。
デトネーター系統  属性:爆発100%
名称 型番 射撃方式 重量 威力 装弾数 連射速度 爆発半径 リロード 性能強化
N60デトネーター N60 単射 270
256.5
6400
6656
2×4 120/min 17m
17.7m
2.8秒 ①重量 256.5
②爆発半径 17.7m
③威力 6656
N60デトネーターR N60R 単射 300
285
4900
5096
4×3 120/min 20m
20.8m
3.2秒 ①重量 285
②爆発半径 20.8m
③威力 5096
N70デトネーター N70 単射 320
304
10100
10605
1×4 - 18m
18.9m
3秒 ①重量 304
②爆発半径 18.9m
③威力 10605
N90デトネーターU N90 単射 350
332.5
4700
4982
5×3 240/min 19m
20.1m
4秒 ①重量 332.5
②爆発半径 20.1m
③威力 4982
N170デトネーターG N170 単射 330
313.5
12600
13482
1×3 - 17m
18.2m
3秒 ①重量 313.5
②爆発半径 18.2m
③威力 13482
+ 調整履歴
調整履歴

N60デトネーター
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 威力
      6100 → 6400
      63446656
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 耐久値
      1500 → 4000
N60デトネーターR
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 威力
      4700 → 4900
      48885096
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 耐久値
      1500 → 4000
N70デトネーター
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 威力
      9500 → 9800
      997510290
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 耐久値
      1500 → 4000
  • 2022/05/17(Ver.3.14)
    • 威力
      9800 → 10100
      1029010605
N90デトネーターU
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 威力
      4300 → 4500
      45584770
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 耐久値
      1500 → 4000
  • 2022/05/17(Ver.3.14)
    • 威力
      4500 → 4700
      47704982
N60デトネーター N60デトネーターR N70デトネーター N90デトネーターU N170デトネーターG
N60 N60R N70 N90 N170
©SEGA

N60デトネーター

小型吸着爆弾を射出する特殊銃。
任意のタイミングで起爆可能で、迅速な面制圧や遠距離からの施設破壊など、用途は多岐にわたる。
系統初期型。系統内では最軽量でリロード最速。
軽量級には直撃でダウンを、中量級にもほぼよろけを誘発できるだけの威力を持ち、装弾数のバランスも取れている。
爆発半径は系統中最低ではあるが、それでも17mと十分広い上に1マガジンで2発撃てる。
直撃させるに越したことはないが、一発は直撃狙い、二発目は退路を予想して撃ち込む等すれば多少狙いが甘くても無視できない削りダメージを与えられる。
レア度が1なので強化もしやすく、スペックだけならゲヴァルトとほぼ同等以上の性能になる(重量-50(3凸-47.5)、威力-100(3凸-234)、装弾数+2×1、爆発半径同等(3凸-0.3m)、リロード-0.4秒)。
無論爆発方式も扱う兵装も違うし、デトネならではの長所短所もあるので単純比較は出来ないが、それでも比較対象がレア度3の時点でレア度1の武器としては破格の性能を持っていると言っていいだろう。

N60デトネーターR

爆弾を小型化し、弾倉内の装弾数を増加させた吸着爆弾射出銃の改修モデル。
単発の火力は抑えられているが、爆発半径も広く、より柔軟な運用が可能。
威力を下げた代わりに装弾数を増やして爆発半径を広げたよくある2段階目モデル。
ダウンはほぼ狙えず重量級にはよろけすら怪しいレベルまで単発威力が落ちたものの、広い爆発半径と多めのマガジン弾数でひたすら撒いて削っていく用途に向いている。
裏を返すと撒き続けている間は起爆のために構え続けていなければならないため、主武器との連携は系統内の他モデルと比べても特に相性が悪いことには注意が必要。
一ケ所に複数置いて威力低下を誤魔化すというのも、連射速度が初期型と変わらないので、かえって手間が増えるだけのように感じられる。

N70デトネーター

新型炸薬の採用により、起爆時の破壊力を大幅に向上させた吸着爆弾射出銃の強化モデル。
強力だが爆発半径が小さいため、起爆時のタイミング見極めには熟練を要する。
威力を上げた代わりに装弾数を減らしたこれまたよくある高威力モデル。
単発火力は1万に迫っており、しっかり当てればダウンやよろけを容易に奪える。
代わりにマガジン1発で撃ち切りになってしまうが撃って起爆すればすぐ持ち替えられるため、拘束時間が少ないメリットともとれる。
吹っ飛ばした敵への追撃のためにも武器変更の早い腕と組み合わせたい。

高威力単発武器として人気のスプーキーGを比べるとあちらが近接信管・時限炸裂で味方を貫通するなどプラント戦に使いやすく当てやすい性能であるのに対し、
こちらは近接信管ではないのでスペック差を含めてしっかり当てた際の実火力は高めでよろけダウンを狙いやすく、弾速もあるのでやや遠めからでも当てにいきやすいなど、
プラント外での味方の援護・釣り・タイマン拒否に重きを置いた性能といえる。

レイスマやハガタフなんかの高火力主武器でダウンを取った相手に張り付けてコンボを決めたり、
再始動前に張り付けて再殺したりといったテクニカルな用途にも向いているので、応用が楽しい武器である。

N90デトネーターU

ドラムマガジンを組み込むことで、装弾数と連射性を高めた吸着爆弾射出銃の改良モデル。
単発の性能は低いものの、連続で投射、起爆すれば高い面制圧力を得られる。
スペック・武器外観から見るに、N60デトネーターRをベースとした改良型。
単発威力はさらに下がって系統最低まで落ちたがマガジン弾数をさらに1発増やしており、マガジン火力・総火力は系統最高となっている。
他モデルにはない特徴として、連射速度が倍になっているため連続投射からの削り能力がさらに高くなっている。
うまく敵集団に撃ちこむことができれば瞬く間に壊滅的な打撃を与え、タイマンにおいては圧倒的な弾幕でみるみる削ることができるだろう。
遊撃が設置罠とPHユニットで居座るプラントに対しては一面にばら撒いて消毒できるので、その用途では単発武器よりも扱いやすい。
罠として設置する場合も素早く展開できるので便利。

その代償として重量はスプーキーRに次ぐ重さなのは注意。
また1マガジン1セットとして運用する場合は他高威力武器と同様に3セットで弾切れになってしまう。
調子に乗って連射しているとあっという間に弾切れになるため、小分けに撃つのか連射するのかの見極めが重要となる。

N170デトネーターG

N70で得られた実戦データを元に、さらなる高火力を実現させた吸着爆弾射出銃の最新モデル。
破壊力と引き換えに生まれた懸念はあるものの、正確な運用を行うことで真価を発揮する。
2022/05/23に追加された★4武器の一つ。威力特化型モデル。
スペック的にはN70デトネーターから携行弾数を1発下げ、範囲が若干下がった(-1m)代わりに威力が上昇と順当な進化を遂げている。
基本的にはN70と同じ使い方となり直接的な対ブラスト戦に重きを置いた調整となった。
支援兵装における投射系副武器ではトップの威力を持ち、大破を十分に狙えるのも強み。

・・・と書くと無難な強化に見えるが、スペックをよく見てみると問題児サワード・アルケスと非常に似通った性能をしていることに気づいた人も多いだろう。
実際に加害性能だけを見ればアルケスから威力爆発半径が僅かに低い程度であり、支援版サワード・アルケスと言って過言ではない性能を誇る。
中距離以遠での使用に難はあるが、近距離戦闘では明らかに頭1つどころか2つ3つ抜けた性能を誇っており、3秒毎にアルケスを放てる、挙げ句に時間差起爆や死体に貼り付けができる応用力も兼ね揃えていると考えるとその異常さが際立つ。
重火力に支援のショットガンを使わせろ!と思ったことのある人は少なくないだろうが、まさか支援にアルケス相当の武器が実装されるとは誰も考えていなかったであろう

とはいえ実際のアルケスの強味としては高速な弾頭による回避しづらい飛来速度を持つ点が大きく、実際にアルケスの代わりとして重火力のような立ち回りに使えるかと言えば弾速の遅さと右クリックでの起爆が必要な点がネックとなり微妙なところ。
起爆が必要ということは、つまり着弾までの間この武器を構えていなければないということで、撃って即他の行動ができるロケットランチャーと違い、確実に一撃で仕留められなければそれなりに無防備な時間が生まれてしまう。
仮に直撃させて吹っ飛ばした敵に追い打ちを決めようにもショットガンではムラがあり、かといってFLAPやネイルガンでは肝心の主武器による自衛性能を失うことになる。
更に弾頭が壊れるのも厳しく、アルケスの主戦場であるプラント戦闘のような激戦区に放り込むと、起爆する前に空中で爆風に巻き込まれて霧散してしまうこともしばしば。
肝要のリペアも、バリアのように強引に爆風をねじ込むこともできなければACや迷彩のように回避しながら撃ち合うこともできないため、正直この武器一つで正面から戦おうとした場合、その火力とは裏腹に繊細な取り回しを要求される場面も多くなるだろう。

逆に、他のリモコンボムのように追ってくる敵には大変厄介な存在となる。
リムペほどの火力はないもののリムペほど引きつける必要はないので、かくれんぼ・鬼ごっこを仕掛けるとこの上なく鬱陶しい。
この高火力を遠投できるのもリムペでは出来ない芸当なので、支援本来の比較対象としては、ようやくリモートボム系統以外に新たなボンバーマンの選択肢が増えたと捉える方がしっくりくるかもしれない。

このように既存のデトネーター系統の欠点は残しているものの、それをして有り余る高火力は他の武器では難しい立ち回りを実現させてくれるだろう。

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最終更新:2024年02月11日 17:32