ブラストの携行用に開発された小型機関砲
単発の威力が高い短砲身モデルと2門の砲身を持つ連射速度が速いモデルがあり、どちらも前方に対して大きな制圧力を発揮する
2019年3月11日実装。
重量が増した代わりにパワフルになった機関銃といったところ。
機関銃系統と同様、空転はないがオーバーヒートはあるタイプ。
単式と双門で傾向は分かれるが、基本的に単発火力重視の系統になっている。
ガトリング並みの火力が欲しいけど、空転管理なんてめんどくさいことやってられるか!という人にぴったり。
持ち替えてすぐに攻撃可能なので、補助武器、副武器からの追撃にも対応している。
実弾属性だからか、
LAC系統のような極端な頭部射撃補正の影響や、連射時の急激な精度悪化といったカタログに出ないような癖もない。
(とは言っても、機関砲は元から褒められるほどの精度は無いが…)
単発および秒間火力が高い代わりなのか、連射速度はかなり遅くOH火力もガトリング後期モデルと比べると全体的に低め。
初期ガトやエレファントとどっこいどっこいで、轟鉄に至っては瞬発力に特化しすぎて3凸してもOH火力20000ギリギリである。
連射出来る時間は短く弾幕も薄いので、丁寧に狙って行かないと十分なダメージが出ない。
初弾は比較的真っすぐ飛ぶので、遠距離にはタップ打ちを心掛けよう。
火力に比例して、重量もガトリング並みにある点は注意。
豆知識レベルの話だが、機関砲系は射撃後に0.25秒の硬直が存在し、武器変更等を入力しても16フレーム以上の射撃間隔がないと動作を始めてくれない。
双門系や速射マシマシの単式系ではこの点に注意が必要。一瞬射撃を止める等で対応しよう。
ちなみに、射撃間隔16フレームを連射速度に換算すると225/minとなる。
単式系の一見中途半端に見える連射速度はこれを意識したものなのかもしれない。
機関砲系統 属性:実弾100% ズーム倍率:1.5倍 |
名称 |
型番 |
射撃 方式 |
重量 |
威力 |
装弾数 |
連射速度 |
射撃 精度 |
反動 |
リロード |
連続射撃 |
性能強化 |
単式機関砲 |
MA103 |
連射 |
400 380 |
1520 1581 |
30×10 |
220/min |
C- |
C |
3.6秒 |
4.8秒 5.04秒 |
①重量 380 ②連続射撃 5.04秒 ③威力 1581 |
双門機関砲 |
MA203 |
連射 |
520 494 |
940 978 |
62×8 |
350/min |
C |
C+ |
4秒 |
5秒 5.25秒 |
①重量 494 ②連続射撃 5.25秒 ③威力 978 |
双門機関砲・怒竜 ※ |
C-MA204 |
連射 |
560 532 |
800 832 |
70×7 |
400/min |
C+ |
C+ |
4.2秒 |
6.2秒 6.51秒 |
①重量 532 ②連続射撃 6.51秒 ③威力 832 |
単式機関砲・改 |
MA103C |
連射 |
440 418 |
1580 1659 |
33×9 |
220/min |
C+ |
A- |
3.8秒 |
4.9秒 5.19秒 |
①重量 418 ②連続射撃 5.19秒 ③威力 1659 |
双門機関砲・轟鉄 |
MA205 |
連射 |
560 532 |
730 774 |
100×6 |
540/min |
B |
D |
4.2秒 |
2.6秒 2.78秒 |
①重量 532 ②連続射撃 2.78秒 ③威力 774 |
単式機関砲・不動 |
MA109 |
連射 |
500 475 |
1280 1370 |
60×6 |
300/min |
B- |
C- |
4秒 |
3.6秒 3.89秒 |
①重量 475 ②連続射撃 3.89秒 ③威力 1370 |
※ イベント配布
+
|
調整履歴 |
調整履歴
単式機関砲
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
双門機関砲
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
単式機関砲・改
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
双門機関砲・轟鉄
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
710 → 730 753 → 774
- 連続射撃
2.5秒 → 2.6秒 2.68秒 → 2.78秒
|
単式機関砲 |
双門機関砲 |
単式機関砲・改 |
双門機関砲・轟鉄 |
単式機関砲・不動 |
MA103 |
MA203 |
MA103C |
MA205 |
MA109 |
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双門機関砲・怒竜 |
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C-MA204 |
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©SEGA |
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示)
名称 |
連続射撃時間 |
OH復帰時間 |
秒間火力 |
OH火力 |
マガジン火力 |
CSノックバック |
単式機関砲 |
4.80秒 5.04秒 |
3.1秒 (2.4秒) |
5573 5797 |
27360 (18発) 30039 (19発) |
45600 47430 |
装甲C+以下 装甲B-以下 |
双門機関砲 |
5.00秒 5.25秒 |
3.4秒 (2.7秒) |
5483 5705 |
28200 (30発) 30318 (31発) |
58280 60636 |
不可 不可 |
双門機関砲・怒竜 |
6.20秒 6.51秒 |
4.0秒 (3.2秒) |
5333 5547 |
33600 (42発) 36608 (44発) |
56000 58240 |
不可 不可 |
単式機関砲・改 |
4.90秒 5.19秒 |
3.6秒 (2.8秒) |
5793 6083 |
28440 (18発) 33180 (20発) |
52140 54747 |
装甲B-以下 装甲B以下 |
双門機関砲・轟鉄 |
2.60秒 2.78秒 |
1.9秒 (1.5秒) |
6570 6966 |
17520 (24発) 20124 (26発) |
73000 77400 |
不可 不可 |
単式機関砲・不動 |
3.60秒 3.89秒 |
2.3秒 (1.7秒) |
6400 6850 |
23040 (18発) 27400 (20発) |
76800 82200 |
装甲D以下 装甲C-以下 |
※OH復帰時間()内の値は非OH時に100%冷却するのに要する時間
単式機関砲
ブラストの携行用に開発された小型機関砲。
高い威力の大口径砲弾を連続発射することで、前方に対して大きな制圧力を発揮する。
名前のとおり単砲身タイプの機関砲。
連射速度が遅いが、そのぶん単発威力が高いので中量級頭部にCSノックバックを狙っていくことができる。
秒間火力も比較的高い部類に入る。
低速連射で反動もあるためAIMはやや難しいが、OH火力は無凸でも一応3万弱あるので問題はないだろう。
蓄熱は弾数ではなく時間経過なので、押しっぱなしをやめて適当に連打するだけで秒間火力ほぼそのままでOH!とは無縁に1マガジン全部撃ち切ることが出来たりする。
元から連射速度が遅い単式だからこそ通用する小技である。
双門機関砲
砲身が2門になった、機関砲の進化型。
単発の威力こそ下がったが、砲弾の連射速度が大幅に強化されたことで、制圧力の倍増に成功している。
名前のとおり2砲身タイプの機関砲。
砲身が倍で火力も倍!とはいかず、むしろ秒間火力は下がっている。
少しの秒間火力と奪ノックバック性能を犠牲に連射速度を向上させて扱いやすくしたモデル…なのだが、おまけで重量が120も増えている。
積載に余裕があれば問題ないが、そうでないなら扱いやすさのために失うものが大きすぎるかもしれない。
アーケード版と比較して連射速度はそのままに単発威力が無凸では減っており、結果比較的近しい火力性能の武器が170以上も重量の軽いウィーゼル・コロナという、なんだか良く解らない事態になってしまっている。
現状☆2以上の機関銃系統から乗り換える場合、ノックバックを取れる単式系統や、秒間火力が高い轟鉄といった独自性があるモデルを選んだ方がいいかもしれない。
双門機関砲・怒竜
機関砲系統の幻のクラシックモデル。
継戦能力を重視し、排熱効率と連射性能を高めた総門機関砲。炸薬の量を調整したことで、射撃時の安定性も向上している。
ファクトリーアウトレットイベントで入手可能なクラシックモデル。2022年7月18日に追加された。
最大の特徴は機関砲カテゴリ内でも最長の6秒半という射撃時間。
空転なしのオーバーヒート付き武器内のという点でも最長の継続時間である。
反動も機関砲としてはマイルドなため使い勝手自体は良好。
しかし継続火力重視型の宿命か、機関砲内でも最低のDPSが非常にネックとなっている。
加えて、星3の轟鉄と同等の重量も文字通り足を引っ張る。
軽量機でも扱いやすい使い心地なのが強みなのだが…
同じくアウトレット武器であるウッドペッカーの空転を抜いたものと考えるといいだろう。
ユニオンバトルでの巡航爆雷迎撃には役立つだろうが、他の要素を考えるとSH以上の高難易度で戦うにはあまりに心もとない。
単式機関砲・改
弾道の安定性や排熱効率を改善した単式機関砲。
単純火力も向上しており、扱いやすさも相まって戦闘における信頼性は非常に高い。
アーケード版では単式と双門の間に入るモデルであったが、PS4版では双門を押しのけて★2の座を獲得した。
BBお馴染みの「改」モデルということで、連射精度・反動・OH火力・マガジン火力を向上させた代わりに単発威力を下げ…ると見せかけて単発威力も上げたことで秒間火力も向上してしまった型破りなモデル。
単式と比べたデメリットは重量+40・リロード+0.2秒・OH復帰時間+0.5秒だけであり、ほぼ上位互換と言える。
特に反動が優秀なので、軽量腕部でも問題なく扱えるのが嬉しい所。
こちらも単式同様、タップ打ちや連打によるOH!の引き延ばしが可能。
双門機関砲・轟鉄
給弾機構の電子制御により、連射速度のさらなる高速化を実現した双門機関砲。
目標を一気に撃滅することが可能だが、銃身が過熱しやすく連続稼働時間は限られる。
砲身が倍のくせに連射速度は1.5倍くらいしかなかった双門に電子給弾装置を取り付けたことで、連射速度を単式比約2.5倍にまで高めたモデル。
これにより3凸時の秒間火力は6966となり、フルオート主武器としてはトップクラスの超高火力を実現した。
グラートγやダイナソアといった高火力武器には長い空転が付き物だったが、轟鉄には空転がないので、突発戦闘・副武器から持ち替え・支援機からの再起などあらゆる局面で、ロスもなく即座に最大火力を発揮できる。
一方、連射速度を強引に倍にした反動で連続射撃時間が半分になっており、OH火力は無凸だと17520とかなり低い数値になってしまった。
3凸すると20124になり、強襲主武器の標準的なマガジン火力程度にはなる。中量級くらいであればOHする前にキルするのはそう難しくないだろう。
2度にわたる強化により、「中速実弾フルオート・空転なし・秒間火力6966・OH火力20124」という、扱いやすさとハイレベルの火力を両立した実戦的な武器になっている。
重量が非常に重いのが難点だが、それに見合うだけの性能を有していると言えるだろう。
扱う際は、他の重火主武器のノリで撃ち続けるとOHしてしまうので「倒せないかも」と思ったら射撃を中断するかタップ撃ちに切り替えよう。
本格的に運用するなら
チップによる補助も検討したい。
チップの候補としては
①高速冷却、②熱量OH抑制、③実弾速射の3種類が有力。
①は
重火力兵装の主武器中最もOH火力が低く、頻繁に冷却を挟まなければならない轟鉄との相性が非常に良い。
瞬間的な火力が増すわけではないが、試合全体を通して見れば恩恵は大きい。
②はOH火力が低いというこの武器の欠点をシンプルに補うことができるほか、副次的な効果として非OH時の冷却効率も若干改善される。
だが元の連続射撃時間が短いため大幅に伸びるわけではない(3凸時で+1548)ほか、OH時の射撃不能時間が伸びてしまう。
③は秒間火力を伸ばし結果的にOH火力も伸ばすことができる。ついでに別兵装での実弾武器の秒間火力も上がる。
が、こちらも②同様に元の連射速度が遅いため効果は大きくない(速射Ⅱ1枚毎に秒間火力約+200、OH火力約+1発)。
OH抑制と違い射撃不能時間が伸びるといったデメリットはないが、当てそこなったときのロスが大きくなりやすい。
どれも一長一短なので技量や立ち回りと相談したうえでしっくりくるものを選びたい。
2021年には待望の高速冷却Ⅱが実装。これによりチップ3の腕で高速冷却をガン積み(Ⅰ+Ⅰ+Ⅱ)することで冷却時間が約3割にまで減少出来ることに。
重火の主武器の多くがこの恩恵を受けたが、特に熱量に悩まされていた本武器には大きな福音となった。
爆速の冷却速度のおかげで少しトリガーを離すだけで十分な冷却が行えるため、射撃の合間の少しの冷却を挟むだけで自慢の秒間火力をマガジンいっぱいに垂れ流せるようになる。
更にうっかりオーバーヒートさせてもすぐに復帰出来るため、熱量管理に自信がなくても大丈夫という非常に凶悪な性能へと化ける。
重い上にチップ枠を3つ全て使うためアセンの幅を大きく制限するものの、それに見合う十二分のリターンが得られる凶暴な主武器として活躍できるだろう。
なお、冷却ガン積みではなくてもⅠ+Ⅱの2枚積みでもなかなかの効果が得られる。
オーバーヒートさせても安心の垂れ流し運用は流石に厳しいが、適度に指切りして扱うのであれば冷却が間に合うくらいになるので本武器を採用するなら検討したい。
轟鉄/SCV
オリジナルの双門機関砲・轟鉄を所持していないと使用不可で、性能や強化段階はオリジナルのものが直接適用される。
単式機関砲・不動
砲身の最適化により、さらなる弾道の安定性を実現させた単式機関砲の改良モデル。
反動がやや大きいものの、単砲身型としては高い連射性能によって火力向上を実現している。
2023/04/17に追加された★4武器の一つ。
★3轟鉄から砲門が再び1つになり、単発の火力を落とした代わりにDPSを大幅に向上させたハイバランスモデルとなっている。
単式機関砲・改と比較すると、一発の威力は低下しながらも連射速度が大幅に上昇。
トータルでは、秒間火力上昇・OH火力低下・マガジン火力上昇となる。
また、射撃精度の向上によりCSも狙いやすくなったことで、使い手のスキル次第では更なる可能性が望める。
CSノックバックは取りづらくなったものの、そもそもプラントを踏みに前線に飛び出てくるような敵が装甲B以下であることの方が珍しいので、半端に過剰な威力を落としつつ実用性を上げたとも取れる。
OH時間も単式の中では最低まで落ち込んだが、もともと単式はタップ撃ちしやすくOH管理が容易なため、轟鉄などと比べればそれほど致命的な欠点でもない。
さながらクラシックモデルとして据え置きされた怒竜の真の姿と言わんばかりのスペックを誇り、単式機関砲の使いやすさと実用性が限界まで高められている。
と、基本スペックはとても高いのだが、それはあくまで単式機関砲の中での話。
機関銃などよりがっつり重くなった重量をして、機関銃より大幅に連射速度が遅く、それでいて一発外すごとにDPSがガクッと落ちる欠陥は全て単式機関砲そのままである。
ガトリングガンやVFTと違い主武器一本で戦い抜けるほどの爆発力もなく、ワンチャンスのCSノックバックによる逆転も絶望的。
とにかく丁寧に相手を捉えつつ、その膨大なマガジン火力で粘り強く立ち回れるかという部分に真価を求めることになる。
ディソーダーのBモードはあまり使わないが、かといってAモードの取り回しは手放したくない…といった人にとっては福音となるかもしれない。
最終更新:2024年02月08日 09:17