サンダース(ポケモン)

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サンダース(ポケモン) - (2017/09/28 (木) 15:33:04) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/08/13(金) 13:08:35
更新日:2024/01/12 Fri 17:55:24
所要時間:約 8 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン

■データ


図鑑No.135
分類:かみなりポケモン
英語名:Jolteon
高さ:0.8m
重さ:24.5kg
タマゴグループ:陸上

タイプ:でんき
特性:ちくでん(電気タイプの技を受けるとダメージと効果を無効にし、HPが最大値の1/4回復する)
隠れ特性:はやあし(状態異常になった時に素早さが1.5倍になる。麻痺による素早さ低下も無効。先頭にすると野生のポケモンと出会いにくくなる)

HP 65
攻撃 65
防御 60
特攻 110
特防 95(初代では110)
素早 130

イーブイに「かみなりのいし」を使う事で進化する。


■概要


イーブイの進化形の一つ。
全身をトゲトゲとした黄色の体毛に覆われており、目付きも鋭く、いかにも電気タイプらしい姿をしている。
手足もブイズの中ではかなりスマート。
ブイズの中では一番♀っぽくなくイケメンな姿であるため♀を厳選される確率は他のブイズと比べて低め。
まぁ、♀でも全く問題ない。
それでもブイズらしくファンは多い。戦闘力の高さも人気の理由の一つだろうけど…(後述)

見た目の割りに非常に感受性が高く、デリケートなポケモンで少しの刺激で怒ったり悲しんだりする。感情が変わる度に電気が貯まるらしい。
また感情が高ぶった際にはその尖った体毛を逆立てたり飛ばしたりして反撃してくる。

空気中のマイナスイオンを口や体毛から取り込んだり、身体中の細胞が放つ微弱の電気を集約して約一万ボルトもの電撃を操る事が可能(10万ボルトも普通に覚えるけど)。
電気を取り込んでいる間はバチバチ帯電し毛が逆立つ。
えっそれなんて超サイヤ人


■ゲームでのサンダース


初代のタマムシマンション等で入手したイーブイを進化させる事で使用可能。
なかなか高い能力を持ちかなり使いやすいが、電気タイプ故に攻撃技が乏しいため苦手なタイプで止まりやすいのがネック。
他のパートナーで補ってあげよう。

トレーナーではピカチュウ版のライバルが切り札として使用する他、金銀ではまいこはんが、プラチナではデンジが先鋒で使用する。


■対戦でのサンダース


トップクラスの素早さと高い特攻を持つが物理耐久は低めといかにも電気タイプらしい能力値を持つ特殊型速攻アタッカー。
素早さはブイズ最速。

特にその素早さは俗に言う「130族」と呼ばれ、よく龍舞やスカーフ等の素早さ調整の基準とされる数値である。
その物理耐久故に弱点の「じしん」どころか等倍の高火力一致技でも一撃死してしまうほど脆いのだが、特防はそこそこなので特殊攻撃には意外としぶとい。
その高い素早さからほとんどのポケモン相手に先手を取る事が可能なため非常に扱いやすくブイズの中では初代から今まで使いやすく安定した実力を維持し続けている。
あの常にブイズ最弱なもふもふにその強さを分けてやれと言いたい。

初代ではあのケンタロスに次いで人気が高く高威力の「10まんボルト」や高い素早さを活かした「かげぶんしん」等で猛威を奮っていた。
以降のシリーズでは「かげぶんしん」が弱体化したがそれでも尚人気が高い。

RSE時代はバトンタッチの強さ、もとから相性のよいタッグが多い、蓄電による電気受けという明確な役割がある、
役目のかぶるライコウの厳選はGBAでは凄まじく難易度が高い、などの理由から広く活躍していた。


電気タイプらしくサブウェポンに乏しく、で本格的にアタッカーとして起用するなら「めざめるパワー」の厳選が必須なのが最大の欠点。
粘るタイプはが一般的。
しかしXY以降は威力60に固定され、「いのちのたま」等を持たないとガブリアス等を一撃で倒せなくなったのが痛い。

面倒なら「シャドーボール」や「シグナルビーム」(プラチナ・BW2ORAS教え技)で妥協するのもありだがかなり攻撃範囲は微妙。


一方でブイズらしく補助技はかなり豊富。
低い物理耐久を補う「あまえる」や決定力を高める「うそなき」等高い素早さも相まって補助技の使い勝手は上々。

その素早さ故に「みがわり」との相性が非常に良く「バトンタッチ」とコンボで相方を無償降臨させる型が非常に有名。
下手な特殊受けを出すと強力な物理アタッカーに降臨されて痛い目に遭う。
ある意味「みがわり」を最も使いこなしているポケモン。

いばる」と組み合わせていばみが戦法を使うのもいい。
これなら苦手な相手もめざパ無しで突破出来る可能性がある。
ただ運ゲで安定はしない。
SMでいばるが超弱体化されたので、この技のみでの突破を謀るのは無謀である。

どちらにしても「ほえる」や「ふきとばし」には注意。
また「バトンタッチ」は進化前のイーブイ時しか覚えないのも注意。

プラチナから「でんじふゆう」を習得可能になった。素早いので使い勝手はいい。が、技スペースの圧迫が問題。
トレースポリゴンには基本的に正攻法では手も足も出ないので要注意。

「特性」ちくでんのためタスキ型等でも電気技を撃たれた時に無償降臨できる。
ただ、ポリゴン2サーナイトに「トレース」されると一致技が通じなくなるので注意。

BWにて新たに得た特性は「はやあし」。
ただでさえ素早いこいつに必要か?という疑問もあるが、汚い忍者ことアギルダーUBフェローチェ
龍舞で素早さを上げてくるメガボーマンダに特性「かそく」のバシャーモ等スピードインフレが起きているのであながち死に特性というわけでもない。
素早い相手に上から「でんじは」を入れるために「かえんだま」「どくどくだま」を持たせておく手もある。

また、当作では素早さの差によって威力の変化する「エレキボール」という技もあるのである意味BWにアジャストしているのかもしれない。


■アニメでのサンダース


『劇場版ポケットモンスターベストウィッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』の前日譚にあたる『ミュウツー~覚醒への序章~』では、
ブイズ最高クラスの実力にも関わらず主人公バージルのブイズパーティに唯一王ともどもハブられてしまう(ちなみに何故かイーブイはスタメン入りしていた)。
しかも視聴者はネタ度の高い唯一王の方に気が行ってしまい、結果リアルに居ないことに気付かない人続出という事態に。唯一王ェ…


初代ポケットモンスターを舞台にした「ポケットモンスター ジ・オリジン」では、
主人公レッドの手持ちとして(加入時期は不明だがポケモンタワー時点でレッドの元にいる)殿堂入りまで戦い続けた。
殿堂入り後は描写が無いため不明。

この作品のレッドは頻繁に手持ちを入れ替えており、
中盤から最後までスタメンであり続けたのはレッドの相棒であるリザードンと彼(あと移動手段を兼ねたラプラス)くらいで、
戦闘回数もリザードンに次いで多いという、まるで『覚醒への序章』でハブられた鬱憤を晴らすかの様な大活躍を見せた。




サンダース「カーネル軍人みたいな学生?とは一切関係ありません。」

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