カルネ(ポケモン)

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カルネ(ポケモン) - (2021/04/02 (金) 10:52:34) の編集履歴(バックアップ)


登録日: 2013/11/08 (金) 07:51:09
更新日:2024/04/25 Thu 21:46:18
所要時間:約 6 分で読めます




「あたし つよい トレーナーである あなたのこと もっと しりたいの」



CV:折笠富美子(アニポケ)、久川綾(ポケマス)

◆概要


カロス地方が誇る大女優であり、ポケモントレーナーとしての顔も持っている。
実力のあるトレーナーには興味を示すこともあるようで、ミアレシティで主人公達と出会うことになる。
ミアレシティにあるカフェ・ソレイユの常連さん。
プラターヌ博士フラダリとは知り合いらしい。

容姿は大女優という肩書きに負けない華やかなデザインの白い衣装に身を包んでいる美女。
太眉。背中の羽根状の飾りはスワンナを思わせる。
しかし、ショートパンツのようなものを履いていたりするなど、決して動きにくい服装というわけではない。

大女優と言う肩書きや落ち着いた雰囲気による先入観でおばさんと言う印象を受けるかもしれないが、
公式絵などを見た限り年齢は20代から30代の間だと思われる。
長年の蓄積で大成したと言うよりは高い実力でヒットを生み出しメジャーになったタイプなのだろう。


ミアレシティの巨大スクリーンに、彼女の主演作と思わしき映像が映るときがある。






















以下、ネタバレ注意!!




























素顔はカロス地方のチャンピオンであり、XYにおけるポケモンリーグチャンピオン

シロナアイリスに続く歴代3人目の女性チャンピオン。
メガチャームというペンダント型のメガストーンを持っている。
従来通り、彼女を倒した後にエンディングムービーが流れるが、とある人物を倒した後にようやくスタッフロールが流れてゲームクリアになる。


◆手持ちポケモン


グリーン、シロナに続いてタイプのこだわりがないオールラウンダー。

今作は学習装置の効能が優秀なので、意図的に縛っていない限りレベル不足ということはほとんどない。
ポケモン1体1体のスペックは高いが、弱点が多めかつやや偏っているので冷静に対処すればそれほど苦労はしないはず。

エースのサーナイトはメガシンカも使ってくるかなりの強敵。
フェアリー対策で毒タイプで対応しようとすると、タイプ一致の「サイコキネシス」で一発で沈められるケースも。
こちらも鋼タイプか、ルカリオフシギバナなどのメガシンカ要員で対抗しよう。
おすすめは鋼技を覚えさせたメガルカリオ。


殿堂入り後、ミアレシティのカフェ・ソレイユで主人公とポケモン交換をしてくれる。
主人公側のポケモンは何でもいいが、彼女は「サーナイトナイト」持ちのラルトス(♀)をくれる。
このラルトスはひかえめ+特攻・素早さVで残りは20固定と言う良個体なので、進化させれば即戦力になってくれる。
ちなみにIDは37110で、サーナイトの語呂合わせになっている。カルネさんID厳選したんですか…。
2V残り20が不満な場合でも厳選要員として十分役に立ってくれる。
ちなみに思い出娘を通じてラルトスにカルネとの思い出を聞くと、「カルネがIDくじでモーモーミルクを当てたのを見て(以下略」。
カルネさんあなたもIDくじ引いてるんですか…。
まぁID厳選する程度には廃人だから仕方ないよね。


バトルシャトーではグランダッチェスにあたり、こちらが最高爵位になればシャトーで対戦できる。
チャンピオン戦がヌルゲーで退屈だった人はここで黒い挑戦状を出してカルネに挑んでみよう。
手持ち4匹のレベルが80になるので手応えがあることだろう。

…が、それと引き換えに切り札のサーナイトの技構成はなぜか【アシストパワー・さいみんじゅつ・ゆうわく・ゆめくい】という一芸特化に。
対策しなければ催眠夢喰いコンボに苦しめられるが、対策自体は非常に簡単で、特性ふみんの物理アタッカーであっさり止まる。


◆余談


ちなみにチャンピオン戦以外で劇中で彼女と会えるのは
  • ミアレシティのカフェ
  • ヒヨクシティのモノレール前
非常に少ない
その為少々印象に残りにくく、光の間で対峙した時に「誰?」と思った人も少なくないはず。
そして大女優にもかかわらず、前作のようなポケウッドのような施設がない為、少々勿体ない扱いになってしまっている感は否めない。
フレア団の事件にも関わらないが、チャンピオン戦前に主人公にフレア団の事件のお礼を言う場面がある為、一応のフォローはされている。
それでも心の中では、責任を感じていたに違いないだろう。
(実際には「関わらなかった」のではなく「関われなかった」と言った方が正しい。その理由についてはクリア後のあるイベントにて推測できる)

なお、手持ちポケモンの構成は
  • 進化レベルが遅い(手間が掛かる)
  • メガシンカポケモンがいる
  • 600族ポケモンがいる

と、シロナに非常によく似ている
シロナとは衣装や容姿が真逆のデザインとなっているが、カルネ自身の性格やモットーなども彼女に通じる面がある。
…と言うより、バトルシャトーで主人公に勝った場合「いぇい!」と年甲斐もなく(?)はしゃぐなど、完全にキャラが被っている
ファンの見解では二人には何かしらの交友があるのではないかとも言われているが…
こちらも気になるところである。

モデルは「ローマの休日」で有名な大女優オードリー・ヘップバーンと思われ、
アニメの登場シーンには「ティファニーで朝食を」のオマージュと思われる描写がある。

余談だが、彼女がチャンピオンと判明する前までは、
アニポケや公式サイトでいち早く紹介されていたパンジーが今作のチャンピオンなのではないかと予想していた人も多かったと思われる。
が、彼女の扱いは完全なミスリードであった

なお、主人公を女の子に選んだ場合カルムに「名前似てますね」とネタにされる。

名前の由来はナデシコ科ナデシコ属の多年草「カーネーション」。
別に「肉」でもないしスタンド使いでもない。
花言葉は「女性の愛」「感覚」「感動」「純粋な愛情」。
女優として多くの人を感動させている彼女らしいと言える。


アニメ版


アニメ版では第27話と比較的早い登場。
ゲームに比べると眉毛が細くアイシャドーが濃いめ。

冒頭にエキシビジョンマッチを行い圧勝。サトシと手合せのマッチを行い、終始優位に立っていた。
が、その途中ロケット団三バカトリオの邪魔が入り、サーナイトを捕獲されてしまうが、メガシンカの力によりあっさりと逆転。
チャンピオンとしての貫録を見せつけた。

チェックメイト!」と決めるのがお決まり。

余談だが、この回のムサシはカルネを意識し、自分も大女優だからと口上セリフを勝手に変えている。
コジロウのセリフが普通だったためムサシがいかに無駄な対抗意識を燃やしているかがよくわかる。


過去に撮影中、山で撮影隊とはぐれてしまった時にサーナイトに助けてもらい、それ以来深い絆で結ばれている。


ゲーム版通りプラターヌ博士とも友人で、ミナミというかわいい眼鏡っ子のマネージャーがいる。

博士「ミナミちゃ~ん、相変わらず怒った顔もキュ~ト~」


そして、スイーツマニアという面も持つ。
撮影で他の町に行くときに、そこの名物スイーツを食べるのが趣味との事。
サトシ達と本格的に知り合ったのもミアレのガトーショコラをお忍びで食べに来た時だった。

…やっぱりシロナさんとキャラ被ってました。








なお、ユリーカは当然のごとくカルネにもナンパを行なった。
相手がカルネと言うこともあり、今回は演出が映画風。

ちなみに過去にサマーキャンプ優勝経験もあり第41話のラストにまだ少女だった彼女と進化前のラルトスの写真が飾られている。

彼女を演じた折笠さんは、以前は水の都の護神に登場した「カノン」を演じていた。


ポケットモンスターSPECIALのカルネ


第12章に登場。
原作同様に大女優にしてチャンピオン。
子役時代からポケモンバトルが強く、メガシンカも継承している。

初登場時はフラダリに脅されかけていたワイ達をかばった。

その後、シャラシティのマスタータワーがエスプリによって壊滅状態に陥り、
コルニとメガシンカ爺さんは逃げることになり、その補佐をするために女優業を休業。
カルネは逃亡の手伝いをすることとなった。
その際はかなりボーイッシュな姿に変装していた。*1

そして、最終兵器を発動させるための「大樹」の運搬計画を阻止すべく、エックスたちの危機にコルニ、コンコンブルと共に颯爽と駆けつける。



+ 以下、ネタバレ
実はパキラの正体はフレア団のスパイであり、首領の一人でもあった。

この運搬計画そのものがカルネ達をおびき寄せるためのパキラの仕組んだ罠であり、その罠にまんまと嵌まってしまう。
そして本性を表したパキラの「マジックルーム」と「ほのおのうず」の結界に閉じ込められ、そのまま地下に連れ去られる。
そこでテールナー(もしくはイベルタル)にフルボッコにされて惨敗してしまった。

そのまま半殺しの状態で放置されていたが、旧知の仲*2であるグリーンによって救出された。
助けられたカルネは四天王の残りのメンバーを召集し、体制を建て直してフレア団との最終決戦に挑むものの、またしてもパキラとの激しい空中戦になる。

戦いの最中、カルネを嬲りものにしながらも、彼女に異様な視線を向け、恍惚の表情で舌なめずりするパキラ。
…そう。パキラはカルネに対し、憎悪と嫉妬の感情と同時に、サディスティックな恋愛感情も寄せていたのである。※幼年誌です

最終的にはフレア団は敗北しパキラもフラダリと道連れに落下。
カルネは救おうとしたパキラに手を振り払われて拒絶されるという、『勝ち逃げ』をされてしまうことになった。
カルネはチャンピオンとしてでなく、一人のトレーナーとして純粋にパキラともう一度戦いたいと思っていたが、それは永遠に叶わなくなってしまった…。

それは最後までカルネに「屈辱」を与えたかった単なる『嫌がらせ』に過ぎなかったのか、
せめてカルネを巻き添えにしまいとした、パキラなりのカルネへの『愛』だったのか。
それは最早誰にも、カルネにも分からなかった…



追記・修正はメガリングを手に入れてからお願いします。

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