コルニ(ポケモン)

登録日:2013/11/29 Fri 15:31:07
更新日:2025/10/02 Thu 22:53:21
所要時間:約 12 分で読めます





行くよ ルカリオ……!
命 爆発ッ!!


出典:ポケットモンスター、25話『命爆発バトルフェス!VSメガルカリオ!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon



コルニとは、『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。
初登場は『ポケットモンスター X・Y』。

CV:寺崎裕香(アニメ版)/美波わかな(旧:金魚わかな)(ポケモンマスターズ


◆概要


カロス地方・シャラシティのジムリーダー
専門タイプはかくとうタイプ
女性のかくとうタイプ使いとしてはスモモに続き通算二人目。

金髪のトリプルテールが特徴的な活発な少女。年齢は恐らく主人公達とどっこいぐらい。
生粋のローラースケーターであり、普段は相棒である2匹のルカリオを連れてカロス地方を回っている。
ポケモンの強さを引き出し、より高みを目指そうと日々精進している。


公式絵がやたらかわいいと評判であり、情報公開当初から話題となった。
振り上げられた足の付け根にはスパッツが見えているが、これに見とれていたら容赦なく踵落としされることだろう。
我々の業界ではご褒美です
アニメのヒロイン候補としても注目されていたが、結局セレナにとられてしまった。残念。
その代わりか後述のアニメ『XY』では一時期レギュラーになったり、新無印では何回も再登場するなどかなり優遇されている。



◆ゲームでのコルニ


ストーリー中に初めて顔を合わせるのは「5番道路」にて。
2匹のルカリオを連れて主人公の前に颯爽と現れる。

ルカリオったら
なんだか あなたが 気に入ったみたい

自己紹介の後、「バッジを集めて、いつか戦う時を楽しみにしている」と告げて去っていく。


ゲームでは三番目に戦うことになるジムリーダー。
だが、ストーリー上ではジムを訪れるよりも先にも「セキタイタウン」で、ジム戦に勝利した後にも「マスタータワー」においてバトルを行うため、計3回戦うことになる。
しかもBGMと立ち絵の背景が毎回変わる。ゲーフリが無駄に気合を入れている。


実は、シャラシティに伝わるメガシンカの秘密を受け継いできた一族の出。実力あるトレーナーにメガリングの受け渡しを行う「継承者」の役割も担っている。
メガシンカおやじことコンコンブルは彼女の実の祖父にあたる。
今作に登場するジムリーダーたちの中でも最も主人公と深く関わる人物である。


手持ちポケモン


よかったら 相手してくれる?
2匹の ルカリオ……
あなたを 気に入ったのは どっちか わかるー?

【1戦目(セキタイタウン 東口)】
  • ルカリオ ♂ Lv.25 フェイント/グロウパンチ/つるぎのまい/きんぞくおん
  • ルカリオ ♂ Lv.25 フェイント/グロウパンチ/つるぎのまい/きんぞくおん

2匹ともレベル技後ろ4つの全く同じ技構成。
その都合、攻撃技は威力30の「フェイント」と威力40の「グロウパンチ」。
どちらも威力は低いとはいえ「グロウパンチ」は使うたびに攻撃力が上がるうえ「つるぎのまい」も持っているので早めに決着を付けたい。
ほのおタイプやかくとうタイプのポケモンがいれば特に苦労はないが、ぶっちゃけゴリ押しでも勝てる。

ちなみに肩書きはジムリーダーだが、この戦闘時では一般トレーナー扱いであり、BGMも通常のトレーナー戦と同じ。


【2戦目(シャラジム)】

コルニ 参上! なんてね!
あなたが 強い トレーナーなの 知ってるからさ
始めちゃうよ!

  • コジョフー ♀ Lv.29 グロウパンチ/おうふくビンタ/ねこだまし/-
  • ゴーリキー ♂ Lv.28 グロウパンチ/がんせきふうじ/にらみつける/-
  • ルチャブル ♀ Lv.32 グロウパンチ/フライングプレス/つめとぎ/-

シャラジムではジムトレーナー全員に勝たなければコルニのもとへはたどり着けないようになっている。
なお、ジムトレーナーはコルニと同じく全員がローラースケーター。

最初は姿を隠しており、ジムの中央部に近付くと姿を現す。
華麗なスピンのトリックを披露し、最後に足を大きく振り上げて見せる。


「おい、ルカリオはどうした?」とツッコんだプレーヤーも多いだろう。
もっともこれは次のバトルのためにとってあるだけなのだが。


全員が必ず攻撃力を上げる「グロウパンチ」を覚えているため、積まれると厄介。
…しかし、攻撃力が上がるとはいえルチャブル以外は他に強力な技を覚えておらず、威力40の技をメインにチマチマと能力を上げながら戦おうとするため正直強くない。
ぶっちゃけ、ジムトレーナーが使う「リベンジ」や「かわらわり」等の強力なかくとう技を覚えたダゲキナゲキヘラクロスといった無進化ポケモン達の方がよっぽど手強い。
とはいえ、ゴーリキーは「がんせきふうじ」も覚えているので、うかつにひこうタイプを出すと痛い目を見る。

エースポケモン、ルチャブルは専用技「フライングプレス」を使ってくる。
かくとう・ひこうの両タイプに対応する技で、威力も80と高め。しかし天敵となるでんきタイプやひこうタイプには相性が悪いので今一歩である。
素早さが高いので先制を決められやすく、「グロウパンチ」を使われた後に「フライングプレス」をされると厄介。
ただしメインタイプの弱点は克服できてないので、スピードに気を付けさえすればそれほど強敵ではない。


全員かくとうタイプの弱点であるひこう・エスパーフェアリーの一貫性が全く切れていないうえ、耐久も高くないため、弱点を突けるポケモンがいれば苦戦する相手ではない。


……なお、3匹の覚えている技を見てみればわかるだろうが、ゴーストタイプに対して当たる技がゴーリキーの「がんせきふうじ」しか無く、コジョフーとルチャブルは何もできないといったかなりの欠陥構成となっている
なので6番道路に出現するヒトツキを捕まえていれば、「がんせきふうじ」も半減かつコジョフーの時点で「つるぎのまい」を積んでから輝きの洞窟で拾える「シャドークロー」やLv.22で覚える「つばめがえし」を連発するだけで簡単に勝てる。


勝利するとファイトバッジわざマシン98「グロウパンチ」を貰える。
その後継承者バトルを申し込まれ、コルニは退場用レールを滑ってジムを退出する。


【3戦目(マスタータワー)】
  • メガルカリオ ♂ Lv.32 グロウパンチ/つるぎのまい/きんぞくおん/ボーンラッシュ

3回目の戦いでは、肩書が「ジムリーダー」から「けいしょうしゃ」に変わる。
ついでに立ち絵が変わり、戦闘BGMもジム戦のアレンジバージョン(継承者バトル専用)となる。
また、こちらのポケモンはコルニの相棒であるルカリオの内の一匹になる。

メガシンカを使用しないと、勝敗に関わらず何度も勝負することになる。
というかメガなしだと極めて高い確率で負ける。*1
メガシンカを使用した場合は、勝敗に関わらずイベントが進む。

メガシンカの状態で「グロウパンチ」を決めれば勝てるが、向こうも同じ条件で戦ってくるため、油断は禁物である。


勝負後、自分が使ったルカリオを譲ってもらえる。


バトルシャトー


あなた という 存在が ポケモンを 進化させてる!

爵位はマーショネス。
こちらの爵位がマーキス/マーショネス以上で来場するようになる。

【バトルシャトー】
  • ルチャブル ♀ Lv.40 フライングプレス/とびひざげり/シザークロス/つめとぎ
  • カイリキー ♂ Lv.40 クロスチョップ/リベンジ/じしん/ストーンエッジ

また、挑戦状を出すことにより、使用ポケモンのレベルが変動する。
ただし、技構成はその時点でのレベル技 後ろ4つ という初代仕様となる。

+ 挑戦状
【挑戦状】
  • ルチャブル ♀ Lv.45 とびはねる/がむしゃら/フェザーダンス/とびひざげり
  • カイリキー ♂ Lv.45 あてみなげ/じごくぐるま/めざましビンタ/クロスチョップ

【青い挑戦状】
  • ルチャブル ♀ Lv.30 つばめがえし/アンコール/なげつける/フライングプレス
  • カイリキー ♂ Lv.30 ローキック/みやぶる/ちきゅうなげ/リベンジ

【赤い挑戦状】
  • ルチャブル ♀ Lv.50 がむしゃら/フェザーダンス/とびひざげり/ゴッドバード
  • カイリキー ♂ Lv.50 じごくぐるま/めざましビンタ/クロスチョップ/こわいかお

【黒い挑戦状】
  • ルチャブル ♀ Lv.60 とびひざげり/ゴッドバード/フリーフォール/つるぎのまい
  • カイリキー ♂ Lv.60 めざましビンタ/クロスチョップ/こわいかお/ばくれつパンチ


殿堂入り後 & 主人公の爵位がデューク/ダッチェス以上で手持ちのレベルが上がる。
また、カイリキーがルカリオに置き換わり、メガシンカもしてくる。

【バトルシャトー・強化時】
  • ルチャブル  ♀ Lv.50 フライングプレス/とびひざげり/シザークロス/つめとぎ
  • メガルカリオ ♂ Lv.50 はどうだん/りゅうのはどう/あくのはどう/しんそく

+ 挑戦状・強化時
【挑戦状】
  • ルチャブル  ♀ Lv.55 フェザーダンス/とびひざげり/ゴッドバード/フリーフォール
  • メガルカリオ ♂ Lv.55 はどうだん/めいそう/いやしのはどう/インファイト

【青い挑戦状】
  • ルチャブル  ♀ Lv.40 フライングプレス/とびはねる/がむしゃら/フェザーダンス
  • メガルカリオ ♂ Lv.40 きんぞくおん/ボーンラッシュ/ファストガード/さきどり

【赤い挑戦状】
  • ルチャブル  ♀ Lv.60 とびひざげり/ゴッドバード/フリーフォール/つるぎのまい
  • メガルカリオ ♂ Lv.60 めいそう/いやしのはどう/インファイト/りゅうのはどう

【黒い挑戦状】
  • ルチャブル  ♀ Lv.70 とびひざげり/ゴッドバード/フリーフォール/つるぎのまい
  • メガルカリオ ♂ Lv.70 いやしのはどう/インファイト/りゅうのはどう/しんそく



◆『ポケモンマスターズ』でのコルニ


ストーリー6章で加入する★3のバディーズとして配信当初より実装。
ロールはアタッカー。バディーズ技は「命 爆発!!グロウパンチ」
パートナーはもちろんルカリオで、バディーズわざを発動するとメガシンカする。ルカリオ使いで被ってしまったスモモはエースを取られるハメに

低レアリティながら攻撃力が高く、かくとうタイプのアタッカーとしては随一の火力を出せる。難関の18章やマジコスタケシのマルチバトルでは活躍してくれる事だろう。
防御を犠牲にするも威力の高い「インファイト」はもちろん、ゲージ消費の少ない「しんくうは」でバディーズわざまでの短縮も可能。
メガシンカ後の「グロウパンチ」は確定で攻撃バフがかかるため、継続的に火力を高めて行けるのも魅力的。
ただし防御面はおろそかになるため、タンク役のサポーターで守るか短期決戦をかける必要がある。



◆アニメでのコルニ


ポケットモンスター XY』第29話で初登場。

ジムリーダーである点はゲームと同じだが、ルカリオと共にメガシンカの使い手を目指すトレーナーとして登場。一時的なレギュラーキャラ。
手持ちはルカリオのほか、ジム戦ではコジョフー、ゴーリキーも使用。
ジム戦以外はルカリオのみだったらしく、ルカリオとはぐれた際は同じくサトシとはぐれていたピカチュウを一時的に使用した。


セキタイタウンへ行ってメガストーンを手に入れるまでにトレーナー戦100連勝を目指し、道中でサトシらと出会い合流した。
ジムバトルが終わる頃まで当面はレギュラー扱いで、コルニ主役回はサブタイトルが出る前の画面でコルニの顔が出る。
ポケモンのメガシンカを使いこなせないトレーナーとして描かれ、トレーナーとして成長すべく奮闘する。

第32話まではルカリオ共々メガシンカによる圧倒的な波導をコントロール出来ていなかったが、
第33話でメガシンカ使い(ポケモンはクチート)のメープルの下での生け花修行によってコントロールできるようになった。
この時のメープルの「心は一つ、景色は二つ」という言葉は名言であり、コルニ達がメガシンカを会得するキーワードになった。
後のジム戦でもダメージを負ったとはいえサトシのピカチュウに押されないパワーを見せつける。

そのジム戦においては前述の通りルカリオに加え、コジョフーとゴーリキーを使用。
一匹目のコジョフーはティエルノ直伝(?)のリズム戦法(コルニ曰く謎リズム)で挑んできたルチャブルを最初こそ圧倒するも、
途中でティエルノと自分は違う、自分には自分の戦い方(リズム)があると気付き、本来のスタイルに戻ったサトシとルチャブルの反撃を受け破れた。

なお、途中でリズム戦法を止めてしまったサトシに対してコルニは、そんな思いつきで戦法を変えているようじゃ勝てない、と珍しく憤慨した様子を見せた。
まあ、実際サトシのリズム戦法はお粗末なものだったので真面目にやる気がないように見えたのかもしれない。

二番手のゴーリキーはルチャブルと交代で出て来たヒノヤコマと対決。
空を飛ぶヒノヤコマを「かわらわり」で地面にたたきつけ、再び飛び上がる前に「ローキック」を食らわせると善戦するも、
崩れた体勢から立て直しざまに放たれた「かまいたち」を受け、「かめはめ波きあいだま」を「ニトロチャージ」で躱され倒された。

最後に繰り出されたルカリオは初っ端からメガシンカ。前のバトルのダメージもあったとはいえ、ヒノヤコマとルチャブルを軽々と2タテし、ピカチュウとの最終戦にもつれ込んだ。
互いに一進一退の攻防を繰り広げるメガルカリオとピカチュウのバトルは必見。
最終的にいち早く体制を立て直したピカチュウの「10まんボルト」を受けルカリオも倒されてしまったが、コンコンブルからは良いバトルだったと称賛を受けた。


性格は原作以上に快活で行動的であり、バトル好き、食欲旺盛、パートナーとはぐれると落ち込むなど、もはや女版サトシと言ってもいい程。
劇中でもサトシと似た者同士であることがよく描写されていた。
年齢も原作は高校生くらいの歳だと思われるが、アニメではサトシやセレナと同年代(11~12歳程度)に下げられている。
ただし、年齢が下がったのに反して身体描写に関しては原作より胸が大きく描かれているようなシーンが多い。スタッフの悪意が垣間見える。
サトシはコルニとの初戦で負け、その次はメガルカリオと戦って勝ちたいと言う意思を示すなど、ライバルのような関係になっているところがある。

また、原作の設定画にもなかった幼少期も回想シーンで描写された。
ルカリオもこの頃はまだリオルだったが、すでに一緒に寝たり食べたり遊んだりするほど仲良かった様子。
祖父のメガシンカ親父からはリオル共々ハードな特訓を課せられていて、ルカリオの乗った鉄のローラー(野球部の練習などで使うようなやつ)を引っ張る、
木の上で懸垂するなど幼女には到底出来そうにない…というかさせちゃいけないレベルのメニューをこなしてきた。
(自分の体重より重い物を使うトレーニングは成長が止まります。高校生になるまでやっちゃダメ!)
おかげで幼女の段階でリオルとリアルファイト出来るほどの体力を身につけているが。 ぅゎょぅι゛ょっょぃ…というかお前が人間じゃねぇ!


なお、ゲームでお馴染みの服装になるのはガチでバトルを行うときだけで、
普段は上にグレーのシャツを着ており、頭もヘルメットを外してサングラスをかけている。
ちなみに第33話でシトロニックギアの爆発に巻き込まれてしまいルカリオと共に黒焦げ&アフロっぽい髪形になってしまった。

第42話では髪を下ろした寝間着姿を披露しており、普段とはまた違った可愛らしい印象を覚える風貌なので必見。
なお、コルニの寝間着はへそ出しとなっていて、結構肌の露出が多い服でもある。

※画像は42話における寝間着姿のコルニ達

ちなみにあまり知られていないが、実は寝間着姿においてアニポケでは珍しくおっぱいの谷間と横乳を一瞬見せている。


画像出典:ポケットモンスター エックスワイ
アニメーション制作:OLM Team Kato 製作:テレビ東京、MEDIANET、ShoPro


その後『ポケットモンスター(アニメ第7シリーズ)』に実に4年ぶりとなる再登場を果たす。

第25話『命爆発バトルフェス!VSメガルカリオ!!』ではバトルフェスに参加。
今回はジムリーダーとしてではなく、一人のトレーナーとして無敵のチャンピオン・ダンデに挑むため参加。
使用ポケモンはコジョンド・ルカリオ。コジョフーが進化しているあたり『XY』の時より強くなっている。

サトシゲンガーカイリュー相手に圧倒したが、メガルカリオとカイリューの一騎打ちの末、敗北した。


続いて第34話にサイトウの回想シーンに登場。
どうやらガラル地方のかくとうタイプ使いジムリーダーである彼女とバトルしたことがあるらしく、サイトウから「甘い」と評されている。
なお勝敗については不明だが、メガルカリオが凄い顔で吹っ飛んでいるので劣勢なのだろう。

さらに第84話『ルカリオナイト!メガ島大冒険!!』にて再登場。
ルカリオをメガシンカさせたいサトシにキーストーンを授けた。なお、あげたのはメガリング……ではなく黒いメガグローブ。
ルカリオナイトを探すサトシを手伝う等、『XY』とは正反対の立場になった。このメガシンカがなければサイトウ戦・シロナ戦でサトシが勝ち星を挙げることは不可能であっただろう。


第85話『ライバル決戦!サトシVSサイトウ!!』にも引き続き登場。サトシとサイトウのバトルを観戦した。

出典:ポケットモンスター、85話『ライバル決戦!サトシVSサイトウ!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

サトシは「甘い」発言からコルニとサイトウは険悪な仲と思っていたが、実は大の仲良しと判明。
「サイトウちゃん」と呼んでおり、サイトウにお菓子をよく持っていくらしい。
サイトウからはコルニの「バトルを楽しむ」という方針について「甘い」と称されているが、
コルニはサイトウのそういう「しょっぱい」所と、格闘家としての姿勢は嫌いじゃないらしく、見習いたいとのこと。


◆『ポケットモンスターSPECIAL』でのコルニ


第12章にて登場。

基本的な設定はほぼ同じだが、若干気の強い性格になっている。
師匠でもある祖父のことは「おじいちゃん」と呼ぶが、「コンコンブル師匠」と呼ぶよう本人からは言われている。
ローラースケート普及協会の会員でもあり、ローラースケートの技もかなりのもの。
サナフレア団のコレアに操られる中、ビオラに呼び出されて助っ人に入る。

自分は「継承式」で「メガグローブ」を継承したことに強い自負を抱いている為、正式にメガリングを受け取っていないエックスを当初は認めていなかった。
そしてコンコンブルが秘密を勝手に漏らしたことに激怒し、脳天踵落としからのメガシンカコンボ(未遂に終わったが)で祖父を激しくどついた。
だが、エスプリの襲撃から逃れるために、マスタータワーを倒壊させた際、コンコンブルから諭されたこともあって、再会後は認めるようになった。

タワー倒壊後はカルネ、コンコンブルと共に逃亡するが、フレア団の「大樹」の運搬を阻止すべく参戦。
2度目のコレアとの戦いではカロス地方の真実を知り絶望するも、それでも皆を助けたいとギルガルドを倒して洗脳されていたアサメタウンの住人たちを救う。

が、何者かの操る(明言はされてないが、恐らくバラであると思われる)ヒトツキの奇襲を受けて背中を斬られてしまう。
そしてキーストーンを奪われ、その傷と強い精神的ショックから昏睡状態に陥ってしまった…


好きなんだ…


ここから見る風景、…カロスの空。



空を見てると、心がふわっとして



ポケモンもあたしも… なんでもできそうで…


奪われたキーストーンはフラダリの手に渡り、その悪行に活用された。
しかし、最終決戦でワイのそるそる(アブソル)によってキーストーンは奪還され、エックス達の勝利へと繋がった。
またコルニのルカリオはサナに貸し出され、彼女が最終決戦にてコレアを撃破するのに大きく貢献した。
コルニ自身は全てが決着したあとに意識を取り戻し、エックスを「継承式」へと誘っていて、彼もそれに応じている。



◆余談


こんな成りだが格闘ポケモン使いの御多分に漏れず彼女自身も格闘技の達人であり、必殺技は踵落とし。
公式攻略本の設定画集にはローラースケートの勢いを活かした豪快な踵落しが描かれてる。


名前の由来はウリ科の一年草「キュウリ」の酢漬け「ピクルスキュウリ」のフランス語「コルニション」。
ちなみに祖父の名前もキュウリのフランス語が由来。
キュウリの花言葉は「洒落」。
今までにないスタイリッシュな格闘ポケモン使い像を表している。




追記・修正 爆発ッ!!

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最終更新:2025年10月02日 22:53

*1 「ボーンラッシュ」を複数回急所に当てなければルカリオの火力でメガルカリオの耐久を1ターン突破できず、逆に返しの「グロウパンチ」を食らって一撃死する