登録日:2022/05/12 (木曜日) 00:03:16
更新日:2024/12/28 Sat 17:25:00
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突如として天から降り注ぐ七色の光。
そこに現れたのは七騎の騎士。
その身体は金属にも似た硬質な輝きを放ち、鮮やかな色をその身に帯びる。
【概要】
初登場は第10期第3弾のブースターパック『
EXTREME FORCE』。同期は「
ティンダングル」と「
魔導獣」。
属するカードの多くは「機界騎士」と書いて「ジャックナイツ」とルビが振られている。
イラストは様々な武器を持った人型
ロボット(一部例外有り)。
10期を通して展開された「星遺物」を巡るストーリーに関わるテーマの一つで、名前自体は2弾前のパックで登場した《星杯を戴く巫女》のフレイバー・テキストで既に語られていた。
作中世界において星を支配する7騎の機械生命体。
機械蟲「クローラー」を尖兵とし、「星遺物ー『星盾』」を本拠地としながら星の生態系を統治・管理している。
星遺物を求め旅をしていたアウラム、ニンギルス、イヴ、リースの4人の前に突如現れ、イヴを攫っていった。
アウラムとニンギルスはイヴを救うため、ジャックナイツ達に戦いを挑む事になる。
その正体は太古の機械文明で『星の鍵』を解析していた科学者チーム「パラディオン」が、星の脅威に対抗すべく開発した人型兵器。
『機械騎士計画 』と銘打たれた計画により、「明星の機械騎士」とその随伴機のジャックナイツが生み出された。
しかし「明星の機械騎士」はチームメンバーの一人にして黒幕であった女科学者リースの陰謀に利用され、星を焦土とするまで暴れまわった末にジャックナイツの反撃によって機能停止。
世界崩壊後、残った7騎のジャックナイツは「パラディオン」のメンバーの人格データを移植され、「星の勇者」と「星の巫女」が現れるまで生命の管理を命じられる事となった。
イヴを攫ったのも、「星の巫女」イヴと彼女の杖=『星の鍵』を保護するのが目的であった。
最終的に邪悪な本性を現したリースがイヴの体を乗っ取り生誕した「夢幻崩界イヴリース」によって6騎がコアを抜き取られ、魔獣「
トロイメア」へと変えられてしまう。
しかし唯一生き残った「蒼穹の機界騎士」が、それまで敵対していたアウラムに自身のコアに保管されていた『星の鍵』と自身の力を継承。
パラディオンからジャックナイツ、ジャックナイツからアウラムへと引き継がれた意志は、その後長い時と戦いを経て
「星の勇者」の誕生へと繋がっていく事になる。
属するモンスターは名前と設定に反し大多数が
サイキック族で占められており、残りが
機械族・
サイバース族という構成。
「ジャックナイツ」と名のついた魔法・罠カードは存在せず、代わりにジャックナイツに関連する効果を持つカードは全て「星遺物」に属している。
テーマコンセプトは「
縦列」。
後述する上級・最上級モンスターの共通効果を始め、モンスター及び魔法・罠カードの多くが
「自身もしくはジャックナイツと同じ縦列」のカードに関する効果を持つのが最大の特徴。
新マスタールール施行から間もなく登場した事もあって「
カードの位置」をかなり意識したテーマであり、デュエルにおいては使用する側もされる側も常にカードを置く位置に気を遣う必要が出てくる。
平均攻撃力の高さからビートダウンデッキの印象が強いが、実際にはテクニカルなコントロールデッキとしての側面も併せ持っていると言える。
【所属カード】
上級・最上級モンスター
『EXTREME FORCE』で登場した7体のジャックナイツ。
属するモンスターは
光属性・サイキック族で統一されており、以下の共通効果を持つ。
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):同じ縦列にカードが2枚以上存在する場合、このカードはその縦列の自分フィールドに特殊召喚できる。
同じ縦列にカードが2枚以上という、一風変わった条件で手札から特殊召喚出来る。
この特殊召喚はルールによる特殊召喚で、効果の発動を伴わない。
例として、以下の位置にカードが存在し、かつ同じ列の自分メインモンスターゾーンが空いている時に特殊召喚が可能。
パターン1:相手フィールドのカードのみで条件を満たす場合
- 相手のEXモンスターゾーン+同じ縦列の相手のメインモンスターゾーン
- 相手のEXモンスターゾーン+同じ縦列の相手の魔法&罠ゾーン
- 相手のメインモンスターゾーン+同じ縦列の相手の魔法&罠ゾーン
パターン2:自分・相手双方のフィールドで条件を満たす場合
- 相手のEXモンスターゾーン+同じ縦列の自分の魔法&罠ゾーン
- 相手のメインモンスターゾーン+同じ縦列の自分の魔法&罠ゾーン
- 相手の魔法&罠ゾーン+同じ縦列の自分の魔法&罠ゾーン
- 相手のメインモンスターゾーン+同じ縦列の自分のEXモンスターゾーン
- 相手の魔法&罠ゾーン+同じ縦列の自分のEXモンスターゾーン
パターン3:自分フィールドのカードのみで条件を満たす場合
- EXモンスターゾーン+同じ縦列の自分フィールドの魔法・罠ゾーン
組み合わせパターンの多さからもわかるように、基本的に双方のカードを使う場合が最も列を作りやすい。
とはいえ、それだけでは相手フィールドにカードが何も無い先攻や、相手が事故った際などに展開が止まってしまうため、ある程度自分フィールドだけでも達成しやすいような構築を心がける必要がある。
また、置けるカードが1枚多いEXモンスターゾーンのある列はジャックナイツにとって「列を作りやすい列」と言える。
使う側も使われる側も、この列にカードを置く際は特に注意が必要だろう。
相手フィールドのカードの位置も参照する関係上、先攻よりも後攻の方がモンスターを展開しやすいという
サイバー・ドラゴンに近い性質を持つ。
フィールドと手札の状態次第では高い展開力を発揮するが、縦列の形成に失敗した途端ピクリとも動けなくなるピーキーさもありプレイング難易度は高め。
カード名は全て「(色の名前を含む漢字二文字)の機界騎士」となっている。
効果モンスター
星8/光属性/サイキック族/攻 2500/守 2000
(1):共通効果
(2):自分フィールドの「ジャックナイツ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを次の自分ターンのスタンバイフェイズまで除外し、デッキから「紫宵の機界騎士」以外の「ジャックナイツ」モンスター1体を手札に加える。
この効果は相手ターンでも発動できる。
固有の効果はジャックナイツの一時的な除外&自身と同名以外のジャックナイツのサーチ。
一時的にボード・アドバンテージを失うが、フリーチェーンかつ自身も対象に出来るため相手の除去に対して実質的に耐性を持っているに等しく、高い生存力を持つ。
自分ターンにおいては、共通効果で特殊召喚したジャックナイツ(自身含む)をどけながらサーチする=リクルートも同然の運用ができるため、非常に柔軟性が高い。
自己除外サーチを行った場合、相手ターンで場を荒らされても、次の自分ターンはこのカードがいる状態で始められるので立て直しの起点が作りやすい。一時除外のためチェーンブロックを作らず帰還するので帰還自体は止められにくい。
相手は効果にチェーンして妨害・除去するなど、しっかり仕留めておかないと延々とアドを稼がれるはめになる。
この手のサーチャーにしては珍しく並の上級モンスターなら殴り倒せるだけの攻撃力も備えており、メインデッキの中でも最大攻撃力なので《星遺物が刻む傷跡》等で強化すればエースアタッカーにもなれる。
【ジャックナイツ】の安定性と継戦能力を支えるキーカードの1枚であり、このカードへ如何に早くアクセスするかがデッキを回す上で重要となる。
- 蒼穹 の 機界騎士
効果モンスター
星5/光属性/サイキック族/攻 2000/守 2500
(1):共通効果
(2):このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードと同じ縦列の相手のカードの数だけ、デッキから「蒼穹の機界騎士」以外の「ジャックナイツ」モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
固有の効果は相手フィールドの状況に依存したジャックナイツのサーチ。
相手フィールドに依存するため安定性は低いが、殆どの場合特殊召喚に成功すれば1枚サーチ、運が良ければ最大3枚サーチという驚異的な手札増強が可能。
効果使用後はただのバニラで攻撃力もジャックナイツの中では控えめなので、リンク素材などにしてゾーンを空け、サーチした後続の展開に繋げたい。
「同名カードは1枚まで」という制限がついているため、複数枚サーチを狙う場合はなるべく多くの種類のジャックナイツを採用しておきたい。
また、チェーンして縦列のカードを消費されるのはもちろん、自身が除去されると解決時に「同じ縦列」が無くなってサーチできないリスクがあるため、安全な状況を狙っていきたいところ。
《紫宵の機界騎士》と双璧を成す【ジャックナイツ】のキーカードで、こちらもデッキを回す上で欠かせない。
余談だが、唯一トロイメア化しなかったためか《機界騎士アヴラム》や《クローラー・ソゥマ》といったこのカードを意識したと思われるモンスターが複数体登場している。
また、彼(?)の剣がストーリーの重要な場面で使用される等、本人不在ながら要所で存在感を放っている。
効果モンスター
星8/光属性/サイキック族/攻 2400/守 2400
(1):共通効果
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「ジャックナイツ」モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターの位置を、他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
固有の効果はジャックナイツのゾーン移動。
直接的にアドバンテージにならないため一見地味な弱小カードに見えるが、実際には上記2枚に次いで重要な役割を持つカード。
自身を移動して後続を展開するスペースを空けたり、《紅蓮の機界騎士》《黄華の機界騎士》の破壊範囲を広げたり、相手が発動したカードの正面に移動して「星遺物」魔法・罠カードで無効化する等、その用途は多岐に渡る。
《星遺物に眠る深層》との組み合わせが対モンスター戦において強力で、【ジャックナイツ】における守りの要を担う。
効果モンスター
星7/光属性/サイキック族/攻 2300/守 2600
(1):共通効果
(2):自分の墓地から「ジャックナイツ」モンスター1体を除外し、このカードと同じ縦列の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
固有の効果は墓地のジャックナイツをコストとしたモンスター除去。
シンプルながらジャックナイツにとっては貴重な除去手段である。
自分と同じ縦列限定と範囲は狭いが、回数制限が無いので《紺碧の機界騎士》等で移動させれば複数体の破壊も可能。
「同じ縦列の表側表示モンスター」には自身も含まれるため、自壊させることも可能。
基本的にディスアドバンテージでしかないが、自分のカードの破壊に誘発する効果のトリガーを引ける点は覚えておいて損は無いだろう。
効果モンスター
星7/光属性/サイキック族/攻 2200/守 2800
(1):共通効果
(2):自分の墓地から「ジャックナイツ」モンスター1体を除外し、このカードと同じ縦列の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
固有の効果は墓地のジャックナイツをコストとした魔法・罠除去。
破壊対象が異なる事以外の使い方は《紅蓮の機界騎士》と同様。
性質上、フィールド魔法をどうあがいても破壊できないのは難点。
《紅蓮の機界騎士》同様自分フィールドも対象に取れるため、思わぬコンボを生むこともある。
効果モンスター
星6/光属性/サイキック族/攻 2100/守 1600
(1):共通効果
(2):このカードが同じ縦列の相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に、自分の墓地の「ジャックナイツ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
固有の効果は攻撃宣言をトリガーとするジャックナイツのサルベージ。
墓地のジャックナイツを再利用する貴重な手段だが、バトルする必要があるためサルベージしたジャックナイツを展開出来るのはメインフェイズ2になるのが難点。
相手の攻撃宣言時にも発動できるので、《星遺物の機憶》や《星遺物に眠る深層》で特殊召喚して壁にするのも有効。
効果モンスター
星6/光属性/サイキック族/攻 800/守 3000
(1):共通効果
(2):このカードと同じ縦列の相手のカードがフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合に発動できる。
手札から「ジャックナイツ」モンスター1体を特殊召喚する。
固有の効果は特定条件で手札からジャックナイツを特殊召喚。
条件を満たすには除去手段か高攻撃力モンスターを別途用意する必要があるが、手間の割にリターンが微妙な感は拭えない。
いっそ効果は無視して守備に全振りしたステータスに着目し、《クリッター》でサーチ可能な唯一のジャックナイツとして運用するのも手。
下級モンスター
『EXTREME FORCE』以降の弾で実装された、上記7体と出自を異にするモンスター。
いずれも「星遺物」ストーリーのメインキャラクターが変化してジャックナイツの名前を得た姿である。
共通の特殊召喚効果を持たないため、運用法も独自のものになる。
通常モンスター
星4/光属性/サイキック族/攻 2000/守 0
星の光を守護する勇者 幻界せし闇を討つべく 選ばれしものに力を託す。
星の杯に継がれし意志は新たな鍵となり 闇を絶ち切る剣とならん。
「蒼穹の機界騎士」の力を受け継いだアウラム。
《
ジェネティック・ワーウルフ》より連綿と受け継がれる攻撃力2000/守備力0の通常モンスターの1体。
《予想GUY》や《
レスキューラビット》、《
おもちゃ箱》でデッキから特殊召喚したり、《リンク・スパイダー》のリンク素材にする等、通常モンスターならではのメリットを活かしていきたい。
手札に来てしまっても、上級ジャックナイツは通常召喚しないため召喚権は余りやすく、手札コストにする機会も多いため然程問題ない。
- 宵星の騎士 ギルス
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻 1800/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「オルフェゴール」カードまたは「星遺物」カード1枚を墓地へ送る。
このカードと同じ縦列に他のカードが2枚以上存在する場合、さらにこのターン、このカードをチューナーとして扱う。
(2):自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合に発動できる。
お互いのフィールドに「星遺物
トークン」(機械族・闇・星1・攻/守0)を1体ずつ守備表示で特殊召喚する。
全ての戦いが終わった後、《
双星神a-vida》の力により生まれ変わったニンギルス。
【ジャックナイツ】デッキでは特に(2)の効果が強力で、相手フィールドのトークンと同じ列のエクストラモンスターゾーンに自身とトークンでリンク召喚すれば、このカード1枚から「縦列2枚」を形成する事が可能。
先攻1ターンでも相手フィールドにカードを押し付けられることで《蒼穹の機界騎士》のサーチ効果が使えるのも非常に嬉しい。
ジャックナイツに属するため《明星の機械騎士》が、(1)の効果で「星遺物」を墓地に落とせばジャックナイツと相性の良い《星鍵士リイヴ》がリンク召喚出来る。
初動の安定性を大きく高めてくれる重要なカードだが、このカードを共有するもう一つのデッキ
【オルフェゴール】が環境で暴れすぎたため、登場から1年も経たず2020年10月に制限カードに指定されてしまった。
そもそも【オルフェゴール】弱体化のために《終末の騎士》と《ダーク・グレファー》を規制したのに、何故よりによってそいつらの上位互換的なモンスターを作ってしまったのか
【オルフェゴール】の影響力が下がってもなかなか緩和されなかったが、23年10月にようやく準制限に緩和、24年4月に無制限となった。また、マスターデュエルではいち早く23年6月で準制限、9月に無制限まで緩和されている。
エクストラデッキのモンスター
属するモンスターは全て
リンクモンスター。
メインデッキとは逆にサイキック族は存在せず、機械族・サイバース族のいずれかとなっている。
- 明星 の 機械騎士
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/機械族/攻2000
【リンクマーカー:左下/右下】
「ジャックナイツ」モンスターを含むモンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、手札から「ジャックナイツ」モンスター1体または「星遺物」カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の「ジャックナイツ」モンスターは、その縦列と異なる縦列のモンスターとの戦闘では破壊されず、その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
始まりにして終わりのジャックナイツ。紛らわしいがカード名は「機界騎士」ではなく「機械騎士」であり、名前通りの種族である。
ジャックナイツを含む2体で出せるため、初動要員の展開+ジャックナイツの特殊召喚などで素早く出せる。
サーチは手札コストが必要なうえに指定までされており窮屈だが、「星遺物」カードは妨害や展開を担う純正【ジャックナイツ】の生命線であるため、このサーチは非常に重要。
戦闘破壊耐性は「自身と異なる縦列の相手モンスター」にのみ発揮され、攻撃力も頼りないので、普通にしていたら同じ縦列に適当なモンスターを出されて終わりである。
他のジャックナイツも守れるのだが、自身が真っ先に破壊されたら同じことである。
余裕があれば《紺碧の機界騎士》でずらして守るのも手。
同じ縦列にモンスターを出すことを誘えるため、誘い込んで《星遺物に眠る深層》で効果を無効化できるメリットに転じる場合もある。
いずれにせよ耐性はオマケ程度に考え、サーチ効果の活用、およびメインモンスターゾーンを空けてEXモンスターゾーンに展開することで後続の道を開くことが主な役目となるだろう。
たまに耐性の存在を忘れられて生き残る事もあるが
リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/サイバース族/攻3000
【リンクマーカー:左下/下/右下】
「ジャックナイツ」モンスター2体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードと同じ縦列に他のカードが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
(2):EXモンスターゾーンのこのカードのリンク先にモンスターが存在しない場合、このカードは効果では破壊されず、相手の効果の対象にならない。
(3):このカードと同じ縦列の他の自分のカード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ジャックナイツ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
【ジャックナイツ】の切り札その1。7騎のジャックナイツが合体した決戦形態。
こちらはリンク素材がジャックナイツのみに限定される。基本的に《明星の機械騎士》+ジャックナイツの形になるだろう。
とだけ言うと簡単そうなのだが、《明星の機械騎士》を出す場面で代わりに《星鍵士リイヴ》を出すと繋がらなくなってしまうのが難点。
高い攻撃力と強固な耐性を持ち、ダイレクトアタックの条件も(3)のリクルート効果のコストにより自然と満たしやすい。
ただし耐性を得る条件である「EXモンスターゾーンのこのカードのリンク先にモンスターが存在しない場合」は「星遺物」魔法・罠カードの効果で制圧する基本戦術と相性が悪く、相手への干渉力も乏しいため、適当に出しておいて役に立つモンスターではない。
フィニッシャー性能は高いため、確実に相手ライフを削り切れるタイミングを見極めたい。
- 双穹の騎士 アストラム
リンク4/光属性/サイバース族/攻 3000
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
EXデッキから特殊召喚されたモンスター2体以上
(1):リンク召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードは相手の効果の対象にならず、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(2):このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。
(3):リンク召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。
フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
【ジャックナイツ】の切り札その2。全ての星遺物の力を統合し、「星の勇者」として覚醒したアウラム。
攻撃対象誘導効果に加え
オネスト効果を内蔵しており、ことモンスターとの戦闘においては無類の強さを誇る。
リンク素材・モンスター効果は様々なデッキで使える汎用カードだが、ジャックナイツ専用の「星遺物」カードと組み合わせる事で更なる制圧力を発揮する。
詳細は
個別項目を参照。
もっとも、星遺物との併用という点ではリンク4を出すより4体のジャックナイツが並んでいた方が有効なので、進んで狙っていくべきかどうかはよく考えた方がよい。
他テーマとの混合デッキにおいては、ジャックナイツ以外を素材に用いて出せるジャックナイツである点に注目したい。
「星遺物」魔法・罠による妨害の性質上、相手ターンにジャックナイツではないモンスターが自分のEXモンスター直下以外に残っている状況は妨害に穴を生むことになるため、それを避けつつ十分なプレッシャーを持つモンスターになれるこのカードの存在は重要である。
- 宵星の騎士エンリルギルス
リンク4/闇属性/機械族/攻2600
【リンクマーカー:右上/左/右/左下】
「オルフェゴール」Lモンスターを含むモンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の除外状態の、「オルフェゴール」カードか「星遺物」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキに戻して相手フィールドの表側表示モンスター1体のコントロールを得る事ができる。
(2):このカードがEXモンスターゾーンから墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに、
このカードを除外して発動できる。
フィールドのカード1枚を墓地へ送る。
《宵星の騎士ギルス》が人としての身体を得て復活したと思われる姿。《オルフェゴール・ロンギルス》の姿によく似ているが鎧や武器に《宵星の騎士ギルス》の要素が見られる。
効果そのものは対象を取らない永続コントロール奪取、EXゾーンから墓地に送られたターンにこれまた対象を取らない墓地送りと強力であるものの、素材に「オルフェゴール」Lモンスターを1体以上要求し、コントロール奪取の発動に除外された「オルフェゴール」か「星遺物」が必要で、《オルフェゴール・バベル》がないと墓地送り効果は自分メインフェイズにしか使えないなど、【ジャックナイツ】よりは【オルフェゴール】向けのカード。
一応、《宵星の騎士ギルス》から《オルフェゴール・ガラテアi》をL召喚して《オルフェゴール・バベル》をサーチしつつ展開し、《オルフェゴール・ガラテアi》の自己蘇生のコストで《宵星の騎士ギルス》を除外する事で【ジャックナイツ】でも使えなくもないが、混合デッキでもなければ無理して狙う程でもない。
魔法・罠カード
特徴として、永続魔法・永続罠は以下の効果を持つ。
(2):自分フィールドに「ジャックナイツ」モンスターが存在する限り、そのモンスターと同じ縦列で発動した相手○○の効果は無効化される。
無効化対象は「発動した」効果のため、永続効果は無効に出来ない点に注意。
チェーンブロックを作らず、相手の効果処理時に条件を満たしていれば効果が無効化されるという挙動の
永続効果であるため、《
幽鬼うさぎ》は怖くない。
また、無効化効果に加えて、カードの発動時にそれぞれ固有の効果処理を行うことができる。
この処理を行うかは任意で選択できるため、固有効果の対象となるカードが存在しない場合でも無効化効果のみを目当てにカードの発動を行うことは可能。
いずれも何らかのアドバンテージを稼げる効果であるため、固有効果も積極的に使っていきたいが、《星遺物に眠る深層》は墓地のモンスターを対象に取った場合に限り《
屋敷わらし》を発動される可能性がある。
その場合発動を無効にされるため、そのまま墓地へ送られてしまい本命の無効化を行えなくなる点は留意しておくべきだろう。
フィールド魔法
(1):フィールドの「ジャックナイツ」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):1ターンに1度、手札から「ジャックナイツ」モンスター1体または「星遺物」カード1枚を捨てて発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(3):自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「ジャックナイツ」モンスター8種類を1体ずつ除外して発動できる。
相手の手札・EXデッキのカードを全て墓地へ送る。
全体強化も手札交換も悪くはないが、現代のフィールド魔法としては地味なのも否めない。
ジャックナイツ・星遺物(特に墓地前提の星遺物モンスター)が手札にダブつくケースでは事故回避になるが、逆に足りずにこのカードだけ来て事故要因になることもあるため、事故回避としてもあまり頼りにならない。
一転して(3)は相手が
手札もEXデッキもいらないというケース
(無視できるほどに少なくはないから困る)でも無い限りほぼゲームエンド級の豪快な効果だが、如何せんコストが厳しすぎる。
8種類も除外というのはデュエル終盤か劣勢の場合が殆どで、フィールドには一切干渉出来ない事もありそのまま泥仕合になりかねない。
墓地肥やしを多用するテーマならともかく、ジャックナイツにその手の要素は皆無であり、自然に枚数を稼ぎにくい。
ただし、逆に
専用の構築とルートを組めば先攻1ターン目からでも条件を整えることはできるので、狙ってみるのも一興。
《宵星の騎士ギルス》+(《紫宵の機界騎士》or《蒼穹の機界騎士》)
1. 《宵星の騎士ギルス》をEXゾーンの正面以外のメインモンスターゾーンに召喚し(1)発動、《星遺物-『星鎧』》を墓地へ送る
2. 《宵星の騎士ギルス》(2)発動、EXゾーンの正面の相手メインモンスターゾーンと自分の適当なメインモンスターゾーンに星遺物トークンを特殊召喚
3. 星遺物トークンで《リンク・スパイダー》を相手のトークンと同じ列にリンク召喚
4. 《蒼穹の機界騎士》※を(1)で特殊召喚し、(2)発動、《紫宵の機界騎士》をサーチ
5. 《蒼穹の機界騎士》と《リンク・スパイダー》で《星鍵士リイヴ》を相手のトークンと同じ列にリンク召喚
6. 《紫宵の機界騎士》を(1)で特殊召喚し、(2)発動、《黄華の機界騎士》をサーチ
(※初手が《紫宵の機界騎士》の場合は《紫宵の機界騎士》→《蒼穹の機界騎士》→《黄華の機界騎士》とサーチすれば同じ。
また、そもそも《リンク・スパイダー》絡みを省略して3.を「《宵星の騎士ギルス》+トークンで《星鍵士リイヴ》」にしても問題ない)
7. 《星鍵士リイヴ》(1)発動、《星遺物を継ぐもの》をセット
8. 《星遺物を継ぐもの》発動、《星遺物-『星鎧』》を特殊召喚し(2)発動、《星遺物へ至る鍵》をサーチ
9. 《紫宵の機界騎士》を対象に《星遺物に至る鍵》を《星鍵士リイヴ》のリンク先と同じ列で発動、《紫宵の機界騎士》を手札に加える
10.《蒼穹の機界騎士》と《星遺物-『星鎧』》で《明星の機界騎士》をリンク召喚、《紫宵の機界騎士》を捨てて(1)発動、《星遺物が刻む傷痕》をサーチ
11.《黄華の機界騎士》を(1)で特殊召喚
12.《黄華の機界騎士》と《明星の機械騎士》で《星痕の機界騎士》をリンク召喚
13.《星遺物に至る鍵》をコストに《星痕の機界騎士》(3)発動、《紅蓮の機界騎士》を特殊召喚
14.《星痕の機界騎士》と《星鍵士リイヴ》で《双穹の騎士アストラム》をリンク召喚
これで墓地に《宵星の騎士ギルス》《紫宵の機界騎士》《蒼穹の機界騎士》《黄華の機界騎士》《明星の機械騎士》《星痕の機界騎士》、フィールドに《紅蓮の機界騎士》《双穹の騎士アストラム》、手札に《星遺物が刻む傷痕》が存在する状態になる。
また、《宵星の騎士ギルス》は《召喚僧サモンプリースト》でリクルートして同様の手順を作ることも可能。
その場合、《召喚僧サモンプリースト》を《転生炎獣アルミラージ》に変換し《転生炎獣アルミラージ》を自身の効果でリリースすることで《宵星の騎士ギルス》の(2)の発動条件を満たす事ができる。
パーツは軒並み、純正【ジャックナイツ】で採用しうるカードで構成されているので、実のところ「専用構築」と言うほどでもない。問題になる可能性があるのは《リンク・スパイダー》と《紅蓮の機界騎士》《黄華の機界騎士》《星遺物に至る鍵》《星痕の機界騎士》くらいで、初手にあっても支障はないorEX枠なのでピン差しで済む。
《紅蓮の機界騎士》《黄華の機界騎士》の部分は他のジャックナイツで代用可能で、実は《紺碧の機界騎士》を使っていないので、《紅蓮の機界騎士》《黄華の機界騎士》のどちらかを抜いたり、何かしらの方法で墓地を肥やして《双穹の騎士アストラム》を残すことも可能。
《星遺物を継ぐもの》《星遺物に至る鍵》《星遺物が刻む傷痕》のいずれかが初手にあれば、代わりに《星遺物の機憶》をサーチして最後にジャックナイツを稼いだりもできる。
肝心なのが1枚で2種類稼いでくれるが素材指定の厳しい《星痕の機界騎士》の扱いで、「色々展開した後に《明星の機械騎士》+ジャックナイツが揃う」形を作れるかどうかが成否を左右しやすい。
なお、種類稼ぎを兼ねて《機界騎士アヴラム》を採用しておくと、(上のルートではリンク先が空いていないので不可能だが)《機界騎士アヴラム》をリクルート→《リンク・スパイダー》にして無駄なく《双穹の騎士アストラム》に繋げられるケースもある。
【ハリファイバー必須】《スクラップ・リサイクラー》+《紫宵の機界騎士》
1. 《スクラップ・リサイクラー》を召喚し(1)発動、《幻獣機オライオン》を墓地へ送る
2. 《幻獣機オライオン》(2)発動、幻獣機トークンを特殊召喚
3. 《スクラップ・リサイクラー》とトークンで《スクラップ・ワイバーン》をリンク召喚
4. 《スクラップ・ワイバーン》(1)発動、《スクラップ・リサイクラー》を特殊召喚し《スクラップ・リサイクラー》を破壊
5. 《スクラップ・ワイバーン》(2)発動、《スクラップ・ゴーレム》を特殊召喚し《スクラップ・ワイバーン》を破壊
6. 《スクラップ・ゴーレム》効果発動、《スクラップ・リサイクラー》を自分フィールドに特殊召喚
7. 《スクラップ・リサイクラー》(1)発動、《ジェット・シンクロン》を墓地へ送る
8. 《紫宵の機界騎士》以外の手札1枚をコストに《ジェット・シンクロン》(2)発動、特殊召喚
9. 《ジェット・シンクロン》と《スクラップ・ゴーレム》で《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚し、(1)発動、《ゾンビキャリア》を特殊召喚
10.《スクラップ・リサイクラー》と《ゾンビキャリア》で《ガーデン・ローズ・メイデン》をシンクロ召喚し、(1)発動、《ブラック・ガーデン》をサーチ
11.《紫宵の機界騎士》以外の手札1枚をデッキトップに戻し《ゾンビキャリア》(1)発動、特殊召喚
12.《ブラック・ガーデン》発動
13.《ガーデン・ローズ・メイデン》と《ゾンビキャリア》で《シューティング・ライザー・ドラゴン》をシンクロ召喚
14.チェーン1《ブラック・ガーデン》(1)、チェーン2《シューティング・ライザー・ドラゴン》(1)で《星遺物-『星杯』》を墓地へ送りトークンを《水晶機巧-ハリファイバー》の正面に特殊召喚
15.《紫宵の機界騎士》を(1)で特殊召喚
16.チェーン1《ブラック・ガーデン》(1)、チェーン2《紫宵の機界騎士》(2)で《蒼穹の機界騎士》をサーチし《ブラック・ガーデン》不発
17.《蒼穹の機界騎士》を(1)で特殊召喚
18.チェーン1《ブラック・ガーデン》(1)、チェーン2《蒼穹の機界騎士》(2)で《黄華の機界騎士》をサーチしトークンを特殊召喚
19.《ブラック・ガーデン》(2)発動、《ガーデン・ローズ・メイデン》を特殊召喚
20.《ガーデン・ローズ・メイデン》と《シューティング・ライザー・ドラゴン》で《星鍵士リイヴ》をリンク召喚
21.《星鍵士リイヴ》(1)で《水晶機巧-ハリファイバー》と同じ列に《星遺物に至る鍵》をセット
22.《紫宵の機界騎士》を対象に《星遺物に至る鍵》発動、《紫宵の機界騎士》を手札に加える
23.《蒼穹の機界騎士》と《水晶機巧-ハリファイバー》で《明星の機械騎士》をリンク召喚し、《紫宵の機界騎士》をコストに(1)発動、《星遺物が刻む傷痕》をサーチ
24.《黄華の機界騎士》を(1)で特殊召喚
25.《黄華の機界騎士》と《明星の機械騎士》で《星痕の機界騎士》をリンク召喚
26.《星遺物に至る鍵》をコストに《星痕の機界騎士》(3)発動、《機界騎士アヴラム》を特殊召喚
27.《ガーデン・ローズ・メイデン》(2)発動、《シューティング・ライザー・ドラゴン》を特殊召喚
28.《星鍵士リイヴ》、《シューティング・ライザー・ドラゴン》、《機界騎士アヴラム》で《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚
29.《ライトロード・ドミニオン キュリオス》(1)発動、《紅蓮の機界騎士》を墓地へ送り《ライトロード・ドミニオン キュリオス》(2)発動
30.《ライトロード・ドミニオン キュリオス》と《星痕の機界騎士》で《双穹の騎士アストラム》をリンク召喚
以上の手順で《紫宵の機界騎士》《蒼穹の機界騎士》《黄華の機界騎士》《紅蓮の機界騎士》《機界騎士アヴラム》《明星の機械騎士》《星痕の機界騎士》《双穹の騎士アストラム》の8種類が揃う。
マスターデュエルではOCGより長く使用できたが、現在は使用不可能。
手札の消費は荒いが、墓地の《星遺物-『星杯』》は次ターンのリソースとなり《ライトロード・ドミニオン キュリオス》のランダム墓地肥やしによっては《双穹の騎士アストラム》を維持することもできる可能性がある。
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札・デッキから「ジャックナイツ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「ジャックナイツ」モンスターしか特殊召喚できない。
ジャックナイツ専用の《
緊急テレポート》。
守備表示のため追撃目的には使えないものの、効果は無効にならず特殊召喚するゾーンにも指定が無いため使い道は非常に多い。
特に《紫宵の機界騎士》を直接デッキから引っ張り出せるのは大きく、序盤の事故回避にも役立つ。
ただし発動後はそのターンジャックナイツしか特殊召喚出来ないという厳しい制限がかかる。
純正寄りの【ジャックナイツ】なら致命的とまではいかないが、《紫宵の機界騎士》をサーチしての初動補助としても自由に使えるとは言えない。
また、《宵星の騎士ギルス》の(2)で出る
星遺物トークンはこれに引っかかるため、ここからギルスに繋ぐ流れは使えない(単に通常召喚するために紫宵経由でサーチするのは手だが)。
手札に戻るデメリットは、ジャックナイツの共通効果を考えればあって無いようなものなので、発動しても問題ない。
テーマ外ながら重要なカードである《星鍵士リイヴ》や星遺物トークンへの特殊召喚制限は軽くないため、相手ターンに発動し他の星遺物と合わせて妨害とリソース確保を兼ねるのが理想的な使い方と言えるだろう。
永続魔法
(1):このカードの発動時に、除外されている自分のカードの中から、「ジャックナイツ」モンスター1体または「星遺物」カード1枚を対象にできる。
その場合、そのカードを手札に加える。
(2):自分フィールドに「ジャックナイツ」モンスターが存在する限り、そのモンスターと同じ縦列で発動した相手の罠カードの効果は無効化される。
無効化対象は罠カード。
伏せてから発動される罠カードの性質とジャックナイツの召喚条件が噛み合っており、展開しながら相手の罠を無力化できる。
ただし、相手が伏せた後に張る場合フリーチェーンや万能カウンターだと先に打たれてしまいやすいため、やや信頼感は欠く。
固有効果は除外されているジャックナイツもしくは星遺物のサルベージ。
主に《紅蓮の機界騎士》、《黄華の機界騎士》のコストで除外したジャックナイツがサルベージ対象となる。
逆に言うとこれらを使うか、《紫宵の機界騎士》の一時除外から強制的に呼び戻すくらいしか除外手段がないため、やや手間はかかる。
特殊召喚の下準備が整っていればサルベージから即座に特殊召喚して展開に繋がる。
ネタの領域だが、発動回数制限が無い上に同名カードも対象に出来るため、「鍵Aで除外されている鍵Bを回収→鍵Bで除外されている鍵Cを回収→鍵Cを発動」という流れでフィールドに
3枚の永続魔法を揃える事も可能。
《マジック・クロニクル》を使えば容易に2枚の鍵を除外しつつ、最後の鍵の回収先になる星遺物も用意できる。
《七精の解門》と《暗黒の招来神》の相互サーチやリンク1の素材として使いやすい《混沌の召喚神》による縦列形成を生かして《降雷皇ハモン》を軸にデッキを組んでみるのも一興か。
永続罠
(1):このカードの発動時に、フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象にできる。
その場合、そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。
(2):自分フィールドに「ジャックナイツ」モンスターが存在する限り、そのモンスターと同じ縦列で発動した相手の魔法カードの効果は無効化される。
無効化対象は魔法カード。
後出しで塞げるケースも多くリンクマーカーにも縛られうるモンスターや原則伏せてから発動する罠に比べ、魔法カードは発動する位置の自由度が極めて高いため、条件を満たすための手間が目立つ。
マストカウンターをしっかりと見極めるようにしたい。
固有効果はレベル5以上のモンスターを一時的に1000パンプアップ。
微妙な攻撃力が多いメインデッキのジャックナイツの戦闘補助になるが、(2)の都合上相手メインフェイズで発動することが多くなるためちょっと活用は難しい。
永続罠
(1):このカードの発動時に、自分の墓地のレベル5以上のモンスター1体を対象にできる。
その場合、そのモンスターを特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
(2):自分フィールドに「ジャックナイツ」モンスターが存在する限り、そのモンスターと同じ縦列で発動した相手モンスターの効果は無効化される。
対象がレベル5以上限定になった《
リビングデッドの呼び声》。無効化対象はモンスター効果。
2つの効果が嚙み合っており、相手のモンスター効果発動にチェーンしてジャックナイツを同じ縦列に蘇生すればそのまま無効に持ち込める。
特に1体で実質2体分を無効に出来る《紺碧の機界騎士》との相性は抜群。
対象がモンスター効果という点も合わせて(2)の活用という点では最も使いやすいカードであるため、優先順位は高い。
ただし、手札・墓地効果ばかり使われるとてんで役に立たないため、相手との相性がかなり強く出る。
効果の性質上ジャックナイツを蘇生してなんぼのカードだが、蘇生は汎用指定の効果であることはちゃんと覚えておきたい。
特に《ヌメロン・ダイレクト》で特殊召喚されるゲート・オブ・ヌメロンをまとめて葬れる《星遺物-『星杯』》や、対面によってはターンスキップとして機能し得る《
アーティファクト-ロンギヌス》等が蘇生可能なことは頭の片隅に入れておきたい。
【弱点】
説明不要の天敵。汎用除去等の対策は必須だろう。
除去カードを引けなかったら?諦めましょう。
9期以降に登場したカテゴリとしては珍しく、墓地で発動する効果を持つカードがアストラムぐらいしかいない。
そのため一度全体除去を食らうと立て直しが難しく、最悪そのままアドバンテージ差で押し切られる危険がある。
手札さえあれば返しの突破力は高い方なので、勝負を決められると判断したら多少のリスクを負ってでも決めに行ってしまいたい。
能動的なモンスター除去が紅蓮による「対象をとる破壊」しかない。
戦闘は戦闘で、実のところ2500を超えた時点で星痕頼み、3000を超えたらアストラムでしか勝てず、平均打点が高いが最大打点を出すのに割と苦労する。
ジャックナイツで言えば星痕のような「破壊or対象耐性持ちの3000級」がスナック感覚で出てきては処理されがちな現代OCGだが、他のカードでカバーしないと「その程度」にも手こずってしまう。
上級ジャックナイツは縦列2枚を形成する効果を持っていないため、先攻1ターン目等で手札がジャックナイツだらけになると全く動けなくなる。
後攻の方が動きやすいのは上記の通りだが、長らく先攻絶対有利と言われる遊戯王において後攻をとるのはそれだけで大きなハンデであるため、後攻優先のプレイングをするかは良く考えた方が良い。
高レベルモンスターを多数擁するテーマの宿命の様なものなので、相手の動きにあまり依存しすぎない様、下級モンスターとの採用枚数のバランス調整はしっかり行いたい。
また、こちらが【ジャックナイツ】使いと分かれば、相手は縦列が揃わない様にカードを置いて特殊召喚を阻害したり、対象を反らす等して妨害してくる。
こればかりは相手のプレイング次第なので、むしろ「不用意に並べてくれたら儲けもの」くらいの感覚で望むべきだろう。
【相性の良いカード】
上級ジャックナイツの共通効果はカード名に関する指定が無く、他のカードの使用を妨げる類の制約も《星遺物の機憶》以外では掛からないため、「縦列2枚」の形成さえ可能なら幅広いカテゴリのデッキやカードと組み合わせられる。
特に「少ない消費でEXモンスターゾーンにカードを出せる」「まとまった数の魔法・罠カードを有する」デッキと相性が良い。
また、魔法カードでも通常魔法や永続魔法は伏せて列を作った後にも発動できるため、手数が必要な後攻では特に力を発揮できる。
ジャックナイツの基本ギミックは召喚権を用いないので、(それを補完する役割の《宵星の騎士ギルス》とは競合するが)通常召喚をギミックの初動とするカテゴリとは互いに邪魔しにくい。
「JackKnights」を「JK」と略せることから、様々なテーマにJKの肩書きを付与するために悪用する者もいる。
「星遺物」サポートを共有出来る。
特にリンク1リンクモンスターを展開の起点とする【星杯】【パラディオン】とは相性が良い。
ストーリー上では星杯とは誤解から共闘が叶わず、パラディオンは機界騎士の意志を継いだアウラムが結成した組織である。
「星遺物」ストーリーに思い入れのある人はエモさの面でも満足できるだろう。
《星杯竜イムドゥーク》の素材となれる《機界騎士アヴラム》を容易にサーチでき、役目を終えた《蒼穹の機界騎士》等の上級機界騎士をそのままリリースに当てることもできるため、【星杯】の展開の中核となる《星遺物-『星杯』》のアドバンス召喚が非常に狙いやすくなる。
また、【星杯】では『星杯』のリクルート効果に《灰流うらら》を使われると展開が止まってしまうが、《蒼穹の機界騎士》や《紫宵の機界騎士》のサーチ効果は【ジャックナイツ】におけるマストカウンターであるため、こちらに相手の《灰流うらら》を使わせ本命の『星杯』を通すというプレイングも可能。
もちろん【星杯】ばかりが利を得る関係ではなく、『星杯』を墓地へ置く手段が豊富にあることから《星鍵士リイヴ》を安定してリンク召喚可能で、『星杯』自身も星遺物のサーチ効果を持つことからデッキ内の各種星遺物カードへと安定してアクセスでき、囮になって止められてしまった【ジャックナイツ】としての動きを再始動することも容易となる。
欠点はどちらも上級モンスターを展開の核とするが故の事故率や構築の難しさか。
《マギアス・パラディオン》を始めとするリンク2以下のパラディオンはいずれも下向きのマーカーを持ち、効果の誘発条件である「自身のリンク先への効果モンスターの特殊召喚」とジャックナイツの特殊召喚条件が噛み合っている。
ジャックナイツの平均打点の高さからパラディオンリンクモンスターの共通効果であるリンク先のモンスターの攻撃力を得る効果とも好相性。
パラディオンで攻撃後にリンク先のジャックナイツを《紺碧の機界騎士》で移動させれば、リンク先のモンスターの攻撃を封じるパラディオンのデメリットをすり抜けることもできる。
テーマ内での星遺物へのアクセス手段は《クルセイド・パラディオン》や《クローラー・パラディオン》といった罠カードに集中してしまっているため、上記の攻撃面でのシナジーを活かした
1ショットキルを目指すのが良いだろう。
複数種類のリンク1と魔法カードを駆使するカテゴリ。騎士と姫が手を組み最強に見える。
閃刀姫のアドバンテージ回収力・粘り強さ、ジャックナイツの展開力・ラッシュ力で互いの弱点を補いあう。
閃刀魔法カードは自分メインモンスターゾーンにモンスターがいると発動出来ないため、通常の構築以上に特異なプレイングが求められる。
特に《紫宵の機界騎士》による一時除外はプレイングの鍵となる。
「
落とし穴」罠カードを多用し、モンスターの召喚や効果を潰す事に長けたカテゴリ。
適当な蟲惑魔で《セラの蟲惑魔》をリンク召喚し、同じ列に「落とし穴」をセットすれば縦列2枚が揃う。
先攻での妨害布陣作成を得意とする代わりに後攻の巻き返しが苦手なため、閃刀姫型と同じく火力と展開力をジャックナイツで補う。
シナジー
とデッキ名悪用の例として挙げられはすれど実際のところメジャーというわけでもない組み合わせだが、
蟲惑魔
ストラク「蟲惑魔の森」では
まさかの《紫宵の機界騎士》《蒼穹の機界騎士》が初再録されるという縁が発生した。
ジャックナイツのキーカードで初出ではスーパーレアでの収録だったこともあり地味にじわじわと高騰していた2枚であるため、これからジャックナイツを組もうと考えていた人には朗報と言えるだろう。
環境が変わる度に名前を見る事に定評のある出張専門テーマ。
《召喚師アレイスター》を素材に《聖魔の乙女アルテミス》をリンク召喚し、あちらの効果でサーチした《召喚魔術》をセットすれば縦列2枚が揃う。
アレイスターはサーチ手段により手札に引き込みやすく、融合召喚までの一連の流れがこなせればタダで手札に戻ってくるので、召喚権の安定した活用ができる。
ジャックナイツは殆どが光属性で、最も汎用性が高い《召喚獣メルカバー》の素材になるのも嬉しい。
進化を求め続ける裏サイバー流との組み合わせ。
《サイバーダーク・ワールド》から《サイバー・ダーク・カノン》をサーチし、そのまま《サイバーダーク・ワールド》の効果で召喚して《ストライカー・ドラゴン》をリンク召喚すれば召喚権を温存したまま縦列が揃う。
《サイバーダーク・ワールド》をサーチできる《サイバー・ダーク・クロー》も存在する。
後攻では《サイバー・ダーク・カノン》から《サイバー・ダーク・エッジ》等をサーチして《サイバーダーク・ワールド》で召喚、《サイバー・ダーク・カノン》を装備することで、魔法&罠ソーン2箇所を埋めて縦列形成を支援しつつ《おろかな埋葬》付きの2400ラインのアタッカーとなることができる。
ジャックナイツは《宵星の騎士ギルス》の星遺物を墓地へ送る効果がマストカウンターとなり、ここを止められると《星鍵士リイヴ》のリンク召喚が難しくなり苦しい展開となってしまうため、それをケアできるのは非常に心強い。
ジャックナイツが光属性、サイバー・ダークが闇属性であるため
カオスの要素を組み込むことも可能。
特に墓地から自己再生し効果を発動できる《
カオス・ネフティス》は強力である。
11期にて環境を荒らし回った出張軍団とのコンビ。
通常召喚からの効果発動に制約がかかるのが弱点だが、特殊召喚する分には影響がない。
《アラメシアの儀》から呼び出される《運命の旅路》と勇者トークン1体でリンク召喚できる《リンク・スパイダー》で縦列2枚も容易に形成できる。
《流離のグリフォンライダー》による妨害や《騎竜ドラコバック》による除去ももちろん優秀。
なによりこのテーマは「星の
勇者」を有するので、世界観的にも
満足できるだろう。
誓約の都合上《宵星の騎士ギルス》は邪魔してしまうのが玉に瑕。どちらか片方のパターンで動くものと考える必要がある。
こちらは12期を代表する出張軍団。
モンスターから魔法・罠カードをサーチできるうえ、スネークアイは「モンスターの永続魔法化」が特徴なので、容易に縦列形成をサポートできる。
自力で永続魔法化する《蛇眼の炎燐》に至っては、サーチを止められてもリンク1に変換するだけで縦列2枚になる。
相手ターンにテーマ内のモンスターを並べがちなので「星遺物」魔法・罠での妨害が扱いにくくなるのが難点。
相手フィールドのモンスターをリリースして相手フィールドに特殊召喚するモンスター。
耐性持ち等の厄介なモンスターを除去しつつ、好きな列にモンスターを置く事でジャックナイツの展開をサポートする一石二鳥のカード。
種族・属性シナジーは特にないので、鉄板の《海亀壊獣ガメシエル》がジャックナイツで処理しやすいのもあり無難。
《サタンクロース》はこの手のモンスターで唯一《
クリッター》でサーチ可能であるため、《燈影の機界騎士》等と合わせて《クリッター》とのシナジーを軸としたデッキを考えてみるのも一興か。
自分フィールドから墓地へ送られると相手フィールドに特殊召喚される効果を持つ。
このカードを素材にリンク1をリンク召喚し、その正面に自己再生する事で縦列2枚が揃う。
コントローラーにリンク召喚以外の特殊召喚を封じる効果もあるため、相手のデッキ次第では軽微なロックを仕掛けられる。
ストーリーでは敵同士なのにゲームだと相性が良いという皮肉
召喚時にリンクモンスターを自身とリンクするように蘇生する効果もあるが、必要な横マーカーのあるジャックナイツはアストラムとエンリルギルスだけ。ただし後述のリイヴは対応しており効果の相性も抜群。
《宵星の騎士ギルス》の効果で墓地へ送り、蘇生や効果に繋げる。
サーチ効果を持つ「星杯」「星鎧」、手札から自己特殊召喚可能な「星冠」が主な採用候補。
手札に来てしまった場合は《明星の機械騎士》のコストに充てよう。
それぞれ上杉謙信と武田信玄をモチーフにしたレベル3戦士族モンスター。
有名な「川中島の戦い」の再現なのか、手札・デッキから相方を相手の場に送りつける起動効果と、相方の効果で特殊召喚した時に発動する誘発効果を持つ。
相手の場に送りつける事で縦列を揃えやすくなり、《毘龍之謙》を送りつけたらこちらが2枚ドロー+1枚捨ての手札交換、《虎菱之玄》を送りつけたら相手にハンデスが出来るのも便利。
《三戦の才》と《三戦の号》のトリガーにもなるため、引けているなら更にアドバンテージを稼げる。《三戦の才》のコントロール奪取効果を使えば更に送りつける事も可能。
自身を特殊召喚する効果はないため召喚権を使うことになるが、召喚権が余りがちな【ジャックナイツ】では工面しやすい。
特に《虎菱之玄》の方は《転生炎獣アルミラージ》に対応しているため、《毘龍之謙》をEXモンスターゾーンの目の前に送りつけて手札交換を行った後、《毘龍之謙》の目の前のEXモンスターゾーンに《転生炎獣アルミラージ》をリンク召喚すれば簡単に縦列2枚が揃う。
リンク素材は無指定だが墓地に「星遺物」が存在する事を召喚条件とするリンク2のリンクモンスター。かわいい。
【ジャックナイツ】なら初動で《宵闇の騎士ギルス》が通れば条件達成+即座にこのカードに繋がり、それができなくてもどこかしらで条件を満たすのは容易。
デッキから「星遺物」魔法・罠カードをセットする効果を持ち、要するに手札コスト不要の《明星の機械騎士》となるため、条件を満たしたらこちらを優先的に出したい。
リンク素材にした際の対象を取らないデッキバウンス効果も強力で、ジャックナイツでは対応出来ない破壊耐性持ちモンスターの突破手段となり得る。
あくまで「星遺物」の汎用枠だが名誉ジャックナイツと言っても過言ではない、動きの強度を高めてくれる存在。
「アクセルリンク」とでも言うべき効果を有するリンク2リンクモンスター。かわいい。
《双穹の騎士アストラム》に効果破壊耐性を付与する動きが鉄板だが、【ジャックナイツ】では《星鍵士リイヴ》との組み合わせが特に強力。
相手ターンにあちらと共にリンク素材にする事で、超耐性アストラム降臨ついでに相手カードをバウンスする凶悪な布陣を構えられる。
《リンク・スパイダー》、《
転生炎獣アルミラージ》、《リンクリボー》等。
効果よりも専らEXモンスターゾーンにモンスターを出す目的で採用される。
ただしジャックナイツは基本的に素材にならないため、他所のカードとの組み合わせで使うことになる。
リンクモンスターのリンク先にモンスターを蘇生する通常魔法。
《明星の機械騎士》か《星鍵士リイヴ》からサーチでき、彼らの斜め下マーカーを使って蘇生できるので、「サーチできる展開手段」となる。
それだけなら《星遺物の機憶》が同じ役割を担えなくもないが、自由度はこちらが圧倒的に上。
特に《宵闇の騎士ギルス》→《星鍵士リイヴ》のルートにおいて、ギルスで落とした星鎧を蘇生→星鎧で星遺物をサーチすることでこのカードが実質無料になるコンボが強力。
登場から16年も経って突然
専用サポートが出た事で話題になった、自分のモンスターの位置を移動させられる永続魔法。
特殊召喚したジャックナイツを隣に移動し、空いたゾーンに後続のジャックナイツを展開出来る。
《紺碧の機界騎士》と比べると、永続魔法なのでこのカード自体が縦列2枚の条件を整える手段となるのが特長。
セットされた相手の魔法・罠カードの発動を封じる。
上級ジャックナイツの共通効果の都合上相手フィールドにカードが残っている方が都合が良いので、妨害を防ぎつつ縦列2枚状態を形成出来る。
墓地のサイキック族を除外することでそのレベル×200のサイキック族全体強化を行う、古のサイキックサポート永続魔法。
ジャックナイツは「墓地での価値が特にない高レベルサイキック族」だらけであるため、《一族の結束》2枚クラスの強化を容易に引き出すことができる。
ただしメインデッキのジャックナイツ以外は強化できないため、高リンクに積極的に繋ぐ戦術には向かず、横並べメインで戦う場合向き。
【余談】
- カテゴリ名の由来は明確ではないが、機械生命体という設定と手にあたる部分がケーブルの端子の様な形状をしている事から、イヤホンやUSBディスク等の電子機器の差込口を意味する「ジャック(jack)」が由来と思われる。
- 英語名は機械を意味する「Mech」をもじった「Mekk-Knight」。
こちらはストーリーでの設定をより如実に反映した名前になっている。
- ゲーム「遊戯王マスターデュエル」では一部のモンスターの召喚時にアニメーション演出が用意されているが、ジャックナイツはその数が配信開始時点でOCGオリジナルカテゴリとしては一番多い。
(アニメ出身カテゴリを含んだ場合はHEROとNo.が上回る。)
元々「星遺物」関連テーマは召喚演出に恵まれている方だが、殆どのカテゴリが1~2種類に留まる中、特に総種類の多いカテゴリでもないことも踏まえると破格である。
追記・修正は先攻1ターン目に《星遺物に刻む傷痕》の(3)の効果を発動してからお願いします。
- フューチャー・グロウが相性良し。星遺物が刻む傷痕のコストで落としたジャックナイツを除外コストにでき、星遺物へ至る鍵で回収できる。高レベル揃いだから攻撃力アップ効果も高め。 -- 名無しさん (2022-05-12 00:43:29)
- 略してJKなので「JK蟲惑魔」とか「JKヌメヌメエッチ」とかデッキ名で遊ばれる人たち。相性はいいんだけどね。 -- 名無しさん (2022-05-12 05:44:14)
- 純構築は初見相手に無類の強さを発揮する。特に明星と深層の効果とその裁定は覚えておいた方がいい -- 名無しさん (2022-05-12 06:19:16)
- ジャックナイツと夢幻泡影きてから縦列意識して置くようになったわ -- 名無しさん (2022-05-12 07:31:45)
- イヴリースとストーリーでは敵同士なのにゲームだと相性が良いという皮肉は後のデスピアとアルバス、エクレシア、フルルドリスにも受け継がれているという -- 名無しさん (2022-05-12 09:55:11)
- まあそこは関係テーマってやつだからね… 遊戯王知らなかった当時は獣王アルファがメルフィーズのボスかと思ってたし、ドライトロンと宣告者は関係性のあるカテゴリだと思ってたが -- 名無しさん (2022-05-12 11:52:04)
- 機械が侵略者と思わせておいて、実は真の悪者は元人間の科学者・現神気取り、ってのはなんだかゼノブレイドっぽい。イヴリースもザンザも無駄に顔がいいし -- 名無しさん (2022-05-12 14:21:54)
- 星遺物世界がもうゼノブレイドっぽいし、烙印世界もボーイミーツガールものでなんかゼノブレ2っぽい雰囲気出してたり、ゼノシリーズ意識していたりして -- 名無しさん (2022-05-12 18:05:21)
- 名前だけ見て絵札の三銃士と関係あるのかと思ったら全く無関係だった -- 名無しさん (2022-05-13 10:04:00)
- ↑3 ブラボー、ブラボー、さすがは星杯剣士アウラム。 よくジャマな機界騎士…ジャックナイツを倒してくれたネェ ってリース見た時にイカサマタマゴ思い出した -- 名無しさん (2022-05-13 10:49:39)
- クローラーの新規が来たからもしかしてジャックナイツの新規も来る可能性はあるかも -- 名無しさん (2022-05-13 14:27:03)
- 本当にハマるとマジに縦列警戒したくなるテーマ。紺碧と深層はトラウマ -- 名無しさん (2022-07-14 11:57:01)
- 蟲惑魔ストラクにて紫宵と蒼穹が初の再録。まさかの公式jk蟲惑魔である -- 名無しさん (2022-11-10 00:48:48)
- JK蟲惑魔がトレンド入りは草 -- 名無しさん (2022-11-10 00:56:12)
- パラディオン+JKはOCG的にも相性良くて満足できる。実際アストラムも出しやすいからフレーバー的にもグー -- 名無しさん (2022-11-10 09:02:04)
最終更新:2024年12月28日 17:25