登録日:2023/01/26 Thu 21:34:37
更新日:2025/04/22 Tue 09:32:04
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ここでは、ロックマンシリーズに登場する
弱いボスについて解説する。
弱いボスの主な特徴などについては、元項目を参照してほしい。
ロックマンシリーズは、大体最初に選べるボスの中に比較的弱い奴が1体位は紛れ込んでいる。
要は「バスター一丁でもなんとかなるのでここから弱点武器を揃えてね」という意図的な弱ボスで、カットマン(ロックマン1)やプラントマン(
ロックマン6)等がいるが、その中でも特に有名な連中を以下に紹介していく。
また、終盤ステージのボスの場合「基本操作には慣れている」「弱点含めて特殊武器は既に入手済」「パワーアップ要素も大体入手可能」な状況が大半で、それら込みで元々が強めに設定されているボスが殆ど……なのだが、ここで大して強くなかったりすると必然的に弱いボスとなってしまう。
弱点を突いて怯ませる手は基本通じないが、言い換えれば本来のモーションやダメージレースが全てであり、この段階でゴリ押しできるボスとなると弱点武器に限らず大体どう戦っても弱いことになるからだ。
無印シリーズ
シリーズでも屈指の強敵・ドクロボット達を退けた先に待ち構えるワイリーステージボスの先鋒。そしてシリーズ通してのワイリーボス最弱候補。
連戦型のボスとなっており、カメゴローメーカーが1体ずつ繰り出してくるカメゴローを計5体倒せばクリア。
カメゴローは壁や床に跳ね返るようにして水中を泳ぎ回る。それだけ。
直線的な軌道で体当たりを仕掛けてくるだけのザコを5体倒せば終わる。
後の方で出てくる個体ほど素早くなったり、壁や床からたまに水流が発生して押し流されたりするが、だから何だとしか言いようがない。
同様に連戦を強いられるタイプのワイリーボスは他の作品にも登場するのだが、
- 耐久力は1体あたりロックバスター10発分、計7体出現するCWU-01P(初代)
- 耐久力は1体あたりロックバスター3発分、計14体出現するピコピコくん(2)
等に対し、カメゴローは耐久力が1体あたりバスター3発分と低いのに計5体しか出てこない。
弱点のシャドーブレードとタップスピンなら1発で1体破壊できるうえ挙動的にもガン刺さりするので本当に一瞬で終わってしまうが、はっきり言ってバスターでも楽勝。
ロックマン3はドクロボットステージが道中・ボスともに異常に難しい一方、ワイリーステージからは急激にヌルくなるという奇妙な難易度曲線をしているのだが、中でもこのカメゴローの弱さは特筆モノ。
恐らくは無印シリーズで最も有名な弱ボスの1人。ユーモラスなデザインも相まって変な方向で人気者になっている節さえある。ファンクラブがあるという噂もある
攻撃力自体は今作随一の高さであり、当たれば痛いのだが…
行動パターンは「その場で腰振りダンス→全画面攻撃『レインフラッシュ』を発動」、「腰振りダンス中以外にショットを撃つとそれに反応して大ジャンプ体当たり」の2パターンと非常に単調。
しかもレインフラッシュは予備動作の腰振りダンス中にショットを当てるだけで阻止可能。
よって、ジャンプも移動もせずにテンポよくバスターを撃つだけで勝てる。そうでなくても適当にショットをばら撒きつつ相手ジャンプの下をくぐって避け続けていればそのうち死ぬ。
というか雨までにチャージショットが普通に間に合う。
一応擁護できる部分があるとすれば、「初見殺し性能だけはまあまあ高い」ということ。
こいつ相手に「とりあえず攻撃してみる」とか「動きだけ見ておこうと手出ししないでおく」といった様子見的な行動を取ると、突然のジャンプに対応できなかったり、レインフラッシュを阻止できなかったりして1発もらってしまいやすい。
前述した通り接触・レインフラッシュともに威力は非常に高く、驚くなかれ体力フルからでも4回で死ぬという超火力なので、ステージ道中で体力が減らされていると即死の可能性は十分ある。
それでも弱いと言われるのは、性質を見抜いた瞬間その場で踊ってるかひたすら跳ねるだけになってしまうというおバカすぎる姿が多くのプレイヤーの目に焼きついている為だろう。
なお、トードマンステージは向かい風や水流などのステージギミックで奈落に落ちやすく、足元が不安定な状況で中ボスと戦わなければならない場面もあるなど道中の難易度は比較的高く、ここを足掛かりに攻略していくのは少々骨が折れる。2度目の中ボス戦さえ乗り越えれば後は楽勝とか言わない。
トードマン以外にも「ステージは手強いがボスは手強くない」という意図を感じる調整のボスは「11」のツンドラマン等、そこそこ存在する。
GB移植版「
ロックマンワールド4」では前半戦のボスの1人として登場するが、微妙に行動パターンが変わっており
被弾時ではなくこちらがショットボタンを「押した」際にレインフラッシュがキャンセルされるようになっている。
そのためFC版同様その場でチャージショットでハメようとするとうまくいかず、ジャンプをくぐったあとにチャージショットを当て、もう一発バスターを撃ってチャージを開始する→下をくぐる事でループ可能。
ノーマルバスターを適当に連射しながらジャンプを潜ってれば死ぬのは同じなのでわかってしまえばやっぱり弱い。
その与しやすさに反してコイツから手に入るレインフラッシュは
、基本威力が高い全体攻撃で持続時間もちょい長め、更にはガード貫通能力もある割に燃費も4メモリと全体攻撃としては安めでかなり使い勝手がいい。
そして、たった4メモリで雑魚や中ボスの動きをしばらく封じて撃破や無視し放題にしてしまうという無印ナンバリングでも屈指の強武器である
フラッシュストッパーの持ち主のブライトマンの弱点武器がレインフラッシュなので、初手で取りに行く価値はとても高い。
こいつもほぼジャンプしかしない。ある程度距離を取ると特殊武器「パワーストーン」を使ってくるが、そもそも攻撃範囲が狭すぎる上ダメージも低い。
ジャンプは二種類存在するがどちらも回避は難しくない。大ジャンプは着地後に揺れが生じて本人は瓦礫化(当たり判定消失、ダメージも与えられない)するが、この地震でロックマンを引っ掛ける様な事も無い。
「背後への単発バスターが効かない」という特性持ちだが、チャージショットには無力。
硬そうな岩のくせに接触ダメージすらあまり高くない、トードマンより弱いという人もいる程。
ロックマン5はそもそもにして比較的低難易度の作品であり、特にボスは全体的にパターンが単調であまり強くないのだが、その中でも彼は群を抜いている。
酷い時には距離を適切に詰めるとジャンプで逃げようとするパターンに嵌められて、跳ねてるだけで倒されるという事態も。
石男(Stoneman)が岩男(Rockman)に勝てるわけがなかった。
なお、弱いからといってトードマンと違いこいつを初手に攻略するボスとして選ぶのはあまり推奨されない。
というのも、こいつから入手できる特殊武器のパワーストーンも大概アレな性能であるため、倒したところで特に旨みがないのだ。
なんせ弱点を突けるチャージマン相手ですらチャージショットで戦った方が楽まであるくらいなので……
そのため初手には低威力だが出が早く比較的低燃費で使い勝手のいい全体攻撃のグラビティーホールドを入手できるグラビティーマン、ピンポイントながら使いどころのあるスタークラッシュに加えて移動手段として重要なスーパーアローも確保できるスターマンあたりが選ばれがち。
正直こいつらも(グラビティーマンはやや挙動にクセがあるため苦手とする人もいるが)かなり弱い部類のボスであり、ストーンマンと大差ないという声もそこそこ聞かれる。
ちなみにゲームボーイ移植作である『ワールド4』においては後半戦のボスとして登場するが、挙動自体はあまり変わっていないにもかかわらずGBシリーズ特有の部屋の狭さがものすごく有利に働いており、かなり強くなっている。
それでも同様に体が大きくなったチャージマンや、クリスタルアイの初見殺し度が高いクリスタルマンよりは倒しやすいが。
ワイリーの搭乗機の中でワイリーマシン3号に比類するレベルの弱さ…というより全搭乗機中最も攻撃がお粗末な機体。
やることはただ一つ、空中からの押し潰し。以上。
しかも落下の衝撃で弱点のコクピットをさらけ出す体たらくである。
加えて、弱点であるスタークラッシュが当てにくく、スーパーロックバスターで倒すほうがまだ楽という始末。
恐らくこちらが負ける可能性があるとすれば、操作をミスって中央の
トゲに触れるくらいか。
ワイリーマシンの名がつかないのも納得のポンコツ機である。
そもそもこの機体、ロックマンが上からの攻撃に弱いという研究の結果生まれた機体なのだが、その結果が
ごらんの有様である。
そしてこの機体を改良したのがワイリーマシン6号なのだが、こっちもこっちで全身どこでもダメージを受けるという致命的な弱点がある。
コレ設計段階からすでに欠陥品だったんじゃなかろうな。
ロックマン2では強ボス、ロックマン3でもドクロボットウッドマンとして再び猛威をふるった彼だが、本作では何と下手をすればトードマン以下の弱ボスに。
本作のボスは基本的に全て原作より弱体化しているが、コイツは攻撃力が特に弱くなっている。
何と体当たり以外のダメージは1メモリ分しか喰らわない。体当たりを頻繁にしてくるボスでも無いのに。
リーフシールドの防御もスカスカで葉っぱに当たらないと弾を弾けず、こちらの連射が普通にすり抜けてしまう。
落ちる葉っぱ攻撃も遅く、リーフシールドの再展開も遅いと隙だらけ。強敵だった面影が全くない。
一応ノーダメ撃破の難易度はそれなり。
8ボスを倒したロックマンの前に現れるワイリーからの刺客。GBシリーズの他作品における
ロックマンキラーのポジションにあたるボス。
その正体は
ワイリーに改造され操られた未来のロックマン自身……というハードな設定だが、実力の方は悲惨の一言。
乗り物状の特殊武器「サクガーン」と共に飛び跳ねてくるが、ジャンプ体当たり→着地時にしばらく瓦礫を撒き散らして攻撃……をひたすら繰り返すだけの単調極まる行動パターン、すっとろい動き、瓦礫攻撃も範囲が狭い上にスキだらけ、と全てにおいてダメダメ。棒立ちのままハメられる、という一点を除けばトードマンよりも酷いかもしれない。
弱点武器が3つもあるが、それに頼る必要すら無いだろう。
(ちなみに、サクガーンが降りてくる前に、クイントの頭部の頭一個分上辺りに至近距離からハードナックルを連打すると、サクガーンに乗る前に試合終了する)
おまけに彼から入手できる特殊武器サクガーンは控えめに言っても
産廃の一言。
ジャンプ踏みつけ攻撃が可能になるが、対雑魚はもちろん、弱点になるはずのラスボスに使っても「当てた際に自分もダメージを受けるせいでE缶を使わないと
先に自分がやられる」「エネルギー切れになるまで当て続けても
倒し切れない」とどうしようもない。
ワールド2自体がシリーズの中でも色々異色で評価の分かれる作品ではあるが、特にこのクイントとサクガーンの弱さはファンの間でも何かと話題に上りがち。
その後
ワールド5にて他のロックマンキラー共々復活し再戦する事になるが、他の面々が全員何かしらの形で弱体化しているのに対しクイントだけはほぼ性能据え置き。
まあこれ以上弱くしても仕方ないし
一方ロックマン10のDLCでは歴代ロックマンキラー達がボスとなるスペシャルステージが配信されたが、この時は設定上ロックマンキラーではないためか、ワールド5における同ポジションのアース共々ハブられるという憂き目に遭った。
アースのスパークチェイサーはともかくとしてサクガーンなんか貰っても使い様がないのは確か
ちなみにWS版
ロックマン&フォルテにはこの
クイントの失敗作であるロックマン・シャドウがサクガーン共々登場する。
「改造されたロックマンの失敗作」ってどういう事?
こっちも動きが単調ではっきり言って弱いが、一応攻撃パターンが複数あったり動きが機敏だったりと失敗作のくせに
クイントよりは強い。まあ自分で自分を改造して強化したらしいので、その努力の賜物なのだろう。
スペースルーラーズのリーダーを務めているボスキャラクター。
物語冒頭でロックマンが改造を行うきっかけになった因縁の相手で、全てのボスを倒した後に戦う、いわば
ロックマンキラーのポジションになっている。
のだが、実際の戦いはというと、彼自身は開始地点から殆ど動かず、攻撃方法もロックマンの動きを止めるスプレッド弾とスパークチェイサーを放ってくるだけで対処は非常に簡単。ノーダメ撃破も容易に達成可能。
ライバルポジションにもかかわらず、かなり弱く感じてしまう。
なお、今作のOPでは彼に対して放ったスーパーロックバスターが弾かれてしまう描写があるのだが、実際の彼の実力とのギャップが激しすぎてツッコんでしまいがち。
なお弱点武器はウラノスから入手出来るディープディガーなのだが、ディープディガーを使うとフィールドが大きく変わってしまうので、弱点武器を使って戦う場合は一転してそれなりな難易度に変化する。
弱点を使うと
逆に苦戦するとは一体…
Xシリーズ
Xシリーズにも攻略の足がかりにできる弱いボスは存在する。その中でも、トードマンに負けるとも劣らぬ高い知名度を誇るのが彼。
攻撃の殆どが地上技で対空技に乏しく、壁に張り付いていれば殆どの攻撃をやり過ごせる。
また体力もかなり低い上に怯み易い為、初期のバスターでも問題なくダメージを与えられる。
ちなみに彼のステージでは確実にフットパーツが手に入るのも、冒頭からの挑戦し易さを後押ししている。
初代XのGB移植『サイバーミッション』の本編とリメイク『
イレギュラーハンターX』の難易度HARDではどちらも強化された。
前者は原作ではフットパーツを取得した際に使用出来る様になったダッシュがデフォルトで発動可能になった事により、他のステージでのXの強化が容易になった事による。
攻撃方法こそ原作と同様だが、ステージが狭くなり、全体的にボディパーツでの軽減が有効な程攻撃力が上昇していて、同作での弱ボスポジションをイーグリードに譲っている。
後者は弱ボスポジをナウマンダーと、初代で最初にカーソルが合っていた為か大幅に弱体化されたオクトパルドに譲り、本人は大幅に強化された。
回避困難な対空技もきっちり習得した上で攻撃力やダメージ後の無敵時間共に大幅強化されており、SFC版と同じ感覚で挑むと痛い目に遭う事請け合い。
例のナウマンダーの武器が弱点なので、結局2番手に倒されるのは確定路線なのだが。
本作の敵幹部の一人「アジール」の第二形態。
初めに対峙した際はサーベルによる巨大な衝撃波や高速の突進攻撃を繰り出すなど、スピーディーなアクションに慣れていないと手強い、中々の実力者である。
それでも他二人よりは戦いやすいが
だがカウンターハンターステージで再戦する際には、空中からの対地攻撃に特化したこの形態で登場。
……隠し武器の
「昇龍拳」の練習台にするとあっという間にライフバーが消えていき、素晴らしい出オチぶりを披露する事で有名だが、それを差し引いても弱い。
というのもこの形態、こちらも忙しなく動き回る事を強いられた第一形態の猛攻と比べて「空中でフラフラと動くだけ」「壁の上方がほぼ安全地帯」など攻防共に明らかに劣化しており、
対峙したプレイヤーの多くに「サーベル持ってた方が強かったのに」と口を揃えて批判される有様。
特殊武器全般への耐性は高いが、弱点武器「マグネットマイン」が第一形態の時(切り払われても爆風を当てられる)とは別の意味で刺さってしまう。上下誘導機能付きなので、地上からひたすら上方向に撃っていればゴリ押しで倒せるのだ。
仮にバスターで応戦するなら「壁を登ってからでないと攻撃が届かない」という厄介さがあるが、登ってしまえば何とでもなってしまう。
何せ頭上を取った後に画面から見切れる位の高さにいれば壁を這ってくる電撃攻撃が届かないので、攻撃チャンスを見つけるのも難しくない。
この弱さから…
- 「剣の達人」であったはずの彼が脈絡もなく爆撃機にチェンジした時点で根本的に間違っている。他二体は純粋な強化・頭脳派ゆえの巨大メカという落差も余計に強調している。
- 機械の真ん中から顔が突き出した様にも見えてしまう珍妙な容姿、如何にも「アジフライ」と略して欲しそうな名前と、初戦での迫力はなんだったのかと思わせるネタ性も脱力感を増幅させる。
- 「まさか…こんなはずでは…!」という断末魔が別な意味に聞こえるのは気のせいだろうか。
などと当wikiで書かれる始末。だいたい事実なので仕方ない。
なお、X2のGB移植作『サイバーミッション』では彼がボスを務めていたカウンターハンターステージ3が仕掛けを含めてほぼそのままの形で登場しているのだが、何故かボスは彼ではなく、前のステージに登場していたサーゲスタンク。
リベンジの機会にさえ恵まれていない…。
原作のカウンターハンターの代役として登場した「シャドウハンター」と呼ばれる2人組。
公式イラストが存在していたりパッケージイラストにも堂々と描かれている等、鳴り物入りで登場。
だがパッと見では強そうな割に見掛け倒しで、どちらも攻撃を簡単に見切れてしまう。
加えて、
ゲーム後半に差し掛かった際に突入する事になるシグマステージ1で倒された後はフェードアウトしてしまう事から、物語の根幹に関わってこない。
「カウンターハンターをほぼそのまま再登場させた方が良いのではないか?」と言われてしまう始末。
Dr.ドップラーの配下である
ナイトメアポリスの一員でヴァジュリーラFFの相棒。
磁力弾(近づいたエックスを引き寄せる)を壁に設置した上で、引き寄せたエックスを高威力のアッパーカットで撃ちだす攻撃と、ショルダータックルが主な攻撃方法なのだが…
磁力弾は壁蹴りで天井近くまで移動すれば簡単にかわせる上にエックスが触れてもダメージが無い。ショルダータックルの範囲も彼の前方一直線のみとやはり簡単に回避できる。
また、攻撃のルーチンも基本的にこの2つを繰り返すだけなのでかなり単純。
よって、前作におけるカウンターハンターのポジションを担っている
ライバルキャラでありながら、初見でもノーダメ余裕で撃破できてしまう程。
なお、相方のヴァジュリーラFFは彼より前の段階で戦う事になるのだが、そちらも同じく突進攻撃が中心ではあるものの、誘導弾とエックスの動きを封じるリングで翻弄してくる結構な強敵であるため、相対的にこちらがかなり弱く感じられやすい。
おまけに相方は[[コミックボンボン]]のコミカライズ版の際に強烈な顔芸&迷言を披露していたのに対し、[[ネタキャラ]]にすらされない始末。
一応フォローすると、ひとたびフルコンボを食らえばノーマルエックスは余裕で即死させられる。磁力弾の仕様も含めてわからん殺しとしては十分なポテンシャルであり、パターンを見切るまでに何度かやられる可能性は普通にあり得る。
後にスマホで配信された「ロックマンX Dive」でも彼が登場したが、
原作の攻撃パターンに加えて、地面に磁力弾を設置してプレイヤーの動きを縛ったり新技のボディプレスを放ってきたりと、超が付く程の大幅な強化が施されている。
このため、原作のプレイヤーほど彼の実力に引っかかりやすいと言っても良いだろうか?
条件を満たすとVAVAと入れ替わりに登場する隠しボス。
…しかし、攻撃方法が中ボスのホタリーカーと大して変わらないという致命的な欠点を持つ。体力はボス相応なものの、体がデカくて鈍いとあってはあまり意味を成していない。
更には直前に隠し武器のビームサーベルの入手条件も満たせるために、進め方によっては開始早々エックスに三枚おろしにされる。その出オチぶりは前作の誰かさんを彷彿とさせる。
シグマに操られてしまい、自らも戦闘用ボディに改修を果たした科学者レプリロイド。
ノーマルエックスを軽く捻り潰す圧倒的攻撃力の
ゴッドカルマシーン・O・イナリー、新たなボディを得て広い部屋を縦横無尽に駆け回る
VAVA。設定上の博士のスペックはそんな彼らより遥かに高いのだが……
大きめの光球3発→炎を纏って突進という攻撃の見た目こそ派手なものの、特に避けにくくもないのでここまでたどり着いた人には物足りないどころの話ではない。ぶっちゃけぬるい。
攻撃へのカウンターでダメージを吸収するバリアを挟んでくることもあるが、戦闘が長引くもののエックス自身に影響はないので申し訳程度の抵抗でしかない。
強化したといっても元々科学者なので、あまり強くないのもその所為かもしれないが。
尚、スタッフロールで見れる
パワーとスピードの数値はやけに高スペック。これスペック詐欺じゃないのか…
- クレッセント・グリズリー(ロックマンX5)
- ダーク・ネクロバット(ロックマンX5)
グリズリーは同作の足掛かりに出来る8ボスポジション。
設定上ではやけに強そうで見た目も強そうなのだが、はっきり言って見掛け倒し。
動きが鈍重な上にステージ中にある穴でしゃがめば大体の攻撃は当たらない。ある程度体力を減らすと画面外から攻撃をしてくる様になり、こうなると降りてくるまで穴を使っても避けられなくなるが、
常にエックスのいる位置を攻撃してくる上に攻撃発生前の隙もあるので動き回っていればまず当たらないし、喰らっても大して痛くない。
このステージに落ちてるパーツが優秀な事もあって、完全にペンギーゴ同様最初に倒されるボス筆頭になってしまっている。
ネクロバットは一応後半で戦う事になる8ボスだが、それにしてはかなり弱い。
バサバサ飛んで行ったり来たりして、バットンボーンをけしかけてくるが、
如何せんダメージが低すぎる上にバスターだけで簡単に対処出来る。
一応、吸血攻撃やダークホールドなどという強い技も持っているものの、行動アルゴリズムが雑なせいかほとんど使ってこない。
なお、本作にはハンターランクやステージの攻略時間に比例してボスの体力が上がる「レベル」と言うシステムがあるので、弱ボスであるこいつらは後に回される事もある、但し、場合によっては滅茶苦茶時間かかるが。
これまた各作品に一体は居る弱ボスポジションなのだが、上記のトードマンやアジールフライヤーやネクロバットがある程度開発がワザとやってる感があるのに対し、こちらは単なる調整不足感が否めない。
該当項目を見れば分かる通り、本作の8ボスの大半は行動アルゴリズムの作り込みが雑なのである。
(一応ヤンマークに関しては、ボス直前のエイリアとの会話から「最初に攻略することを想定」された調整と考えられるが、それを考慮しても雑すぎる)
ヤンマークは攻撃パターンこそ豊富で避けにくいものの、初期ステでも瞬殺できる低耐久と正面から殴りあっても普通に勝てる(移動せずにバスター連射してもこっちが善戦できる)程の火力の低さを持ち、
逆にスカラビッチは攻撃力こそ非常に高いものの、岩を転がして飛ばすだけなので回避は容易と、X6の弱ボスの中でも双璧を務める。
ヤンマークが切り札「フォーメーション・ファイナル」を繰り出す前にトドメを刺された時の「フォーメーションウワァー」という断末魔は、意識しなくても聞けるのかそれなりに有名。
熟練者のゼロのダッシュ滅多切りで倒すと、フォーメーションウワァーどころか一切技を繰り出せず単なる「ウワァー」となる事さえある。
ゼロシリーズ
通称「ピュンパ」。四天王の筆頭にそぐわぬヘタレな呼ばれ方をされているが、その一因は1作目のあんまりな弱さだろう。
元々大ボス格の割に動きが読み易く大して強くないのだが、弱点の氷属性を当てると怯み復帰後に衝撃波付き3連斬りを確定で使用するという「氷攻撃でハメろ」と言わんばかりの挙動まで備えている。
3連斬りは空中にいる彼に攻撃を当てて地上へ落とした後も確定で使用する為
「ボス戦開始→空中のボスを攻撃→ボスの3連斬り→ゼロの氷攻撃→ボスの3連斬り→ゼロの氷攻撃……」
で誰でも簡単にハメられる。
3連斬りパターンに入ればもう歩く必要すら無い。衝撃波回避の垂直ジャンプと氷バスターだけで勝てるからだ。
因みに氷攻撃無しで戦った場合も、3連斬りの後の上昇ソニックブームを避ける一手間が加わるだけであり、やっぱりその後通常攻撃で叩き落としてパターン撃破出来る事に変わりはない。
こんな彼のお粗末さは公式でもネタにされており、DS移植版のPVで上記のハメが紹介されている。ヒャメロー!!
最初の4ボスの一体。
同列にはトリッキーな動きのヒューレッグ・ウロボックル、幻影で惑わす
フェニック・マグマニオン、スピードが速いパンター・フラクロスとゼロシリーズらしい強いボスが並ぶ中、
こいつだけは弱い。
行動パターンは4つあるのだが、そのうちの前進は遅くて隙が大きくて移動距離もショボいと完全なチャンスタイム。
残る3つはそこそこの性能だが、こちらも慣れてしまえば簡単に避けられる程度なのであまり脅威ではない。
ボスまでの道中でコンピュータをすべて破壊しておかないとボス部屋が氷床となり戦いにくくなるのだが、それでも誤差程度。
弱点である炎のエレメントチップがあるとさらに悲惨で、ハルピュイアのごとくハメられたりもする。
その代わりか、カムベアスのステージは滑る床+トゲという殺意の高いものである。むしろステージとの兼ね合いでこうなった可能性?
鳥、爆撃機、
はさみっこ兄弟と、凶悪なボスやステージが多く、元々歯ごたえのあるシリーズの中でも特に難易度が高いゼロ2。
そのラスボスを務めるのが彼だが、これが
本当に同じ作品のボスなのかと首を傾げたくなる程弱い。
まずステージからしてだだっ広く壁まであるヌルさだが、別に壁まで行かなくともほとんどの攻撃はボスの外側で待機していれば初見でも余裕で回避可能。
「普通に飛び乗れる壁をぶつける」「ボスの周囲を∞の字に回るコマを出す(コマに乗れば浮いているボスに攻撃を叩き込める」などは
最早攻撃とも呼べない無駄行動。
浮いているとはいえ
コピーエックスの様に壁に登らなければ攻撃が届かない訳でもなく、無敵状態で延々攻撃してくる技も無い為ゴリ押しも容易。
間違いなくシリーズ最弱のボスであり、こいつの脅威と呼べるものは戦闘開始時のおぞましい絶叫、そして第1形態戦前の
長すぎる上にスキップできないイベントシーンのみ。
一応、直前のボスラッシュの超高難易度故に、緊張してダメージを受けてしまう事もあるかもしれない
勿論、こいつが強いことになるかと言われれば別だが。。
設定上は「戦闘用ではないレプリロイドがオーバーパワーを獲得して襲ってくる」ため、弱い事に意義がある系のボスに入るのではという意見も。
但し本シリーズはボスの設定上の強さと
ゲーム上の強さはそこまで一致していない作品である事も付け加えておく。
ハルピュイアの部下アステファルコンが上司より明らかに強かったり、
ファーブニルが第2形態になった途端とてつもなく弱体化したり……。
とはいえエルピスについては、次回作「3」において「同様の経緯で力を得た量産戦闘用レプリロイド」が敵として出てくるのだが、彼と比べても遜色ない程度の力で襲いかかってくるので、ある程度意図的な設定だと思われる。(その「3」の敵は8ボスですら無い中ボスである)
ゼクスシリーズ
後半ステージのフォルスロイド(8ボス)の1体。氷属性の巨大ワニ。
「体を大きくしたら弱体化した」の典型と言えるボスであり、でかい図体通り動きが緩慢、攻撃間隔も長い、口を開けてガードしている時以外は巨体のどこに当てても攻撃通し放題など、隙が多い。
そのくせ行動も消極的で、弾撃ちのためかやたらと後方ジャンプで逃げたがる。その割に肝心の弾の動きも単調極まりない。
というかろくに攻撃しないでノソノソジャンプばかりしている事の方が多い。
最早強さ云々以前にやる気を疑いたくなる、
「ロックマンシリーズの氷系ボスは弱い」の体現というべき本作最弱候補である。
なお、
もう一方の氷ボスはえげつない超高速の弾幕が強烈な本作最強候補で、しかも序盤で戦わないといけない。
出る順番間違えてるって
エグゼシリーズ
これと流星シリーズは、2Dアクションシリーズとはシステムが異なり、ストーリーの順番に沿ってボスに挑む形式。再戦時もHPや攻撃力、行動速度が強化されるため、進行状況に対して露骨に弱いボスは少なめ。
初代エグゼの第2話にて登場したボスナビ。
彼は後にバトルチップショップ「ヒグレヤ」を営む事になる日暮さんこと日暮闇太郎のナビで数字を用いたテクニカルな戦術を好むが、初出作である初代エグゼの彼と言ったらあんまりな弱さ。
まず移動自体に問題がありエリア後方の真ん中から一歩も動かない為、ボム系やショックウェーブ系のバトルチップが当て放題。
エグゼシリーズの常として「威力を重視すると当てにくく、せっかく火力を求めたのにチップ切れを起こして結局ジリ貧」な落とし穴にはまる事が悩みのタネだが、こいつには威力・性能が盛られてる代わりに当てにくいチップを労せず当てまくれる。
デメリットを背負った攻撃が脳死でいけるのだから、そりゃまだチップが揃わない進行度比でもあっけないというもの。
攻撃方法も前半で使用してくるナンバーボールは数字の低い物を破壊し続ければ
無効化できるし、
後半の攻撃であるサイコロボムとカウントボムの耐久力も低くバスターのみで破壊可能。
これらの事から
ファイアマンの次に戦うボスの割には弱すぎる。
鬼畜さに定評がある
カプコンの2面ボスにしてはかなりの弱さと言わざるを得ないだろう。
後に発売された『4』や『5』では
ソウルユニゾンのシステムが登場した事に伴い彼と再び戦う事が出来るが、
日暮さんのネットバトルの腕も上達しつつあるのか、いずれの作品も初代から一転してテクニシャンの名に恥じない中々の強敵へと変貌している。
具体的にはナンバーボールを連発してくる事は相変わらずだが、こちらがバスターUPが廃止された事によりバスター強化がナビカス頼みになったため、他のプログラムを優先して組んでるとチップ無しでは安定して破壊しにくくなった上『4』では変則軌道の飛び道具・ナンバールーラー、『5』ではこちら側のエリアに見えない罠・ナンバートラップを使ってくるので、よく考えて動き、かわす必要がある。
カーネル版『5』でリベレートミッション等で操作する際、チャージショットが動作の遅いサイコロボムだったり固有チップが受身なナンバートラップだったりと使いにくくて弱いが。
同作の
ラスボス。
HPは2500と全シリーズの
ラスボスでもトップクラスに高いが、HPが1000しかなかった初代のドリームウイルス以下の耐久力と呼ばれる事も多い。
実は頭と体に2か所の食らい判定がある為、範囲攻撃で物凄い勢いでHPが削れてしまうのである。
特に攻撃をガードして衝撃波で反撃するリフレクメットとの相性は最悪もいい所で、大ダメージのみならずフルシンクロまで付いてくる。攻撃範囲が広く、予測地点もよく分かる隙の大きい攻撃に合わせて使っているだけでも勝てるレベル。
そもそも歴代の
ラスボス達がドリームオーラをまとっていたり(初代)、被膜に覆われていたり(3)、と特定のタイミングでしかダメージを与えられないのに対し、
グレイガは
常時ダメージが通るという体たらく。一応移動時や一部の攻撃でフィールドにいない時はあるが、能力での無敵という訳ではない。
ほぼ同じ存在のゴスペルでさえ、ダメージを与えられるのは頭だけ、しかも口を開けている時以外はブレイク攻撃以外効かないというのに……
付け加えると件の「リフレクメット」は従来の「メットガード」「ショックウェーブ」に当たるポジションの、
チュートリアル担当、しょっちゅう顔を見る最弱ザコポジションの敵から簡単にドロップするこれ以上ないほど入手難易度が低いアイテムである。
種別は「スタンダードチップ」。フォルダ(デッキのようなもの)の大半を占める基本装備の更に初歩も初歩、という立ち位置。
一応「6」は従来と比べて全体的にロックマン側の火力が上がっており(「リフレクメット3」はなんと威力200)、
以前までの「メットガード」「ショックウェーブ」の地を這う衝撃波が考えなしでは避けられかねない速度だったので、
攻防一体かつカウンターを決めやすい到達速度のリフレクメットがシリーズ比でも異様なまでに優秀で強いことは確か。
彼にとっての悲劇は
よりによって最弱ザコのお手軽アイテムが格段に強くなった結果、威力・操作難易度を含めて最適解クラスのガンメタへと変貌したことだろう。
実際のところ、「リフレクメット」を使用して戦った場合、グレイガと言わず
リフレクメットでカウンターを取れる近距離攻撃を行う全てのボスが楽勝といっても全く過言ではない。
そしてそれらのボスには
全ボスのうち8割ほどが該当する。グレイガが大して強くないことは確かだが、リフレクメットの方も十分に壊れチップなのである。
リフレクメットがあまりに入手も運用もお手軽で強いので「
初見時でも弱い」ことが特徴のグレイガだが、実際に他のラスボスと比較するとなると、2戦目でフォルダを整えて挑む場合は結構印象が変わってくる。
初代の
ドリームウイルスは、初見ではオーラに戸惑うかもしれないが、2戦目以降となると
グレイガを超えてエグゼシリーズでも最弱級のボスとなる。フォルダの制限が以降の作品に比べて緩く、特化したフォルダでは本当にあっさり倒せることが大きい。
2の
ゴスペルは、はっきり言って比較対象として不適切。2はこちらの攻撃手段が度を超えて強く、きちんとしたフォルダを整えると
ある一体のボス以外は問答無用で全部瞬殺である。同様の攻撃手段が他のシリーズにもし存在したら他シリーズのボスも大半は全く同様に瞬殺。これでは比較など意味がない。
3の
プロトは初見でフォルダが噛み合わない場合かなり手強い部類に入るのだが、長所・弱所が他のボスに比べても極端で、意識したフォルダだと封殺レベルで倒せてしまう。2戦目以降だとグレイガと比べても個人の得手不得手で覆ってしまう程度の強さの差があるかどうかといったところ。
4と5の
デューオ、
ネビュラグレイは真っ当に強く、ラスボスの強さを比較すると初見・2戦目問わずデューオが1位、ネビュラグレイが2位はほとんど動かない。
対となる
ファルザーもそこまで強い訳ではないが、グレイガ程の不甲斐なさはない。当たり判定も頭だけだし、高く飛んでいる時は無敵だし、風で
バリアやオーラ剥がしてくるし。2戦目だとネビュラグレイに次ぐ3位に滑り込んで来るかもしれない。
他が大した事ないという意味だが…
類似例
知っているプレイヤーには弱い事で有名だが、手放しでザコとは言えないため余談になるボス達。
ニコニコ動画で大ブームを起こした某楽曲の影響から、「無印
ロックマン2のボスキャラの中では
エアーマンは屈指の強敵」というイメージを持っている人も多いが、実際のエアーマンは強敵どころかメタルマンと並ぶ
最弱候補である。
というのも、攻撃技であるエアーシューターの竜巻の攻撃力が低い一方、本人のロックバスターの耐性が低いので、「竜巻をガン無視してエアーマンの元へ突き進みバスターを乱射」という
ゴリ押し極まりない戦法であっさり撃破できるため。
人気ゲームバラエティ番組「
ゲームセンターCX」にて、
対してゲームが上手くない有野課長がロックマン2の攻略に挑んだ回でも、エアーマンはそれほど詰まることなく撃破されている。
ただしエアーシュータ―の攻撃はどのパターンも避けるのが難しい上、竜巻がこちらの攻撃を弾いてしまう関係上積極的に前進して竜巻より前に出ないとそもそもダメージが通らないため、
「ゴリ押しで勝てる」というよりは「(まともに戦おうとしても)ゴリ押しになってしまう」、あるいは「まともに戦うよりゴリ押しするほうが楽」といった方が正しい。
実際、ゴリ押しができることに気づかず歌詞の通りに竜巻の回避にばかり気を取られているとかなり苦戦する上、ノーダメージ攻略は歴代でも上位の難しさに入ってくる。
エアーマン同様「回避を捨ててゴリ押し」が一番楽、というタイプのボス。
攻撃を正面から避けようとした場合、足元に残る火柱が非常に厄介で初見ではかなり厳しい……のだが、攻撃をガン無視してバスターを撃ち込み続けると体力差で押し切れてしまう。
普通にやると垂直ジャンプとショットを同時に撃つだけで完封する方法もあるが、タイミングは結構シビア。
ステージ自体は転落死の危険性が非常に高いため、彼らもまた辿り着くまでの道中の方が難しいボスである。
「特定の攻略法に対して極端に弱い」タイプのボス。通称「かに道楽」
シリーズ最弱のワイリーマシンと認識している人も少なくないだろう。
第一形態は単純に弱く、本体の下部にくっついている砲台をひたすら撃っていればすぐに終わる。
そして砲台を破壊すると本体上部にあるコックピットが露出して第二形態に移行。喰らい判定はこのコックピットにしかないのだが、厄介なことにロックマンがジャンプしても届かない高さにあるため、基本的に向こうが押し潰し攻撃を仕掛けてきた時にしか攻撃が当たらない。
弱点のハードナックルなら、ジャンプの最高点で発射した上で上方向に軌道を寄せればギリギリ届くのだが、そこそこ操作がシビアなので慣れるまでは難しい。
……のだが、今作にはそういった問題を一挙に解決してしまう秘密兵器が存在する。ラッシュジェットである。
これでコックピットの高さまで飛ぶと向こうの攻撃はほぼ当たらなくなるため、あとはひたすらバスターを撃ち込んでいるだけであっさりノーダメージ攻略ができてしまう。
「ワイリーがラッシュジェットの存在を知らないまま設計してしまった」という設定もあるため、恐らく開発側としては想定通りの攻略法ではあるのだろうが、それにしてもここまでガン刺さりしてしまうというのはちょっと情けない。
一応擁護しておくと、「ロックマンの攻撃が届かない高所にコックピットを作る」という着眼点自体は悪くない。あっさり勝ててしまうのは自由に移動できる今作のラッシュジェットが
バランスブレイカーだったからである。
実際、ラッシュジェットを縛って戦うとなると第2形態は攻撃チャンスが非常に少なく、かなりの強敵となる。バスター縛りであれば
一転してシリーズ最強クラスのワイリーマシンになってしまうほど。
こいつに限らず、ロックマン3のボスはドクロボットを始めとしてバスターで倒すことを想定していないようなヤツが非常に多い。
とはいえ、カメゴローは明らかに論外だが。
ライト博士とワイリー博士が共同開発していた未完成の巨大人型ロボット。前述のワイリーマシン3号を倒したあとに待ち構える、本作の真のラスボスである。
前作のラスボスであるエイリアン同様
弱点武器以外は一切通用しないという強固な防御力を誇る上、なんと
例のトゲを装備した左拳でのパンチを繰り出してくるため、うっかりしていると即死させられてしまう。
……が、厄介と言えそうなのはその2点だけ。
第1形態は3方向に豆鉄砲を飛ばすだけというしょっぱい攻撃しかできない上、あろうことか
顔の真下が完全に安置になっているため、そこから上向きに弱点のシャドーブレードを適当に投げているだけであっさり死ぬ。
この時の行動パターンが
その辺にいるザコのニューショットマンと全く同じというのもなんというか……
そして第2形態になると前述のトゲパンチを使うようになるが、これは動きがワンパターンなので簡単に回避が可能。
そして弱点武器以外での攻撃が通じない反面、弱点武器を当てられた時のダメージはすこぶる大きく、タップスピンなら
多段ヒットするため1発当てるだけで死ぬ。
もう一つの弱点であるサーチスネークでも4発で倒せるし、こちらは連射が利くのでやっぱり瞬殺可能。
一応第2形態のホーミング弾が若干避けづらいためノーダメ攻略はそこそこ難しいし、何より弱点武器以外が通用しないことから事前情報なしで挑むと割と苦戦させられるため、「どうしようもなく弱い」とまで断言できるかは微妙なライン。
初代エグゼのラスボスとして登場したWWWが用意した最終兵器。
威力が100を超えるダメージ以外をシャットアウトするドリームオーラを貼っており、勝機はドリームオーラを高火力チップでむりやり剥がすか、攻撃している間はオーラが解除されるので、そのタイミングに攻撃をするしかない、というダメージを与えるタイミングが限られるというコンセプトのボス…なのだが、問題は後者のオーラ解除中の攻撃。
なんと、攻撃の大半が大振りである上に攻撃時間も長いので割と隙だらけだったりする。
HPも1000程度とこちらが与えられる火力に対して低めなのもあって、エグゼシリーズのラスボスとしてはグレイガよりも弱いと認識されやすいボスである。
普通に戦っても弱そうなこのボスだが、ここに記述してるのは理由がある。
ドリームウイルス戦ではロックマンが超強化されているから比較しづらいのである
具体的にはバスターの性能が限界突破してアタック(バスターの威力)、チャージ(チャージ速度とチャージした際の威力)、ラピッド(連射性能)がすべて6となっていて、最大チャージした際の威力が96と下手なチップより威力が出る状態になっている。
その上スーパーアーマーが付き、攻撃を受けてものけぞりが発生しなくなり、ゴリ押し可能になっているため、半分くらいはイベント戦闘となってる。
リメイクであるOSSでも大体の仕様は変わっていないし、上記の強化はやや素の性能でエグゼロックマンより使いやすいシューティングスターロックマンも受けられるので、初見プレイヤーでも苦戦はすれど負けることは少ないと思われる。
余談
リアクション豊かになったSFCやPS以降のタイトルでよくあるパターンだが、8大ボスの中にはバスターでは強敵でも弱点武器を使うと延々と怯ませたり、確定行動でワンパターン化したりと悲しい位弱体化するボスというのもかなり多い。
ラスト直前のボスラッシュはタイトルによっては
ラスボス以上の難所か、逆に雑魚同然に退場していくかで難易度が二極化することも。
勿論、無条件で弱くはないのでそのパターンはここでは除外しているが。
追記・修正は、弱点武器を使わずにお願いします。
- 弱いボスの項目、乱発させすぎじゃね? -- 名無しさん (2023-01-26 21:43:41)
- ↑そもそも弱いボスの項目が膨れ上がって閲覧不可能なまでになってたから分割したのよ。……記述を削ればいいんじゃね?と思わなくもないが -- 名無しさん (2023-01-26 22:46:32)
- 本家弱いボスの記事の定義を見ると、グレイガとエルピスがここに入ってるの変じゃない?今更だけど -- 名無しさん (2023-01-26 22:58:21)
- ↑どこが変なのか分からんけど。形態の事を言ってるならエルピスは第一形態も弱いし -- 名無しさん (2023-01-27 00:39:29)
- エグゼ6のラスボスはどっちも弱いけどかといってゲーム全体が緩い難易度かというとそういうわけじゃない -- 名無しさん (2023-01-27 01:17:01)
- 弱いボスなら8のソードマンも入れて欲しい。全ての攻撃が一回見たら当たりに行かないと当たらないくらい予備動作が長い -- 名無しさん (2023-01-27 02:07:58)
- ↑3 何がって、「除外:弱い事に意義がある」に抵触してるからだけど…?エルピスもグレイガも、設定面から露骨に弱くさせられてるからこれに当たるはずだろね? -- 名無しさん (2023-01-27 06:23:48)
- グレイガはシリーズのラスボスで一番雑魚なのは間違いないけど、小学生がやりがちなコード無視した(パッと見)強いチップだけの編成とかだと攻撃の激しさもあって普通に苦戦する。寧ろ攻撃のチャンスが少ないだけでグレイガに輪をかけて攻撃がしょっぱいファルザーの方がラスボスとして微妙って意見もある。 -- 名無しさん (2023-01-27 07:13:30)
- 「弱い事に意義がある」は「設定上(ここで普通に戦うと)強いのはおかしい」であって設定上強いのと真逆の概念だが… -- 名無しさん (2023-01-27 10:56:24)
- エルピスもグレイガも作中で明確に「強い」「手に負えない」って描写されてたはず -- 名無しさん (2023-01-27 12:33:27)
- グレイガが最弱って言われるけど、動かない、ドリームオーラのダメージ無効は100以下まで、そもそも攻撃時はドリームオーラ消えてるので隙がかなりデカい、HP1000な上にロックマンのバスターの威力がシリーズでも特に高いからバスターのみでの討伐すら容易なドリームウイルスのが圧倒的に弱いだろって思う -- 名無しさん (2023-01-27 13:02:29)
- 「エグゼ6ラスボス組は、前作ラスボスが児童層には難易度が高すぎた様子を踏まえ『シリーズ完結編だからこそ、自分自身の手で結末を見届けてもらえる程度の強さに』とある程度意図的に強くなりすぎないよう調整されたのではないか?」なんて話も聞いたけど、果たして……? -- 名無しさん (2023-01-27 14:11:25)
- スティングレンもマジで弱すぎる。グランドハンターは破壊可能だし、エックスだったらチャージショットでグランドハンターを破壊しながら攻撃可能。吸い寄せ攻撃もボスの後ろにいれば攻撃し放題だから。オマケにエックスの場合は弱点武器であるフロストタワーを使えば目を閉じていても瞬殺できる。理由は、開幕後速攻でボスの真下に行ってフロストタワーを当てる→ボスが上に飛翔するので、壁を登っていき、降りてこようとするところをジャンプしてフロストタワーを当てる…あとはその繰り返しだから -- 名無しさん (2023-01-27 14:29:13)
- ゼロ2ならカムベアスもどうしようもない弱さだったような… -- 名無しさん (2023-01-27 14:37:42)
- 流星は基本的にはどのボスも構成次第で早いタイムで倒せるし、飛び抜けて弱いボスはシステム上目立たない印象 -- 名無しさん (2023-01-27 16:06:04)
- ↑3スティングレンについてはグランドハンターを壊し損ねると地上に溜まり続けるから厄介 チャージショットがギリギリ地面に掠らないから破壊が難しい -- 名無しさん (2023-01-27 16:49:43)
- エグゼはケンドーマンが弱いと思う。アイツは自分のエリアの真ん中にストーンキューブ置けば完封出来るぞ -- 名無しさん (2023-01-27 18:03:20)
- 流星は裏ボスのシリウスすらやろうと思えば秒殺できるけど、あくまでそれはそういう戦術ありきだしなぁ。序盤のボスが弱いのは当然とはいえブラストマンは流石に弱すぎたな。あとはそこそこ後のボスなのに変身なしでも余裕なZXAのテスラットとか -- 名無しさん (2023-01-27 18:34:49)
- 正直動けないボスはエグゼのシステムに真っ向から喧嘩売ってるから強くしようがない気がしてならない…ギミックボスは除いて -- 名無しさん (2023-01-27 21:19:16)
- エグゼ6は全体的にロックマンが強くなる要素が多すぎるからなぁ。 -- 名無しさん (2023-01-27 21:44:50)
- ↑8 それ「弱点武器を使い理想通りの動きをしたら弱い」って言わない? それアリにしちゃったら大半のボスは弱いボスってことになるよ -- 名無しさん (2023-01-27 23:01:43)
- X6のブリザード・ヴォルファングはまともに戦おうとすると結構強めだが、実はZ操作だと開始位置でバスター連打するだけで死亡する。氷のショット精製→飛ばすをしようとしてくるばZバスターはそれを貫通兼破壊してしまうので嵌めになるのだ -- 名無しさん (2023-01-28 07:58:43)
- バスターで3ダメージ与えられるボスであるカットマンも弱いボスだと思う。最初に倒す候補になりやすいし -- 名無しさん (2023-01-28 13:42:37)
- ↑5エグゼ1はその辺荒いのが多くてストーンマンなんかもバスターボムで楽勝だったりするんだよね -- 名無しさん (2023-01-28 14:01:39)
- X4のドラグーンはどうよ。ライドアーマーでライフ削れるから本人がどうとかじゃないが -- 名無しさん (2023-01-29 08:30:55)
- X4であげるならキバドドスの方が弱くね -- 名無しさん (2023-01-29 08:38:29)
- ガンマがいねーじゃん ロックマンのラスボスの中で一番弱いのに -- 名無しさん (2023-01-30 00:14:05)
- ↑7、説明が抜けてましたね。弱点武器なしでもグランドハンターは発射してる時にチャージショットで纏めて破壊できるし、同時に本体にも攻撃可能。更に、プラズマチャージだと弾が残るからそれで連続ダメージを与えられる(エックス)。グランドハンター発射と同時にボスの後ろに回り込めばジャンプ斬りの格好の的だし、グランドハンターが地面に着地してもセイバーの一段目で対処可能(ゼロ)。オマケに吸い寄せ攻撃は後ろにいれば攻撃し放題だし。これで弱点武器を使えば只でさえ雑魚なのに更に弱くなります -- 名無しさん (2023-01-30 00:51:25)
- 無印9のギャラクシーマンはどうかな?体当たりは端だと避けづらいことにさえ気をつければどの攻撃もまず当たらないレベルで回避が簡単だし -- 名無しさん (2023-01-30 01:19:57)
- スティングレンを雑魚扱いにしたらX4のボス大半雑魚ポジじゃないか??? -- 名無しさん (2023-01-30 01:22:37)
- スティングレイ弱いないわ -- 名無しさん (2023-01-30 22:34:58)
- そもそも「どの攻撃にも明確な対処法が存在していてそこを突けば弱くなる」っていうのは当たり前で、ペンギーゴとかアジフライはそれがあまりにも見え透いてたりワンパターンだったりするので弱ボス扱いされてる スティングレンに関してはそのへん特筆するほど悲惨なわけでもないし、そもそも同一人物が弱ボス扱いをゴリ押してるだけに見えるので消してしまおうかと思ってるのですがどうでしょう -- 名無しさん (2023-01-31 12:48:13)
- キバトドスとかが出てくるならまあ分かるけどスティングレンが露骨に弱ボスとして設定されたかと言えば疑問。「割りと見切りやすいボス」とは攻略本なんかにも書かれるけど。満場一致で真っ先に名前が上がるイメージは無い。それ言うなら2のヒャクレッガーとか3のホーネックも弱ボスだと思うけど、同時に満場一致で真っ先に名前が上がるボスだとは思わないのでその感覚と一緒。 -- 名無しさん (2023-01-31 15:12:58)
- まあネガティブキャンペーンを殴り書くのが目的の項目ではないと思うので削除には賛成。よくファンコミュニティで弱いと言われているのを詳しく書くのならわかるが、スティングレンがそういう類のボスかと言われるとピンとこない。 -- 名無しさん (2023-01-31 20:01:15)
- スティングレンの記述を消しました。 -- 名無しさん (2023-01-31 21:47:48)
- スティングレンの射出中に攻撃すれば〜とか後ろに回り込めば〜とか、「対処法を知っていれば倒しやすい」というだけなんで、完全に無知識で挑めば普通にボロボロにやられかねないっすよ -- 名無しさん (2023-01-31 21:56:57)
- ロックマンってボスの弱点をとか攻撃パターンを探って攻略するゲームなのに、最初から全ての知識を持って攻略する前提で書いてない?ガンマとかなんて弱点以外無効の謎解き系ボスなのに弱点知ってる前提で語ったらそりゃ弱ボスになるし、ハルピュイアなんてハメがあるから弱い〜と言われても、初戦は浮いてて攻撃当てにくいし攻撃範囲広くて避けられんし体力多いし滅茶苦茶になるだろ -- 名無しさん (2023-01-31 22:05:01)
- 前知識無しの初見で挑んでも割となんとかなる、ってボス以外はみんな強いだろ -- 名無しさん (2023-02-01 01:57:37)
- ロックマン5のスターマンは、弱重力エリアで大ジャンプができる、移動はジャンプのみ、攻撃のシールド射出は速度が遅い。初見のバスターのみでもかなり楽に倒せたと思ったけど、どうだろう? -- 名無しさん (2023-02-02 12:26:01)
- シャドウに失敗したのでタイムマシンで改造前に戻ってクイントに改造してパラレルワールドが発生したんじゃない?>「改造されたロックマンの失敗作」ってどういう事? -- 名無しさん (2023-02-04 09:57:19)
- ハルピュイアも初見で何も知らんと普通にやられるけどな、慣れると弱い方なだけで -- 名無しさん (2023-02-04 10:02:46)
- ハルピュイアに関してはイケメン強ボスポジション感のあるルックスと言動の割に……って点でネタにされやすいだけという気はしなくもない -- 名無しさん (2023-02-07 21:29:50)
- エグゼ2のフリーズマンもかなり弱い。アイスステージで戦うんだけどコイツ自身がアクア属性のため、エレキ攻撃が全部四倍ダメージという悲惨なことになるためラビリングですら重傷を負う始末。おそらくシナリオがかなり長いからだと思うけど -- 名無しさん (2023-06-14 23:42:44)
- ↑それは特定の戦法に弱いだけに当てはまる -- 名無しさん (2023-06-15 01:07:48)
- マンダレーラは火力が高くてとにかく対処法に気づくかどうかだから人によっては初見でボコボコにされてるんで入るか怪しいと思う。対処法分かったら弱いのはそう -- 名無しさん (2023-06-21 23:02:59)
- グレイガはまさか常時攻撃が当たるとは思っても見なかった経験者の方が多い気がする、見た目もゴスペルそのまんまだし -- 名無しさん (2023-06-24 16:11:20)
- バイフロストも大概だけど何もかもがへちょいテスラットの方がボスとしては格段に弱かった覚えがある。ハルピュイアが他のハメ殺し出来るボスに比べてやたら弱い扱いされるのは「弱点属性のチャージバスター」というまともにプレイしてたら必ずやる攻撃でパターン入っちゃうからだと思う。 -- 名無しさん (2023-07-08 12:56:12)
- ↑3 同意する。シザーズ・シュリンプァーもそうだけど火力だけはあって、パターンを見切るまではむしろしんどいほうだと思う -- 名無しさん (2024-08-06 03:42:46)
- この中身なら、足がかりにしてね~的な記述削った方が良くない?明らかに8ボスじゃないの混ざってるしちょっと出だしと中身の乖離が…なんなら一番手がすでに8ボスじゃないし -- 名無しさん (2024-08-06 05:18:57)
- 正直グラヴィティマンも弱い。下手したらストーンマンより弱い -- 名無しさん (2024-09-03 18:14:29)
- X5のダーク・ネクロバットも相当弱いと思うのですが… -- 名無しさん (2024-11-30 23:40:08)
- ↑ただただバサバサと行ったり来たりして、バットンボーン召喚するだけですし、そのバットンも弱々しいダメージしか受けないし。 -- 名無しさん (2024-11-30 23:43:25)
- ネクロバットはそもそもからして「シグマの元から脱走したけど大した戦力にもならなそうだから放置されてた」って設定持ちなんすよね… -- 名無しさん (2024-12-01 00:12:01)
- ドリームウィルスはプレイヤーが強すぎるにも該当するかも(この戦いではバスターの威力アップ、スーパーアーマーがついてる) -- 名無しさん (2024-12-05 12:12:09)
- ラッシュジェット使わなきゃ強敵って時点で定義から外れると思ったのでとりあえず類似例に置いたけど、正直ワイリーマシン3号ってそこまで弱いイメージあるかな…弱点突いたらノーダメ楽々、ってボスは他にも山ほどいると思うし -- 名無しさん (2024-12-08 00:52:00)
- トードマンはGBだけじゃなくFCでもずっと「チャージショット撃つ→ジャンプの下をくぐってまたチャージショット撃つ」のループで倒してたわ -- 名無しさん (2024-12-08 01:42:53)
最終更新:2025年04月22日 09:32