モモンガ(ONE PIECE)

登録日:2023/03/31 Fri 11:08:16
更新日:2023/05/04 Thu 23:37:12
所要時間:約 4 分で読めます





“1”と…“0”は違う





漫画ONE PIECE』の登場人物。

○目次

【プロフィール】

本名:モモンガ
肩書き:海軍本部中将
年齢:46歳→48歳
身長:251cm
覇気武装色見聞色
出身:偉大なる航路
誕生日:6月6日
血液型:F型
好物:サモサ
CV:太田真一郎


【概要】

海軍本部に所属する海兵で、階級は中将。
白と薄紫の縦縞スーツに長いシェブロンひげ、モヒカンと丁髷とローポニーテールが一体化したような髪型という非常に印象のある恰好をしている。 若かりきし頃は髪の長めなモヒカンだった。
マリンコードは「00660」。

アマゾンリリー・インペルダウン編で人となりがある程度描かれており「実直で実力のある中将」「非能力者」ということで、映画やアニメオリジナルエピソードでの登場も多い。


【人物】

ハンコックの能力に自らの手を傷付け、邪心を打ち消し平常心を保って対抗するなど、見た目通り真面目な性格。

それ故に周囲の濃いキャラクターたちに振り回されるシーンも目立ち、ハンコックに惚れた部下達が積荷を運び出そうとしている際には、「なぜ積み荷を運び出すが貴様ら!!目を覚ませ!!」とツッコんだり、インペルダウンではツッコミに終始した。

任務中生き残りが自分一人になっても海王類の肉を食べて一人で待ちながら過ごしたこともあるなど、たたき上げらしい確かな胆力の持ち主。


【戦闘能力】

非能力者。覇気を体得しており、大太刀を武器に海王類を腹の中から切り裂く高度な剣術を持つ。
六式も体得している。

映画『ONE PIECE FILM RED』では一部の中将クラスでも耐えきれない者を出した四皇シャンクス覇王色の覇気を受けても、膝を付いたものの辛うじて意識を保つ事ができた。

ボア・ハンコックの魅了による石化に対しても、能力をあらかじめ知っていたこともあるがそのままでは石化されるところを自分の手をナイフで刺して痛みで邪心を消して辛うじて回避する機転をみせた。
のちにヤマカジ中将や黒ひげ海賊団最高幹部達は戦闘中ふいにまともに受けてあっさり石化されたことや、四皇“黒ひげ”はヤミヤミの実で間一髪ハンコックの能力を封じながら「ハンコックの能力を男が避けることは不可能」と評したことを鑑みるに、ハンコックの能力があまりにも凶悪なこととそれに対するモモンガの機転はかなりのものであったと言える。


【来歴】

時系列は新世界編を現在とする。

◇偉大なる航路編

過去


うおっ!センゴク大将にガープ中将が揃って出るのか!!

そりゃあロジャーだ…!ガープさんは放っとかねェ…!

0巻では27年前、エッド・ウォーで金獅子のシキゴールド・ロジャーの二人が接触。
その情報を聞いたモンキー・D・ガープセンゴクが二人を抑えるため海軍本部から出陣ということになり、海軍の両雄二人が出撃することを知ってテンションをあげていた。

エニエス・ロビー編

スパンダムが(間違って)ゴールデン電伝虫で発令したバスターコールを指揮する5人の中将の1人としてエニエス・ロビーを訪れ、エニエスロビーを砲撃。
死闘を終えて満身創痍で集まった麦わらの一味を追い詰めたが、ニコ・ロビンの生捕り命令ゆえに砲撃が直接できなかったことや正義の門によって艦隊の動きを阻まれたことで最終的には取り逃がしてしまった。

アマゾン・リリー、インペルダウン編

ポートガス・D・エースの公開処刑に伴って必ず勃発する白ひげ海賊団との全面戦争に備えるため、王下七武海のボア・ハンコックを迎えにアマゾン・リリー近海に現れた。
この際、戦艦を呑み込もうとする海王類を1人で斬り捨てる実力を見せたが、肝心のハンコックには最初は招集を聞き入れてもらえず、ハンコックの能力で部下達が全員石にされてしまう。しかし自身は手にナイフを刺した痛みで邪心を消し、平常心を保ち石化を免れた。

その後、ハンコックがとある事情によりようやく招集に応じたことで彼女が提示した条件を呑む代わりに軍艦に乗せる。
アニメ版417話では、ハンコック(の服に隠れたルフィ)のクシャミや腹の音を聞いて、ハンコックの変心を改めて怪しむがハンコックがあえて自らボディチェックをしてよいと言われたことでその覚悟を認めて引き下がった。


ハンコックをインペルダウンに一度立ち寄らせた上でマリンフォードに帰還した。
インペルダウンではマイペースすぎるマゼランハンニャバル達に若干苛立ってツッコミ役に。
アニメ版423話では、ルフィに口パクで「あ・り・が・と・う(あ・い・し・て・る)」と言われて倒れかかったハンコックの色っぽい赤面を見て、モモンガもほんのり頬を赤くしていた。

マリンフォード頂上戦争編

白ひげ海賊団との頂上戦争では、他の中将達と共に最前線に立ち、白ひげ傘下のゾディア達から「中将殿がこんなに揃う所はまず見れねェ」「バスターコールも真っ青」と評される。
包囲壁作戦での殲滅作戦が失敗した後は、オリス広場にて同じ中将のダルメシアンと共に六式と剣術を駆使して一度はルフィの処刑台接近を防ぎ、黄猿はルフィを吹き飛ばした。

アニメ版479話ではその後、イワンコフのテンションホルモンで復活し覇王色の才覚を見せたルフィを再度狙おうとするも白ひげの「麦わらのルフィを全力で援護しろ」と指示を受けた白ひげ傘下“遊騎士”ドーマに足止めを食らってしまう。

ドーマ「お初にお目にかかる!モモンガ中将!!」

◇新世界編

偉大なる航路のマリンフォードのG-1支部に勤務しており、麦わらの一味復活の報を受け指示を出した。 *1

ONE PIECE FILM Z

アニメではG-1支部に勤務しておらず、連動企画「Zの野望編」において、巨人族の海賊パンズフライの護送を行う艦隊の指揮艦として登場している。護送の途中で囚人を助け出そうとする麦わらの一味、更に囚人を殺そうと企むNEO海軍と戦闘になる。ゾロに足止めされて苦い顔をしていた。
追い討ちでNEO海軍のシューゾ部隊による大打撃を受けてしまうが、シューゾの船にビブルカードを貼り付けて追跡し、ルフィに敗北して縄で縛られたシューゾ達を発見して逮捕した。
シューゾとは同期ないし旧知の仲だった様子。

映画本編ではかつての恩師ゼファー率いるNEO海軍への対策会議に出席しており、ゼファーとの最終決戦にも参戦している。

ONE PIECE STAMPEDE

海賊万博のためにデルタ島に集結した海賊たちを叩くために出陣した海軍艦隊の第一陣の1人として登場。
ブエナ・フェスタにも名を挙げられていた。

ダグラス・バレットとフェスタの思惑には当然気づけず、事態に気付いたスモーカーに兵と軍艦を下げるよう言われたが時すでに遅く軍艦の大部分をバレットの能力によって奪われてしまう。
究極バレットの登場には彼も唖然とするほかなく、黄猿と藤虎のもとでバスターコールによる殲滅作戦が発令されたため撤退していった。

ONE PIECE FILM RED

「まさか死んでいるのか?」
藤虎黄猿と共にウタの拿捕にあたるが、藤虎同様彼もまた市民への必要以上の攻撃は自重していた。
終盤では軍全体の指揮など、裏方に従事する。

また、ウタを捕らえようとする海軍にシャンクスが怒りを持って覇王色の覇気を放った際には、一部の中将クラスが気絶する中、辛うじて膝を付く程度で意識を保っていた。




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最終更新:2023年05月04日 23:37

*1 アニメではこの人物は別人として描かれている