登録日:2024/11/18 Mon 22:57:16
更新日:2025/04/21 Mon 22:23:25
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【概要】
ブルーアーカイブの舞台となる
超巨大学園都市。
高層ビル群が立ち並ぶ市街地や民家が集まった住宅地はもちろんのこと、広大な砂漠や海洋、海も凍り付くほどの極寒地域まで様々な環境が見られ、縦断には数カ月ほどかかる様子。
いわく「
数千の学園が集まってできている」らしく、作中の情報から考察するに、その規模は
アメリカ合衆国に匹敵する大きさとみられている。
キヴォトス三大自治区、三大校と称されるマンモス校ともなれば
学園の門を基準にいくつもの駅が作られそれらを利用して電車で同学園内を移動する。そんなスケールで形成されている。
数千にも及ぶ多数の学園が「自治区」を有しており、その自治区内で独自のルールを定めて自治を行っているが、その運営主体は「生徒」と呼ばれる15歳~18歳の女子学生たち。
キヴォトスには生徒のほか、犬や猫など動物をモチーフとした住民やロボットの住民が暮らしており、自治区のルールに従って生活している。
そして何より「人間」の男性がいない(少なくともキヴォトスの住人には)。というより先生以外の「人間の」大人の描写が無い。
キヴォトスの歴史についてはここまでほとんど触れてこられず、せいぜい数百年規模の歴史を持つ学園がある、程度の情報しか明かされていない。
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キヴォトスの起源 ※「真実」はまだ不明だが重大なネタバレにつき折り畳み |
詳細については未だ曖昧ではあるが、まず前提として、
キヴォトスという「世界」は、我々が生きているような普通の世界ではなく、どこか仮想的・概念的な世界であると思わせる描写が多数ある。
現実的に考えて辻褄が合わないようなことが色々あるのも、そのことに起因するのだろう。
キヴォトスが学園都市となる前には、「名もなき神」と「忘れられた神々」なる存在がキヴォトスの主導権を巡って争っていた様子。
争いの結果「忘れられた神々」が勝利し、「名もなき神」及びそれを崇拝していた「無名の司祭」をキヴォトスから追放した。
しかしキヴォトス各地には「名もなき神」のオーバーテクノロジーがいくつも残されているほか、無名の司祭も復讐として全ての世界から「忘れられた神々」を滅ぼそうとしており、「色彩」なる存在を通じキヴォトスを脅かそうとしている。
キヴォトスの生徒にはそれぞれ固有の 「神秘」と呼ばれるものを有しているが、無名の司祭の発言から察するに、その「神秘」の裏側である「恐怖」こそが「忘れられた神々」とみられている。
端的に言えば、 生徒=「忘れられた神々」という話。
(この情報がユーザーに明かされる前のエデン条約編4章「忘れられた神々のためのキリエ」でも、「キリエをとある生徒たちのために歌う」という場面があることからも、同様のニュアンスが見て取れる)
実際、 シロコ*テラーが色彩と接触して反転し「アヌビス」として目覚めたり、ホシノが反転し「ホルス」として顕現するなど、生徒たちは何かしらの神としての真名や権能を保有しており、現在はそれを忘却している状態と思われる。
またベアトリーチェも、「この世界は正体不明で──理解などが一切及ばない、神秘と恐怖が入り混じった崇高の転炉」と言っており、キヴォトスそのものを研究しているゲマトリアでさえほとんど理解できていない様子。
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その最大の特徴は、
銃火器を当たり前のように持ち歩いている点であろう。
銃火器の所持に関しては
「銃を持っていない生徒より、裸で歩いている生徒の方が統計的にも実際にも多いくらい」という驚異の銃社会。自販機やコンビニでは銃弾がおにぎりやペットボトル飲料と同じ感覚で販売されている。
マガジンを抜いていたりセーフティーをかけて不意の誤射や暴発に備える……
なんてことはなく、いつでも実弾を発砲可能な状態で持ち歩いており、拳より先に銃弾が飛び交う。
しかし生徒を始めとしたキヴォトスの人類は驚異的な耐久力を有しており、銃弾が直撃したり爆発に巻き込まれたところで「痛い」程度で済んでしまうため、引き金が恐ろしく軽いのである。
生半可には死なないが故に殺人に対する忌避感や罪の重さは相当重く見られており、殺人の意思を伴って銃が向けられることは
ほとんど無い。
「学園」ではあるが「教師」は存在しておらず、授業は「BD」と呼ばれる映像媒体で行われる。
より正確に言うと、「今時はBDで学習するから教師なんて概念は珍しくなった」とされており、概念としては存在しているが廃れたものという扱い。
BDは必要に応じて新規に作られる事もあるようで、教育者らしく先生が作成に協力している描写も存在するが、どうも通常業務の範囲外である模様。
【キヴォトスの行政・法体系】
ブルーアーカイブにおける学園とはいわば
1つの国家に相当する規模の組織。
生徒会やそれに相当する組織が学園や自治区を束ねて政治を行い、その下部組織として治安維持にあたる武力組織も整備されているなど非常に高度な自治権を有しており、武力組織はさながら軍隊のように統率されている。
必要とあればそれらの武力組織を動員し、
他自治区への宣戦布告権も行使できる。
これらの機能は
「部活動」として扱われており、学内にある部活動や委員会の活動がそのまま自治に直結しているのである。
とはいえ全ての部活動が学園運営に直結しているわけではなく、
同好の士の集まりや
知的探求の集まりもある。
また全ての学園が一枚岩でできているというわけでもなく、歴史的な経緯から学内に派閥が存在したり、多数の部活動の連合体としてゆるやかに統治しているといった学園も存在するため、統治形態は学園によって様々。
過疎化や政治的・武力的衝突の結果による廃校や統廃合なども発生している。
無くなった学校の自治区に関する扱いは、統合の場合は統合先に組み込まれるようだが、単に「廃校」の場合は不明。
廃校舎が不良などの溜まり場や隠れ家になっている事はある模様。
任務のArea14では「アネモネ学院跡地」「リナリア学園(閉鎖済)」「公立ルピナス学院跡地」などの廃校に赴くことになる。
往来に関してはパスポートのようなものは必要なく自由なようだが、他学園の自治区に入ればそのルールに従わねばならず、
温泉開発や
飲食店の爆破などの過激な活動を無許可でやろうものなら
自治権の侵害に該当し、その生徒が所属する学園との政治的紛争の火種にもなる。
また
「退学」「追放」など学園からの放逐はいわば無国籍者のような存在へとなることを意味し、所属するコミュニティを失った流浪の民となってしまう。
そうなってしまうとチンピラやスケバン、ヘルメット団のように、放逐された者、あるいは自ら出て行った者どうしで徒党を組んで悪事に及んだり、ブラックマーケットのようなグレーゾーンに身を置いて食い扶持を稼ぐような生活となる。
ここまでは「各自治区の統治」だが、キヴォトス全体の行政を司る中央政府のような組織も存在し、それが
「連邦生徒会」と呼ばれる組織である。
キヴォトス全学園を束ねる組織であり、構成員は各学園から輩出される。
また学園に所属する生徒の数に応じて議席が配分される「連邦議会」の存在もあるようだが、詳しい描写がほとんどない。
ただし連邦生徒会はあくまでキヴォトス全体の統治を担当しているため、各学園の内政に対する発言や干渉の権利は
「原則」有していない。
キヴォトスにおける法は上述の通り基本的には各自治区に委ねられている。
ただし共通している部分も多く、
- 銃火器の所持に関しての法が現状見られず、「砲」や「戦車」すら個人での所持が可能
- ただしブラックマーケットなどの非合法な手段で入手したものに関してはNG。またキヴォトス全域で製造や所持が禁止されたものもある
- アルコールなど酒類は生徒に流通しないよう流通が厳格に統制されている
先生と生徒の恋愛は禁止されていない(キリノ談)
またヴァルキューレ警察学校においては、取り調べの際に被疑者に対して宣言される「ミランダ警告」が教えられている。
【キヴォトスの公共機関】
交通
公共交通はバスや鉄道などの交通機関が各地に張り巡らされており、砂嵐や雪の影響で遅れが出たりといったように各自治区の特性を反映した交通事情がある様子。
それらの運転は生徒が担っているかどうかは不明で、生徒が担っているのか、生徒ではない市民が担っているのか、そして免許制度があるのかどうかも現状では明らかになっていない。
ただし鉄道に関しては、キヴォトス各地に路線を持ち、鉄道運営を専門とする「ハイランダー鉄道学園」の路線も敷かれている。
自家用車すなわち四輪車や二輪車も存在しており、こちらは普通に生徒達が運転する描写が存在する。
生徒が運転する四輪車は右ハンドルで、明確に左ハンドルの車両は今のところ描かれていない。
交通標識もほぼ日本のものと同じだが人物が描かれている標識にはヘイローが描かれているなど若干異なる。
ただし免許制度はこちらも不明。もっと言えばシートベルトをしなかったり、ハコ乗りなど荒い運転の描写が普通にあるあたりに無免許で乗り回している節が見られるほか、
二輪もノーヘル乗車が普通に行われているなどかなりキヴォトスらしい面が見られる。
もっとも、交通事故でも大けがすらしないのがキヴォトス人のスタンダードなので防具が不要なのかもしれないが。
飛行船も主流のようで、乗客を乗せているかは不明だがよく上空を飛んでおり、機体上部にはヘイローのような輪っかが浮かんでいるほか、機体側面に広告やニュースを流したり、音声アナウンスも行っている。
医療
各学園には医療担当の部活動が存在しており、トリニティ総合学園の「
救護騎士団」、ゲヘナ学園の「救急医学部」が代表的。
救急車を保有しているなど本格的で、現実の保健委員会のような傷の手当だけで済ませるものではなく、必要とあらばオペも行う
ガチの医療行為を担当している。
もちろん学園とは関わりのない病院もある。
報道機関
各学園の記者に相当する生徒もいるようだが、キヴォトスで代表的なのは「クロノススクール」。
キヴォトスのジャーナリズムを担当しており、番組の放送やラジオ放送も行っている。ただし内容はマスゴミ一歩手前
クロノスが関わっていない放送局もあり、ニュース番組やアニメの放送も行っている。
【キヴォトスの経済・技術】
経済・産業
キヴォトスの共通通貨はなんと日本円。グローバル版でも「yen」表記で、物価も現代日本に近いもの。
部活動の一環として製品の製造・販売を行ったり、店舗でのアルバイトで収入を得る生徒も多いなど、そこは等身大の学生といった感じ。
争乱が日常風景であるためか傭兵バイトや護衛任務のほか、指名手配犯の捕獲で収入を得るケースもある。
キヴォトス全域に及ぶ事業を展開しているが学園の統治下に入っていない企業や集団も数多くあり、自治区や連邦生徒会ですら手のつけられない、あるいは認知されていないブラックマーケットが各地に存在する。
ブラックマーケットも物によっては巨大な街1つの規模を有しているほか、闇銀行やマーケット内の治安維持機関であるマーケットガードも抱えていたりもする。
ブラックマーケットに詳しい自称「平凡」な生徒曰く、
「横領、強盗、誘拐などなど、様々な犯罪によって獲得した財貨が、違法な武器や兵器に変えられてまた他の犯罪に使われる」とのことで、犯罪の温床となっている危険な領域。
産業においては、キヴォトスで広く普及しているメッセージアプリ「モモトーク」を運営する「モモグループ」が代表的。
モモグループのマスコットキャラクターが、キヴォトスでコアなファンを数多く抱えるカバ 「ペロロ様」や「ウェーブキャット」などの「モモフレンズ」である。
また生徒が装備する帽子や腕時計といった装備品もキヴォトスのメーカーが作っている設定であり、スポーツ用品メーカーの「サーバル」、トリニティ御用達の「ベロニカ」、ミリタリー用品メーカーの「カゼヤマ」など様々。
また「マスタードーナッツ」「うんめえ棒」「バーゲンダッツ」など、どこか聞き覚えのあるような店舗や商品も流通している。
技術
一般的な生活を送る上では現代とさほど大きな違いはない。
ただし科学技術に特化した学園「ミレニアムサイエンススクール」による発明や技術革新がキヴォトス各地に普及しており、ホログラムや光学迷彩が一般化しているほか、ミレニアム周辺では「VRゲームですら古い」とまで言われるほどの技術水準に達している。
【キヴォトスの地理】
自治区にあるのは学園や市街地だけではなく、その地に根差した独自の文化や風習のほか、未知の領域も含まれている。
ちなみに自治区にはそれぞれモチーフになった国がある模様。
なおキヴォトス域内全ての地理に共通する事として、巨大な光の輪が上空に存在している。
グローバル版Twitter(現:X)での解説によれば「街のどこからでも見える」「それがどこから来たのか、どうやってそこにたどり着いたのか、誰も知らない」らしい。
また、「昼間はかすかな光を放つが、夜になると星のように輝く」との事で、物理的にも発光している模様。
興味深い事に、同解説ではこの「光の輪(Ring of Light)」を生徒が頭上に戴くそれと同じ「ヘイロー(halo)」とも呼称している。
D.U.
正式名称は”District of Utnapishtim”、直訳すると「ウトナピシュティム行政区」。
キヴォトスの首都と言っても差し支えない地区で、連邦生徒会の本部やシャーレのオフィスが置かれているのもこの地区。警察業務を担う「ヴァルキューレ警察学校」があり、治安維持はヴァルキューレが担当している。
地区内に複数の空港や飛行場が整備されていたり、地下鉄が網の目のように整備されているキヴォトスの中心地。
オフィス街や洗練された建築の地区、食堂街に電気街と地区ごとに明確に役割分担がなされており整然としている。
名前の元ネタはアメリカの首都D.C.の正式名称”District of Columbia”(コロンビア特別区)か。
連邦生徒会の本部であり、キヴォトス全域の行政権を司る
超重要地区。
建物の上には逆さにしたオベリスクのような構造物が浮かんでいるが、その起源は不明。
先生が赴任した際に最終責任者であった連邦生徒会長が不在になってしまい、制御権が文字通り宙に浮かんでいたが、
シッテムの箱の認証によって制御権を取り戻し、その後連邦生徒会へと権限が委譲された。
先生のオフィスのある建物。サンクトゥムタワーから30kmほど離れたD.U.郊外にある。
居住区やコンビニ、体育館に大浴場も備えているらしく、加えて屋上は雲より高い位置にある超高層ビル。
シャーレの性質上、キヴォトスの様々な学園の様々な生徒が出入りしている。
D.U.の一角「子ウサギタウン」にある公園。
SRT特殊学園の閉鎖に反発した
RABBIT小隊が公園を占拠し、野宿生活を送っていた。
当初は不法占拠ということもあって管轄するヴァルキューレとは対立していたが、紆余曲折を経て連邦生徒会から滞在を公認された。
前述した通り、学生でありつつ警察の実務も行う体制の学校。
「警察学校」の意味するところは現実における養成機関のそれではなく、「警察であり学校でもある」という事。
そのため実地における警察業務と並行して授業も受講している模様。科目は選択制なのか、全く受講者のいない授業もあるようだが。
これも前述の通り、各学区ではそれぞれの学校が治安維持まで含めて管理運営しているため、ヴァルキューレが介入することは侵害行為にもなりかねず、基本的にそれ以外の地区で活動している。
他校からすれば「今はメンツを気にせずヴァルキューレに解決を任せたほうがいい」と語られるような、最終的に頼るポジションな模様。
所属する生徒の多くは、当然ながら志もモチベーションも高い子ばかり……なのだが、主に予算の都合で悪辣な治安に対処しきれていない節がある。
活動するのは自分たちの自治区ではないので他校ほど勝手もできず、警察として厳しい制約に縛られるなど色々と世知辛い。
が、それでもめげずに市民の生活と安寧を守り続ける。それがヴァルキューレ警察学校なのだ。
モチーフ国と言うより地域は学校名から推測するに北欧。
「ヴァルキューレ(バルキリー、ヴァルキュリア)」は北欧神話に登場する戦乙女と呼ばれる天使、或いは死神を指す。
D.U.にあるかは不明だが、管轄はヴァルキューレ警察学校およびその上位機関である連邦生徒会・防衛室。
犯罪を犯した生徒を収容し刑務作業に就かせる刑務所のような施設であり、収監者は番号で管理されている。
なお、警察組織と同様に刑務所・留置所に相当する機関自体は各自治区に別個に存在しており、自治区内で捕らえられた生徒らも普通はそちらに送られる。
そのため、劇中では基本的にD.U.の管轄区内での逮捕者や、七囚人のような特別な凶悪犯が収監される場所として描かれている。
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収監者 ※ネタバレにつき折り畳み |
キヴォトスで悪名を轟かせる、7人の凶悪犯の総称。
連邦生徒会長の失踪に伴う混乱に乗じて全員が脱獄し、今に至るまで捕縛されていない。
ただし「五塵の獼猴」申谷カイに関しては再収監されているとの見方もある。
SRT特殊学園の3年生、七度ユキノ、ニコ、クルミ、オトギの4名から構成される小隊。
かつては「災厄の狐」ワカモを捕縛するなど華々しい実績を挙げたが、SRT特殊学園閉鎖に反発し、連邦生徒会を襲撃し失踪。
その後SRT特殊学園復活をエサに防衛室長カヤの手駒に成り下がり、汚れ仕事に従事させられてきたが、先生指揮のRABBIT小隊との死闘の末制圧され投降。
テロ未遂の実行犯として全員収監されたが、RABBIT小隊や先生との問答を経て自身らの過ちに気付き、更生の道を歩んでいる様子。
防衛室長→連邦生徒会長代行。
「超人」を自称し、最終編第1章からカルバノグの兎編第2章にかけて多数派工作やカイザーコーポレーションと結託しクーデターを敢行、リンを失脚させる。
しかし、「自称」超人でしかないカヤにキヴォトスを御しきれる実力も人望も胸も到底無かったため恐怖政治を敷いたが、先生とRABBIT小隊によってこれまでの悪事の証拠を掴まれ、FOX小隊が隠し持っていた音声ファイルが決め手となりSRTの権限で逮捕・弾劾され失脚した。
自分の非を認める、もとい理解することなくフェードアウトしていったが、果たして……。
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アビドス自治区
キヴォトスで最も長い歴史を持ち、かつては数千人の生徒を擁した最大最強の学園「アビドス高等学校」の自治区。
生徒会長が70人も存在した混乱期を経て、黄金期には圧倒的な軍事力と膨大な資金で他自治区の畏怖と羨望を集めていた。
しかし郊外のアビドス砂漠で発生した巨大な砂嵐が断続的に押し寄せたことで自治区が砂漠に呑まれていき、学園でもその対策に多額の資金を投入するもその甲斐なくどんどん砂漠化。
在籍していた生徒や住民もアビドスを見限って他の自治区へと出て行ってしまい、自治区全体が衰退してしまっている上で、かつての生徒会が砂漠化対策に投じた際の莫大な借金がアビドスの衰退に追い打ちをかけている。
描写を見るに、だだっ広い砂漠の一部に市街地や学園がひしめいているといった感じ。公共交通も中心部を除いて機能しておらず、道路などのインフラも整備されないまま砂だらけになっている。
元ネタの地域はエジプト。所属生徒は現状では全てヘリオポリスの神が由来。
「アビドス」はエジプトに実在する地名であり、神話においてはオシリス神復活の聖地とされている。
学校を仕切っているのは全校生徒5名から構成される「対策委員会」。
書類上は正式な生徒会組織である「アビドス生徒会」があるが、現在は対策委員会と合流している。
自治区郊外にある超巨大な砂漠地帯。
かつては巨大なオアシスで「アビドス砂祭り」が開催され、他の自治区からも観光客が訪れる一大観光スポットだったが、今では当時の面影はなく乾ききったオアシスの跡が残されているのみ。
砂漠を見渡せば、かつて栄華を誇った頃の高層ビルの残骸がいくつも埋もれて朽ちている。
定期的に砂嵐が発生するため方向感覚を失いやすく、コンパスを持たずに足を踏み入れるのは非常に危険。
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砂漠にあるもの ※ネタバレ多数につき折り畳み |
かつて栄華を極めたアビドス高校の本校舎。 ホシノが入学した頃はまだ残っていたとのことだが、今は砂に埋もれてしまっている。
現在では巨大企業「カイザーPMC」の軍事基地が建設されているほか、地下には ゲマトリアの一人・黒服が建設した実験施設がある。
全長135m×23m×13mの超巨大な構造体で、起動にはサンクトゥムタワーかシッテムの箱が必要。
黒服が「アトラ・ハシースの箱舟」と睨んでカイザーPMCを通じて発掘させていたが、本来のターゲットたるホシノの確保に注力していたこと、そして発掘に成功するも箱舟ではなかったためさほど重要視していなかった。
黒服は「宇宙戦艦」と見ていたようだが、実際には武装と呼べるものは一切搭載されておらず、飛行可能な高度は10万mと宇宙に到達するにはほど遠い。
機体全体の75%以上が演算装置という、いわば「空飛ぶ超巨大量子コンピューター」。
かつてのキヴォトスにいた「名もなき神」に対抗する勢力が作り上げたトンデモオーパーツである。
多次元バリアを展開し物理的接触を無効化している「アトラ・ハシースの箱舟」に乗り込むべく、演算機能を使って箱舟と同じ状態になって乗り込もうとしたものの、箱舟が対策を講じ無効化してきたため、同乗していた アリスの「光の剣:アトラ・ハシースのスーパーノヴァ」の一撃でバリアを粉砕。
その後箱舟に突っ込むようにして停止したが、箱舟の自爆及び崩壊と同時に失われた。
かつてのアビドス生徒会が建設した博物館……のような場所で、展示品目当てにホシノがユメと共に訪れようとしたが、ついに見つけられなかった場所。
しかし本編開始の2年前、ゲヘナの生徒会長「雷帝」によって軍事基地のような要塞に改造され、「雷帝」の発明品たる非対称戦略兵器「列車砲シェマタ」が保管されていた。
建物を見ると、アビドスの土地にも関わらずゲヘナの校章が至る所に刻まれている。
対策委員会編3章の騒動の発端となったが、騒動終結後に対策委員会立ち合いの元で 万魔殿と 風紀委員会の両組織によって徹底的に爆破処理され、現存していない。
アビドスの土着企業「セイント・ネフティス」社がアビドス砂漠に敷いていた、長大な線路とその車両。
砂漠化が進行する中で事業を強行したため、ネフティスグループは多大な損害を被っただけでなくアビドス自治区の経済をも疲弊させてしまい、結果ネフティスはアビドスから撤退。
その後線路と車両だけが放置されていたが、最終編や対策委員会編3章で利用されることになる。
上述の「列車砲シェマタ」ありきで計画されたものではなく、鉄道を敷設していたところに雷帝が口添えをしたとみられており、砂漠横断鉄道の権利を確保することは、その路線上に保管されているシェマタの所有権も保有することに他ならない。
そのため「雷帝の遺産」に惹かれた私募ファンドや再興を期するネフティスグループ、そして軍事的優位を狙うカイザーコーポレーションと、その脅威からアビドス及びキヴォトスを守ろうとする対策委員会の間で争奪戦が繰り広げられた。
自らを「絶対的存在」と称する狂気のAI・ デカグラマトン。
その3番目の預言者「ビナー」がアビドス砂漠やその周辺の市街地を本拠地にしているようで、時折目撃されている。
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ゲヘナ自治区
キヴォトス屈指のマンモス校「ゲヘナ学園」の自治区。
「自由と混沌、そしてトラブル」が学園を象徴するフレーズとなっており、所属する生徒はキヴォトス基準でもかなりヤンチャ。
アウトローに憧れる子が欠席届を不法に販売しても
もとより提出するような生徒がいないのでさっぱり売れないとか、そんなノリ。
そもそも所属する生徒が秩序立った統治に一切興味が無く、いちおう生徒会組織である「
万魔殿」の生徒会長を選ぶ選挙の投票率は
3.8%と、もはや認知されていないレベル。
争いに興味のない、一般生徒の象徴のような子でも突然背後で爆発が起こったとしてなんのリアクションもしないぐらいドンパチが日常である。ただし気ままに暮らしたいだけで巻き込まれたくない生徒も当然ながら多数存在し、勉学に精を出す
変わり者真面目な生徒もいる。
元ネタの地域はドイツ。所属生徒はソロモン72柱やキリスト教の悪魔由来がメイン。
「ゲヘナ」は聖書に登場する地名で、死体などを捨てるゴミ捨て場代わりとされていた谷。
地獄につながる場所とも言われ、時代の流れで「あの世や地獄そのもの」を指す単語へと変わっていった。
校舎は石造りの重厚な建築だが、市街地に出れば下町やスラム街のような、まさしく「混沌」を象徴するような地区。
火山性の地形故か各地に温泉が作られているほか、ゲヘナ産のカカオから作られるチョコレートは高級品として評価を集めている。
各学園の位置関係についてはほとんど明かされていないが、作中の描写からゲヘナとアビドスは隣接している、あるいは非常に近い場所に位置しているという考察もある。
ゲヘナ自治区の活火山「ヒノム火山」にあるという未開の場所だが、名前が言及されたのみで詳細は未だ不明という謎の地域。
ゲヘナ自治区が温泉の出やすい土地柄なのはこのヒノム火山の影響。非常に過酷な環境故に風紀委員会の夏季訓練が行われたこともある。
トリニティ自治区
キヴォトス屈指のマンモス校「トリニティ総合学園」の自治区。
校舎や建物は美麗なゴシック建築で建てられており、街並みも石畳が敷かれたヨーロッパ風の美しい建築が目を引く。
今の自治区に多数あった派閥を統合し1つの学園として再編された経緯があるため、その名残か1つの派閥がそのまま部活動として現存しているほか、
生徒会組織である「ティーパーティー」はパテル・フィリウス・サンクトゥスの主要3派閥から代表を1名ずつ選出し、その3人で最高責任者をローテーションする独自のシステムで統治されている。
多数の派閥を束ねているという都合上、同じ学園所属でありながら派閥間で権力争いが起きたり腹の探り合いがあったりと非常に落ち着かない環境であり、隙あらば政敵を蹴落とそうとするドロドロとした一面もある。
ゲヘナ学園およびゲヘナ生に強い悪感情を抱いていることで知られる。実際は個人個人で温度差はあるものの基本は噂にたがわないゲヘナ嫌いの生徒が多数派。
中には嫌いを超えて「理由は無いがとにかくゲヘナの存在自体が憎い」レベルの憎悪にまで極まってしまった生徒もおり、
「ゲヘナが関わっているから」という理由だけで重症患者を運ぶ緊急車両を止める暴挙に走る者もいる。
その為、
各組織のリーダーや長たる人物は全員が「強い正義感」によってそういった振る舞いを咎めるが、その各勢力リーダーもまた「掲げる正義の方向性の違い」と「微妙なすれ違い」から衝突してしまう事がある。
……ドンパチ自体はどこも似たようなものだがな!
元ネタの地域はイギリスと一部イスラエルが入っている模様。所属生徒は聖書の天使モチーフが多い。
「トリニティ」もキリスト教関連で使われることが多い言葉で、「三位一体(イエスは神であり人であり霊である)」を指すこともある。
パテル、フィリウス、サンクトゥスの三大派閥もトリニティの構成要素が由来。
かつてトリニティが1つの学園となるべく開かれた「第1回公会議」の会場となった建物。
長らく放置されていたが、ゲヘナ学園との相互不可侵条約「エデン条約」の調印式の会場に選ばれたことに伴い、地上の建物だけ修復された。
地下には巨大なカタコンベが存在するのだが、その全貌は不明で、古聖堂が建てられた頃から存在していた模様。
それどころか一定時間毎に内部構造が変化するという奇妙な特性を持っているためほとんど手つかずの領域であり、迂闊に踏み入れようものなら延々と彷徨い続けることになる。
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カタコンベ内部 ※ネタバレ多数につき折り畳み |
かつてトリニティを構成していた派閥「アリウス分校」の自治区。
公会議の際、アリウスだけ統合反対の立場を取ったため、統合したトリニティから苛烈な弾圧を受けてしまいキヴォトスの表舞台を追われ、カタコンベを通った先に自治区を構えることになった。
地下通路を通った先にあるが、空にはキヴォトスのどこからでも見える巨大な輪が浮かんでいるため、陸続きの場所ではある様子。
出入りするためには特定のルートを通るしかなく、さらに定期的に構造が変化するため、出入りの際には経路が書かれたメモを頼りにしなければならない。
環境は非常に劣悪で、建築様式こそトリニティ自治区と非常に似通っているが窓ガラスは割れ、石畳もガタガタになっているなど、さながらゴーストタウンのような雰囲気。
加えて本編開始の10年ほど前に内戦が勃発したことでストリートチルドレンも多数生まれてしまいもっと環境が悪化、さらにはその混乱に乗じたゲマトリアの一人・ベアトリーチェによって自治権を奪われてしまい、その尖兵として洗脳に近い「教育」を施される。
Vol.3「エデン条約編」ではアリウスの特殊部隊「 アリウススクワッド」が中心となってエデン条約の強奪及びトリニティ・ゲヘナ両自治区を征服するべくテロを仕掛けるが、先生や学園を超えた生徒の結束によって計画を阻止。
その後諸事情から先生はスクワッドに手を貸し、自治区を支配していたベアトリーチェを打ち破ったところで、トリニティの軍勢がアリウス自治区に突入し制圧。
「アリウス分校」の枠組みが事実上崩壊した。
任務でもちょくちょくアリウス生が敵として出てくるほか、Area21では自治区に行くことになる。
ゲマトリアの1人「マエストロ」によって生み出された「聖徒の交わり」。人工天使とも呼ばれる。
4本の腕を持つシスターのような異形の怪物であり、トリニティの地下に埋まっていた「太古の教義」を基に作られているとのこと。
こちらも「聖徒の交わり」。作者は同じくマエストロ。
聖歌隊とオルガン奏者を従えた指揮者の怪物で、古聖堂にヒエロニムス共々現れる事があるらしい。
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トリニティ各地にある、古代の遺跡。
遺跡からは希少かつ重要な遺物や文献が発掘されることもあり、シスターフッドを中心に発掘調査が行われている。
発掘される文献は現実で言うところのラテン語に相当するとみられる「古代語」で書かれているが、シスターフッドの長である
サクラコのほか、博識な
ハナコや
ウイ、以前学んだことがあるという
アズサなど、学ぼうと思えば習得できる言語らしい。
ミレニアム自治区
キヴォトス屈指のマンモス校「ミレニアムサイエンススクール」の自治区。
自治区全域が近未来やSFめいた構造となっており、ホログラムの広告や超高層ビルが立ち並び、校内にはモノレールの路線が敷かれている。
ゲヘナ、トリニティと並んで「三大」と括られる学園の中ではもっとも新興勢力。ゆえに学園間でのしがらみ等も少なく、順風満帆……と言いたいが、その無駄に高い技術と探究心は他校に負けず劣らずトラブルと破壊の源となっている。
ミレニアムを統括する組織「セミナー」も、元は「七つの難題」と呼ばれる難題に対する研究機関として発足したもので、そこに様々な研究機関が合流して現在のミレニアムが成立した経緯がある。
こうした背景もあって、所属する生徒は己の知的探求心を満たすべく研究に没頭しているが故に運動が苦手なインドア派が多く、逆に希少なアクティブなアウトドア派であっても学者・探求者としての傾向を強く持つ。
ただ近未来チックなのは学園周辺や市街地のみであり、郊外に出るとあるがままの自然が広がっているためキャンプ場としても利用されている。
近未来科学が先行しているせいか元ネタの地域は他ほど明確ではなく、強いて言えばアメリカとイラク。生徒の元ネタはまちまち。
校名の由来は上述した7つの難題込みで「ミレニアム懸賞問題」。これらは未だ解が出ていない7問の数式で、一問解く毎に日本円にして1億円相当の懸賞金が与えられるらしい。
ミレニアム郊外にあるという、崩壊した巨大な都市の残骸。
内部はドローンやオートマタが数多く巡回している。
連邦生徒会から立入禁止エリアに指定されていたが、連邦生徒会長失踪以降は連邦生徒会の兵力が撤収したため、特段の警備はなされていない。
超天才清楚系病弱美少女ハッカー曰く、
「キヴォトスから消えて忘れ去られたものが集まる、時代の下水道みたいな場所なのかもしれない」とのこと。
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廃墟にあるもの ※ネタバレ多数につき折り畳み |
「名もなき神」のテクノロジーで作られた、 少女の形をしたアンドロイド。
ロボットの住民もいるが、AL-1Sは 生徒たちとそっくりな外見をしている。
内蔵されているプログラム「プロトコルATLAHASIS」を実行すると、周囲にあるリソースをかき集めて「アトラ・ハシースの箱舟」を生成、その意思次第でキヴォトスを滅ぼすこともできる超危険なシロモノ。
そんなアンドロイドが、 ゲーム開発部の廃部を回避するべく、最高のゲームの作り方が書かれているという「G.Bible」を探していたモモイ・ミドリと先生によって発見され、さらには自我を喪失した記憶喪失状態だったということもあって部室へと「お持ち帰り」されることになり、ミレニアムの一学生、そしてゲーム開発部の一員「 天童アリス」となるのである。
廃墟の一角にある水没地区、そこに残されていた研究施設に設置されていた自販機のAIこそデカグラマトンの正体。
デカグラマトンのいる区画は1番目の預言者「ケテル」によって守護されているため、近づくのは容易ではない。
特異現象捜査部及び先生に自らの正体を明かした後、付近にあったダムを爆破し研究施設ごと水の底に沈んだ。
デカグラマトン4番目の預言者。
廃墟の至る所に放置されていた軍需工場の管理システムAIがハッキングにより、預言者となったもの。
デカグラマトン麾下の兵力を無限に生み出す「軍需工場」としてキヴォトスを脅かしている。
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ミレニアムの生徒会長・
リオがミレニアムの予算を横領して築き上げた、来る終末に備えるための都市。
必要に応じて都市構造を変化させることができるほか、リオのボディーガードである
トキが使用するパワードスーツ「アビ・エシュフ」に都市全ての電力と演算リソースを割くことによって、未来予知めいた動きを可能にしている。
現在はとある事情で閉鎖されており、加えて都市機能はめちゃくちゃに破壊されているものと思われる。
デカグラマトン8番目の預言者。
かつてはミレニアムが誇る技術の粋を結集させた作業用ロボットだったが、ハッキングにより一瞬で預言者へと変貌。
ミレニアム自治区の市街地や地下に度々出没している様子。
ミレニアム自治区郊外に広がる、自然豊かな山岳地。電波の届かない僻地で、森にはクマなど野生生物が生息している。
「東丈山」は初日の出の名所として有名で、麓は隠れたキャンプスポットとなっている。
山中の洞窟にマキが暇つぶしで描いたグラフィティが「終末の預言の壁画」として騒ぎになったこともある。
百鬼夜行自治区
グルメや温泉、お祭りなど観光業で栄える「百鬼夜行連合学院」の自治区。
木造の長屋や瓦葺きの屋根など建築様式はかなり和風チックで、中心部には巨大な桜の木が植えられている。
かつては戦乱の自治区だったが、大預言者クズノハの調停により、独自のルールを持つ部活動や委員会のゆるやかな連合体として学園が成立した経緯がある。
事実上の生徒会に相当する「陰陽部」はあるものの、表立って自治区の運営や統治をしているわけではなく一歩引いたまとめ役といった感じで、対外PR活動や興行を専門としている。
ただし、件のクズノハが調停した戦乱の元凶とされる「花鳥風月部」を名乗る者たちが、自治区全域を破滅と殺戮で満たすべく暗躍している。
元ネタ地域はもちろん日本。生徒モチーフは妖狐、化け狸、鬼、猫又などの日本妖怪。
「百鬼夜行」は「様々な妖怪や怪物が徒党を組み、夜を闊歩する」という意味の熟語。類義語は「魑魅魍魎」や「跳梁跋扈」など。
そこから転じて悪人や犯罪組織の暗躍などを意味することもある。
自治区の最北端に位置するという巨大な雪原。
大預言者クズノハに関連しているとみられる遺跡「黄昏の寺院」があるが、現存していない様子。
山海経自治区
それなりの規模はあるが謎が多い「山海経高級中学校」の自治区。
というのも、生徒会組織である「玄龍門」を筆頭に保守的・排外的な傾向が非常に強いため、観光客はある程度受け入れるものの、学園間の関係はほとんど持ってこなかったのもあって、「伝統を重視している変わった学校」というのが外部からの専らの評判。
この関係で他の学園に比べて、シャーレに対しても懐疑的な生徒がやや多め。
革新的な商人たちの集まり「玄武商会」の営業活動によって、山海経のグルメがキヴォトスでも有数の知名度を得たが、玄龍門の方針とは相反しているため組織間の関係はかなり悪い。
また、自治区そのものに「一人の人間に責任を背負わせる」「それゆえに自分で責任を取ろうとはしない」という悪習も根付いており、宗主はかなりの重責を背負っている。
茶葉が特産品であり、トリニティを中心にキヴォトス各地に流通しているほか、強力な薬効を持つ植物も採れるようだが、こちらは希少なこともあって流通は玄龍門によって厳格に管理されている。
建築様式や文化は見てわかる通り中華圏のものをベースにしており、元ネタ地域はほぼ確実に中国。
生徒は神話や伝承よりも、中国で盛んな文化(カンフー、中華料理、裏社会のマフィア、京劇など)をモチーフとする者が主。
「山海経(Shān Hǎi Jīng、せんがいきょう)」は中国の地理書兼古文書。神話的な逸話やそれに関連する地について記録された貴重な文献である。
山海経どころかキヴォトス有数のグルメ街で、商会に所属する生徒の飲食店が軒を連ねる。
山海経の伝統的な料理だけでなく、自治区外の文化を取り入れた独創的な料理も提供しているが、一番自信があるのは山海経の料理というのはどこの店舗でも変わらない。
ただし食べきれないほどの料理が続々と出されるため、赴くなら覚悟が必要だったりする。
山海経の経済的な中心地と言っても過言ではなく、普段から観光客が多く訪れる。
年中行事など大規模な催し物が開催される際は玄龍門も商会への締め付けを緩めているようだが、玄武商会以外の場所への立ち入りは禁止している。
レッドウィンター自治区
自治区全域が雪に覆われた極寒の学園「レッドウィンター連邦学園」の自治区。
敷地面積自体は最大規模だが、それだけに校内や市街地を一歩出ればだだっ広い雪原と雪深い森林が広がっており、熊も出没する危険地帯。油断すれば吹雪に見舞われあっという間に遭難しかねない過酷な土地。
学園内には至る所に
チェリノの像が建てられており、トレードマークであるヒゲの装飾がついている。
学園らしく寮が併設されているが、老朽化しているためお湯が出ないという寒冷地にとって致命的な問題を抱えているほか、校内にある青空市場には事務局非認可の怪しいブツが流通していることも。
自地区内では年がら年中というか毎週のように「革命」が起きており、チェリノが没落したりトップに返り咲いたりを繰り返している。
おかげで本来はトップクラスの危機であるはずの統治の混乱やクーデターがもはや日常風景で、基盤がぐずぐずな状態がかえって安定している……という、非常に奇怪な情勢。
首がもげたまま動くことに慣れすぎたゾンビの様相
元ネタになった地域はソ連(ロシア)。
主導者が追い落とされたり復権する「革命」や、何かしら理由をつけて行われる「粛清」は、旧ソ連のスターリン政治をかなりマイルドにしたもの。
「レッドウィンター」という名前も、共産主義の御旗である「赤旗」に因んだものと思わしい。故にブルアカのアカ担当なんて言われたりもする
現在の校舎がある場所から離れたところにある使われていない校舎で、停学処分を受けた、あるいはチェリノの怒りに触れた生徒が放り込まれる場所。
老朽化が酷く、お湯が出ないのは当然として防寒対策もほとんどされていない上に、野生の熊までうろついているという危険地帯。
さらに旧校舎周辺は雪深い森林地帯であり、旧校舎までの道など当然整備されていない隔絶された地域でもある。
温泉開発部によって開発された、旧校舎近くに建てられた温泉郷。
雪を眺めながら温泉に浸かれる露天風呂や、シグレが提供する「ドリンク」で人気を博し、トリニティやゲヘナなど各地から観光客が訪れるほどの一大観光地となる。
しかしチェリノの許可を得ずに温泉郷を建設したことで機嫌を損ねてしまい、さらには温泉開発部の要求をノドカが断ったため、温泉開発部は温泉郷そのものを爆破。
建物は全損し、温泉の湧きだす量も大きく減ってしまったが、今でもその名残として小さな温泉がある。
ハイランダー自治区
鉄道路線の運営を専門に行う、「自治区を持たない」特殊な学園の一つ。
代わりに運営している路線と車両が実質的な学園・自治区に相当するため、事実上は広範な管轄区を持つ学園と言える。
その性質上、運営に当たっては管轄路線や職掌ごとの派閥政治色が強いようで、CCC(中央管制センター)とハイランダー監理室のように、対立関係にある部署も存在する。
マナーを守る「普通の乗客」にはとても丁寧だが、キヴォトス全土の交通を司るだけあって「無賃乗車」「キセル」「ハイジャック」といった鉄道犯罪には非常に敏感。
特に治安が終わり散らかしているゲヘナ自治区を走る路線を担当する者達は日々のストレスから凶暴性が高まっており、「こいつは鉄道犯罪を犯した」と向こうに(勘違いを含めて)判断された瞬間に乗務員全てが烈火の如く怒り狂い、たとえ誤解であったとしても話を聞かず殺意全開で襲い掛かってくる。イチカ大暴れの遠因の一つ。
対応がいささかバーサーカー過ぎないかと感じるかもしれないが、キヴォトス全土を日夜走る都合上少々アレな乗客達を相手することも多いと思われるので、過激な対応もやむなしなのだろう。
比較的治安の良い路線担当の生徒であっても、度を越した客の迷惑行為に対しては「実力行使でしばらく静かにしていただく」くらいはやる。
元ネタの地域と言うよりモチーフ国はスコットランドとイングランド。また、日本のJRの要素も見られる。
「ハイランダー」はスコットランド最北端のハイランド地方に暮らす人々を指す言葉。転じて、イギリスやスコットランド系の特殊部隊連邦軍を「ハイランダーズ」と呼ぶこともある。
鉄道学園でありながらも重装備や軍事力に優れる点から、後者の色合いが強いのかもしれない。
アビドスへの進出にあたってセイント・ネフティス社と提携しており、ネフティスは実質的なスポンサーとして強い影響力を持っている模様。ついでに対策委員会編3章事件解決後は対策委員会と協力しアドビス復興の手伝いをしている。
その他
船団が1つの学園となっている「オデュッセイア海洋高等学校」を構成する1隻のクルーズ船。
船内はプレイラウンジと呼ばれる巨大な遊戯場(要はカジノ)となっており、船内の独自ルールと収益で運営されているため、オデュッセイアの生徒会ですら手がつけられなくなっている治外法権の船。
プレイラウンジで稼いだ額に応じて船内での待遇が決まるため、最上位の「Sランク」になるべく
大金を注ぎ込む生徒も少なくない様子。
早い話が
コレ。
任務ではArea17で行くことになる。
「オデュッセイア」とはギリシャ神話を描いた叙事詩の一つ。智将オデュッセウス(またの名をウーティス)が様々な奇策で窮地を切り抜けたり、各地を冒険する様を描いた物語。
オデュッセウスは船乗りとしても高名なので、海洋学校の名の由来になるのも頷ける。ついでにオデュッセウス海洋高等学校モチーフ国は晄輪大祭の発祥であり、その晄輪大祭の元ネタがオリンピックと考えるにギリシャだと思われる。
その名の通り芸術に注力した学園で、自治区全体が「芸術の都」と呼ばれている。
絵画や彫刻、演劇に音楽など幅広い分野の芸術を扱っており、ワイルドハントの生徒から好評を得ることは相当な栄誉である様子。
「ワイルドハント」は欧州各地に存在する民間伝承の総称で、「神や幽霊の猟団が無数の犬を引き連れ、様々なものを狩り取る為の行軍を行う」という言い伝えが主。
ワイルドハントが連れる犬は「ブラックドッグ」や「ヘルハウンド」とも呼ばれ、雷雨や暴風のメタファーともされている。
モチーフ国はイタリアとフランスまたはオーストリアだと思われる。
キヴォトスでも特に有名な電気街。
名前的にどう見ても元ネタは秋葉原であり、「スケジュール」で行くことができるロケーションも秋葉原にある実在の店舗をもじったものが多い。
さらに作中の背景には秋葉原や新宿など先生にも見覚えのある光景が使われている。
モモグループが建設・運営を手掛けたアミューズメントパーク……だった場所。
元は「ユートピア」という名前だったようだが、経営不振によって半年ほどで閉鎖され現在は廃墟となっている。
しかし、深夜になると電気の通っていない遊具が動き出したり、近づいた生徒が行方不明になるなどの心霊スポットとなっており、活気で賑わっていた頃の歓喜が「複製」となって動き出したアミューズメントドールやマスコットキャラクターのマジシャンが現れることもある。
任務のArea13がここ。
場所不明。
ヒエロニムスと同じく、マエストロが生み出した「聖徒の交わり」の1体「グレゴリオ」が初めて観測された場所。
巨大なパイプオルガンと聖歌隊が立つ壇が指揮台両脇と舞台の両側面にある。
建築様式や「聖徒の交わり」という点からトリニティ自治区のどこかにあるものと思われるが、現時点では明言されていない。
キヴォトスの中心地から離れた場所にある巨大観光地。
いくつもの島が集まったエリアから構成されており、島一つ一つに観光・宿泊施設が整備されていたが、ほとんどの施設は廃墟となっている。一部の島には防衛用の迎撃システムが配備されている。
上述したゴールデンフリース号も停泊したことがあり、キヴォトスで人気のカードゲーム「甲虫女王ムシクイーン」の大会が開かれていた。
現在の土地の所有者は連邦生徒会。
場所は不明だが、3つの自治区の境目にある場所らしく管轄が曖昧な地域のため、その名の通りアウトローたちの溜まり場となっている。
キヴォトスでも指折りの巨大勢力「ヘルメット団」の総連合会(という名のお祭り)が開催される場所。
どこの自治区にも属していない放棄された土地。ミレニアム自治区からは電車や航空機などを乗り継いで丸3日かかるほどの僻地。
海も凍り付くほどの極寒地域だが、
とある生徒にとっては快適な温度らしい。
キヴォトスの物流の大半を担う海上輸送のうち、輸送距離を大幅に短縮できる重要航路「極地航路」がこの場所を通過する。
氷海地域の近くには凍原と活火山があり、謎の勢力が資源採掘のため拠点を構えているようだが……。
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氷海地域にあるもの ※ネタバレ多数につき格納 |
デカグラマトン5番目の預言者。
極地研究基地に放置されていた無人探査機のAIがハッキングされ、自己改造で進化したもの。
氷海地域の哨戒活動を行っていたところに、特異現象捜査部一行と接触した。
デカグラマトン2番目の預言者。
漂流していた工作船の航法制御AIがハッキングされたもので、氷海地域及び凍原・火山エリアの資源採取を行っており、ゲブラはコクマーの護衛もしていた。
デカグラマトン7番目の預言者。
凍原地帯を捜索中に突如観測された預言者の信号を調査した結果、かつて「アトラ・ハシースの箱舟」を守っていた「多次元バリア」と同一の障壁によって守られている預言者。
「名もなき神」の技術により周囲の無機物を自身と同一存在に変化させる能力を有しており、その性質上無制限に拡大する。
計算では3日もあればキヴォトス全土を取り込めるとのこと。
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現状どういった場所なのかは明かされていないが、先生のほかゲマトリアのメンバーもキヴォトスの外から来たことが明言されており、「雷帝」のように学業を全うしキヴォトスを離れる生徒もいる様子。
生徒たちもキヴォトスの外については認知しており、時折キヴォトスの外から持ち込まれた動物の密輸入も起きているなど、合法かはともかく外部との交流が無いわけではない。
「名古屋」や「アンティキティラ島」といった実在の地名を口にする生徒もいるため、ひょっとしたら外の世界とは今この記事を読んでいるあなたがいる世界なのかもしれない?
【キヴォトスの文化】
各学園毎に独特の習慣が根付いていたり年中行事が開かれており、トリニティであれば「謝肉祭」と題した学園祭が、レッドウィンターであれば夏至祭として「イワン・クパーラ」が開催されるなど、ある程度学園のモチーフに沿った行事が行われており、それらの行事は一大イベントとして学外から多くの観光客が訪れる。
通年で何かしらのお祭りが開かれている百鬼夜行にはお祭りのスペシャリスト集団たる「お祭り運営委員会」があり、百鬼夜行のみならずキヴォトス全域のお祭りをプロデュースしている。
とはいえキヴォトス全域に共通する文化や行事がないわけではない。
通称「晄輪大祭」。
2年に1度開催される、キヴォトス中の学園の生徒が一堂に会し、多種多様な競技で競う学園対抗の体育祭。
連邦生徒会の主導で開催され、運営は各学園が持ち回りで担当している。
公明正大を期すため運営とは別に各学園から招集された「実行委員会」が組織され、どれほど仲の悪い学園同士でも、この時だけは武器を置き敵対行為を止めるのが昔からの不文律とされている。なお……
競技は玉入れや綱引き、二人三脚といった普通の競技なのだが、そこはキヴォトス。
玉入れの玉に手榴弾が混ざっていたり、二人三脚のコースに地雷が敷設されている。特に玉入れ、綱引き、棒倒しは例年爆発を伴う競技らしいが、「爆発するほど盛り上がる」という気風が先走りすぎた故の産物らしい。
当然怪我人も多数出るため、セリナやハナエ、セナが慌ただしく駆け回っている。
元々はオデュッセイア海洋高等学校の生徒が、船上での体力鍛錬のために始めたものが起源と言われている(コトリ談)。
ミレニアムが主催する技術展覧会。学園間の生徒交流も兼ねているらしく、他の学園から訪れる生徒も多い。
研究の成果や発明品のお披露目の場であり、スポンサー獲得のきっかけにもなる行事だが、「数十メートル規模で物体を巨大化させる光線銃」のような明らかにヤバいシロモノまで展示されていることも。
展示品にはセミナーの監査が入る。
キヴォトスに古くから伝わる、7つの問い。
難解な禅問答のようなものであり、作中では連邦生徒会長やセイアが度々言及している。
現時点では7つのうち3つに言及されており、いずれの問いにも先生や生徒は一定の解に到達している。
2. 理解できないものを通じて、私たちは理解することができるのか
連邦生徒会長がリンに投げかけた問い。「何を理解するのか」の目的語が無いため不完全な問いといわれている。
実はストーリーイベント「-ive aLIVE!」おいてナツがほぼ100%解答をしている。
5.
楽園に辿り着きし者の真実を、証明することはできるのか
セイアが言及。「至上の満足と喜びがあると言われる楽園から外に出る者はいないはずであり、楽園から外に出る者(=楽園の情報を伝える者)がいるならばそこは楽園ではない」ということから、「楽園の存在証明に対するパラドックス」と解釈している。
水着じゃなくて下着だと思えば、それは下着だから。
6. 非有の真実は真実であるか
地下生活者が言及。自分では絶対に体験できず、他者に起きたことを観測することでしか理解できない「死」の真実に、キヴォトス最高の神秘が触れた時に何が起きるかへ興味を持ち、ホシノ及び先生を追い詰めた。
追記・修正はキヴォトス縦断に成功した先生がお願いします。
- FGOのカルデアと並んでゲームやってなくても知っている人が多いかもしれない -- 名無しさん (2024-11-18 23:03:52)
- 昔ヨタ話で言われてた「女だけの街」って実現できるんだな -- 名無しさん (2024-11-18 23:26:37)
- 淫夢が恥ずかしいことと認識している街 -- 名無しさん (2024-11-19 00:12:22)
- 正直どの角度から見ても設定だけ大量に突っ込んで細部は投げっぱなしの典型みたいな都市よな -- 名無しさん (2024-11-19 00:42:30)
- 早くスランピアに温泉を開発してくれ -- 名無しさん (2024-11-19 07:06:17)
- 改めてこう解説見ると作中進行度的にもキヴォトスはまだ2割も解明されてなさそう -- 名無しさん (2024-11-19 10:14:27)
- ブルアカ自体が「地の文での設定解説はしない」「不自然な説明セリフは可能な限り入れない」ってスタンスでやってるらしいから、ほんとに全然キヴォトスがどうなってるのかわかんないんだよね 最新のストーリーまで追っかけてればちょっとずつわかってきてる感じ -- 名無しさん (2024-11-19 11:12:06)
- ほんと全体像が全く把握できないのでthe animationに期待したが特に何の進展もなかった -- 名無しさん (2024-11-19 13:00:40)
- 彼岸島の如く肥大化する設定と治安の悪さ -- 名無しさん (2024-11-19 13:18:17)
- 生徒個々の攻撃力や耐久力は戦車や戦闘機を優に超えてるのに、周りの施設や建築物の強度はこの世界と同等という謎…何度も壊され修復している中で、疑問に思わないのだろうか -- 名無しさん (2024-11-19 17:09:20)
- ↑大半の生徒は頑丈で銃が使えること以外は我々の世界の人間とさほど変わらない身体能力だからね 身体能力が高かったり異常な怪力があったりなんかすごい銃撃できるのはトップ層のごく一部だけ 戦闘訓練受けてるまでハードル下げても本来は風紀委員とかヴァルキューレとかの治安維持側くらいなんだよな -- 名無しさん (2024-11-19 18:25:53)
- その都度その都度それっぽい設定が生えてくる舞台。設定開設はしないというか、そもそも詳細な設定は無いんだろう(それが悪いというわけではない) -- 名無しさん (2024-11-19 21:42:46)
- 運営何も考えていないと思うよ -- 名無しさん (2024-11-20 11:27:26)
- チセのセリフから名古屋は存在する模様 -- 名無しさん (2024-11-20 13:36:57)
- 細かく決めちゃうと自由度が下がるからあえてあやふやにしているんだろうね -- 名無しさん (2024-11-20 13:42:43)
- よく女子供だけでこんな巨大国家の運営維持から他国(学園)との外交からこなせるもんだ -- 名無しさん (2024-11-20 14:01:54)
- ゲマトリアは研究者視点で自己解釈入れて話すし、先生は生徒第一主義なんでまじでどういう世界なのかわかりやすく説明してくれない -- 名無しさん (2024-11-20 17:36:26)
- 透き通るような世界観(by陸八魔アル) -- 名無しさん (2024-11-21 18:42:09)
- これでも他のヨースターの世界よりは大分まともな方、掛かったら人権失われて最後は感染撒き散らす爆弾になる病が蔓延ってたり、異世界を侵略する存在がいたりするよりは -- 名無しさん (2024-11-21 22:12:13)
- 教員はいるぞ。先生意外だと少なくともトリニティにロボタイプの教員は存在する。「先生」ではないらしいが。 -- 名無しさん (2024-11-22 09:15:39)
- ロスサントス「犯罪レベルの蛮行がまかり通る程治安悪くて草」・神室町「町中のそこらで爆破や乱痴気騒ぎ起きてんのヤバすぎ」・学園都市「こんな有様でよく街としての機能を維持できてるよな」 -- 名無しさん (2024-11-22 13:17:21)
- ゴミ溜めだろこんなとこ -- 名無しさん (2024-11-23 09:41:07)
- キヴォトスの印刷局って何処にあるんだろう?(大元) -- 名無しさん (2024-12-05 13:53:26)
- そもそもブルアカのシナリオの書き方が書きたいものに合わせて設定出して風呂敷広げて意味深な雰囲気出しとく、だからなぁ。こうやってまとめても整合性ない意味不明な世界観にしかならないよね。インタビュー通り製作もプロットしか考えてないんだから -- 名無しさん (2024-12-13 23:51:09)
- 設定を考えたなら、責任を持って肉付けして解説してほしいなぁ。そうすりゃ世界観も正しく透き通る。 -- 名無しさん (2025-04-09 21:57:59)
最終更新:2025年04月21日 22:23