登録日:2025/12/27 Sat 03:03:03
更新日:2026/07/06 Mon 08:26:38
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暗黒剣が究極の魔誕をたくらんだ真の目的。
それはヴリドガルドに真の魂を与え、その一部になることだった。
三種の魔神器。それがヴリドガルドの真の魂。
概要
DM25-RP4「
王道W 第4弾 終淵 ~LOVE&ABYSS~」に収録された
ベリーレア
- 《暗雲タル漆黒ノ魔剣》
- 《邪心タル悪魔神ノ禍魂》
- 《凶乱タル月光ノ夜鏡》
の三枚に対する総称。
名前の通り「
剣」「勾玉」「
鏡」から成る
三種の神器をモチーフにしたカード群である。
いずれも
種族に
デーモン・コマンドと王道Wの通年ギミックである
フュージョナーを持ち、
タマシードのカードタイプで共通している。
そして、
覚醒編初出ながら絶えて久しいカード特性の
ソウルを久々に取り上げたサイクルでもある。
エピソード1以降のシリーズには殆ど登場せず、
BBPにおける《
究極男》などでたまに取り上げられる程度だった影の薄い要素だが、このサイクルにおいては
三種の新規ソウルと共に
ソウルを参照する独自のギミックとして採用された。
ただあまりにも久々な実装故か、ソウル関係のルールでいくらか混乱を招きもしたのだが…詳しくは後述。
王道Wにおける五大勢力の一つ、魔誕の大ボスである《
堕チシ八叉ノ蛇神》改め《
究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》の専用サポートとしての側面もある。
ヴリドガルドの進化元に魔神器たる3枚のタマシードを重ねる事により、必殺技として強力な効果が発動するのだ。
フレーバーテキストや背景ストーリーではこれら魔神器が「ヴリドガルドの真の魂」として描かれており、肉体のみで本能のままに動くヴリドガルドに魂として三種の魔神器を与えて完全体に変貌させる、というコンセプトになっている。
ソウルやフュージョナーとセットの能力「超
魂X」を持ち、カードタイプが
タマシードである理由も「魂」に関連付けてのものと思われる。
魔神器サイクルとは別に存在する同名の呪文《三種の魔神器》についても後ほど解説する。
三種の魔神器
《暗雲タル漆黒ノ魔剣》
5種のマナを得るために5つに分かれていた暗黒剣が、再び一つとなった。
三種の魔神器の一つたるその名は────
| 暗雲タル漆黒ノ魔剣 VR 火文明 (3) |
| タマシード:デーモン・コマンド/マスターズ・レガシー/フュージョナー |
| G・ストライク |
| シンカライズ |
| このタマシードが出た時、自分の手札を2枚まで捨て、その枚数より1枚多くカードを引く。その後、このタマシードを自分のNEOクリーチャーまたは進化クリーチャー1体の下に置いてもよい。 |
|
| 超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える) |
| 剣・ソウル |
| このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの名前が《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》で、これが3つの異なるソウルを持っていれば、各相手のクリーチャーをすべて破壊し、このクリーチャーはシールドを好きな数ブレイクする。 |
三種の魔神器「剣」。対応するソウルは「
剣」。
《
暗黒剣 フラヴナグニル》が5種のマナを取り込んで至った境地。刀身から更に四つの枝刃が生えた異形の剣である。
設定上は5色レインボーに成り得るはずだが、
デアリ3色のヴリドガルドに対応してか、魔誕勢力の単色版として用いられる事が多い火文明を出力している。
魔神器サイクルのキーカード。
種族はデーモン・コマンドとフュージョナーに加え、三枚の中でも例外的にマスターズ・レガシーを併せ持つ。
能力はG・ストライクによる相手クリーチャーの攻撃停止で受け札になれる他、cipでは最大2枚までの手札交換を行った後、自身のNEOクリーチャーか進化クリーチャー1体の下に置く事が可能。
後者の効果は魔神器サイクルに共通して有り、クリーチャーの下にクリーチャーであるかのように置ける能力「シンカライズ」と併せて、既に場に出たクリーチャーに対しても後出しで進化元として装填できる柔軟な動きを可能にしてくれる。
種族やG・ストライクなど、キーカードなだけあって元となった暗黒剣の性能が色濃く反映されており、手札交換も暗黒剣が担当した魔法陣サイクルの1枚《邪心臓の魔法陣》の効果を意識した形となっている。
そして進化先のクリーチャーに引き継げる能力「超魂X」では、このクリーチャーの名前が
《
究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》で、かつ3つの異なるソウルを持っている場合に限り、アタックトリガーで
相手クリーチャーの全破壊+任意の数のシールドブレイクが行える。
シールドブレイクについては対象が指定されていないため、単純に相手のシールドを根こそぎ破壊するワールド・ブレイカー感覚で使えるのは勿論、自身のシールドをブレイクする暴発のコンボにも繋げられる。
相手の全シールドをブレイクする場合の効果処理は《
超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》と同じであり、アタックトリガーからそのまま直接攻撃に持ち込める。
加えて、この効果ならば相手クリーチャーの全破壊によって
ブロッカーも軒並み破壊できるため、
S・トリガーによる妨害等を凌ぎ切れば勝ちである。
非常に強力な効果だが、条件を満たすためには《究極の虚》が3つの異なるソウルを有する状態、即ち《暗雲タル漆黒ノ魔剣》自身を含む三種の魔神器を進化元に揃える事が求められる。
ハードルが高いように感じられるが、魔神器サイクル共通の後出しで進化元になれる効果や、下述する《究極の虚》自体の効果とサポートカードの存在もあって、達成自体は意外と容易である。
《邪心タル悪魔神ノ禍魂》
魔誕の器から弾き出され、その後、暗黒剣が回収したワルドバロムの魂。
それこそが三種の魔神器のひとつ────
| 邪心タル悪魔神ノ禍魂 VR 闇文明 (4) |
| タマシード:デーモン・コマンド/フュージョナー |
| シンカライズ(このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい) |
| このタマシードが出た時、相手の手札を見て1枚選び、捨てさせる。その後、このタマシードを自分のNEOクリーチャーまたは進化クリーチャー1体の下に置いてもよい。 |
|
| 超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える) |
| 魂・ソウル |
| このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。 |
三種の魔神器「勾玉」。対応するソウルは「
魂」。
ソウル・ソウルとはならなかったが、これはこれでバトスピのキーワード能力と被っている
《
悪魔世界ワルドバロム》が宿す禍々しき魂、故に
禍魂。偉大なる悪魔神の
邪心を模った黒き勾玉である。
こちらも元は5色レインボーのクリーチャーだったが、暗黒剣と同じく単色に収めるにあたって
悪魔神としての元来の力である闇文明に回帰した。
cipの固有能力では《
解体人形ジェニー》に代表される
ピーピングハンデスを発動し、超魂Xではアタックトリガーで墓地からカードを1枚任意で回収できる。
前者はワルドバロムが元々持っていた、進化元の数に応じたcipの全ハンデスが部分的に反映されている。
便利な効果である反面、マナを支払って発動するには重たいコストなのでデーモン・コマンドである事を活かした踏み倒しを狙いたいところ。
後者はカードであれば種類を問わず墓地回収できる優秀な効果である。
後出しで進化元になれる効果も相まってアタックトリガーで発動しやすく、魔神器サイクル以外にも出張できるポテンシャルを秘めている。
地味に《バロム》の名称カテゴリに属しているが、タマシードなので《バロム魔神の封》と同じく収録時点では特にサポートを受けられない。
《凶乱タル月光ノ夜鏡》
超獣世界を照らし、そしてその影となっていた鏡。
それは、超獣世界の二つの月の片方そのものであり三種の魔神器のひとつ。
すなわち────
| 凶乱タル月光ノ夜鏡 VR 自然文明 (2) |
| タマシード:デーモン・コマンド/フュージョナー |
| シンカライズ(このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい) |
| このタマシードが出た時、自分の手札を1枚タップしてマナゾーンに置いてもよい。その後、このタマシードを自分のNEOクリーチャーまたは進化クリーチャー1体の下に置いてもよい。 |
|
| 超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える) |
| 鏡・ソウル |
| 自分のターン中、デーモン・コマンド・カードを1枚、自分のマナゾーンから実行してもよい。(コストは支払う) |
三種の魔神器「鏡」。対応するソウルは「
鏡」。
最後に残された魔神器は、暗黒剣と魔誕の勢力発祥の地でもある
月そのもの。超獣世界を月光で照らす夜空の鏡である。
割り当てられた自然文明は
複数の文明を繋ぎ止める力に長けており、剣及び勾玉とは違った形で5色レインボーが単色に落とし込まれている。
cipの固有能力は自然文明らしい
マナブーストで、手札から1枚タップインで置く事が可能。
魔神器サイクルの中で最もコストが軽く、ゲームの初動を担える効果だが、このカードの真価は超魂Xによるマナゾーンからのデーモン・コマンド・カード実行能力にある。
1ターンに1枚限りとはいえ、種族にデーモン・コマンドさえ付いていればエレメントであろうと呪文であろうとマナゾーンから実行できるので、実行できるカードの範囲が手札から格段に広がるのだ。
しかも上述した2枚と異なりアタックトリガーではなく常在効果のため、無理に進化クリーチャーの下に敷かずとも、除去されにくいタマシードとして場に残す選択もできる。
《邪心タル悪魔神ノ禍魂》と同じく魔神器サイクルに拘らずとも、デーモン・コマンドを主力としたデッキでの活躍が見込める1枚になっている。
ヴリドガルド完全体
三種の魔神器の本願たる究極の蛇神。
《暗雲タル漆黒ノ魔剣》が指定するクリーチャー名は《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》であり、これに該当するカードはDM25-RP4の収録時点で1枚のみ。
今後、この名称をルビ単位で丸ごと含むかルール上同名として扱う新カードでも登場すれば、新しく魔神器サイクルに対応する事となる。
《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》
| 究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド OR 闇/火/自然文明 (5) |
| G-NEOクリーチャー:デーモン・コマンド/アビスロイヤル 7000 |
| G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる) |
| 超魂レイド(このクリーチャーが出た時、山札の上から3枚を表向きにする。その中からこのクリーチャーの進化元になれるカードを1枚、この下に置いてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く) |
| マッハファイター |
| スレイヤー |
| W・ブレイカー |
| カードが自分のクリーチャーの下を離れた時、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。その後、このクリーチャーはシールドを1つブレイクしてもよい。 |
DM25-RP2収録のヴリドガルド第二形態。
魔神器サイクルの後出しで進化元になれる共通効果に加え、ジャシン=ヴリドガルド自身も超魂レイドによって山札の上から魔神器を進化元に引き込む事が可能なため、相互で重なり合う能力に秀でている。
動きとしては、まず《夜鏡》でマナ加速を行いつつ序盤にデーモン・コマンドのマナ実行権を確保。
続けて手札かマナゾーンから鏡を進化元としてジャシン=ヴリドガルドを召喚、超魂レイドで山札の上から《魔剣》《禍魂》のいずれかを進化元に引き込み、最後に残る魔神器を出せれば理想的。
ただし、魔神器サイクルは後出しで進化元になれる能力には優れていても、場に複数ある状態から同じクリーチャーの進化元にはなれない点に注意。
2ターン目に《夜鏡》でマナ加速を行って3ターン目で《魔剣》or《禍魂》を出した後、4ターン目に5マナでヴリドガルドを召喚すると、場に二つある魔神器の内一つは進化元になれてももう一つが余ってしまい、超魂レイドから最後の魔神器が捲れる可能性を加味しても進化元に三種揃わないのである。
そのため、一般的な2→4→5のマナカーブから魔神器だけで揃えようとするには不向きな側面があり、下述するサポートカードとのコンボが必要になってくる。
三種の魔神器が揃えばヴリドガルドは完全体となり、以下のような性能に変化する。
| 究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド OR 闇/火/自然文明 (5) |
| G-NEOクリーチャー:デーモン・コマンド/アビスロイヤル 7000 |
| 剣・ソウル |
| 魂・ソウル |
| 鏡・ソウル |
| G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。 |
| 超魂レイド |
| マッハファイター |
| スレイヤー |
| W・ブレイカー |
| カードが自分のクリーチャーの下を離れた時、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。その後、このクリーチャーはシールドを1つブレイクしてもよい。 |
| このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの名前が《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》で、これが3つの異なるソウルを持っていれば、各相手のクリーチャーをすべて破壊し、このクリーチャーはシールドを好きな数ブレイクする。 |
| このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。 |
| 自分のターン中、デーモン・コマンド・カードを1枚、自分のマナゾーンから実行してもよい。(コストは支払う) |
場にあるだけでマナゾーンからのデーモン・コマンド実行権を発揮し、アタックトリガーでは墓地回収と相手クリーチャー全破壊&任意での暴発も可能な実質ワールド・ブレイカーを発動。
何かしらのトリガーを踏んで除去されそうになっても、G-NEO進化の耐性で進化元を墓地に送って一度は耐え凌げる上に、三種の魔神器がヴリドガルドの下から離れた事による最低3枚のハンデスを相手に仕掛けて更なる重圧を掛けられる。
攻撃が通ればそのままダイレクトアタックとなるのは上述した通り。
G・ストライクを貫通しながら直接攻撃に持ち込める
1ショットキル性能は《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》で実証済み。
あちらのような速効性や別の
侵略を間に挟んだ強力なcipはないものの、クリーチャー全破壊と耐性+カウンターのハンデスはヴリドガルド完全体の強味であり、差別化は十分可能である。
相性の良いカード
| 究極の魔誕 SR 闇/火/自然文明 (5) |
| 呪文 |
| G・ストライク |
| この呪文を自分のマナゾーンから唱えてもよい。 |
| コスト4以下のデーモン・コマンドを1つ、自分の、墓地またはマナゾーンから出してもよい。 |
| コスト6以下のデーモン・コマンドを1つ、自分の、墓地またはマナゾーンから出してもよい。 |
同弾にて収録された、デーモン・コマンド特化型の《
生命と大地と轟破の決断》。
ジャシン=ヴリドガルド及び三種の魔神器とはデザイナーズコンボになっており、一つ目の効果でいずれかの魔神器を踏み倒しつつそちらを進化元に二つ目の効果でジャシン=ヴリドガルドを出せば、超魂レイドと併せて二つの魔神器を装填した状態が作り出せる。
他にも、二種類の魔神器を踏み倒して既に場にいるジャシン=ヴリドガルドに装填したり、禍魂を2枚出して単純な2ハンデスを仕掛けたり、下述する様々なデーモン・コマンドが踏み倒せたりと、魔誕にかけては「究極」の名に違わぬ汎用性を発揮する1枚である。
| 魔誕の前兆 VR 闇文明 (6) |
| 呪文 |
| S・トリガー |
| 次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
| ▶コストの合計が7以下になるようにデーモン・コマンドを2つまで、自分の墓地から出す。 |
| ▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-12000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される) |
指定のコスト以内に収めたデーモン・コマンド・エレメント2つまでのリアニメイトか、相手クリーチャーのパワー低下のいずれかを選択できるトリガー呪文。
DM25-RP4の前年に登場した魔法陣サイクルをサポートするための呪文だが、前者の効果はデーモン・コマンドである三種の魔神器も対応している。
あくまで前兆なだけに触れられるゾーンも最大出力も《究極の魔誕》に劣るものの、ヴリドガルド+夜鏡、魔剣+禍魂の組み合わせがリアニメイトできる。
盤面次第では代わりにパワー低下で除去する選択肢を取れる他、S・トリガー付きなので差別化要素に成り得る。
| 喜蛇の虚 エルヴリド SR 闇/火/自然文明 (6) |
| G-NEOクリーチャー:デーモン・コマンド 6000+ |
| 超無限G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体以上の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる) |
| パワード・ブレイカー |
| このクリーチャーの下にあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+2000する。 |
| このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードと同じ枚数、自分の山札の上から表向きにする。その中からコスト8以下のデーモン・コマンドを好きな数出し、残りを墓地に置く。 |
《
光喜の夜 エルボロム》の成れの果て。
このクリーチャーで実装された新たな進化
「超無限G-NEO進化」により、複数のクリーチャーを進化元にする超無限進化とG-NEO進化の耐性を兼ね備えたクリーチャーである。
上述した2→4→5のマナカーブから三種揃える動きを補ってくれる1枚であり、場に複数展開されたエレメントをまとめて進化元にしながらアタックトリガーを発動する事により、山札に埋もれたジャシン=ヴリドガルドや魔神器含むコスト8以下のデーモン・コマンドを複数展開できる。
このアタックトリガーで予め複数の魔神器を装填したエルヴリドを進化元にジャシン=ヴリドガルドを重ねつつ、残る魔神器も同時に出してcipでヴリドガルドの下に補充し、そのまま条件を満たして《魔剣》のアタックトリガーに移行できれば理想的。
また、コスト6のデーモン・コマンドなので《究極の魔誕》《魔誕の前兆》からの踏み倒しにも対応している。
| 悪魔神デスモナーク SR 闇文明 (6) |
| 進化クリーチャー:デーモン・コマンド 8000 |
| 進化−自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。 |
| このクリーチャーが破壊された時、進化ではないデーモン・コマンドをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。 |
| W・ブレイカー |
モナーク家の末弟。
非進化デーモン・コマンドの全
リアニメイトでお馴染みのクリーチャーだが、実はデーモン・コマンドであればクリーチャーのみならず
タマシードもリアニメイト可能。
文明の指定は無いので
王道篇以降の闇文明を持たないデーモン・コマンド達にも対応しており、おまけにNEOクリーチャーは墓地から出そうとする際には非進化として扱うため、三種の魔神器は勿論ジャシン=ヴリドガルド本体も全て蘇生できる。
不死鳥編収録とは思えない程に時代を先取りしすぎた能力である。
リアニメイトを起動するためにはデスモナーク自身の破壊が必要であり、cipで味方クリーチャーを破壊するクリーチャーとのコンボが求められる。
《魔誕の前兆》と《究極の魔誕》のいずれからの同時出しに対応しているコスト1のデーモン・コマンド《
友斬のマジ・スマーン》が有力候補であり、マジ・スマーンを進化元にデスモナークを召喚する事で即座に自壊できる。
事前の入念な墓地肥やしが必須であったり、環境に蔓延る様々なメタクリーチャーに対して無力になったりするコンボだが、上手くいけばヴリドガルド+三種の魔神器を一度に展開できるロマン溢れるカードである。
関連カード
| 三種の魔神器 VR 闇/火/自然文明 (6) |
| 呪文 |
| S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ実行してもよい) |
| 次のうちいずれか一つを選ぶ。 |
| ▶相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、相手は自身のパワーが一番大きいクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
| ▶自分の山札の上から4枚を見る。その中から2枚をマナゾーンに、残りを墓地に置く。 |
概要の欄で触れた同名のトリガー呪文。
相手に選ばせる形でのクリーチャー除去か、マナブーストと墓地肥やしのいずれかから選択して発動できる。
前者はパワーの高さを基準にしている事から「小型のメタクリーチャー」「重量級のフィニッシャー」を一度に除去できる可能性が高い理に叶った効果であり、相手に選ばせる事でアンタッチャブル効果持ちのクリーチャーにも干渉できる優れた破壊効果である。
後者は恐らく《究極の魔誕》とのデザイナーズコンボで、山札の上から墓地とマナそれぞれにカードを割り振って踏み倒すデーモン・コマンド候補を準備できる。
背景ストーリー
突如として月より現れ、
王道篇の初期から暗躍を続けてきた《
暗黒剣 フラヴナグニル》が追い求める代物。
深淵の支配者《
アビスベル=ジャシン帝》をバラバラに切り刻み、解体した肉片を配下である
夜の四天王に埋め込んだ上で供物とし、ついに魔誕させた《
悪魔世界ワルドバロム》さえも計画の一部でしかなかった暗黒剣の最終目的こそ、この《
三種の魔神器》だった。
その実態は、暗黒剣が自らの主である《
堕チシ八叉ノ蛇神》を完全
復活させるべく、
魂無き
虚となってしまった主君に手向ける
真の魂である。
元々は一切の意志を持たない荒々しき神だったジャシンが、アビスベルという感情の発生を経て姿を変え、更に魂との分離を経て元の魂無き肉体に戻った姿こそヴリドガルドだった。
だが、アビスベルを受け入れる器としての期間が長すぎたために、ヴリドガルドもまた自身に相応しい魂を求めるようになっていた。
そんなヴリドガルドにとっての真の魂が三種の魔神器であった。
一つは剣、五文明の力を集結させた《
暗雲タル漆黒ノ魔剣》。
これを担ったのは、月に満ちる闇のマナの化身たる
暗黒剣自身。
暗黒剣は夜の四天王が極めた喜怒哀楽の感情に加えて、密かに見抜いていた《
死神覇王 ブラックXENARCH》が抱く
怖れの感情に目を付け、自らの身体を五つに分けてそれぞれの体内に潜伏した。
こうして5種のマナを得た5つの剣《
黒喜剣 エルナグニル》《
黒怒剣 アゲナグニル》《
黒哀剣 シンナグニル》《
黒楽剣 フミナグニル》《
黒怖剣 ゼナグニル》は時を見計らって再びひとつに戻り、五色に輝く漆黒の魔剣、三種の魔神器「剣」と成った。
一つは勾玉、闇文明の歴史の象徴である《邪心タル悪魔神ノ禍魂》。
その正体は先の魔誕によって召喚されたワルドバロムの魂。
ジャシンの肉体と夜の四天王の喜怒哀楽を生贄に悪魔世界として顕現したワルドバロムだったが、あまりにも多くの力を巻き込んで魔誕した代償として、実は不安定な状態に陥っていた。
圧倒的な力で超獣世界を蹂躙するも、肉体の持ち主だったアビスベルが接近した事で魂だけが弾き出されてしまう。
これこそが三種の魔神器「禍魂」であり、暗黒剣は目的を達成するべくワルドバロムの魂を確保していた。
一つは鏡、異なるものであれ歴史そのものである《
凶乱タル月光ノ夜鏡》。
神秘のベールに包まれた最後の魔神器は、超獣世界の空に浮かぶ
月そのもの。
進化の力を司る衛星《
惑星生命体 ラムーン》と対を成す二つある月の片割れであり、暗黒剣や夜の四天王を始めとする月の軍勢発祥の地でもある。
「超獣世界の月は常にふたつ」の法則に従い、
GoA世界にもかつて存在したとされる
オリジンの居城にして今は無きもう一つの月《
黒月の古城 オリジナル・ハート》に代わっていつからか発生し、二つの月として再び存在するようになった。
拠点である月の存続に関わるからか、この魔神器は入手が最後に回されている。
そして残るは、これら魔神器を入れるための器である《
究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》。
その下準備は「禍魂」の獲得と並行して進められており、切り刻んだジャシンの肉片を魔誕の器に利用してワルドバロムの肉体として成型した後、アビスベルとの接触で魂だけを弾き出させた。
これにより、魂を失ったワルドバロム=肉体だけのジャシンという状況を作り出してヴリドガルドへと変貌させる事に成功したのだが、後に魂のまま至高の領域に至ったアビスベルとの戦闘で手足だけを残して滅ぼされてしまった。
しかしその少し前、ヴリドガルドの誕生と時を同じくして、
スチーム・ナイトの軍勢が
ミロクの
魔導具を求めてこの世界へ侵攻していた。
彼らが一度は破壊された魔導具の一つ《
DARK MATERIAL COMPLEX》の再起動を企んでいる事を暗黒剣は見抜き、復活したヴリドガルドの動向に干渉せず静かに「その時」を待つ事とした。
やがてスチーム・ナイト達がCOMPLEXに闇の心を注ぎ込んで《ARC REALITY COMPLEX》として起動させ、更にはその身を犠牲に完全起動させた事で世界の理が歪められ始めた。
これによって「失われるべきだったもの」が次々に復活しようとする事態に陥り、その一つであった「ヴリドガルドの肉体」も様々な蛇の形となって方々に散らばっていたはずが再集結してしまう。
アビスベルの一撃によってCOMPLEXが破壊され、ヴリドガルドの肉体復活は中断されたものの、欠片となった蛇が全て揃った事で暗黒剣は「時が来た」と判断、魂である三種の魔神器を揃える儀式に取り掛かった。
唐突に暗くなった空の下、魔神器として完成した暗黒剣はワルドバロムの魂を呼び戻す。
そして背後に見える二つの月が一つに重なったかと思えば、後にはラムーンのみを残し、月から変化した最後の魔神器「鏡」が顕現する。
三種の魔神器が放つ禍々しさは、スチーム・ナイトのボスである《
煉獄大帝 キング・ロマノフ》をも魅了し、彼らと敵対する
テクノ・サムライのグラッサ&タレット姉弟にこれまで見てきたミロクのどんな発明品よりも禍々しいものを感じさせた。
そして、これら魔神器を得るためにジャシンと戦ってきた暗黒剣の足跡そのものが「鏡写しのもう一つのジャシンの歴史」として刻まれ、ジャシンの器に相応しい魂となっていた。
剣、禍魂、鏡が揃い、ついに《究極の魔誕》が始まる。
魂の結集に呼応したヴリドガルドの肉体は無数の蛇から一つに戻り、暗黒剣に導かれるようにして三種の魔神器を取り込んでいくと、かつて世界を支配して深淵へと封じられた太古の姿に変化した。
ヴリドガルドに真の魂を与え、自らもその一部となって太古の姿を取り戻させる…これこそが暗黒剣の求めた究極の魔誕、その名も蛇誕である。
蛇誕を果たし完全体となったヴリドガルドは、自らの精神だったアビスベルと再び相まみえる事となる…
余談
- それぞれのカード名の元ネタは、三種の神器に元となったクリーチャーの名前や様々な神話や伝承を加えたごった煮。
それぞれモチーフが被る既存のクリーチャーも何枚かいるため、併せて記述する。
- 《凶乱タル月光ノ夜鏡》
- 月の英語読み「ルナ」
- 神器の一つ「八咫鏡」:《呪烏竜 ACE-Curase/繁栄の鏡》
- ギリシャ神話の登場人物にしてナルシスト(属性)の語源にもなった「ナルキッソス」
- ギリシャ神話の登場人物にして鏡を用いてメドゥーサを討伐した逸話が語られている「ペルセウス」
- DM25-RP4にはシークレットパックとして「ジャシン純白シークレットパック」「ジャシン漆黒シークレットパック」の二種類が収録されており、後者には三種の魔神器に加えて《究極の魔誕》、前弾のオーバーレアであるながら例外的に再録された《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》の系5枚が1パックに封入されている。
パック名の通り、黒を基調とした特殊な仕様のイラストで描かれており、1パックで蛇誕が再現できる内容となっている。
- 2025年12月16日公開のデュエチューブの動画にて、三種の魔神器の開発秘話が語られている。
ジャシン=ヴリドガルドがパワーアップしてラスボスになるというアイデアは当初からあったようで、今まで通りならイズモやジャオウガのように最終弾で完全版の新規カードになって再登場、という流れが定番だった所を敢えて変更。
「魂が無い器」というヴリドガルドの設定と王道Wのテーマである超魂Xを組み合わせれば、背景ストーリー上でやりたい事がゲームでも表現できるのではいかとの発想に至り、元々のヴリドガルドはそのままに新たな超魂Xを入れる事で最終形態を表現するカードデザインが固まった。
そこから「特定の3枚が揃った際に必殺技が発動」「超魂X持ちのタマシードも面白いのでは」とアイデアを詰めていき、3枚が揃った事を参照するための情報としてソウルの採用にも至った模様。
- 実は《暗雲タル漆黒ノ魔剣》の効果処理について、発売前にひと悶着あった。
進化先のクリーチャーに一部能力を引き継げる超魂Xの効果だが、魔神器サイクルが備えているソウルとはルール上カードの特性であって能力ではなく、超魂Xによる引き継ぎ対象とはならない可能性が公開当初より指摘されてきた。
その後、DM25-RP4発売の三日前に公開された総合ルールの変更点より、ソウルアイコンが書かれた超魂Xを下に敷いたクリーチャーは、超魂Xの能力に加えてそのソウルアイコンも得るという新ルールが発表され、能力引き継ぎとは別枠で、超魂X自体の特徴として解決する事になった。
よって、実質的に条件を満たせるのは超魂Xとソウルアイコンを併せ持つ三種の魔神器だけであり、代わりに《究極男》や《超越男》を重ねてウルトラ・ソウル!で蛇誕といった事はできない。
- 上述した通り、《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》は実質ワールド・ブレイクのアタックトリガーや効果の発動に3枚の進化元が必要な点など、完全体のヴリドガルドとかなり似通った能力を持っている。
アポロヌスは太陽を司るフェニックスであり、種族にルナティック・エンペラーこそ持っていないがラムーンの齎した力である究極進化を宿す一方、ヴリドガルドは太陽の光を反射している月に由来し、ラムーンと対を成す二つの月の片割れを取り込んでいる等、意図したものかは不明だが対になっている要素が多くある。
追記・修正。それがアニヲタの真の魂。
- 7000かぁ・・・ -- 名無しさん (2025-12-27 21:39:46)
- パワーなんて飾り。この耐久とアポロ式ワールドブレイカーがあれば良い! -- 名無しさん (2025-12-27 23:05:53)
- いつの間にかオリジナル・ハートに変わって存在した「月」…やっぱりEP世界とアビス世界で何らかのタイミングで月が入れ替わったんじゃないの? -- 名無しさん (2025-12-28 20:14:41)
最終更新:2026年07月06日 08:26