ゴーカイグリーン/ドン・ドッゴイヤー

登録日:2011/10/15 Sat 19:37:57
更新日:2025/05/26 Mon 23:14:50
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ドーンと行くよ!


ドン・ドッゴイヤーとは、海賊戦隊ゴーカイジャーに登場する人物の一人。
通称ハカセ、ドンさん

演:清水一希

懸賞金:Z500→Z1,000→Z5,000→Z50,000→Z300,000
39話においてようやく懸賞金が万越えした。つまりワンピースでいうチョッパーポジ。


【人物・性格】

ゴーカイジャーのメカニックで、故障したゴーカイガレオンの修理等を担当している。
その他、ゴーカイジャーの武器のメンテナンスや新武器の開発などもやってのける。
料理も担当しており、仲間に合わせたメニューを考えている。
その腕前はその気になればプロ顔負けのおせち料理を作れるほど。
切り離した大根の葉っぱも料理に利用するなど、日本の庶民的な経済感覚の持ち主であるようだ。

パーマの金髪がトレードマーク。
ルカと魂が入れ替えられた際にはストレートヘアーになり、服装もカジュアルになった。

頭脳明晰故に考え過ぎるマイナス思考でもあり、臆病な面が目立つ。
若干メンタル面も弱い節があり、が加入したばかりの頃、自信喪失した事がある。
しかし、弱い訳ではなく、仲間の危機には立ち上がる。
また、ゴーカイジャーでは数少ない常識人であり、6人中唯一のツッコミ役でもある。


懸賞金も6人中で最も低く、ダマラス撃破前まではなんと新入りである鎧にすら負けていた。しかしダマラス戦後にようやく同額に。

勉強熱心で、アイムと共に、鎧のレジェンド戦隊に関する講義に積極的に参加していた。

名前の由来は「ドンと来いや!」
名前負けしている……


【経歴】

かつてザンギャックに自分の星を滅ぼされ、ある星で修理屋を営んでた時に、当時3人だった海賊達にゴーカイガレオンのメインコンピューターの修理を頼まれる。

最初は海賊と知り怯えつつも「一度した約束は必ず守る」を信条に修理を受ける。

その際非常に散らかった船内を見て、なんとハカセは頼まれてないのに掃除をし、さらには料理まで作った。完全にオカンである。(ちなみにメインコンピューターは単にスイッチが切れていただけだった)
それをマーベラス達に気に入られスカウトされ、ドンさんことハカセは4人目の海賊に(半強制的だが)なったのだ(ちなみに“ハカセ”のあだ名はこの時にマーベラスにつけられた)。



以下衝撃の事実






実はその正体は偶然アイムが見つけた宇宙雑誌の尋ね人の写真から、多くの星を滅ぼしてきた邪悪な竜を退治した伝説の勇者「ドン・ドッゴイヤー」ではないかと判明した。
名前や身体的特徴もよく似てる事が明かされた。

だが当の本人は記憶喪失だったので過去の事は何も覚えていないらしく、真相の程は現時点では不明である。






以下ネタバレ














実は雑誌の記事はドン・ドッゴイヤー本人が仕掛けたイタズラであった。ハカセさん何やってんすか。
軽い気持ちでやったのだが周りが信じ込み、さらにマーベラスがダマラスに捕縛され他4人もバスコに撃破されてしまう。
嘘と言うタイミングを最悪の形で逃してしまった。





それを思い出した後にハカセは“嘘だった”と言う為に勇気を振り絞り、マーベラスの救出へと向かう。
マーベラスの色違いのロングジャケットを着て現れ、公開処刑寸前のマーベラスを救出した。

その姿はまさに勇者。
その勢いで皆でダマラスを撃破し*1、ようやくザンギャックもハカセを危険視するようになった。
良かったねドンさん!


【ネタキャラ】

ドン・ドッゴイヤーという人物を語る上で欠かせない事がある…

彼は…ゴーカイジャー屈指のネタキャラである。
あの軍平先生流ノ介に匹敵するくらいの。

前述の通り、ハカセは臆病な面が目立つ。
故に、イジられキャラが定着している。
何かあると主にルカの後ろに隠れる事が多く、その度に彼女にどつかれている。
警察署で警官達に囲まれた際には、ジョーからもどつかれた。
ナビィが行方不明になった際には、責任をなすりつけられた。

上記の様に、仲間からは厳しい扱いを受けているが、根は信頼されており、ハカセ自身も仲間を信頼している。



そして……





ゴーカイチェンジ!





\ゴォォォーーーカイジャー/



ゴーカイグリーン!



ゴーカイグリーン


スーツアクター:竹内康博、大林勝(スーパー戦隊199ヒーロー大決戦、第50話、スーパーヒーロー大戦)、おぐらとしひろ(スーパーヒーロー大戦)

ゴーカイジャーのレンジャーキーで、ハカセが変身した姿。
皆と共通のゴーカイサーベルとゴーカイガンを装備している。
主にジョーとの武器交換を行い、二丁のゴーカイガンを用いた戦闘を行う。

戦闘中もコミカルな動作が目立ち、笑いを生んでいる。
戦闘中に寝転がる、「ド!レ!ミ!」等と言いながらゴーミンを叩く、木にロープを引っ掛けて転ばせる、砂をかけて目眩まし等……今までの戦士でもあまり行わなかったユニークでコミカルな戦法を取る。

中の人が去年レッド役でふざけられなかったので、今作にそのしわ寄せが来ているようだ。

ゴーカイチェンジは、主にグリーンブラックの戦士に変身する。
レジェンド戦士全員が男性である為、見た目からの違和感は少ない。
……が、動きの違和感が半端ない。*2
太陽戦隊サンバルカン』だけはゴーカイピンク共々枠がない。(サンバルカンは3人編成のため)

ゴーカイジャーのうちマーベラス以外の戦士は他の戦隊に変身した時に違和感が出ることがあるのは当たり前のことだが、ドンさんの場合はそれが群を抜いて顕著である。例を挙げるとゴーグルブラックシシレンジャーブラックコンドルニンジャブラックカブトライジャーアバレブラック黒獅子リオといったクールな男性戦士やゴーグリーンマジグリーンのような熱血系男子は原作とは真逆の陽気でお茶目なキャラになる。
さらにムードメーカーキャラに変身した時も原作以上のぶっ飛んだキャラになり動きが変てこりんになる。
動きや戦い方の違和感はもう枚挙にいとまがない。
  • 敵に向かってベロベロバーをするブラックコンドル。(しかも本人の目の前で…)
  • ピコピコハンマーでゴーミンをポカポカ殴る子供っぽいシシレンジャー。
  • 刀でゴーミンをモグラ叩きのようにポカポカ殴るニンジャブラック。
  • なぜか歌舞伎、もしくは鬼瓦権蔵の「冗談じゃないよ」のようなポーズをするメガブラック。
  • グリフォンアタックを決める際に原作とは違い右足がキックをするかのような格好になっていたチェンジグリフォン。
  • リボンを振り回す際に1人だけ音楽に乗ったかのようにノリノリなゴーグルブラック。
  • なぜか両手で敬礼からの片足立ちをするゴーグリーン。
  • 変身した後派手にイェーイポーズをするガオブラック
  • 決めポーズでUFOポーズをしていたゴーオングリーン
  • ゴーカイチェンジをした後ハーイ!のポーズを取るファイブブラック。
  • ゴーカイチェンジした後内縛印(陣)ではなくピンクが結ぶ独鈷印(臨)を結んでしまっているブラックマスク(そのせいで本家再現ができていなかったためバスコに打ち破られる)

しかし、原作とかけ離れた戦士になってしまっているからといって「ハカセダメじゃん。」と言ってはいけない。これがハカセの個性である。
コミカルな面こそ目立つが、独特な攻撃で相手を翻弄する等、結構強い部類。(例えばたまたまそばにあった箒を武器として使いこなす等。)

また、漢堂ジャンとのカンフー修行でも、期間が短かったにも関わらずある程度の型を使いこなし、ルカやマーベラスをいなす等、吸収力もある。

ただその一方で腕力はそこまで高くなく、劇場版でのゴセイジャーとの戦いでゴセイブラックの武器を奪うも持ち上げられなかった。

イレギュラー変身として、デカレッドゴセイレッドドラゴンレンジャーガオシルバー黒獅子リオハリケンイエロータイムブルーシグナルマンオーレッドファイブピンクアバレキラーズバーンにチェンジ。
スーパーヒーロー大戦では、ライダーキーでガタキリバコンボにも変身した。

最終回ズバーンに変身した際には、なんと聖剣モードに変形し、それをデカマスターにゴーカイチェンジしたジョーが装備、ディーソードベガとの二刀流というレアな姿を見せた。

ただ、やはり聖剣への変形は身体が痛むようで、変身解除後は身体のあちこちを摩っていた。


どうでもいいが、名乗り時の決めポーズは無意識だったらしい。
ドンさん曰く、『オシッコの後にズボンで手を拭くようなポーズ』。


「僕はそんなポーズしない!」


ドンさん鏡見ろって言っていいですか。





【その後のドンさんの活躍について】


『スーパーヒーロー大戦』

ジョーと泉比奈海東大樹と共に行動。
仲間をベントされた後、復讐鬼にならんとしたジョーのストッパーとしての位置を見せる。
マーベラスと士の決闘が相打ちとなり終わった時、ライダーハンター・シルバに「戦隊粒子反応・ライダー粒子反応・共にゼロ!」と言う場面で「シルバー!ドンさん!ドンさん!」とツッコんだ観客はいたはずだ。
最終決戦でオーズの大いなる力でガタキリバコンボにゴーカイチェンジした際、カマキリのポーズを取った後ですぐさまゴーカイガレオンバスターでシルバを破壊するのに不満を持った人もいr(ry
尺の事情だからしかたないとはいえ、100体分身と共にドンさんらしい笑えるコミカルなアクションが見たかった!と残念がる観k(ry

特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE

アイムともども1805年のイギリスに飛ばされ、両者ともに貴族に変装して『幻のレンジャーキー』探索に向かう。トラップが発動し窮地に陥った際、快傑ゾロに扮した陣マサトと遭遇。交戦することなくエネルギー管理局に身柄を確保された。
バッカス・ギルとの決戦ではファイブレッドにチェンジ。ファイブラスターで攻撃した。

『スーパーヒーロー大戦Z』

スペースイカデビルに苦戦するゴーカイシルバーと宇宙刑事ギャバンtypeGの窮地に五人そろって変身後の姿で参戦。
ギャバンtypeGがどこからともなく取り出したメタルヒーローキーを受け取り、ドンさんは磁雷也にチェンジ。他のメンバーと同じくガレオンバスターを撃った。

動物戦隊ジュウオウジャー

28話では声のみ出演。
鎧が直前に子どもに戻ったトッキュウジャーから土下座して手に入れてきた同じ緑のトッキュウ4号にゴーカイチェンジした。
武器が重たいらしくよろけるなど、やはりドンさんだった。
29話限定EDスーパー戦隊ヒーローゲッター2016においては、キョウリュウグリーンとシロニンジャーにゴーカイチェンジした。

【余談】

中の人はドンさんとは正反対の正統派二枚目であり、かなりの男前である。
髪型と色は重要である。

『ゴーカイジャーVSギャバン』の企画時には『ハカセはドン・ホラー直系の子孫だった』という設定が作られていたが、尺と設定の複雑さのためにボツにされてしまった。


追記・修正!ドーンと行くよ!

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最終更新:2025年05月26日 23:14

*1 バスコの謀叛もあったが。そのおかげでジョー達は助かった。

*2 例えばタイムレンジャーやメガレンジャーに変身する際、一人だけ原作のポーズを再現していない等