レパルダス

登録日:2012/07/21(土) 00:26:30
更新日:2020/05/14 Thu 19:36:07
所要時間:約 7 分で読めます





■データ


全国図鑑No.510
分類:れいこくポケモン
英語名:Liepard
身長:1.1m
体重:37.5kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:あく

特性:じゅうなん(麻痺状態にならない)
  /かるわざ(道具を失うと素早さが2倍になる。再び道具を持つと元に戻る。最初から道具を持っていない場合は無効)
隠れ特性:いたずらごころ(変化技の優先度が+1になるが、技を当てる相手があくタイプの場合は必ず失敗する)

種族値
HP:64
攻撃:88
防御:50
特攻:88
特防:50
素早さ:106
合計:446

努力値:素早さ+2

チョロネコがLv20で進化する。


■概要


第五世代から登場した型ポケモン。
鳴き声もそのまんま「にゃぁーん」
姿的には豹が元になっているのだろうが、気にしニャい。


■ゲームでレパルダス


進化前のチョロネコは序盤で出現するので、捕まえて育てた人も多いことだろう。

BWのストーリー上では、チョロネコがNのポケモンとして登場したり、プラズマ団のしたっぱ、チェレンギーマも使用したりと所々で見かける。

…しかし、ストーリー上では比較的威力の弱い技しか使ってこないため、あまり脅威を感じない。
さらに素早さは高いが紙耐久のためあっさり倒せてしまう……ストーリー終盤のギーマあたりからは脅威が増してくるが。

これはトレーナー側も同様で、ストーリーでは高威力の技はLv40を超えるまで覚えず、タイプの幅も無いため、中盤以降の戦力としてはほぼ期待出来ない。
使うには結構な愛が必要となる。


■対戦でレパルダス


この子が存分に実力を発揮出来るようになるのは、育成環境が整うようになるクリア後から。

覚える技は癖のあるものが多く、「ねこだまし」や「ねこのて」、「いばる」や「イカサマ」「あくび」といったコンボ向けの技が多い。

特性だと、じゅうなんはピンポイントなこともあって採用されず、持ち物がなくなるだけで素早さが飛躍的に上がるかるわざが採用されることが多い。

このようなこともあり、特性「かるわざ」で「ノーマルジュエル」を持たせて「ねこだまし」を撃ち、飛躍的に素早さを上げる型がよく使われる。

特性が発動すれば、先制技を使われなければまず先手をとれるので、素早さに努力値を振らなくてもいいのがポイント。
その分耐久に回せばガブリアスの「げきりん」を耐えることも可能だったりする。

…で攻撃面は?というと、いばる+イカサマのコンボで高火力を発揮することが可能。その際はあくび等でカバーする必要があるが、ハマれば強い(※運次第)。
しかし、他方では覚える技のタイプ的に攻撃範囲が狭いという悩みが……


総じて、あくタイプらしいトリッキーな運用が好まれるポケモンである。






それにしてもこのポケモン…






Cool and Beautiful!



ダークな感じの見た目、妖艶さをも感じさせるスマートな姿、美しい毛並み、全てを見透かすかのような瞳……



素晴らしい…
Excellent!


あぁ…コンテストに出れたのなら、かっこよさ…それだけじゃない、うつくしさ部門でも完璧だったのに……






―BW2発売後…―













お前たち、やっておしまい!


BW2発売後、レパルダスの隠れ特性が解禁。
さらに入手も隠し穴で粘れば誰でも手に入るように。

隠れ特性はいたずらごころ。
あのもふもふと同じ特性であり、あちらが猛威を奮ったことからも凶悪な特性であることが窺える。


……この特性と「ねこのて」によってレパルダスはマイナーポケモンから、最凶最悪のポケモンとして名を轟かせることになった。

特性と技については詳しくはリンク先を見てもらうとして…
ねこのては変化技であるため特性いたずらごころで優先度+1で出せるので、レパルダスはほぼ全ての技を先制で出すことが可能に。

これで他の手持ちの技を調整すれば……

  • 1:先制「キノコのほうし」からの「身代わり」、更に「わるだくみ」を積んだり、いばる+イカサマのコンボ。相手は死ぬ。

  • 2:「こうこうのしっぽ」を持たせて「そらをとぶ」を出す。
    1ターン目はいたずらごころの効果で先制して相手の攻撃をかわし、2ターン目はこうこうのしっぽの効果が適用されて相手の攻撃を再びかわしたあと後攻で出る。
    こうこうのしっぽ仕事しろ。
    (シャドーダイブ、ダイビング、あなをほるのパターンもある)

  • 3:先制で「ふきとばし」か「ほえる」を出し、相手に何もさせずに交換を繰り返させることで時間切れを狙い判定勝ちする。


…なんてことが出来る。







正真正銘の悪である。

……が、対策はある。

1や3に対しては特性や道具による回避率上昇、マジックミラーやマジックコート、特性での入れ替え防止など。
メタモンによる返しがあるものの、猫の手はこちらのパーティ内での技依存となるためやや不安定。
天候or状態異常玉で2匹を自滅させる方法もあるが、全ての型に対応できるわけではなく、読み間違えるとパーティ壊滅まっしぐら。

これら嫌がらせ型に対して有利に戦えるのは優先度+2の「しんそく」や「フェイント」とかなり限定的、
しかも耐えられて胞子が飛んでくることもあるので過信は禁物。
レパルダスより速いいたずらごころ持ちの「ちょうはつ」、優先度+1の先制技もあるが、
共にスカーフなどで更に速さを増すこともあるため安定した対策とは言い切れない。

なにこれ怖い

こうしてレパルダスは大きな非難を浴びるハメになり、レパルダス自身&レパルダスを愛するトレーナーにとっては悲劇の事態となってしまった。
あまりにもあんまりな戦法だったせいか、XYからは「ねこのて」で「ふきとばし」などの交代技や「そらをとぶ」系の技を出せなくなった。
レパルダスを使う側、対策する側両方の心に大きな爪痕を残したこのコンボはこうして封印されたのだ。
もっとも、無効化されやすくなったとはいえ「キノコのほうし」型は依然驚異であることに変わりはないが。

第7世代では、更なる弱体化が。
いたずらごころを用いた補助技が悪タイプに無効、マヒの素早さダウンが1/2に変更、サイコフィールド先制技を封じる特性等の先制技無効要素等により大幅に弱体化した。
環境もフェアリー天下であり、悪タイプそのものが絶滅の危機に陥ってしまい、レパルダスの肩身は非常に狭くなってしまっている。
一応、自身もいたずらごころ無効の恩恵はあるが、上記の要素がそれを帳消しにしてしまっているためあまり意味をなさない。
……いたずらごころが弱体化しても依然として強いおかげで不遇ポケモン入りしなかったのがせめてもの救いである。


追記・修正はレパルダスを愛する方にお願いします…

この項目が面白かったなら……\ポチッと/