オーロンゲ

登録日:2019/12/05 Thu 17:42:29
更新日:2020/01/19 Sun 21:49:30
所要時間:約 4 分で読めます




髪の毛を全身に巻きつけると筋力がアップ。カイリキーをねじ伏せるパワーを発揮する。


オーロンゲとはゲーム「ポケットモンスターソード・シールド」で初登場したポケモンである。


データ

全国図鑑№:861
分類:ビルドアップポケモン
英語名:Grimmsnarl
高さ:1.5m
重さ:61.5㎏
性別比率:♂のみ

タイプ:あく/フェアリー


特性いたずらごころ(変化技を先制で出す、ただし相手があくタイプだと変化技が失敗)、おみとおし(登場したときに相手の持ち物を見通す)
隠れ特性:わるいてぐせ(自分が道具を持っていないときに直接攻撃を受けると、相手から道具を盗む)

タマゴグループ:ようせい、ひとがた


HP:95
攻撃:120
防御:65
特攻:95
特防:75
素早さ:60

合計:510

努力値:攻撃+3

進化:ベロバー→ギモー(Lv32)→オーロンゲ(Lv42)


概要

いじわるポケモン、ベロバーの最終進化形。
小悪魔のようなベロバーがギモーに進化した時に髪の毛が生え、オーロンゲに進化するとその毛が全身に絡みつき、
毛むくじゃらのマッシブな怪物のような姿へと変貌した。ちなみに中身はほっそりしているらしい。

性別は♂しか存在しない。
その毛はかなりの強靭さを誇り、カイリキーをもねじ伏せるパワーを持つ。(タイプ的にも有利だし)
また、ほどく事で相手を絡め捕る触手のように使うこともできる。


ゲームでのオーロンゲ

進化前のベロバーが野生で出現する。
ルミナスメイズの森の個体はLv30台なためすぐ進化するので即戦力となる。
特にチャンピオン戦では相手の固定ポケモンの内3匹に有利なため重宝する。
♂しかいないのでベロバーのタマゴを入手するにはメタモン必須。

また、みんなのアイドルマリィちゃんもトーナメントで切り札として使用し、更にキョダイマックスを披露する。

対戦でのオーロンゲ

見た目通り攻撃とHPが高く、特攻もそこそこあるが素早さは低い重戦車アタッカー。
ただし耐久面はそれほど高くない。

あく/フェアリーという初の組み合わせを持ち、悪タイプとしての弱点2つをカバーしている。
悪同士での対決には強いが、逆にフェアリー対決は苦手。
無効タイプも2つ持ち、今回初登場の600族ドラパルトの一致技を半減以下に抑えられるのも強み。サザンドラに至っては一致技が1/4以下である。

専用技として「どげざつき」と「ソウルクラッシュ」の2つを覚える。

「どげざつき」は正確にはギモーの専用技*1であり、威力80の必中悪物理技。
「だましうち」の上位互換技であり、ストーリー中ではそこそこ有用だが、
対戦においては「DDラリアット」や「かみくだく」と選択になるだろうか。他にも鈍足と相性が良い先制技こと「ふいうち」も使用可能。

「ソウルクラッシュ」は確定で特攻をダウンさせる威力75のフェアリー物理技。
こちらも「じゃれつく」が競合相手となるが、「ソウルクラッシュ」の場合だと命中率が100%という地味ながらも無視できない強みがある。

サブウエポンとしてはお馴染み3色パンチか、ドレインパンチをはじめとした格闘技が候補となる。

特性「いたずらごころ」なら低い素早さも補え、補助技も、「いちゃもん」「ちょうはつ」「でんじは」「こわいかお」、そして分類通り「ビルドアップ」等とベストマッチな技も豊富にある。
おまけに「ひかりのかべ」及び「リフレクター」も習得可能であり、これで低めの耐久を補えるばかりか「でんじは」と合わせての起点作りも可能。いじわるポケモンなベロバーの最終進化系に相応しい意地悪な立ち回りも出来る。
第八世代では数少ない「いたずらごころ」持ちということもあって相手パーティーにオーロンゲを見かけたら真っ先に「いたずらごころ」を疑うべきである。
「いたずらごころ」で出した変化技はあくタイプに無効にされるためあくタイプを呼びがちだが、フェアリータイプを有していることもありあくタイプを牽制出来る。

メガジュペッタ以来の「いたずらごころ」+「ゆびをふる」使いでもある。
両刀向きなのも好都合といえるか。
上記の通り悪タイプはオーロンゲの前に出しづらいので、かつてのメガジュペッタ以上に運ゲーを強制できる。

優秀な耐性と特性、恵まれた技のラインナップや流行りのドラパルト対策にもなることから採用率が高いポケモンであるが、当然弱点も存在する。
まず、こうげきの数値こそ高めだがタイプ一致技の威力が乏しいため思ったよりも威力が出ないことが多い。
また、補助技ありきな戦略になりがちであることから「ちょうはつ」や「アンコール」に滅法弱い。
第八世代ではダイマックスで「アンコール」や「ちょうはつ」を解除できるが、「いたずらごころ」を持つが故に補助技だらけにしていると使えるダイマックス技がほぼ全て「ダイウォール」になるという悲惨な光景になってしまう。
技構成にもよるが、目玉システムであるダイマックスとは相性が悪い。
「リフレクター」などで耐久はある程度補えるものの、それでも元の耐久力が低い以上弱点タイプの技を受け続けるとあっさり落ちることも。そのため「でんじは」が効かず、弱点を突いてくるトゲデマルキリキザンなどは天敵。
総じて優秀なポケモンではあるのだが、全抜きを目指せるようなエースにはなりづらく、対面する相手には気を遣わねばならない、癖の強いポケモンである。


キョダイマックスのすがた

アニキが使わなくても! 勝利のために、キョダイマックス!


一部の個体が使えるキョダイマックス。
全身の髪の毛が増大し、手足が延長されスマートな巨人となる。
まさしく魔王といった風貌である。

この姿では悪技が「キョダイスイマ」となり、ダメージと同時にあくび効果を付与(数ターン後に眠らせる)する。


余談


名前の由来はオーガ(もしくはオーク)とロン毛からだと思われる。
また、進化前と合わせて妖精の王「オベロン」もモチーフとしているのかもしれない。
フェアリータイプなのもそれを意識しているのだろう。

進化前のベロバーは英名の「impidimp」から西洋の小悪魔インプをモチーフとしているのだろう。インプは元々妖精として扱われていたのを16世紀から悪魔に分類された経緯を持っており、そちらから「あく・フェアリーの複合タイプ」「悪戯好きの悪魔ポケモン」の発想に至ったのかもしれない。

因みに剣盾が発売されるかなり前からベロバーの存在自体は確認されており、PVにも度々登場していたのだが、何故か名前に関しては発売後まで分からずじまいであった。
そのため当時は唯一判明していた英名から「インプ君」という別称で呼ばれていた。
今でもこの別称を使うファンは一定数存在する模様。


追記、修正は髪を伸ばしてからお願いします。
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