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ガラテイア

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tgr55

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ガラテイア

CHARM
世代
形式番号 無し
正式名称
開発企業 ウルカヌス・インダストリー
機能
アーセナル
使用者 菱田治[実験機]*1*2
関野陽子
デザイナー 柊伽‐shuKA‐

解説


登場作品


初出


由来

ギリシア神話に登場する女性の名前。
ギリシャ語で「乳白色の肌をもつ者」を意味し、同名の人物が異なる物語にそれぞれ登場する。
  • ギリシア神話において外洋を象徴する海神オーケアノスの娘ドーリスと、内海を象徴するネーレウスとの間の娘(ネーレイス)達の一人。
    • オウィディウスの『変身物語』によると、アーキスという青年と恋仲にあったが、同時にキュクロプス(単眼の巨人)の羊飼いポリュペーモスに横恋慕されていた。
    • 二人はポリュペーモスの目を盗んで逢引をしていたが、二人でいるところを見つかってしまい、ガラテイアは海へ逃げるも、アーキスは山から巨大な岩を投げつけられて殺されてしまう。
      ガラテイアがその岩に触れると、岩の下から流れる血は水となって川となり、アーキスは川の神となった。
      • この川はエトナ山の近くにあったアキス川とされているが、12世紀のエトナ山の噴火によって消滅している。
        ちなみに同地の都市アチレアーレの名前もこれに因んでいるとされる。
    • この物語は多くの絵画やオペラ等の題材にもなっており、作品ごとに内容に大小の違いがある。
  • オウィディウスの叙事詩『変身物語』にてピュグマリオーンが作成した象牙の彫像。
    • キプロス島の娘プロポエティデスがヴィーナス(アフロディーテ)の神性を否定し売春をしている様を目にし、現実の女性に失望したピュグマリオーンが自身の理想の女性として彫刻した。
      • 雪の如き象牙を驚くべき技で「この世に生まれるどのような女も敵わない美しい姿」を作り出し、その貌は「本物の乙女そのもので、生きているとしか思えない」ほどであったという。
    • やがてピュグマリオーンは、接吻したり、話しかけたり、本物の乙女の体なのか象牙なのかを何度も触って確かめたり、指で押さえた所に痣が出ないか心配したり、贈り物をしたり、一緒に寝たり、同衾の妻として話しかけたりと、その彫像に恋焦がれるようになる。
    • アフロディーテの祭礼にて、祭壇に供物を捧げて「妻が象牙の乙女の生き映し」となることを祈ったところ、アフロディーテはその祈りを受け入れて彫像に生命を与えた。
      生命を与えられた彫像は温かく、象牙は柔らかくなり、血管は脈打つなど人間の身体そのものになっていた。
      • 「妻が象牙の乙女であること」とまでは流石に祈れなかったとのこと。
    • アフロディーテは二人の結婚にも力を貸し、やがてパフォスという娘が生まれた。
    • なお、叙事詩中に彫像の名前は無く、ガラテイアという名前は18世紀頃の美術作品等で呼ばれるようになった。
  • スパルタの息子エウリュティオスの娘
    • アントニヌス・リベラリスの『変身物語集』に登場し、夫のランプロスは男子を望んでいたが、ガラテイアは女子を出産する。ガラテイアは夫に男子を生んだと嘘をつき、レウキッポスと名付けて数年間男子として育てていた。
    • しかしランプロスが真実を知った時のことを恐れたガラテイアは、女神レトにレウキッポスの性別を変えてもらうよう祈る。レトはこれを聞き入れ、レウキッポスは男性になった。
    • ギリシア神話は変身譚が多く、性別を変えられた人物は他にもいる。
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