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ムラマサ・ブレード

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ムラマサ・ブレード

CHARM
世代 第2世代*1
形式番号
正式名称
開発企業 天津重工*2
機能
アーセナル
使用者 高松祇恵良
デザイナー

解説

南極戦役当時から存在するCHARMで、百合ヶ丘女学院理事長の高松祇恵良は、何度も改修を重ねながら現在も愛用している。*3

登場作品


初出


由来?

名称から、伊勢国桑名の刀工一派である千子派の祖・名跡あるいはそれらの作である村正と思われる。
村正によって作られた作品の銘であり、特定の刀を指すとは限らない。
  • 現存する最古の村正は文亀元年(1501年)に打たれたものであり、これが初代村正の作とされている。
    • 津藩の藤堂家に応永(1394~1428年)の年号が彫られた刀があったとされるが、関東大震災で焼失してしまっており、真偽は不明。
  • 太刀や打刀のイメージが強いが、実際は短刀や脇差の方が多く作られている。槍も作っている。
    • 反りが浅く、肉付きが薄く、鎬が高い形をしている。茎はタナゴ腹(村正茎)と呼ばれる独特な形状が特徴。
    • 刃紋が表と裏で一致するという特徴があり、村正刃や千子刃と呼ばれる。
    • これらの特徴から「見るからによく斬れそう」と評されており、美術品としての評価が高い。武器としての性能(斬味)も非常に優れており、「空也」の号を施された脇差は「人の骨肉など、この村正の前では実体もなく空に等しい」という礼賛が込められている。
  • 妖刀の代表として広く知られているが、その多くは百年単位で尾鰭のついた事実無根の噂や伝説の類とされている。
    • 「徳川家康の父(松平弘忠)と祖父(松平清康)が家臣に斬殺され、その時の刀(脇差)が村正だった」「家康の長男(松平信康)が切腹を命じられた際、介錯に村正が使われた」「今川家の人質だった頃、村正作の小刀で怪我をした」「真田幸村の愛刀が村正だった」などから、徳川家に災いをもたらす刀と言われている。
      • 上記のとおり村正の作は非常に質が良く、その評判から大量生産されていたとされており、確率論的にも徳川ゆかりの者に村正を持つ者が多かったに過ぎないと考えられている。
      • 清康が家臣に斬殺された事以外については信憑性が薄いとも言われている。弘忠については病没という説もある。
    • 「家康が村正を禁じた」という俗説もあるが、史料にそのような記録は無い。ただし当時から流布していた妖刀伝説からくる風評被害から持ち歩くのを避ける向きはあったとも考えられている。
      • 家康自身も村正を所有しており、その形見として代々伝承されたものが愛知県の徳川美術館に所蔵されている。
    • ただし覇気のある外観と鋭い切れ味の評価は確かであり、そうした魅力も伝説を流布させる要因の一つだったとも考えられている。
余談ではあるが、アメリカのサーテック社が開発したダンジョンRPG『Wizardry』に「Muramasa Blade!」という名前の武器が登場する。
  • 一作目の原語版では「Murasama Blade!」となっていたが、日本語版の制作時に修正され、以降のシリーズではこの表記となっている。
    • 一部のファンの間では誤植あるいは江戸後期の読本『南総里見八犬伝』に登場する刀「村雨(村雨丸)」との混同ではないかと言われているが、製作者はインタビューで「ジェームズ・クラベルの小説『Shogun(将軍)』に登場する刀の名をそのまま引用した」と回答している。
      • 『Shogun』の登場人物はそれぞれ歴史上の人物をもじった名前が付けられている。同作に登場するムラサマは、徳川家康に相当する吉井虎長の一族に不吉を齎す伝説の刀とされている事から、村正をもじったものと考えられる。
  • 名前のエクスクラメーションマーク(!)はシリーズや言語によって有無が異なる。
  • シリーズ初期のムラマサブレードは最強武器の座を占めていたが、シリーズを経るにつれてその地位を明け渡していった。
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注釈