海浜幕張掃討戦
海浜幕張周辺に突然ギガント級の群れが現れたため、幕張奪還戦のために先行していたLGヘルフィヨトゥルらが、移動するギガント級5体と接敵、交戦し、合流した円山周・棟方潮・長沢雪らと共に討伐した。(*2)
後に、御台場迎撃戦に向かっていたヒュージの群れだったことが判明した。(*3)
後に、御台場迎撃戦に向かっていたヒュージの群れだったことが判明した。(*3)
アサルトリリィ ガーデン合同學藝祭2で展示された設定
御台場迎撃戦と幕張奪還戦の間をつなぐ戦い
海浜幕張掃討戦(海浜幕張ギガント級ヒュージ郡掃討戦)
海浜幕張掃討戦(海浜幕張ギガント級ヒュージ郡掃討戦)
- 当時関東中のリリィたちは幕張の奪還を目指していたが、1年生を中心に御台場戦技交流会に参加する者たちが「御台場」に集結していた。
一方で、幕張奪還戦準備のために市川方面には2、3年生を中心にした関東ガーデン連合のリリィたちが集結、特に東京御三家と呼ばれる御台場女学校、イルマ女子美術高校、私立ルドビコ女学院の3校の上級生組はすでに市川周辺で西進しようとするヒュージを食い止め続けてきた。反抗作戦までの時間稼ぎである。
御台場戦技交流会には参加しなかった関東近郊の1年生リリィの一部とレギオン単位での行動を重視した面々も続々と「市川」に合流し、幕張奪還戦への準備は整いつつあったのだ。
ガーデンの垣根を越えて「幕張の奪還」を叫び、準備に奔走したルドビコ女学院の岸本・マリア・未来であったが奪還戦を前に戦死している。
このため幕張奪還戦は単なる失地回復の意味合いだけでなく弔い合戦の意味も持っており、参加リリィは強い決意をもって臨んでいた。 - そんな中、百合ヶ丘女学院から出撃したLGヘルフィヨトゥルは、他隊よりも先行して市川周辺に到着、調査任務と奪還戦への布石となるいくつかの拠点の確保と小規模ネストの排除を開始する。
当時の”ジーグルーネ”竹腰千華が御台場戦技交流会参加によりガーデンを離れることから、留守を守るため隊長の吉田鳳蝶をはじめとする上級生組は出撃していなかったが、レギオンの1年生メンバーをメインに着任している。
副長の堀口一二三(ほりぐち・ひふみ)、田根久遠(たね・くおん)、池田好吟(いけだ・すなお)、八木慧莉(やぎ・さとり)らで隊を編成し現地ミッションにあたった。
順調に進むミッションの中、LGヘルフィヨトゥルがヒュージと接敵する。
時を同じくして「御台場に突如ヒュージが出現した」という情報がもたらされた。
状況不明のため、幕張科学技術女子の面々が布陣する拠点まで撤収することを一度は決める。
しかし、現場指揮を任されていた副長 堀口一二三が、眼前のヒュージが御台場のヒュージに合流することを懸念、掃討戦を決断した。 - 御台場迎撃戦並に困難な作戦で、デュエルに秀でたリリィが多かったヘルフィヨトゥルだからこそ達成できたといえよう。作戦立案は八木慧莉がしている。
途中、幕張奪還戦に参加していた御台場女学校の円山周、棟方潮、長沢雪らも群れの掃討に参加することで合計5体のギガント級ヒュージを見事討伐した。
御台場迎撃戦クラスの戦功と言えたが、派手な御台場迎撃戦に隠れて、現地幕張以外の学外の評価は得られなかった。 - 戦いの後、竹腰千華は海浜幕張のヒュージの件を聴き「仮にこの5体のギガント級が御台場迎撃戦に合流していたら、作戦は崩壊していた可能性が高い」と発言し、御台場迎撃戦の勝利の要因の一つにこの戦いの勝利があったことを公式の場で認めている。
幕張奪還戦にも影響を及ぼしたであろう戦いで、大きな戦いの狭間にある戦闘ではあるが重要な戦いであったことは事実である。
参戦したリリィなど
この戦いの様子を描いた作品
- なし
初出
2020年6月10日(二川二水@原作公式のXポスト)