本編
アルノーはどうなったの?
これって転生系?意識憑依系?本編開始前のマインはどうなったの?
転生です。
書籍2巻で本編開始前の
マインが
麗乃の記憶らしき夢を見たり日本語らしき単語を喋っていたと思われる描写あり。
これに関する作者の
感想返しで「生まれ変わりのようなものだが、麗乃と今のマインは同じようでいて別人」という趣旨のコメントをしています。
元々のマインを麗乃が上書きデリートしたわけではありません。
Twitter返信に詳細の説明がされました。
要約すると、
経験の積み重ねを通じて、人格や意識の厚みを帯びさせることで、
前世の人格や記憶を奥底に包み込むというのが本来の在りかたなのだけれど、
身食いとして生まれたマインは、
前世の記憶がこぼれ出た夢の中でしか、新たな経験をすることができなかった為、
自意識の確立をし損ない、前世の記憶に呑まれた――とのことです。
供給の間から礎を染められるのか?
595話で、毒を受けて倒れた
フェルディナンドが
魔力枯渇するまで、
アーレンスバッハの
供給の間から
礎に魔力を供給させられ続ける状況になってから繰り返しされている質問。
答えは否。供給の間からはいくら魔力を注ごうとも染まることはない。
シュタープを使って礎に直接魔力を注がないと染められない。
既出521話『ディートリンデの側仕え』
フランは男?女?(他、性別関係)
フランは男です。
性別と一人称の対応は下記の通りです。特に、「私」と「わたくし」は意図的に分けられています。
- 男性の一人称:私、俺、オレ、僕、ボク、わし
- 女性の一人称:わたくし、わたし、あたし、アタシ
従って、フランは男ですし、
ローデリヒも男です。
他の見分け方として、神官は男性限定職、巫女は女性限定職。貴族につく貴族階級の側仕えは、乳母のような例外を除き、基本は同性というのがあります。
ここまでは本編内で明示されている判断基準ですが、推定(あるいは妄想)基準として、
ユルゲンシュミットの人物の名前は、主にドイツ語の人名、
ランツェナーヴェ関係者は、主にイタリア語の人名が採用されていることから、
名前がドイツ語やイタリア語などで男性名か女性名かというのもあります。
魔石のトラウマはなんで急になくなったの?
メスティオノーラ降臨の影響で記憶のつながりが切れているため、忘れている状態だと考えられています。
その後、記憶を取り戻したらトラウマが復活しましたが、腰が引けた状態の涙目で震えつつも視界に入れなければ触れるようです。
672話でどうにか婚約の
魔石を調合しました。673話では「取り繕った顔で魔石に触れられるようになるための練習をさせられたり」しています。
貴族院在学中(高学年になる頃)のフェルディナンド、ユストクス、エックハルト、ダンケルフェルガーの騎士見習い達全員の3日間の記憶喪失(SS17話)
ヴェントゥヒーテの歴史の布に織り込まれたフェルディナンドの糸が切られたことで生じた副作用の一つであり、
ローゼマインが修復することで復活しました。
三日間の記憶喪失自体は、SS17話で素材や木札を分類中の
ユストクスが述懐している内容です。
記憶がない期間の様子は、その間にユストクスとフェルディナンドの文字で記された木札の内容で判断するしかなかったのですが、その木札の一つに、ユストクスの字で「フェルディナンド様は
アウブ・アーレンスバッハと婚約され、
エーレンフェストを出られるらしい。喜ばしい」と記されていたことから、当人達も謎かつ不確定な情報であると認識していました。
その後15年冬に、該当の記憶を失っていた、
ダンケルフェルガーの騎士達の記憶が突然復活し、現在の
アウブ・アレキサンドリアである
ローゼマインが現れたとの報告があがりました。(フェルディナンド、ユストクス、
エックハルトは意識不明中につき未確認)
女神に呼ばれ眠りについていた
ハンネローレが目を覚ます3日前の報告であったことから、時の女神
ドレッファングーアが「一つ修復が終わった」と告げた箇所だろうと、作中でハンネローレが推測しています。
ローゼマインとフェルディナンドの魔力の類似性
エアヴェルミーンに同一人物認定をされた2人ですが、もろもろの要素があるので、
魔力>貴族の魔力の性質を参照。
グルトリスハイトの分割に関しては
グルトリスハイトの分割問題を参照。
貴族院5年生時点では、これだけ染めたのだから…と神々にも言われている様子です(番外編13話)。
なお、ローゼマインの魔力で作った魔法のインクはフェルディナンドが触っても光らず、フェルディナンドの魔力で作った魔法のインクはローゼマインが触っても光らないことや、魔力で人を識別しているエアヴェルミーンが、別人と指摘された後は、明確に二人を識別できていることから示されるように、二人の魔力は非常に似ているものの、完全同一という訳ではありません。
ルーフェンのしつこい騎士コース勧誘を止めさせた、12年冬の聖典検証会議でのフェルディナンドの発言内容は何か?(第411話)
ユレーヴェの影響で未だに補助の魔術具なしに日常生活を送れないことと、様々な理由で
お守りを外せない(=実技の訓練をすればお守りが発動し、周囲の学生が危険に晒される)ことを告げたと、フェルディナンドがローゼマインに説明しています。――それにしても、ルーフェンが「まさか」「本当のことですか?」と驚きフェルディナンドが「決して口外するな」と口止めする程のことなのかは、いささか疑問が残る。
書籍版
Web版とは何が違うの?
シッカークが
カッシークに改名されました。
知識の番人が追加されました。
描写が詳しくなっていたりします。起こった出来事は同じですが微妙に時系列が変更されたりしています。
会話シーンに会話の往復が追加されたりモノローグの内容が変更されたりしたことで、登場人物の考えがより強調されたり、またweb版とは異なる心理が生まれていることを読み取れることもあります。
各巻に三人称単一視点によるプロローグとエピローグが追加されています。
今のところ本編は主人公の一人称視点で進行し、Web版にある閑話(第三者視点のお話)は、マイン一人称で本編に再構成されていたり、本編途中から巻末へ回されていたりします。
書き下ろしが各巻二編ずつ追加されています。
購入者特典SSがつく場合もあります。
これら書き下ろしエピソードで、なぜそのキャラがそのような動機を持ったのか背景が明確になったり、ローゼマインの目に入ってなかった第三者の間で進行していた事態が描かれたりもしています。
webに描写されているシーンや内容が書籍で減ったり無くなったりしていることはほとんどありませんが、例外的に簡略化されたり省かれたエピソードもないではありません。
5ch (2ch)
地雷とか何のこと?
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