女神の化身

「女神の化身」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

女神の化身 - (2017/02/24 (金) 14:46:38) の編集履歴(バックアップ)


女神の化身(めがみのけしん)とは、第三者から見たローゼマインの評価その2である。
それまでは、『エーレンフェストの聖女』が主な通称だった。
伝説には「エーレンフェストの聖女」と重複する部分も多い。


概要

「女神の化身」は、第四部エピローグの閑話『新しい子供達』におけるハルトムートの発言が最初である。
ローゼマインが旅立つフェルディナンド達へ贈った全属性の祝福の神々しさに、人間を超えた女神そのものであると神殿その他で演説した。
その後、ローゼマインも数々の奇蹟を貴族院その他で披露し、王族・他領の貴族・側近など様々な人の思惑から、「女神の化身」と称され、伝説が加速していく。

多くの領地に「メスティオノーラのよう」と認識されたのは、3年生の奉納式(ダンケルフェルガーとの共同研究)の時が最初であろう。
時を経るごとにローゼマインの能力などが名称に追いつき、
最終的に次期ツェントグルトリスハイトを授け、「女神の化身」としての役目を果たす。

エーレンフェストの聖女」と「女神の化身」の伝説はよく重複するが、あえて分別するのであれば、その慈悲の効果範囲がエーレンフェストに留まるか、ユルゲンシュミット全体へ広がるか、という基準を設けることが可能と推測できる。


女神の化身の視点と変遷

  • ハルトムート達信仰者による、ローゼマイン心酔のため
    • ハルトムート、クラリッサ、灰色神官・巫女達、孤児院の子供達
    • リュールラディなど一部の貴族

  • 身内による、ローゼマイン援護のため
    • ローゼマインの神々しさを宣伝し、神殿育ちという欠点を打ち消すため。
    • ローゼマインが推し進めたい、神殿改革に対する貴族の忌避感を和らげるため。
    • 旧ヴェローニカ派の子供達(青色神官・巫女見習い、孤児院)の成長誘導のため。

  • 見た目と能力がメスティオノーラを髣髴とさせるため
    • 闇の神から授かった紺の髪、光の女神から授かった金の目
    • 全ての神具を扱うことを許されている

  • 様々な儀式に通じ、古の神事の復活を成した成果に基づいた評価
    • 全属性の祝福
    • 加護の儀式
    • ダンケルフェルガーの戦いの前の儀式
    • フェアフューレメーアの祝福返し
    • 奉納式
    • 領主会議での星結び
    • 祈念式

  • 失われたグルトリスハイトに関する知識を、ユルゲンシュミットへもたらした
    • 地下書庫の存在とその中の知識
    • 王族のみが入ることの出来る書庫の存在
    • 祠詣りの意義と祠の位置
    • メスティオノーラの書の取得方法

  • 王族による、ローゼマイン取り込みのお膳立て
    • ローゼマインの魔力量と神々しさをアピールして、エーレンフェストにはもったいなく、王族に相応しいと印象づけるため。
    • 王の養女になる予定のローゼマインの価値を上げ、王命の婚約を破棄してのイレギュラーな王族入りに対して、周囲の反発を減らすため。

  • 他領の貴族による、ローゼマインを利用するための名称
    • 儀式に通じるローゼマインを中央神殿へ入れ、自領の利益に還元するため。
    • 慈悲を請うため。(魔力の融通など)

  • フェルディナンドによる、ローゼマインを幸せにし隊(上級版ローゼマイン援護)
    • ローゼマインがメスティオノーラの書を所持している事実を最大限利用
    • ローゼマインの王族入り阻止のため、『女神の化身はグルトリスハイトを“授ける”役』と規定。
    • 王族よりも女神の化身の方が身分が“上”と規定。
    • アウブ・アーレンスバッハとなる建前として『女神の化身が混沌の地を清める』
    • 制圧後のアーレンスバッハ貴族の懐柔(洗脳)のため。

  • 女神降臨
    • 貴族院防衛戦で、ローゼマインに英知の女神メスティオノーラが降臨したことにより、実質的な女神の化身となる。
    • 継承式の途中、過剰祝福を賜り、再度メスティオノーラが降臨した。
    • 女神の降臨により、女神の化身の方が王族貴族よりも上位の存在となった。
    • 女神の御力をまとい、全身が淡く光をおびているように見える。
    • 女神の御力は周囲に畏怖の感情を与える。



『女神の化身』に関する報告

『ですが、先日、考えを改めなければならない事が起こったのです。ローゼマイン様を表すのに相応しい言葉は聖女ではなく、女神ではないか、と』(ハルトムート*1

『あれはフェルディナンド様がアーレンスバッハへ旅立つ日のことでした。ローゼマイン様は旅立つ三人に虹色の祝福を送ったのです。』(ハルトムート*2

『シュタープを使って魔法陣を描いた全属性の祝福である。(中略)神々の名を唱えるたびにそれぞれの貴色に輝き、虹色の祝福の光が降り注いでいた。非常に幻想的で感嘆の溜息が出た。あの光景を見て、ローゼマインを聖女ではないと否定することはできない。』(コルネリウス*3

『ローゼマイン様の儀式は見る価値があると思います。神々に祈りを捧げること、神々に愛されるというのがどういうことなのか、よくわかると思います』(ミュリエラ*4

高く上がっている右手にシュタープを出したローゼマイン様が金色の瞳でじっと祭壇を見つめながら幼く高い声で唱えると、シュタープが大きな聖杯に変化しました。祭壇でゲドゥルリーヒが抱えているのと同じ聖杯です。(リュールラディ他)*5

領主の養女でありながら神殿長としてこうして儀式を行って領地を魔力で満たし、他領の者も加護を得られるように儀式について教え、こうして他人の減った魔力を心配して回復薬を準備するなど、とても普通の者にできることではありません。(リュールラディ*6

ローゼマイン様はシュタープを出しました。そして、今度は「シュトレイトコルベン」と唱えて、フリュートレーネの杖を手にします。(中略)次から次へと神具が出てくる様子に皆が唖然としていると、(中略)ローゼマイン様の祈りと共に杖の魔石から緑の光が噴き出しました。先程の儀式と同じように一部の光が柱となって屹立し、それ以外が部屋にいる皆に降り注ぎます。(リュールラディ*7

「メスティオノーラ……(byハンネローレ)」という呟きがどこからか聞こえました。(リュールラディ*8

『あらゆる神具を自在に扱うローゼマイン様は、神々から神具を使うことを許されたメスティオノーラではないか、と』(クラリッサ*9

『命の神から隠すため、闇の神からいただいた夜空の髪に、光の女神からいただいた金の瞳に姿を変え、最も守りの強い風の眷属に入ったメスティオノーラ……。ローゼマイン様にピッタリですね』(エグランティーヌ*10


ローゼマイン様は御自身が淡く光を帯びています。離れていても女神の御力が緩やかに放たれているのを感じました。観覧席にいても感じられる程の御力です。人が持つ魔力とは違い、畏怖せざるを得ないような波動があります。(ハンネローレ)*11

『先日、ローゼマイン様に英知の女神 メスティオノーラが降臨されました。女神の御力を感じ取れない者はいないでしょう』(エグランティーヌ)*12

それは誰も見たことがない、女神の舞の始まりでした。(中略)舞台の上の魔法陣が光り始め、それぞれの大神の記号から貴色の柱がゆっくりと伸び始めました。(中略)神々の像が勝手に動き始め、最上部への道を開いていきます。(中略)今度は祭壇の神像が持つ神具が次々と光を放っていきます。(中略)「神に感謝を」ローゼマイン様の声が響いた途端、全ての神具が一斉に強い光を放ち、奉納舞の舞台にいたローゼマイン様の姿が消えました。(ハンネローレ)*13

エグランティーヌ様がローゼマイン様の前に跪きます。新たなツェントよりも女神の化身であるローゼマイン様の方が上位の存在であることが示されています。(ハンネローレ)*14

『長い歴史の中で少しずつ歪んできたユルゲンシュミットとツェントの在り方を見つめ直し、中央神殿の神殿長として古の儀式を復活させ、女神の化身であるローゼマイン様とお約束した通りにユルゲンシュミットを導いていくことを、わたくし、エグランティーヌは今この場で光の女神と側に仕える眷属たる十二の女神に誓います』(エグランティーヌ)*15

エグランティーヌ様の誓いの言葉と共に、光の冠が一際眩しく輝きました。逃れようがない神々との契約にエグランティーヌ様が縛られていきます。光の女神達との契約が成立したことが一目でわかりました。(ハンネローレ)*16

『ハルトムートはローゼマイン様が魔術具に触れないようにしているのだ。女神の御力は自分の魔力と同じように制御するのが難しいようで、不用意に触れると魔石部分が金粉化するからな』(アウブ・ダンケルフェルガー)*17

ユルゲンシュミット中の貴族が待ち望んだ、本物のグルトリスハイトを得たツェントが誕生したのです。わたくしのお友達(ローゼマイン)が、ユルゲンシュミットに新しいツェントをもたらしたのです。(ハンネローレ)*18




年表

第三者が目撃したり伝え聞いた、女神の化身ローゼマインの軌跡。
  • 記載する伝説の選定
    • 伝説を知り、流布しうる第三者が存在する事を基本とする(としたいのですが、そうすると抜ける可能性が出てくるので、各自適当にご判断願います)
      • 聖女の親族・側仕え・護衛・御用商人など親密な関係者は、聖女の特異な行動を無闇に口外しないため、基本的に第三者に含まない。
      • 聖女の関与の有無が不明確に見える状況は伝説から除外
    • 事実や女神の化身当人の意思・意図と食い違う場合がある
      • 不名誉な出来事や、誤った噂、女神信仰者による改竄が含まれる
  • 表の項目
    • 年次は年表同様、(ローゼマインでなく)マイン誕生を0年とし、年始を春で記載する。
    • 話数は該当事象の発生話数。括弧書きの話数は該当事象の裏事情に関する話数。
    • 証人は該当事象を知る第三者だが、当然ながら社交等で伝播する可能性がある。
年次 話数 内容 証人 補足
00.夏 - マイン生まれる)
13.冬 454話 アーレンスバッハへ向かうフェルディナンド・エックハルト・ユストクスへ、聖典最後のページに載っている神殿長のみが知る全属性の魔方陣と祝詞で虹色の祝福を与える。
<古の儀式の復活>
エーレンフェストの領主一族とその側近 『ハルトムートが興奮しすぎて非常に鬱陶しかった』(455話)(コルネリウス)
『全属性の祝福の成功例は本で読む程度』(455話)(コルネリウス)
13.冬 457話 ハルトムートが『ローゼマイン=女神』と神殿で演説。
定型の祈りの対象にローゼマインを入れる。
『そして、エーレンフェストの聖女ローゼマイン様に祈りと感謝を捧げましょう』
孤児院にいる灰色神官&巫女と子供達 『ディルクとコンラートは「慈悲の女神ですか?」「灰色神官達を助けてくれるのですから、確かにそうですね」と相槌を打っていますが、他の子供達は完全に置き去りになっているよう』(457話)(ヴィルマ)
『バッと両手と左足を上げて皆が一斉に祈りを捧げる中、新しく入った子供達はビクッと肩を震わせて周囲を見回します。』(457話)(ヴィルマ)
13.冬 466話 加護の儀式の授業で43の眷属神から加護を賜る。
祭壇が動き、一番上にどこかへ向かう出入り口のような穴が現れる。
穴は始まりの庭へ繋がっていた
ヒルシュール 「わたくしが知っているのは、フェルディナンド様とローゼマイン様だけですよ。本当に二人とも規格外ですこと」(466話)(ヒルシュール)
13.冬 467話 ヴィルフリートが12の眷属神、
ローデリヒが全大神、
フィリーネが適性外のメスティオノーラの加護を得る。
<古の儀式の復活>
ヒルシュール 「複数の眷属から加護が得られるのは普通ではないのですか?」(467話)(ローゼマイン)
「騎士見習いやダンケルフェルガーの学生が火の眷属からご加護を複数得ることは珍しくありませんけれど、ヴィルフリート様のような武に特化しているわけではない領主候補生が複数の眷属の加護を得るのは珍しいです」(467話)(ハンネローレ)
「ご加護を得て全属性になるなど聞いたことがございません」(467話)(グンドルフ)
「エーレンフェストに想定外の変化が起こった時は大体ローゼマイン様が中心にいますから、わたくしは確信を持っています」(468話)(ヒルシュール)
13.冬 467話 音楽の授業で魔力の制御が出来ず、1曲分風の祝福をし続ける。
祝福が授業中の旧ヴェローニカ派の子供達へ降り注ぐ。
貴族院の先生と生徒多数 『皆が唖然としている顔が視界に並んでいる(中略)音楽の先生が目を瞬きながらわたしを見た。』(ローゼマイン)
『「フェシュピールを演奏しながら大規模な祝福を行っていたのですって」「見たこともない規模の祝福だったそうよ」と指を刺されたり、ひそひそと言われたりした』(469話)(ローゼマイン)
『わたしが音楽の講義でぶっ放してしまった祝福が届いた子供達は周りから奇異の目で見られて大変だったらしい。』(470話)(ローゼマイン)
「フェシュピールを爪弾く指輪から風の祝福が溢れていました。幼く高く澄んだ声で神に語り掛け、神がローゼマイン様にお応えになっているような美しい光景でございました」(SS18)(ダンケルフェルガー生)
「講義の途中で突然エーレンフェストの中級貴族のところへ祝福の光が降り注いだのです。本当に驚きました。乗り込み型の騎獣を作っているところだったのです」(SS18)(ダンケルフェルガー生)
「フェシュピールを爪弾くたびに指輪から風の貴色である黄色の祝福の光が溢れる様子は芸術の女神キュントズィールのご加護を感じるほどで、それは美しい光景だったようです」(SS19)(エグランティーヌ)
『そして、ちょうど同じ頃にエーレンフェストの学生に祝福の光が降り注ぎ、あちらこちらの講義の場で大騒ぎになっていたらしい。』(SS19)(アナスタージウス)
13.冬 468話 加護の取得方法の仮説を立てる。
重要なのは、「祈り」「魔力奉納」
ヴィルフリート
シャルロッテ
ヒルシュール
「わたくし達の理解の仕方が違っていたのですね。参考書に書かれている、神々に祈りを捧げよ、という言葉は加護を得る儀式の方法ではなく、生活に取り入れる生活習慣だったということですか」(468話)(ヒルシュール)
「魔力だけでなく、加護までエーレンフェストが独占状態で増やしていくのは中央にとっても印象が良いものではございません」(468話)(ヒルシュール)
「ローゼマイン様の仮説が正しいのかどうかを検証したいと伺いました。わたくし、何故複数の眷属からご加護がいただけたのか不思議で仕方がなかったのですけれど、ローゼマイン様の仮説を伺って納得したのです」(469話)(ハンネローレ)
13.冬 469話 採集後の採集地を余剰魔力の祝福で回復させる エーレンフェスト生 「昨日の土の日に採集場所で魔力を使って来たのですけれど、あまり意味がありませんでした」(470話)(ローゼマイン)
「なるほど。突然の祝福に驚いたが、あれは魔力を減らすためだったのか」(470話)(ヴィルフリート)
「お姉様はあれだけの祝福を行っても意味がなかったのですか!?」(470話)(シャルロッテ)
13.冬 469話 礎の魔術の講義で、魔石を一瞬で染め、次々と金粉を作り、優秀さ、大量魔力保有者であることを示す エグランティーヌ
3年の領主候補生
「ローゼマイン様は課題で与えられた小さな魔石をギュッと握っては次々と金粉に変えていくのです。わたくしも全力で魔力を込めれば金粉にすることは難しくないでしょうけれど、一度にそれだけの量を作ることはできません。何よりも驚いたのは、ローゼマイン様は回復薬も飲まれていませんでした」(SS18)(ハンネローレ)
「わたくしの冗談のつもりで、それでは音楽の時のように祝福をされると、皆の箱庭がローゼマイン様の魔力で染まってしまうかもしれませんね、と申し上げたのです。そうしたら、ローゼマイン様は真顔で……そうならないように気を付けているのです。実際、シュバルツとヴァイスは祝福で主になってしまいました、とおっしゃったのです」(SS18)(ハンネローレ)
「いくら何でも魔力量が尋常ではないぞ」(SS18)(レスティラウト)
「三年生の講義は魔力量があれば楽にこなせるとはいえ、いくら何でも速すぎるな」(SS19)(アナスタージウス)
「回復薬に手を伸ばしている様子も見られませんでした。王族に欲しいと思うほどの魔力量です」(SS19)(エグランティーヌ)
『お兄様の声が上擦っているように聞こえました。それはそうでしょう。ローゼマイン様は領主候補生コースと文官コースを十日ほどで終えるつもりなのです。普通では考えられません。』(SS18)(ハンネローレ)
13. 冬 470話 大量の魔力を消費するため、エーレンフェストから送られてくる魔石に次々と魔力を込めたり、金粉化したりする。 エーレンフェスト生
13.冬 470話 奉納舞の授業で、魔力制御不十分により、大量のお守りを光らせて踊る。 奉納舞の先生
エグランティーヌ
領主候補生
『お稽古が再開されます。けれど、誰も彼もお稽古に身が入っていないようでした。それは先生も同じことです。顔に出さないようにしながらも、皆の目が興奮しているのがわかります。』(SS18)(ハンネローレ)
「ローゼマイン様の奉納舞のスケッチです! ハンネローレ様もご覧になったのでしょう? あぁ、なんと羨ましいことでしょう。わたくしもローゼマイン様の間近で起こされる奇跡の数々を拝見したいです」(SS18)(クラリッサ)
「黙れ、クラリッサ。頭の中の聖女が壊れる」(SS18)(レスティラウト)
「大きな魔石が連なるネックレスが胸元で、そして、虹色魔石の髪飾りが揺れる夜空の髪と共に複雑な色に輝き、星のようなきらめきを見せていました。くるりとローゼマイン様が回るたびにいくつもの光の帯が周囲を飾るのです。まるで神々からの祝福をその身にまとっているような舞でした。この寝台の中のように暗い中で見ることができれば、更に美しかったでしょう」(SS19)(エグランティーヌ)
「シャルロッテ様のお言葉によると、ローゼマイン様は奉納舞でも祝福を送ろうとしていたようです」(SS19)(エグランティーヌ)
13.冬 471話 採集地で素材を収集し、祝福で回復させる エーレンフェスト生
13.冬 471話 シュタープを得る時期を加護の儀式の後にするよう、要望という名の進言をする エーレンフェスト領主一族
ヒルシュール
「成長期を終えるまでに魔力を伸ばし、加護を得られる眷属が増えれば、もっと品質の良いシュタープを得ることができるかもしれません。何より、シュタープを得られるのは一人につき、たった一度なのに、自分に合わないシュタープでは一生困るのです」(471話)(ローゼマイン)
13.冬 472話 ダンケルフェルガーと共同で「加護と儀式の関連性」に関する研究を行うことになる。 エーレンフェスト領主一族
13.冬 472話 「加護の儀式の魔法陣は回復薬を使ってでも満たすこと」、
「礎に魔力供給するときの祝詞と加護の関連性」に関しても仮説を立てる。
「成人後加護が増えるか」、「領地の神殿でも加護を得られるか」を内々の検証対象にする。
エーレンフェスト領主一族 「フレーベルタークでは唱えていませんでした。エーレンフェストで初めて魔力供給をした時には少し驚いたものです」(472話)(フロレンツィア)
「確かコンスタンツェ姉上が嫁いだ頃から父上が唱えるようになったのだ。」(472話)(ジルヴェスター)
13.冬 473話 最速で領主候補生コースを終える エグランティーヌ
3年の領主候補生
13.冬 474話 ドレヴァンヒェルと魔紙の共同研究をすることになる グンドルフ
13.冬 475話 名捧げのための素材採集のため、シュツェーリアの盾を張り、採集地回復した エーレンフェスト生 「ローゼマイン様の儀式は見る価値があると思います。神々に祈りを捧げること、神々に愛されるというのがどういうことなのか、よくわかると思います」(493話)(ミュリエラ
13.冬 476話 アーレンスバッハと図書館の魔術具の消費魔力減少の共同研究をすることになる フラウレルム
13.冬 479話 図書館の『王族しか入れない書庫』について調べる依頼を受ける。
上級司書が3人いなければ開かない書庫の鍵の管理者をする。
アナスタージウス
本好きのお茶会メンバー
13.冬 479話 印刷本を公開する 本好きお茶会メンバー
13.冬 480話 フェルディナンドの後任にハルトムートが神官長になったこと。
領主候補生が神事に携わり、神殿に出入りするなど、
エーレンフェストの神殿は改革が済んでいるとアピールする。
レスティラウト
ハンネローレ
ヴィルフリート
『わたしの説明にレスティラウトも周囲の学生達も「本当にエーレンフェストでは何の落ち度もないのに神官長として神殿に入れられるのか」と呟いた。』(480話)(ローゼマイン)
13.冬 481話 『フェルネスティーネ物語』の
悲劇のヒロイン・フェルネスティーネ=ローゼマインという誤解が始まる
レスティラウト
ハンネローレ
ヴィルフリート
『さすがに「フェルディナンド様です」とは言えずに言葉を濁す。』(481話)(ローゼマイン)
「……フェルネスティーネはローゼマイン様を元にした主人公ではありませんか?」(480話)(ハンネローレ)
「そうなのですか? 橙の瞳にさらさらと風に揺れる明るい青の髪という描写や幼い頃から美しく賢いところ、アウブに引き取られて領主候補生になったという生い立ちも共通点があるものですから」(480話)(ハンネローレ)
13.冬 483話
484話
王族へ地下書庫に王族が知るべき資料が有ることを知らせる。 ジギスヴァルト
アナスタージウス
ヒルデブラント
「それにしても、王族から失われている情報が不自然なほど多すぎるように感じる。誰かが情報を制限したり、存在を秘されている資料があったりするのではないだろうか。三本の鍵が必要になる書庫は古い資料や情報を保存するための魔術がかかっている保存書庫で、王や次期王が知っておくべき情報がたくさんある。君ではなく、王族や領主が入るための書庫だ」(483話)(フェルディナンド)
「どうしてエーレンフェスト以外に三本の鍵が必要な書庫の情報を知っている者がいないのでしょうか? 中央にも大領地にもその書庫について知っている者がいないのです」(484話)(ジギスヴァルト)
「それほど重要な情報をその人は何故今まで黙っていたのでしょう?」(484話)(ジギスヴァルト)
13.冬 485話 王族と領主候補生が入れる地下書庫で、ツェントになるためのHow to本を見つけて、現代語訳し、王族へ渡す 王子3人
ハンネローレ
13.冬 485話 ジギスヴァルトとアナスタージウスに、お祈りをして加護を得ることの重要性を教える。
礎に魔力供給をする時の祝詞を教える。
ジギスヴァルト
アナスタージウス
「私は適性のある大神から御加護を得ましたが、少し魔力を使いやすくなった程度で、特に変化は感じませんでした。眷属からの御加護を得ると、何か変わるのですか? お祈りを今の王族の務めよりも優先するべきなのか、悩むところです」(485話)(ジギスヴァルト)
「エーレンフェストはどれだけの情報を隠しているのだ?」(485話)(アナスタージウス)
13.冬 486話 アンケート方式を導入する。 エーレンフェスト生
ダンケルフェルガー生
13.冬 487話 ダンケルフェルガーに伝わる戦いの前の儀式において、シュタープ製神具の槍を用い、実際に魔力奉納することで、光の柱を立て、本物の祝福を得られた。
<古の儀式の復活>
ただし、この時は過剰祝福だった
エーレンフェスト生
ダンケルフェルガー生
「あの儀式であのようなことが起こるのは初めて見たぞ。其方、一体何をしたのだ!?」(487話)(レスティラウト)
「それはもう美しいお姿でございました。わたくし、これまで何度もダンケルフェルガーで同じ儀式を見てきましたが、このように神聖な儀式であったことを初めて知りました。さすがエーレンフェストの聖女と名高いローゼマイン様」(クラリッサ)
「パチパチと爆ぜるような音と青い光を放つライデンシャフトの槍は神具と呼ぶに相応しく、静かに佇んで祈りの歌を歌うローゼマイン様のお姿は、神々から神具を借りることを許されたメスティオノーラのように清らかで美しいものでございました」(クラリッサ)
13.冬 487話 先に本物の祝福を賜ったことで、ハンネローレが行った『海の女神の祝福返しの儀式』が本当に祝福を返す儀式となった。
<古の儀式の復活>
エーレンフェスト生
ダンケルフェルガー生
「だが、このような現象は初めて見るぞ」(487話)(レスティラウト)
13.冬 490話
491話
王族ならびに他領の学生も共同研究の神事の検証(奉納式)に誘い、神事の見直しを勧める 中小領地のお茶会
アナスタージウス
『新しい神官長である上級貴族のハルトムートが参加することは知っていたけれど、まさか青色神官の衣装をまとっているとは思わなかった。それにも驚いたが、青い衣装を身につけている残りの二人がエーレンフェストの領主候補生だとわかった時には驚きを通り越して、呆然とした。エーレンフェストは本当に領主候補生に神殿の神事をさせているのだ。』(SS23)(アナスタージウス)
13.冬 493話 儀式中の安全のため、シュツェーリアの盾を張って参加者を選別する 王族
中央騎士団
全領地の学生
「けれど、明確に弾かれています。上位領地ではアーレンスバッハの二人だけでしたが、二人はローゼマイン様に明確に敵意があったことを本人が述べていました。けれど、先程の彼は政変に負けた領地の者です。これから先は何人も弾かれる可能性がございます」(493話)(ルストラウネ)
『盾の強度を計るために騎士達が激しい攻撃を仕掛けるのを、王族は揃って呆然と見つめるしかない。次々と繰り出される攻撃が半透明の黄色の盾に弾かれている。』(SS23)(アナスタージウス)
『傍からはヒルデブラントとさほど変わらないような幼い子供に黒いマントを羽織る中央騎士団が全力攻撃をしているようにしか見えない。しかも、一撃も当てられない。』(SS23)(アナスタージウス)
13.冬 494話 奉納式をし、シュタープ製聖杯から光の柱を立てる
<古の儀式の復活>
王族
過半数の領地の参加者
『……わたくしの報告を「大袈裟ですこと」とお姉様はいつもおっしゃいますが、大袈裟でも何でもないということをわかっていただけそうです。』(494話)(リュールラディ)
「ツェント・トラオクヴァールから直接お言葉を賜るなど、最優秀でも獲得しない限り、難しいでしょう? 皆様、感激されておいででした。それから、ローゼマイン様の神々しいまでのお姿に心打たれた方も多かったようです」(497話)(ハンネローレ)
「本物の神事を経験した、と彼等は口を揃えて言っていました。皆の祈りが一つになり、魔力が引き出され、それによって貴色の柱が立ち上る光景は目の奥が熱くなるほど感動的で見事でございました、と」(511話)(アウブ・クラッセンブルク)
(クラッセン)礎を支える領主一族、ユルゲンシュミットを支える王族への感謝の念が自然と引き出される衝撃的な儀式だったそうだ。参加したダンケルフェルガーの文官見習いの意見をまとめてくれたクラリッサの報告でも似たような感想があった(511話)(ローゼマイン)
エーレンフェスト生は「あれが神事なのですね」しか言わなかった(511話)(ローゼマイン)
13.冬 494話 下位領地参加者の為に回復薬やフリュートレーネの杖の神具を用いて癒し、容姿の類似から女神メスティオノーラに例えられる
<古の儀式の復活>
王族
過半数の領地の参加者
『領主の養女でありながら神殿長としてこうして儀式を行って領地を魔力で満たし、他領の者も加護を得られるように儀式について教え、こうして他人の減った魔力を心配して回復薬を準備するなど、とても普通の者にできることではありません。』(494話)(リュールラディ)
「メスティオノーラ……(byハンネローレ)」という呟きがどこからか聞こえました。(493話)(リュールラディ
『あらゆる神具を自在に扱うローゼマイン様は、神々から神具を使うことを許されたメスティオノーラではないか、と』(493話)(クラリッサ
『命の神から隠すため、闇の神からいただいた夜空の髪に、光の女神からいただいた金の瞳に姿を変え、最も守りの強い風の眷属に入ったメスティオノーラ……。ローゼマイン様にピッタリですね』(493話)(エグランティーヌ
13.冬 497話 ダンケルフェルガーにシュタープ神具の作り方を教える ハンネローレ 「政変が終わった後、神殿から貴族院へ入った者は何人もいましたけれど、ローゼマイン様のように神具を扱う者はいなかったそうですよ?」(497話)(ハンネローレ)
「作るだけならばできた者はいると思います。ただ、これだけ神殿が蔑まれている状態で扱う者はいないでしょうね。それに神具を扱うにはハンネローレ様もご存知のように、魔力がかなり必要です。特例で貴族院に入り、初めて魔力圧縮を行うようになった元青色神官や青色巫女では神具の形を維持することも難しいと思われます」(497話)(ローゼマイン)
13.冬 500〜503話 ダンケルフェルガーとの嫁取りディッターで
シュツェーリアの盾、
海の儀式と祝福がけ
エーヴィリベの剣(ヴィルフリート)、
ライデンシャフトの槍、
フリュートレーネの杖
を使用し、光の柱を立てる
ダンケルフェルガー
エーレンフェスト
「……ダンケルフェルガーが祝福を得られることから考えても、シュタープを使って儀式をしたり、祝詞を唱えたりするのが大事ってことかな?」(500話)(ローゼマイン)
13.冬 519話 祭壇上の魔法陣に関して、情報を知るフェルディナンドと王族を仲介する
魔法陣はツェント候補を選出するもの
魔力奉納しながら奉納舞を舞うのが必要
フェルディナンド
エグランティーヌ
『中央神殿の神殿長と神官長があの魔法陣はツェントを選出するためのものだと言い出したことで、その場は騒然となったらしい。これまでずっと苦労してきたトラオクヴァール王がグルトリスハイトを得るべきだという古参の側近達や、今日のあの状態を見てディートリンデがツェントになることに不安を抱く者が出たそうだ。それに加えて、全てはフェルディナンドの陰謀で、エーレンフェストのローゼマインを操ることができなくなれば、次はディートリンデを操ろうとしている、と主張する者もいた』(519話)(エグランティーヌ)
「今回は本当に時間も情報もないようなので教えますが、自分に必要な資料を自分で読めなければ、どのように情報が曲げられているのかも理解できません。古い言葉を読めるようになるのはツェントに必須の技能だと思われます。メスティオノーラから授かったと言われるグルトリスハイトは、おそらく聖典よりも古いですよ」(519話)(フェルディナンド)
15.春 607話 フェルディナンドの指示で、ハルトムートとクラリッサがアーレンスバッハ貴族に女神の化身であるローゼマインの素晴らしさを説き、信仰者を増やす。 「英知の女神 メスティオノーラと同じく闇の神の祝福を受けた夜空のような髪、星がきらめくような艶だとローゼマイン様の側近二人が絶賛していますが、本当にその通りですね」(613話)(フェアゼーレ)
「お二人は今もアーレンスバッハの貴族達にローゼマイン様がいかに素晴らしい主であるのか、そして、アーレンスバッハが置かれている情勢をアイゼンライヒの歴史と合わせて説いています。王族からどのような沙汰があるのか、アーレンスバッハの貴族達は戦々恐々としているのです」(613話)(フェアゼーレ)
15.春 アウブの守護を発動し、領民を魔術で守護し、アーレンスバッハ貴族にアウブとして認識される。
領民にも魔術を目の当たりにさせる。
アーレンスバッハ
15.春 610話 ランツェナーベ船攻略のため、
冬を呼ぶ儀式を行い、
<古の儀式の復活>
側近のエーヴィリーベの剣と祝詞で冬の眷属を召喚した。
ダンケルフェルガー数名がライデンシャフトの槍で船を攻撃した。
アーレンスバッハ
ダンケルフェルガー軍
「エーレンフェストの者は何故それほど冷静に対応できるのだ!? フェルディナンド様は船を凍らせるために冬を呼ぶとおっしゃったのだぞ!?」(610話)(ハイスヒッツェ
『四人の魔力が圧倒的だったのか、船全体が雪と氷に包まれ、光の柱の中だけ海まで凍るのにそれほど時間はかからなかった。』(610話)
「わたくし、本当に感動いたしました! もうダンケルフェルガーにもエーレンフェストにもお手紙を送りましたよ!」(612話)(クラリッサ)
15.春 610話 ランツェナーベ船攻略中、フェルディナンドのマントに包まれて、そのマントが光る。 アーレンスバッハ
ダンケルフェルガー軍
15.春 611話 グルトリスハイトを掲げ、国境門内へ進入。
国境門を閉じる。
(実際に閉じたのはフェルディナンド)
アーレンスバッハ
ダンケルフェルガー軍
『わたしが掲げるメスティオノーラの書に周囲の視線が集まる中、わたしとフェルディナンドを乗せた騎獣は国境門へ飛び込む。上から国境門へ入れるのは聖典を持つ者だけだ。』(611話)(ローゼマイン)
15.春 659話 ツェント継承式にて、
女神の御力を纏う
全領地 ローゼマイン様は御自身が淡く光を帯びています。離れていても女神の御力が緩やかに放たれているのを感じました。観覧席にいても感じられる程の御力です。人が持つ魔力とは違い、畏怖せざるを得ないような波動があります。(659話)(ハンネローレ
『先日、ローゼマイン様に英知の女神 メスティオノーラが降臨されました。女神の御力を感じ取れない者はいないでしょう』(659話)(エグランティーヌ
15.春 659話 ツェント継承式にて、
祭壇前で奉納舞を舞い、魔法陣と神具から光の柱を立て、祭壇の像を動かし、始まりの庭へワープする。
全領地 『全ての神具が光った後、ローゼマイン様が跪いて動かなくなりました。それが奉納舞が終わりだと気付くのに少しかかってしまったくらいに、わたくしは夢心地で奉納舞を見つめていました。』(659話)(ハンネローレ)
15.春 661話
662話
始まりの庭にて、神々より人の身に過ぎた過剰祝福を賜り、神々の御力が増えた。
神々の御力を整えるため、メスティオノーラがローゼマインに最降臨した。
エアヴェルミーン
神々
フェルディナンド
エグランティーヌ
「……ふむ。どうやら神々にも少々想定外の事態のようだ。ずいぶんと慌てている。メスティオノーラが降臨して神々の御力を整えたいそうだが、その腕の飾りを外せるか?」(662話)(エアヴェルミーン
「一つ確実なのは、メスティオノーラを降臨させねばローゼマインが死ぬということだけです」(662話)(フェルディナンド
「前回わたくしが貴女の体に降りたことで完全にわたくしの力に染まりました。そのため、複数の神々の力が反発し合うことになったのです。時間がたって影響が薄れていればこれほどの苦痛はなかったのでしょうけれど、今回はほとんど時間が経っていなかったことで、貴女は不必要に苦しむことになったようです」(662話)(メスティオノーラ
「神々に悪気があったわけではないのですけれど、エアヴェルミーン様に抗うクインタへの意趣返しではあったようですね」(662話)(メスティオノーラ
「痛々しくも何と神々しい……」(663話)(ハルトムート
15.春 660話 ツェント継承式にて、
エグランティーヌグルトリスハイトを授与する
全領地 『全属性の祝福が跪くエグランティーヌ様に注がれます。あまりにも神々しい光景に息を呑みました。』(660話)(ハンネローレ)
「おおおぉぉぉ!」「本物のグルトリスハイトだ!」「メスティオノーラの化身より賜ったぞ!」
ユルゲンシュミットにグルトリスハイトをもたらした女神の化身であるローゼマイン様と新たなツェントの誕生を祝い、高く亭亭たる大空を司る、最高神 広く浩浩たる大地を司る、五柱の大神 水の女神 フリュートレーネ 火の神 ライデンシャフト 風の女神 シュツェーリア 土の女神 ゲドゥルリーヒ 命の神 エーヴィリーベに祈りと感謝を捧げましょう」(660話)(ハルトムート
15.春 663話 ツェント・エグランティーヌに「聖典の鍵と礎の関係」を教え、
内密に国の礎を染める。
フェルディナンド
エグランティーヌ
「中央神殿長の聖典の鍵はユルゲンシュミットの礎に、各領地の聖典の鍵は領地の礎に至るための鍵になっています。はるか昔のツェントやアウブが神殿長であったことの証明で、これから先、王族や領主一族が神殿長を努めなければならない理由でもあります」(663話)(フェルディナンド)
15.春 664話 アーレンスバッハの採集地(貴族院)を回復させる
<古の儀式の復活>
アーレンスバッハ 「おおおぉぉぉ! 素晴らしい! 女神の化身の御力だ!」(664話)(アーレンスバッハ貴族)
「ほんの一瞬でこれほど採集場所が豊かになるなど信じられぬ」(664話)(アーレンスバッハ貴族)
「あまりにも荒れていた今回はローゼマイン様の御力をお借りしました。ですが、エントヴィッケルン用の素材採集が終われば、学生達や領主会議に出席する貴族達が自分達の魔力で満たすことになります。貴族院で神事の復活が見直され、貴族が神々の御加護を得るために他の領地はすでにお祈りを始めていることはご存知ですか?」(664話)(ハルトムート
混沌の女神に魅入られた土地を清めるために女神の化身をアウブに戴くことになったというのに、領地の貴族が神事を厭うようではそれほど遠くない未来に女神も愛想が尽きるかもしれませんもの」(664話)(クラリッサ
15.春 665話 大量の素材を金粉化する エーレンフェスト
アーレンスバッハ
15.春 665話 虹色魔石をくっつけて特大虹色魔石をつくり、
虹色レッサー君(騎獣)を作る
アーレンスバッハ 『……ごめん。こっちの感覚はやっぱり理解できないみたい。』(665話)(ローゼマイン
「可愛らしくはありませんが、非常に神々しいです。女神の化身に相応しい乗り物だと思います」(665話)(ローゼマイン側近)
「えぇ。このような全属性に輝く騎獣は初めて見ました! 素晴らしいです」(ハルトムート
「とても美しい騎獣だと思います、ローゼマイン様」(665話)(アーレンスバッハ貴族)
「新しいアウブの騎獣からは全ての神々からの御力を感じます。なんと尊い……」(665話)(アーレンスバッハ貴族)
15.春 665話 お試しで、神殿の聖杯に魔力供給して庭に女神の御力を掛ける。
庭の草木が成長した。
アーレンスバッハ 「見てくださいませ。花が開きましたよ」「少し緑が濃くなっているのでは?」(665話)(アーレンスバッハ貴族)
『聖杯から零れた虹色の液体に周囲の貴族達が「さすが女神の化身だ」と驚きの声を上げる。』(665話)
15.春 666話 虹色レッサー君で2階建ての家のような騎獣を作って、同行者の安全を確保する 側近
アーレンスバッハ側近
『騎獣とは一体何なのか、わたしがフェルディナンドに問いたくなったところでフェルディナンドは「相変わらず君の騎獣は非常識の塊だが、これでよかろう」と満足そうに何度か頷いた。』(666話)(ローゼマイン
『外から見ると、今のレッサーくんはレッサーパンダの顔が付いた巨大なゾウガメっぽい。大きな家が甲羅のように見える。』(667話)(ローゼマイン
15.春 666話 フェルディナンドの騎獣に同乗し、神殿の聖杯に魔力を込め、空中から女神の御力を散布し、アーレンスバッハの土地を再生させる アーレンスバッハ住民 『聖杯から流れ出す虹色の液体が降り注ぐと、土地の色が黒みを帯びたり、突然緑の部分が増えたりして、景色が本来の色を取り戻したように鮮やかになっていくのが目に見えてわかる。わたしの本来の魔力ではお祈りをしなければこんなふうに土地自体を癒すことはできない。せいぜい魔力目当ての魔獣や魔木が巨大化するくらいだ』(666話)(ローゼマイン)
「女神降臨と言われても納得できるほど非常に神秘的で美しい光景でした。神々の御力を得て光り輝く女神の化身が、そのたおやかな手の内にある聖杯から全属性の輝きを注げば、ゲドゥルリーヒは癒されて潤い、ブルーアンファの訪れと共に若葉が次々と芽生え、アーンヴァックスの導きにより葉は青さを増して……」(666話)(ハルトムート
15.春 667話 超巨大虹色レッサー君(要塞)で空中を移動し、
側近たちに女神の御力を込めた神殿の神具(槍・杖・聖杯)を貸し与え、
魔獣をたおし、土地を癒やし、祈念式を行い、『破壊と再生』を敢行
アーレンスバッハ住民 『二階建ての家が飛んでいるような今の状況は外から見ると非常にシュールなようで、農民達が目を剥いてこちらを指差して騒いでいるそうだ。外の見回りから戻ってきたレオノーレから聞いた』(667話)(ローゼマイン)
『敵の接近を封じるためにレオノーレがシュツェーリアの盾を展開してレッサーくんを守り、コルネリウス兄様やマティアスが交代でライデンシャフトの槍を使って攻撃する。魔獣を倒した後、クレーターのように抉られた跡はフリュートレーネの杖で癒すのだ。』