属性について


絆Lv1で解放されるステータス欄には、そのサーヴァントの「属性」が表記されている。
【重んじる方針】として「秩序・中立・混沌」、【性格】として「善・中庸・悪」(+その他の性格)
を組み合わせた表記となっている。
例:『秩序・悪』『中立・中庸』

「Fate/complete material III World material」にて、サーヴァントやマスターとの相性については
「性格」の不一致であれば大きな問題にはならないが、「重んじる方針」が違う場合は軋轢が大きくなる。
とされている。

FGOにおいては属性によるステータスの変化はないが、特性の一つとして
  • 特定の戦闘でのボーナス
    • 例「〔悪〕属性を持つサーヴァントにクエストで得られる絆ポイントの獲得量アップ」
  • 一部スキルでのボーナス・ペナルティ
    • 例1「善属性の攻撃を無効にする&中庸・悪属性の攻撃を半減する」
    • 例2「自身を除く味方全体の〔悪〕特性の攻撃力をアップ」
の対象となることがある。

勘違いされやすいが、これらの重んじる方針と性格の内容について公式で詳しい説明がなされたことはなく、社会ルール自分ルールと言われる類のものはあくまでファンの想像となる。

【重んじる方針】

「社会的なルール」に肯定的かどうか。
社会的というのは国や所属する組織であることが多い。
「人間」と「神」など異なる視点でのルールの違いがある上、
サーヴァントの生まれた時代によって社会構造が異なるため、厳密な切り分けは難しい。

以下におおまかな分類の基準を挙げる。
  • 法に殉ずる、あるいは法を執行する:「秩序」
  • 私が法だ/俺が決めた法を守らせる:「混沌」
  • ルールよりも大事なものがある:「混沌」
  • 社会から外れた犯罪者や反英雄:「混沌」
  • 状況に応じて方針を変えたり、方針を持たない:「中立」


【性格】

「感情/良心の方向性や周囲への対応」に関する特性。

「善」のサーヴァントは他人の為に働く、周囲の人間に親切にする、といった行動をする傾向がある
「悪」のサーヴァントは自分の為に働く、目的のためなら手段を選ばない、といった行動をする傾向がある
「中庸」は、善悪のバランスを重視する、元々感情が乏しい、善と悪を併せ持つ、(英雄というよりも)人間的なサーヴァント、が備えることが多い
ただし、「悪」のサーヴァントが全員ヒャッハーする悪人では無いし、「善」だからといって敵対しないわけでもない。

性格には基本の性格である「善・中庸・悪」に加え、「狂」「夏」「花嫁」の性格が存在する。
【狂】「狂化」を後付けで付与されたサーヴァント。現時点では全てが他作品出身。(ランスロットヘラクレス森長可
【夏】夏イベントで追加された水着サーヴァント。「性格じゃないだろ」とツッコミを入れたくなるが、「狂化」のように後付けで属性を付与した可能性もある。
【花嫁】ネロ・クラウディウス〔ブライド〕。ここまで来ると、ツッコミはヤボというものである。

副属性(天・地・人・星・獣)について


英霊が「どのようにして誕生した」のかという分類。ストーリー中(第1部 四章 第3節幕間の物語「マスターの条件」など)で語られている。
2024年1月のアップデート以前はゲーム内での閲覧が不可能であったが、「Fate/Grand Order Servant Storage」などの冊子で各サーヴァントの副属性が公式に発表されていた。
基本的に天・地・人の3つが、天>地>人>天の三すくみの関係で存在する。加えて星・獣の2つが、星←→獣の対立関係で存在する。
サーヴァントだけでなく全てのエネミーについても同様に設定されているため、ダメージ計算などに影響がある。

ダメージや各エネミーについては隠しステータスを参照。与えるダメージが有利な相手には1.1倍、不利な相手には0.9倍になる。
また、ギルガメッシュニコラ・テスラ源頼光葛飾北斎清少納言魔王信長(織田信長)など一部の特攻対象の条件になっている。

ごく一部のサーヴァントはバトルキャラの再臨段階や宝具効果による変身で、自身の副属性が変化する。

各属性については以下の通り。
  • 「天」:神話や伝承に登場する神霊に由来するものや、神の子孫など神性を持つもの、半神化しているものが該当する。型月世界的には聖杯に由来するものも該当する模様。エネミーとしては無機物系や人外系が属する。ホムンクルスやゴーストや魔神柱やワルキューレも属す。
  • 「地」:土着の伝承・民話に由来するものが該当する。神話に登場しても神性を持たなければこちらに入るが、神性を持っていてもこちらに該当するものがいるため基準は不明*1。エネミーとしては野生生物や亜人系が属する。竜牙兵やグールやゲイザーやスフィンクスも属す。
  • 「人」:歴史上の偉人や英雄などが該当する。型月世界内で形作られた英霊も多く該当する*2*3。人類史から生じた存在であれば、ヒト科でなくとも該当することもある*4。エネミーとしては人間系が属する。スケルトンやゾンビや七人御佐姫や屍人も属す。
  • 「星」:人類史上で大きな業績を上げた人物が該当する*5。地球外生物など従来の型月世界の外から登場したものも該当する*6。エネミー専用としては獣以上に少ない。
  • 「獣」:人類史への害をもたらすもの・人類悪が該当する。現在プレイアブルサーヴァントでは該当するものが最も少ない。エネミーとしては第1部7章以降の敵に登場し、主にビーストクラスの敵が該当する*7

同名サーヴァントでも派生によって副属性が変わる場合がある。(括弧表記は別名のサーヴァント)
オリジナル・初出 派生
副属性 名前 副属性 名前
クー・フーリン クー・フーリン〔オルタ〕
セタンタ
オリオン 超人オリオン
玉藻の前 タマモキャット
光のコヤンスカヤ
闇のコヤンスカヤ
ギルガメッシュ ギルガメッシュ〔キャスター〕
クロエ クロエ〔アヴェンジャー〕
イシュタル スペース・イシュタル
ヴァン・ゴッホ ヴァン・ゴッホ〔マイナー〕
アルトリア・ペンドラゴン アルトリア〔オルタ〕
謎のヒロインX系)
アルトリア・キャスター
アルトリア〔ランサーオルタ〕
アルトリア〔ランサー〕
ニトクリス ニトクリス〔アサシン〕
ニトクリス〔オルタ〕
酒呑童子 伊吹童子系)
エレシュキガル スペース・エレシュキガル
エリザベート・バートリー カーミラ系)
エリザベート〔ブレイブ〕
ヴラド三世〔EXTRA〕 ヴラド三世〔バーサーカー〕
坂田金時*8 坂田金時〔ライダー〕
織田信長 魔王信長(織田信長)
牛若丸 平景清
マリー・アントワネット マリー・アントワネット〔オルタ〕
巌窟王 エドモン・ダンテス 巌窟王 モンテ・クリスト
長尾景虎 上杉謙信
BB 水着BB
BBドバイ
アルテラ アルテラ・ザ・サン〔タ〕
ネロ・クラウディウス ソドムズビースト/ドラコー
ロムルス ロムルス=クィリヌス
ジャンヌ・ダルク メタトロン・ジャンヌ
ジャンヌ〔オルタ〕
ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕
レオナルド・ダ・ヴィンチ レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕
殺生院キアラ 殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕
ティアマト(エネミー) ラーヴァ/ティアマト



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最終更新:2025年05月13日 09:34

*1 酒呑童子、騎金時、クー・フーリン(オルタ)、ニトクリス(術)、ジャガーマン、メルトリリス、パッションリップ、エルドラドのバーサーカー、刑部姫、アビゲイル、エレシュキガル、セミラミス、アキレウス、シグルド、水着BB、酒呑童子(術)、キングプロテア、アスクレピオス、刑部姫(弓)、謎のアルターエゴ・Λ、超人オリオン、カイニス

*2 女体化を除くオリジナルキャラクター

*3 エミヤ、オルタ系、ハサン系、両儀式、浅上藤乃、BB、ジーク

*4 ナーサリー・ライム、項羽など

*5 奈須きのこ曰く「人類史の中で大きな希望を残した人」

*6 スカサハ、謎のヒロインX、アルテラサンタ、スペース・イシュタル

*7 1.5部以降の魔神柱は実装当初は獣属性であったが、アップデートにて1部のものと同じ天属性へと変更されている。

*8 実装時は天