虹色真珠

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『半妖の夜叉姫』 アニメオリジナル 四魂の玉 奈落一派 是露 用語


【概要】

  • 虹色真珠(にじいろしんじゅ)とは、アニメオリジナル作品『半妖の夜叉姫』に登場する妖怪の力を強める妖の宝玉である。見た目は四魂の玉に似ているが、真珠の名の通り非常に小さく、全てまとめても四魂の玉の方が大きい。七色は赤、青、緑、紫、橙、金、銀。それぞれは、赤色真珠や青色真珠と呼称する。半妖の右目に宿る事ができる。なぜ半妖の右目に宿るのかは明らかになっていない。また、妖怪である是露も右目に宿す事ができる為、半妖の右目に宿るという設定は必ずしも遵守されていない。

  • 設定的には200年以上前から存在し続けているが、長きに渡って誰にも見向きされぬ状態が続き、現在になって突如多くの妖怪たちが探し求める状況になったようである。完全な上位互換である四魂の玉が消滅した影響とも考えられるが、過去200年間のうち大半は四魂の玉が存在しない期間であるため、虹色真珠が無視されていた理由は現状不明である。200年以上前、麒麟丸の姉である是露の悲しみの涙と、四魂の玉の妖力が合わさって誕生した。七つ揃えると災いを招くとされる。持つと妖力を高められる他、敵の弱点を見極めたり、敵の居場所を探知する能力を持つ。しかし、四魂の玉に比べるとその力や影響は弱々しく、虹色真珠一つでは四魂のかけら一つにすら遠く及ばず、全て揃ってようやく四魂の玉の一欠片に匹敵する。

  • 物語開始時点では大半は麒麟丸の関係者に所有されており、四凶と理玖、金禍銀禍が所有していた。最終的に理玖を通して制作者である是露の手に全ての虹色真珠が戻る。しかし、麒麟丸は虹色真珠の存在を嫌悪しており、是露がくだらぬ願をかけた事が不面目を招いたとして、虹色真珠を散り散りに飛散させ、虹色真珠の探索は振り出しに戻ってしまった。…はずだったが、弐の章では第2話で理玖耳千里から全ての虹色真珠の在処を確認。第3話では集める描写すらなく是露の元に全ての虹色真珠が揃っている。壱の章では20数話かけて集めた虹色真珠が、1話すらかからずに超速回収されるというかなりの超展開になっている。是露の目的が虹色真珠を七つ取り込み大妖怪へと戻る事だと判明する。しかし、半妖であるせつな達が右目に宿していた事で是露にとっての忌まわしい記憶が蓄積しており取り込めなくなっている。…はずだったが、数話後には是露があっさり虹色真珠を取り込んで大妖怪へと戻り、日暮 とわと最終決戦を行う姿が描かれてしまった。是露の死亡と共に虹色真珠も消滅し、その後は一度も登場しない。

  • コミカライズ版~異伝・絵本草子~半妖の夜叉姫では設定が大幅にオミットされている。四魂の玉とは全く関係がなく、是露が自らの妖術を用いて砕いた心の欠片が犬夜叉の父の縁者にとりつき、さらにその宿主の妖力を長年に渡り纏って宝玉と化したのが虹色真珠である。是露の心の欠片は宿主にとって有害だが、真珠化する事で宿主にとって無害になる。作中でかごめりんが昏睡状態に陥っているのは、是露の心の欠片に取りつかれ、かつ妖力を持たない人間だからである。持ち主を強化するが、元が是露の心と犬夜叉の父の縁者である妖怪の妖気に過ぎないため、全て揃ってもその力は四魂のかけらにすら及ばない。


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最終更新:2023年09月10日 18:59