登場 |
『犬夜叉 劇場版』第四作「紅蓮の蓬莱島」 |
分類 |
アニメオリジナル |
【概要】
- 四闘神の刻印とは、蓬莱島を支配する大妖怪・四闘神の妖術である。呪いを込めた4本の爪痕を相手の背中に穿つ。刻印を持つ者は四闘神の領域に呼び寄せられ、刻印がある限り領域から出る事ができなくなる。四闘神がこの世に存在している限りこの刻印が消える事はない。四本の爪跡は四人の四闘神と連動しており、四闘神を一人倒すと一本消え、全員がこの世から消え去ると全ての爪跡が消える。爪跡が減っても効果は減衰せず、四闘神が一人でも生きている限り呪いは持続する。
- 四闘神は半妖を蓬莱島から逃がさないためにこの技を使っており、通常は半妖にのみ刻印を施す。四闘神の目的は生きた半妖を蓬莱島の鳴動の釜にくべる事にあるため、この刻印を穿たれた半妖を殺そうとはしない。物語中盤に四闘神の宝玉を取り戻すまで、龍羅が一貫して犬夜叉を殺そうとしなかったのもそれが理由である。殺生丸は妖怪でありながら、四闘神の凶羅と敵対した事で例外的に刻印を施されてしまっている。
- 犬夜叉は50年前に、殺生丸は200年前に刻印を施されているが、犬夜叉と殺生丸が自由に行動できていた理由は四闘神が拠点としている蓬莱島にある。蓬莱島は50年に一度この世に姿を現す異世界になっており、蓬莱島が姿を消している間は四闘神がこの世にいない状態になる。つまり、蓬莱島が姿を消している期間は一時的に刻印が消滅した状態となり、犬夜叉と殺生丸は自由に行動する事ができていたのである。殺生丸の場合は150年前、100年前、50年前と蓬莱島が顕現する時を経験しており、四闘神に挑む機会があったはずだが、凶羅の反応から殺生丸は現在まで四闘神に戦いを挑まなかった様子である。武器を持たず、未熟であった当時の殺生丸の実力では四闘神には到底敵わない為、戦いを挑まなかったのは賢明と言える。
最終更新:2023年11月09日 10:37