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愚かな…妖怪如きの刀が、我が神器・雩の鉾に敵うと思いますか
登場 |
10巻8話「神器」 |
退場 |
11巻2話「大蛇成敗」 |
所属 |
無所属 |
種族 |
神族・精霊 |
性別 |
男 |
年齢 |
不明 |
出身 |
水神の社 |
血縁者 |
なし |
職業 |
土地神 |
想い人 |
なし |
装備 |
雩の鉾 |
CV |
大林 隆介 |
分類 |
原作/アニメ |
【概要】
- 偽水神は、天候の神である水神の眷属であり、白蛇の精霊である。本来は他の精霊と共に水神を支える役割を担っていたが、野心的な精霊だった彼は水神を騙して岩戸へと幽閉し、神器・雩の鉾を手に神へと成り代わった。偽水神は近辺の村の子供を人身御供として要求していたが、偶然村を訪れた犬夜叉一行と対峙する。圧倒的な力で犬夜叉一行に一度は勝利するが、その正体が精霊である事を突き止めた犬夜叉一行との再戦で敗北し死亡した。
- 作中に初めて登場する神族であり、精霊や神といった存在の詳細が明らかになったのも彼が登場してからである(精霊の存在自体は、7巻の時点で邪見が言及している)。物語中では彼が妖怪ではないという点が幾度も強調されているが、弥勒と珊瑚はこの時点では、精霊や神といった存在を正確に認識する事はできていなかった。それでも弥勒と珊瑚は、偽水神を「妖怪ではない何か」とは気付いており、強い違和感を示している。後にお狐様が登場した時点では、弥勒と珊瑚は、共に相手が神である事を認識できるようになっている。
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『偽水神は妖怪ではなかった。』
- 敵として登場する唯一の神族であり、後に登場する猿神やその精霊、狐神などは全て善なる存在である。彼は、犬夜叉一行に珊瑚が仲間入りして最初の敵であり、同時に犬夜叉一行が初めて全員で共闘した強敵でもあった。作者は「偽水神との戦いで犬夜叉一行がしっくり来た」とコメントしている。
【来歴】
- 偽水神は神としての力を行使し自在に天候を操る事で人々を恐怖の底へ陥れた。彼は本性の蛇と同じく生きた獲物を好んでおり、快晴と引き換えに人間の子供を生贄として要求した。彼にとって生贄は食料というよりも、自らの権威を人間に知らしめることに重きが置かれていた。名主の子を要求した偽水神は、名主が身代わりとして別の子供を寄こした際に、神を欺こうとする冒涜に対して激しい憤りを見せ、子供を食べずに殺害しようとした。
- 神器を持つことによって神同然の力を得た偽水神は極めて強大であり、一度目の対決では鉾の一振りで鉄砕牙の変化を解き、さらに犬夜叉一行をまとめて湖の底へ送り込む事で瞬く間に勝利してみせた。しかし、二度目の対決では弥勒に解放された本物の水神の助力に加え、犬夜叉と珊瑚の見事な連携により雩の鉾を奪われ敗北。敗れつつも村を巻き添えにしようとするものの、待ち受けていた弥勒の風穴によって葬られた。
【アニメ】
- アニメ版では彼が妖怪として扱われている場面があり、物語前半では犬夜叉が妖怪の臭いがすると言及する他、弥勒や珊瑚による偽水神が妖怪ではない事を示す台詞がカットされている。一方で、物語後半では原作同様に水神の眷属たちが偽水神を精霊であると言及しているため、彼が妖怪ではなく精霊であるという結論には到っている。
【能力】
- 偽水神は水神の眷属である精霊であり、神族だけが持つ神通力を備えていた。彼の力は雩の鉾により最大限に引き出され、本物の神と同等の権能を獲得していた。偽水神は天候を自由自在に操る事ができ、その気になれば無数の竜巻を発生させたり、相手を荒れ狂う湖の底へ空間転移させる事もできた。初見でこの技に対応する事はほとんど不可能であり、犬夜叉一行も一度はまとめて偽水神に敗れる事になった。本作において、犬夜叉一行全員を相手に勝利を収めた唯一のキャラクターとなる。
- 神族であるため破魔の矢を受けても妖怪のように戦闘不能には陥らず、雩の鉾が鉄砕牙よりも上位の武器であることから並大抵の妖怪を超越する実力を誇った。普段は人型をしているが本性は巨大な白蛇であり、鉾を失ってもなお、巨大な蛇としての最低限の戦闘力は持っていた。
【技】
【戦闘録】
最終更新:2025年02月12日 10:36