耐圧・強度試験

耐圧試験
  • 趣旨
    • 設計圧力範囲内にて加圧
    • 使用状態における事故回避に併せた耐圧性能の立証
    • 設計圧に対し高圧の試験に因り信頼性が向上
    • 材料の降上点に対し低圧に因り加圧
    • 補償対象外となる試験
    • 経年劣化:腐食に因る肉厚減少
    • 損傷:外力等に因り誘引

  • 対象
    • 試験対象
      下記全製品に対し実施
      • 圧縮機
      • 内計160[mm]超の圧力容器
    • 例外
      • 配管
      • フィルタドライヤ
      • 各種ヘッダ
      • 自動制御機器
      • 軸封装置

  • 使用流体
    • 使用流体の種類
      • 液体
        • 種類
          下記等因り選定
        • 採択要因
          • 比較的高圧への到達が容易
          • 試験に因る破損に際する安全性
      • 気体:液体に因る試験が困難な場合に代替
    • 例外
      下記性状の流体に因る試験は禁止
      • 引火性
      • 揮発性
      • 毒性
      • 腐食性

  • 試験圧力
    • 基準圧力
      下記圧力比較、低方の圧力を基準とし加圧
      • 設計圧力
      • 許容圧力
    • 試験圧力
      • 液体:基準圧力に対し1.5倍以上に因り加圧
      • 気体:基準圧力に対し1.25倍以上に因り加圧

  • 試験手順
    • 液体に因る試験手順
      • 試験対象に液体を充填
      • 全残留気体を排出
      • 液圧を試験圧迄上昇
      • 基準圧への到達後、1[min]間圧力を保持
      • 液圧を8/10迄減圧
    • 気体に因る試験手順
      • 事前措置
        下記に因り安全性を確保
        • 試験対象の周囲への防護措置
        • 作業中の旨を標示
      • 試験手順
        • 試験対象へ気体を充填、基準圧力に対し1/2迄昇圧
        • 以降、段階的に基準圧力迄昇圧

  • 判定基準
    基準圧への到達後、下記に因り判定
    • 漏洩
      • 溶接継手
      • 他継手
      • パッキン部分
      • 対象設備全体
    • 異常な変形・破壊
      対象設備全体

  • 圧力計測器への制約
    • 寸法への制約
      • 液体試験:75[mm]以上
      • 気体試験:100[mm]以上
    • 測定範囲への制約
      耐圧試験に対し1.25倍以上、2倍以下を許容
    • 計測器個数への制約
      複数の計測器に因り計測

強度試験
  • 強度試験概要
    • 試験対象
      配管を除く下記等への試験に因り強度を立証
      • 圧縮機
      • 圧力容器
    • 量産品に対する個別耐圧試験の代替試験
    • 製品に対し無作為の選出に因り試験
    • 液体に因る試験の場合、設計圧力に対し3倍以上に因り加圧
最終更新:2010年05月27日 19:14
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