膨張弁の運用・障害

膨張弁の運用・障害概要
  • 膨張弁の付設要因・具有性能
    • 冷凍装置負荷は時間の経過に対し変化
    • 自動膨張弁の付設に因り冷媒供給量を調整
    • 冷媒蒸気の過熱度を3~8[K]に制御

  • 動作遷移
    • 蒸発器出口の過熱蒸気温度を感温筒に因り受熱
    • 感温筒内の内圧・濃度の変化を膨張弁に伝達
    • ダイアフラム・ベローズの変形に因り弁開閉量を変更

  • 膨張弁の選定・設置要項
    • 冷凍装置の特性に因り選定
    • 下記に対し振動に伴う破損対策に併せ敷設
      • キャピラリチューブ
      • 外部均圧管
    • 感温筒の付設
      下記に因る影響を対策
      • 周囲温度
      • 着霜
      • 取付部位に対し吸湿特性の欠落防熱材に因り被覆
    • MOP付温度自動膨張弁は感温筒に対し低温となる付設

  • 付設禁止の対象
    下記等液体の滞留部位への感温筒付設に対し温度検出不良を誘引
    • 冷却コイル
    • 吸込み管ヘッダ
    • 流路立上り部位付近への付設

  • 感温筒に起因する障害
    • 感温筒の脱落
      擬似高温の検出に因り開放量が増加
    • 封入冷媒の漏洩
      検出伝達不能に因り膨張弁が閉止
最終更新:2010年05月29日 14:02
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