電子膨張弁概要
- 種類
- ステッピングモータ駆動方式:回転角に因り流量を制御
- リニア電磁駆動方式:直線方向の反復動作に因り流量を制御
- パルス電磁駆動方式
- バイメタル熱電駆動方式:バイメタルの変形に因り流量を制御
- ワックス熱電駆動方式:ワックスエレメントの膨張に因り流量を制御
- 特徴
- 膨張弁・センサの付設が自在
- 調節器に因る最適演算
- 広い制御許容範囲
- 構成材料の適正選定に因り冷媒種一様に対し採択が可能
機器構成
- 膨張弁
- 構造・機能
- 弁本体
- アクチュエータ
例外を除き弁本体に対し一体- ステッピングモータ
- 電磁コイル
- バイメタル
- 封入ワックス
- 弁機構
下記の連続・断続動作に因り流量を変更
- 固有の構造
ワックス封入形の場合、
オリフィスの交換に因り許容量の変更が可能
- 調節器
- 構造
下記等に因り構成
マイクロコンピュータ
- 機能
- 温度センサの検出信号を受信
- 過熱度設定値に対する比較・偏差を演算
具体例:PI制御
- 膨張弁の流量を変更
- 装置停止等における機能
- 停止事前におけるポンプダウン
- 蒸発器への送液停止用途の電磁弁としての機能
- 運転状態の下記に対する用途
- 特徴
過熱度のフィードバック制御に因る安定運用
作動原理
- 動作遷移
フィードバック制御に因る制御例- サーミスタ等センサにて下記温度変化を検出
- 過熱度の期待値を演算
- 目標値となる過熱度設定値に対し下記を比較・演算
- 結果の偏差に対し制御量を確定
- 電気的な冷媒の供給量訂正動作に因り流量を調整
最終更新:2010年04月09日 12:09