始動における操作・点検・確認遷移
- 吸込み弁を緩慢に全開
- 障害要因
急激な開放に因り下記を誘引- 液戻り
- 過剰なオイルフォーミング
- 圧縮機におけるノック音
- ノック音の発生に対し下記の反復に因り開放
- 閉止量の抑制に併せ閉止操作
- ノック音の消失後、開放操作を再開
- 圧縮機の油量・給油圧を確認
- 障害要因
- 油量不良に因り下記を誘引
- 油量の低下に対し油圧保護スイッチが作動
- 潤滑油の補充に因り対策
- 油量の過剰に対し圧縮機への油上がりを誘引
- 油圧の調整
- 油圧調整弁に因り調整
- 取説に順守し圧力を調整
- 指標として吸込み圧力に対し0.15~0.4[MPa]高圧に調整
安定運転における操作・点検・確認遷移
- 下記に対し適正範囲への収束を確認
- 電動機
- 凝縮器の液面
- 受液器の液面
- 障害要因
冷媒充填量不良に対し下記を誘引- 充填量不足
膨張弁流路上流のサイトグラスに気泡を発生
- 充填量過剰
高圧部圧力が上昇
- 吐出し圧力の確認
- 正常範囲への収束を確認
- 必要に応じ冷却水量を調整
- 障害要因
大気圧以下の蒸発圧力低温冷凍装置に対し
空気の流入に因り異常高圧を誘引
- 膨張弁における冷媒供給流量の調査
当該調査に因り圧縮機における下記を予測- 過熱運転の回避
- 吸込み管における過熱度
- 液戻りの回避
- 蒸発器において下記を点検
- 圧縮機への吸込み蒸気圧力
- 冷却状態
- 着霜状態
- 満液式の場合、正常液面への収束を確認
- フルオロカーボン冷凍装置の場合、
油分離器の作動を点検
- 下記を点検、必要に応じ調整
- 高圧遮断スイッチ
- 油圧保護スイッチ
- 低圧圧力スイッチ
最終更新:2010年04月21日 11:56