湿り・液圧縮を伴う運転要因
- 圧縮流体不良を伴う運転概要
下記に因り性能低下を誘引
- 要因
下記に因り湿り・液圧縮を誘引- 蒸発負荷の急変
- 下記条件への適合に因り誘引
- 吸込み配管への過大なトラップの付設
- 運転停止時における凝縮冷媒液・潤滑油の滞留
- 温度自動膨張弁の感温筒脱落
- 運転停止時の蒸発器への多量な冷媒の滞留における再始動
蒸発器の低温運転に対し誘引が容易
- 構造・特性固有の要因
- 多気筒圧縮機
アンロードからフルロード運転への遷移に対し、
流入量の増加に因り液圧縮を誘引
- 低温用冷凍装置
ホットガスデフロスト後の再始動における蒸発負荷過剰
- R22等潤滑油への溶解が容易な冷媒
- 運転停止時におけるクランクケース内の油温低下に対し多量の冷媒が溶解
- 再始動に対しオイルフォーミングを誘引、圧縮機に流入
湿り・液圧縮を伴う運転の弊害
- 誘引に伴う弊害
- 湿り蒸気の流入に対し吐出しガス温度が低下
- 異常昇圧
- 異常音
- 継続に伴う弊害
液戻りの継続に因り下記を誘引- クランクケース内の加温潤滑油に冷媒が混入
- 沸騰に伴いオイルフォーミングを誘引
- 吸込み・吐出し弁の破壊
- 構造固有の弊害
- 対象
- 弊害
- オイルフォーミングに因り潤滑不良を誘引
油圧保護スイッチの作動に因り圧縮機が停止
- シリンダヘッド結合部位のガスケット損傷・脱落
湿り・液圧縮を伴う運転対策
- 対策
下記に因り性能低下・障害発生・破損を防止、保護- 圧縮機の冷媒流入側に対し液分離器の付設
- 安全装置としての安全蓋の付設
最終更新:2010年04月20日 14:16