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鏡板の肉厚･作用応力

皿形･半球鏡板
  • 皿形･半球鏡板の最小肉厚
    • t[mm]:鏡板肉厚
    • P[MPa]:設計圧力
    • R[mm]:皿･全半球形鏡板の内面半径
    • W:係数、全半球形鏡板の場合は1
      r[mm]:皿型鏡板の隅丸み半径
      算出式:
      W=\frac{1}{4}\left(3+\sqrt\frac{R}{r}\right)
    • σa[N/mm2]:材料の許容引張応力
    • η:分割形成における溶接継手の効率、プレス成形の場合は1
      • 設計圧力における肉厚
        算出式:
        t=\frac{PRW}{2\sigma_{a}\eta-0.2P}
      • 腐れ代を含む所要肉厚
        算出式:
        t_{a}=\frac{PRW}{2\sigma_{a}\eta-0.2P}+\alpha

形成容器における[[作用応力]]
  • 隅丸みを含む鏡板に対する作用応力
    • 半球形鏡板
      算出式:
      (D_{i}=2R_{i})
      \sigma_{1}=\frac{P\cdot\pi R_{i}^2}{2\pi R_{i}t}
            =\frac{PR_{i}}{2t}
    • 皿形鏡板
      算出式:
      \sigma_{1}=\frac{P\cdot\pi R_{i}^2}{2\pi R_{i}t}
            =\frac{PR_{i}W}{2t}

  • 形成容器における作用応力参考
+ ...
  • 皿形鏡板
  • 半球形鏡板

応力集中
  • 応力の集中部位
    • 鏡板の隅丸み部位
    • 形状･肉厚の急変部位
    • 楔形先端部

  • 応力集中参考
応力集中表
形状 浅皿形鏡板 深皿形鏡板
R 1.5Di 0.8Di
r 0.06Di 0.155Di
W 1.33 0.568
RW 1.995Di 0.454Di
作用応力比 4.39 1.00
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最終更新：2010年04月16日 13:43
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