吸入圧力調整弁

吸入圧力調整弁概要
  • 特徴
    別称としてSPR

  • 装置・運転要因
    • 低温用装置
    • ホットガスデフロストの実施
    • 長期停止後の始動

  • 付設要因遷移
    • 通常、設定圧に対し余剰出力を併せ電動機を選定
    • 圧縮機の吸込み圧が余剰出力の超過迄上昇
    • 電動機に対し下記を誘引
      • 過負荷
      • 過熱
      • 焼損

構造・機能・動作遷移
  • 構造
    • ベローズ
      当該構造に因り密閉
    • バルブプレート
      ベローズ下部に直結し受圧
    • 作動圧力設定用ばね
      • ベローズ内部に配置
      • 受圧干渉に因り流量を調整

  • 機能
    過剰昇圧に際し減圧に因り性能低下・障害発生を防止

  • 動作遷移
    下記に因り蒸発圧力を変更
    • バルブプレート下部に対し受圧
    • 緩衝機構を経由し圧力を伝達
    • 圧力上昇に伴いばねが伸縮
    • 流路が開放
    • 圧力が低下
    • 流路が閉止

  • 用途・構造・動作遷移例
    • 用途
      大容量の用途に対しパイロット形を採択
    • 構造例
      • 蒸発圧力調整弁の主弁を共用可能
      • パイロット弁は吸込み管に対し均圧管を接続、圧力を導入
    • 動作遷移例
      • 圧縮機の負荷上昇に対し吸入圧力調整弁が開放
      • 圧力伝達に因る主弁の開放に伴い減圧
      • 吸込み管において減圧に伴い吸入圧力調整弁が閉止
      • 蒸発器内圧の上昇に対してはパイロット弁が開放
      • 蒸発器側圧力を主弁ピストンに導入
      • 主弁を開放
最終更新:2010年05月29日 12:23
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