材料特性

炭素鋼における低温脆性
  • 鋼材特性
    低温における特性変化
    • 下記が上昇
      • 引張強さ
      • 降状点
      • 硬度
    • 下記が低下
      • 伸縮
      • 絞り率
      • 衝撃値
      • 靭性

  • 弊害・対策
    • 遷移温度以下において下記を誘引
      • 塑性変形の消失に因る低温脆性
      • 衝撃に対する吸収特性の急激な低下
    • 対策
      • 衝撃試験の遷移温度曲線に因り材料の低温特性を評価
      • 特定温度における最大吸収特性に対し
        下記の選択に因り使用下限温度を規定
        • 1/2の吸収特性
        • 275[kJ/m2]となる衝撃値

  • 低温脆性破壊
    冷凍装置における要因
    • 低温
    • 切欠
    • 引張応力の増加

  • 構成部における引張応力
    • 低圧側
      • 運転中
        • 低温冷媒に因り飽和圧力が低下
        • 引張応力は少量
      • 運転停止
        • 圧力が上昇
        • 温度が上昇
        • 圧力容器の強度・作用応力
          • 高耐圧強度
          • 内圧状態に因り下記を誘引
            • 引張応力は若干
            • 真空の場合、圧縮応力
    • 高圧側
      • 圧力が上昇
      • 引張応力が上昇

  • 材料の選定制約
    • 対象
      • 容器:圧力容器に対しSM400Bが多用
      • 配管
    • 基準
      • 使用下限温度に対し規格最低温度に因り選定
      • 耐圧部位に対する拡張選定基準
        下記条件への適合に因り規格最低温度を
        超える低温に対し選定を許容
        • 最低使用温度
        • 設計圧力に対し1/2.5以下の受圧
最終更新:2010年05月29日 15:28
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