冷却水調整弁

冷却水調整弁概要
  • 付設対象
    水冷凝縮器

  • 付設要因
    • 膨張弁の流量確保
    • 圧縮機の過負荷防止

  • 機能
    • 動作要因
      下記の検出に因り動作
      • 凝縮圧力
      • 凝縮温度
    • 冷却水量の調整
      下記に対し冷却水の循環量を調整
      • 通年の水温変化
      • 凝縮負荷の変化
      • 凝縮圧力の維持
      • 冷却管の水垢付着

  • 種類
    • 小容量:直動形
    • 大容量:パイロット形

  • 特徴
    • 別称
      • 制水弁
      • 節水弁
    • 付加用途
      オイルクーラ等、液体の温度制御への転用

直動形圧力式冷却水調整弁
  • 構造
    • 上部
      設定調整部位
      作動圧力設定用ばねを収容
    • 下部
      • 凝縮圧力導入用接続口
      • 受圧ベローズ

  • 機能
    • 熱通過率の変化に応じ水量を調整
    • 冷凍装置の停止に伴い自動的に冷却水の循環を遮断

  • 特徴
    圧力検出に因り応答が高速

  • 弊害・対策
    • 弊害
      始動に対し無圧に因り弁が閉止、流路が遮断
    • 対策
      バイパス弁の付設に因り対策

直動形温度式冷却水調整弁
  • 構造
    • 上部
      設定調整部位
      作動圧力設定用ばねを収容
    • 下部
      • 凝縮圧力導入用接続口
      • 熱媒体の封入を伴う感温筒

  • 機能
    下記温度の検出にて冷却水量を調整、凝縮圧力を制御
    • 冷却水
    • 冷媒

  • 機能拡張
    オイルクーラ等における液体温度制御用途に対し転用

  • 付設要項
    温度検出部位を凝縮器における下記部位に付設
    • 冷却水出口
      • 周囲温度に因る作用の対策
      • 感温筒の収容部位の付加
      • 隙間空間への伝熱ペースト注入に因り熱伝達を向上
    • 冷媒流路

  • 特徴
    • 温度検出に因り応答が緩慢、
      急激な負荷変化に対し応答不能
    • 検出対象に対し間接検出に因り安全
    • 交換が容易
最終更新:2010年05月29日 14:52
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。