横型シェルアンドチューブ凝縮器
- 構造
- 横置円筒胴内に多数の冷却管を配置
- 水室カバーの分離構造に因り下記を実現
- 冷却管
- 両端を管板に貫通、拡管し圧着
- 種類
- 冷媒別特徴
- アンモニア
- 胴に対する腐食特性に因り鋼管を採択
- フルオロカーボン冷媒に対し高熱伝達率
- 小形化に伴い裸管からローフィンチューブの採択に移行
- フルオロカーボン
伝熱特性が良好な銅管を採択
- 機能
- 冷却管内は冷却水が循環
- 冷媒の凝縮遷移
- 胴上部にて冷媒蒸気が流入
- 冷却管表面にて凝縮
- 液滴化後、胴下部に蓄積し過冷却
- 最底部因り冷媒液体が流出
- 構造・機能拡張
コンデンサレシーバ(別:受液器兼用水冷凝縮器)- 特徴
小容量に際し採択
- 構造・機能
- 冷媒の滞留に因り受液器機能を付加
- 滞留冷媒に複数の冷却管を沈降し過冷却
- 要項
- 冷媒液の過剰滞留に因り凝縮伝熱面が低下
- 凝縮所要圧力が上昇
- 擬似的な冷媒過充填状態を誘引
ローフィンチューブ
- 流体特性
冷媒側に対し冷却水側熱伝達率は2[倍]以上
- 構造・機能
- 25.4[mm]毎に19~26の山を加工付加
- 冷媒側へのフィン付加に因り伝熱面積を拡大
- 低熱伝達率特性の冷媒に対し熱伝達率を向上
- 通常、有効内外伝熱面積比mは3.5~4.2
冷却水の流路構造・機能
最終更新:2010年04月26日 14:32