均圧形式

均圧形式概要
  • 過熱度
    定圧条件において下記に因り算出
    • tsh[K]:過熱度
    • tshs[K]:過熱蒸気
    • tss[K]:飽和水溶液
      算出式:
      t_{sh}=t_{shs}-t_{ss}

  • 均圧管の付設に伴う特性
    • 蒸発圧力・感温筒の受圧平衡に因り流量を調整
    • 加・減熱量は圧力差に対し比例

内部均圧形
  • 構造
    蒸発器の冷媒流路入口以前因り圧力を検出

  • 特徴
    • 圧力降下が少量の場合、適切に過熱度を制御
    • 冷媒流量の増加に対し、圧力降下に併せ
      検出差圧の増加に因り制御偏差を誘引
    • 圧力の平衡
      • P1[MPa]:感温筒充填冷媒の飽和圧力
      • P2[MPa]:膨張弁ダイアフラム下面への作用圧力
      • P3[MPa]:ばね圧力
      • P0[MPa]:蒸発器出口の冷媒圧力
      • ΔP[MPa]:蒸発器内冷媒の圧力降下
        算出式:
        P_{1}=P_{2}+P_{3}
              =(P_{0}+\Delta P)+P_{3}

  • 制御偏差対策
    外部均圧形の採択に因り対策

外部均圧形
  • 対象
    下記に際し採択
    • 蒸発器圧力降下が0.1[MPa]以上
    • 蒸発器における冷媒流路が複数パス
    • 冷媒の均等供給用途となるディストリビュータの採択時

  • 構造・機能
    • 均圧孔を除外
    • 下記への管接続に因り圧力を検出
      • 蒸発器の冷媒流路出口以降に接続
      • 弁出口冷媒から均圧管への若干の漏洩に因り
        感温筒に対し多少下流に接続
最終更新:2010年03月29日 16:46
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