玉響・飛桜
パーソナルデータ |
名前 |
玉響・飛桜 |
性別 |
男 |
種族 |
人間 |
生年月日 |
2/22 |
年齢 |
13歳(06月15日時点) |
身長 |
137cm(05月2日時点) |
体重 |
秘密でござる(秘密の方がカッコいいので) |
コードネーム |
カゲロウ |
肩書 |
放送委員会 一般 |
学園内で一番 |
未熟 |
来歴
かつて忍者が居たらしい「久魔の里」出身の自称ニンジャ。
孤児だったが里が伝承していたサイキックキャバリア「トランペッター」に認められたことで里の企業
久魔商会預かりとなり、久魔商会の販路拡大を目的に出向
割と俗物。
20210503。久魔はとある勢力の襲撃により壊滅。
左腕には蛇が巻き付いたような痣があり、悪霊《オロチ》と契約中。
いつか、自分を助けた、あの爺のようになりたい。 (読み:たまゆら・ひお)
過去
元孤児。
久魔の里にて寝床を探す過程でサイキックキャバリア《トランペッター》と邂逅した。
トランペッターとの邂逅時にはおおよそ7,8歳であり
トランペッターのAIと久魔商会により
凡そ初等教育程度の教育は学園に来る以前に受けている。
プロフィール
自称ニンジャ。
一人称拙者、語尾はござるの少年。
良くも悪くもあっけらかんとした中学生、であり俗物。健康優良欠食児童
身体能力、学業共に平均より概ね上。
ただし体質の問題か筋肉が付きにくく、筋力は平均以下。反射神経、敏捷性、体力は平均以上だがその程度。あくまで人間の域。
学業はむらっ気が強く高得点を取ったかと思えばいきなり低空飛行になったりする。
地頭が悪い訳では無く集中力の問題。
集中力の影響かおかしな癖があるのか、銃はまともに当たらないので生身の際に使う武器はクナイ。
サイキック【物体増殖】の適性有り。
但し、生身のままでは使用できない。
過去(詳細)
+
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... |
久魔の里にていつの間にかそこにいた少年。
里の誰かの隠し子だったのか、外部の人間の捨て子かも判然としない。
孤児院にも所属出来ず、ゴミを漁り野生動物を捕獲し、浮浪者のような風体とその生まれで
誰にも受け入れられることもなく、
ただただ生きる為に獣のような生活をしていた。その日までは。
たまたま風雨を凌ぐ為に訪れた祠にてトランペッターと偶然接触。
搭乗者として認められ、「言葉」と「忍者」を教えられた。
飛桜にとって初めての「他人」はトランペッターであり
親の記憶も家の記憶も無い中でトランペッターだけが家族であり、また家であった。
よって飛桜の人格はトランペッターとのコミュニケーションが主となり形成されたものである。
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飛桜の目的
+
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... |
玉響・飛桜がネバーランドへやって来た目的は端的に言えばトランペッターと離れ離れにならない為である。
久魔商会は傭兵業や製造業に参画、出資しておらず飛桜側が久魔商会に提供出来るメリットはほぼない。
しかし久魔の里においては
「所詮野良犬のような餓鬼」
「何かの間違いでトランペッターに選ばれただけで、本人に価値は無いし商会のお荷物」
という言説がある事も肌で感じている。
商会に対し飛桜の存在が産み出すメリットを提示出来ないならば
久魔商会からある日突然保護を打ち切られ
「トランペッターを返せ」と言われるかもしれないと日に日に不安を抱いていた。
その折、新世界学園とネバーランドの存在を偶然知り
自分にしか出来ない営業先であると直感、上層部に直訴してネバーランドへの営業所設置に漕ぎ着けた。
飛桜の目的はトランペッターを里に返さない事であり
里に返さなくても良い理由を得ることであり
里がどうなろうと、トランペッターと共に居られるのなら構わない。
学園でキャバリア乗りとして
優秀だと認められれば里に返却しなくて良いかもしれない。
自分とトランペッターに価値を見出す企業が見つかれば
その企業を新たな庇護先として
里から抗議が来てもトランペッターを返さずに良くなるかもしれない。
そう考えて島に来た。
里に良い思い出は殆ど無いし、里の住民は嫌いだけれども。
いつか見返してやると意気込んで。
自分が死ぬより先に、里が無くなるなんて露程も想像になかった。
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機体名 トランぺッター
パーソナルデータ |
搭乗者 |
玉響・飛桜 |
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製造 |
久魔の里(出土) |
形態 |
人型 |
全高 |
5m |
重量 |
???t |
動力 |
魔導力機関「ジライヤ」 |
環境適応 |
陸:○ 空:○ 水:△ |
内 蔵 兵 装 |
胸部 |
同型機多重同時操縦機構 「ツナデ」 |
腰部 |
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右腕 |
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肩部 |
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左腕 |
|
脚部 |
足裏に小型クナイ射出機構 |
外 部 兵 装 |
腕部追加武装 |
アンカークロー(左腕) |
腰部HP |
忍者刀型実体剣 |
肩部HP |
手裏剣型投擲兵装 |
背部 |
ブースターユニット |
左大腿部HP |
小型クナイ |
右大腿部HP |
ダミーバルーン |
来歴
「久魔の里」の祠にて放置され、半ば仏像の如く里の信仰を集めていた機体。
飛桜が偶発的に接触したことで再起動した。
トランペッターの名は、久魔の里に辛うじて伝わっていた通称である。
+
|
... |
トランペッター 実運用マニュアル
※《オロチ》による捕捉による項目あり
「トランペッター」の概要
「トランペッター」の名は久魔の里に伝承された名前であり
真名は「乱波」である。
乱波とは忍者の別名らしい。
トランぺッターは自意識のあるAIを持ち、搭乗者を選別する。
搭乗者となる条件はただ一つ―――とある忍術を使う素養があるか否か。
それがトランペッターに搭乗者として認定される基準である。
それは「物体増殖」―――エーテルを媒介にしてこの世に存在する物体を複製する異能。
分身の術、もしくは空蝉の術と呼ぶべきその異能が無いのなら、トランペッターにはそもそも乗る意味が無い。
資格が無いのではなく、意味が無いのだ。
「空蝉機体」トランペッター
前述の通り
「トランペッターを」複製出来る搭乗者の存在が大前提となる機体である。
それはトランペッターが搭載する魔動力機関の真価が
「同型機との魔動力機関ネットワーク構築」能力であり、
トランペッターのサイキックキャバリアたる最大の能力が
「同型機の多重同時操縦機能」であり、
トランペッターは運用の時点で
文字通り「単機により部隊規模の戦力を保有、運用出来る」ことを目的としたキャバリアだからである。
多重に複製された分身トランペッター達の動力供給は分身トランペッター単機の持つ偽魔動力機関だけでなく
本体と分身達で形成する魔動力機関ネットワークにより賄われ、
分身トランペッター達の操作は同型機多重同時操縦機能を使用したAIによってリアルタイムに行われる。
多重同時操縦機能にかかる演算負荷は
分身側トランペッターの物理メモリ領域によって確保される。
AIのみでの全機全自動操縦も可能だが
搭乗者による指示により
機体毎に行動を変えさせることもできる。
ただし実際に操縦するのはAIである為、
分身達の遠隔操作は飛桜自身が操縦するよりも動きが悪くなる。
最初から複製済みの偽トランペッターに搭乗し、
召喚可能な真トランペッターとの乗り換えや挟撃は常套戦術である。
トランペッターの武装群が実体剣中心なのは、この分身体との連携機能を十全に使用する為に
エネルギーに余裕を持たせる意図があるためで火器を装備しないのもトランペッター同士の同士討ちを避ける為である。
現在の搭乗者とトランペッターで展開出来る分身の数は
最大8体であり、以下呼称名。
本体 乱破(らっぱ)《トランペッター》
コピー1番機 透波(すっぱ)《クリアウェーブ》
コピー2番機 軒猿(のきざる)《イーヴスモンキー》
コピー3番機 三ツ者(みつもの)《サードマン》
コピー4番機 伺見(うかがみ)《シーカー》
コピー5番機 奪口(だっこう) 《マウススティール》
コピー6番機 細作(さいさく)《スリムメイク》
コピー7番機 草屈(くさかまり)《グラスクラウチ》
コピー8番機 黒脛巾(くろはばき)《ブラックゲートル》
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《オロチ》
+
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... |
外部演算補助ユニット《オロチ》
トランペッター搭乗者、
則ち歴代の久魔頭領に取り憑いてきた黒蛇の幽霊。
初代久魔頭領との盟約により
トランペッターを駆る者に力を与える。
性格は享楽主義で悪辣。
一般的な幽霊よりも「情報体」に近い存在であり、
契約者に与える力も情報処理能力の強化と、
《オロチ》が持つ知識そのものである。
目的は―――「面白えモンが見てえだけだぜ?」とのこと。
嘘は言わないが、
なまじ嘘を言わない分タチの悪いモノノ怪。
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機体名 トランぺッター・テリオン
パーソナルデータ |
搭乗者 |
玉響・飛桜(《オロチ》) |
imageプラグインエラー : 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 |
製造 |
久魔の里(出土) |
形態 |
人型 |
全高 |
5m |
重量 |
???t |
動力 |
魔導力機関「ジライヤ」 |
環境適応 |
陸:○ 空:○ 水:△ |
内 蔵 兵 装 |
胸部 |
同型機多重同時操縦機構 「ツナデ」 |
腰部 |
|
右腕 |
|
肩部 |
|
左腕 |
|
脚部 |
足裏に小型クナイ射出機構 |
外 部 兵 装 |
腕部追加武装 |
アンカークロー(左腕) |
腰部HP |
忍者刀型実体剣 |
肩部HP |
手裏剣型投擲兵装 |
背部 |
ブースターユニット |
左大腿部HP |
小型クナイ |
右大腿部HP |
ダミーバルーン |
外部演算補助兼情報収集端末 |
《オロチ》 |
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... |
外部霊的演算補助ユニット《オロチ》と接続した形態を「トランペッター・テリオン」と呼称している。
接続した《オロチ》はキャバリア大の大きさに巨大化し、トランペッターの兵装として扱われる。
トランペッター・テリオンと化すことによる変化は下記。
①―追加の演算補助ユニットである《オロチ》が分身作成時の演算を一部肩代わりすることで、搭乗者のサイキック使用による負荷、反動の軽減。
②―情報収集装置でもある《オロチ》が接触した物体の情報をトランペッターに渡すことで非接触物体の分身作成が可能となる。
(※銃火器や光学兵器の複製を作成する場合、トランペッターに対応するソフトウェアやエネルギー供給経路が存在しないので
銃火器や光学兵器はただの鈍器にしかならない。)
③―讃美歌(アンセム)と呼称される機能。即ち《オロチ》とトランペッターが持つ情報を統合することによりプラントの複製を可能とする。
特筆すべきは③の複製プラントを構築する能力である。
プラントそのものでは無い為、
複製プラントは永久に使用可能というわけでなく時間制限があるものの
この世界で新たなプラントを生み出せる力の価値は言うまでもない。
初代久魔頭領はこの機能を使うことで久魔の里にプラントを作り出し、里の礎となったようだ。
あくまで理論上生み出せる人物もいる、というだけである為
サイキック【物体増殖】があったとしても
先代搭乗者久魔・三郎は複製プラント生成による過負荷で死亡している。
《オロチ》が知る限りでプラントの複製を成し遂げたのは
初代久魔頭領と玉響・飛桜の2名のみ。
プラントを複製する負荷に耐え切れるか否かは
サイキック【物体増殖】の力量次第であるようだが
《オロチ》の見立てによると
玉響・飛桜は「目的達成の為なら即座に使い潰しても良いプラント」を作り出した為に成功した、かもしれないらしい。
久魔・三郎が求めたのは勿論永属に里へ富を生み出す複製プラントであり、
その思考の差が成否に影響を与えたかもとのこと。
現在の玉響・飛桜のプラント複製の成功率は80%程度。
成功しても戦闘続行が確実に不可能なレベルの反動が襲いかかる。
なお、生み出したプラントとの交信は人間である玉響・飛桜には出来ないものの
《オロチ》を介することで生み出した瞬間のプラントに追加の命令を盛り込むことは可能。
(例:あの敵を倒せるキャバリアと武器を生み出せ」)
つまり後から命令の変更は不可。
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最終更新:2021年06月24日 00:57