希光機レイズセイヴァー
パーソナル
機体データ |
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搭乗者 |
蘇芳・光太 |
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製造 |
不明 |
所属 |
蘇芳インダストリー |
分類 |
スーパーロボット |
全高 |
5.0 m |
重量 |
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環境対応 |
陸:S 空:B 海:C |
動力 |
レイ・マテリア |
MMI |
ダイレクト・コネクト |
『第六猟兵』(C)よるたま/tel様/トミーウォーカー |
機体武装 |
シュート・レイ |
S/B |
ブラスター・ナックル |
S/R |
バインド・フラッシュ |
X/B |
シャイン・バースト |
S/B |
レイジング・ラッシュ |
X/R |
フォトン・ストライク |
X/R |
Xross Shoot Real Beam
十数年前に、とある遺跡から発見されたスーパーロボット。
現在は次世代育成機関「蘇芳インダストリー」が所有している。
公の型式番号は“SIC-RS-XX”
情報の公開やデータを記録する際など、色々と不便が生じるためあてがわれた番号だが、
蘇芳インダストリーが全てを製造したわけではないので、あくまで仮のものである。
製造元不明、未知の超技術で造られているこの機体の出どころは、
プラントが偶発的に生み出したという意見や未来から時を超え渡り歩いてきたという意見など、
様々な仮説が立てられ議論されてきたが、結論は出ていない。
機体自体の全貌も未だ明らかにされてはおらず、今もなお解析が進められている。
その過程で得た一部のマシンデータや技術により、蘇芳インダストリーは飛躍的発展を遂げた。
操縦はコックピットに乗り込み、両腕を接続端末に差し込むことで感覚が機体とコネクトする。
これにより機体を手足のように、感覚的に操作することが可能となる。
というデータはわかっていたが、機体情報量や肉体との感覚誤差、精神面の優劣、細胞レベルでの合致など、
繋がるための要因が多数あり、当時この機体を動かせるものは皆無であった。
この結果を受け、蘇芳インダストリーは一つのプロジェクトを立ち上げる。
機体の為のパイロット、遺伝子操作により生み出された次世代。
パイロット側を機体に合わせるという思想の元、動き出したプロジェクト。
それがRSP計画である。
機体機能
人体を動かす以上のしなやかな関節部、駆動部と高出力のブースターを備えたインファイト向けの機体。
全体の装甲は赤く、額部と胸部中央には白いクリスタルが付いたヒロイックな外見。
解析を行う際に同時に度々の改修も行われ、蘇芳インダストリー製のパーツも使われている。
そのため、本来の姿のままというわけではなく「レイズセイヴァー・改修型」とでも呼ぶべき状態である。
装甲には素体の上に蘇芳インダストリー製の特殊加工合金と、
表面に物質衝撃を拡散させるバイオウェーブコーティングを合わせた、BWC装甲を使用。
機体が高出力ということもあり、数層に重ね分厚くした装甲でも機動性を失うことはない。
動力であるレイ・マテリアにより、長時間の戦闘にも対応。
エネルギーが切れても時間を置くことで再起動が可能となるこの機体は、資源の限られた環境下で力を発揮する。
そういった製造意図がある、のかもしれない。
機体性能はインファイト向けだが、二種類のビーム兵器と両腕に備えたロケットパンチなど、
遠距離にも対しても十分対応可能となっており、状況を選ばず戦うことができる高水準の機体となっている。
その性能をフルに引き出せるかどうかは、コネクトされたパイロット次第である。
武装
シュート・レイ
額部分から放射するビーム。
キャバリアの装甲を貫くほどの火力はないが、発射が速く連射性にも優れている。
戦闘時の牽制や対ミサイルなどの迎撃手段として使われる。
ブラスター・ナックル
片腕または両腕を射出させる、所謂ロケットパンチと呼ばれる武装。
腕部ブースターにより加速のついた腕は高威力。
分離した腕は自動で戻ってくる他、ある程度の遠隔操作も可能。
バインド・フラッシュ
レイ・マテリアから光粒子を放出し、機体周辺に特殊なフィールドを形成する。
範囲内に存在する敵機に干渉、動きを鈍らせる効果がある。
球体状に圧縮した光粒子を放射することで、遠距離にも対応できる。
シャイン・バースト
動力を上げ、胸部から高出力のエネルギーを放射する。
チャージにより発射まで幾分かの時間を要するが、攻撃の範囲が広く火力も高い。
レイジング・ラッシュ
シュート・レイまたはバインド・フラッシュによる牽制後、ブースト全開で距離を詰め格闘戦を仕掛ける。
その動きは光太自身の格闘センスで行われ、レイズセイヴァーの機能をフルに活かしたものとなる。
フォトン・ストライク
機体出力を最大限に上昇。放出される光粒子を機体表面に纏い、突撃する。
この際、全身が黄金に輝いているようになる。
纏う光粒子は、機体の保護と同時に外部からの攻撃を停止、削り取り破壊する攻防一体の鎧となる。
機体システム
レイ・マテリア
レイズセイヴァーの心臓部にある、純白のクリスタル状の物体。
機体周囲の空間から「光粒子」を吸収し、自身のエネルギーに変換する性質がある。
このエネルギーは機体の動力や武装から放たれる光閃などに使われている。
時間を置けば消費した分のエネルギーは少しずつ蓄積されていくが、
電気やエネルギーインゴットからもある程度の変換が行われていることがわかっている。
緊急時にはこちらを用いてチャージすることが可能。
光粒子
レイズセイヴァーの動力及び各兵装に使われているエネルギー。
物理学における光子のことではなく、空間中に存在するとされている非物質の力。
レイ・マテリアはこれを吸収し、蓄積する。
機体を動かす燃料やブースターの推進剤として用いる以外に、高濃度に圧縮して放射することで
干渉した機械回路や運動エネルギーを阻害することもできる。
高濃度の光粒子は、黄金色の粒として人の目にも映る。
ダイレクト・コネクト
レイズセイヴァーを操縦する際に使われるシステム。
搭乗者はコックピットにある端末に両手を挿入。
認証後、機体とのコネクトが開始される。
操縦はレバーやペダル等を使うことはなく、コネクトしたパイロットの意思で全てが行わる。
視覚情報や機体外の環境なども肉体へダイレクトに伝わるため、感覚的に機体を動かすことが可能。
機体破損による影響や後遺症などについては現在明らかになってはいない。
蘇芳・光太
プロフィール
パーソナルデータ |
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名前 |
蘇芳・光太 |
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性別 |
男性 |
種族 |
アンサーヒューマン |
生年月日 |
20xx年11月11日 |
年齢 |
10歳(9月30日時点) |
身長 |
130.3cm(9月30日時点) |
肩書 |
体育委員会 一般 |
特異性 |
空間把握能力・耐G性 |
適合適正 |
S判定 |
学園内で一番 |
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『第六猟兵』(C)よるたま/飯田唯様/トミーウォーカー |
蘇芳インダストリーによる次世代育成プロジェクトの一つ、RSP計画。
その適正合格者第一号。
名字は企業のものを使っている。
遺伝子提供者については知らされてはいない。
遺伝子操作により生まれ、生まれてから幼い頃よりレイズセイヴァーと接触を行っているため、
細胞及び意識レベルでの適合率は高水準。
本人もずっと共に過ごしたレイズセイヴァーのことは、兄弟のように、半身のように思っている。
本来はあと数年の教育期間を経てから運用が開始されるはずであったが、
近年でのオブリビオンの活性、猟兵と呼ばれる超人の急増など、情勢の変化に伴い計画に変更が入る。
幼さ故、未だ不安の残る精神面の成長を促すため、学生と呼ばれる集団形態との生活を通して、
その変化を観測することである。
こうして蘇芳・光太はネバーランド、私立新世界学園へと赴くこととなった。
TIPS
機体を操縦する際に必要な高い空間把握能力と、耐G性を備えている。
これにより戦場での即座状況把握と、レイズセイヴァーの高出力機動に耐えうる体に仕上がっている。
とはいえ肉体自体はまだ小さく、コックピットの空間が空きすぎているという悩みもあり、
現状は体勢固定用のベルトやブーツなどで体が不意に投げ出されないようにしている。
また、成長を促すためよく眠る。
毎日決まった時間に就寝し、そして起床する。目覚まし時計いらず。
やろうと思えば遅くまで起きていることは可能だが、その分起床時間が遅くなる。学生としては致命的。
スティックバーやペレット状の菓子のような合成食品をたまに食べている。
これは企業より提供されたもので、栄養バランスが良く肉体の成長促進の効果もあるもので、
光太は毎日欠かさず摂取するようにしている。
普通の食事の際は、あまり量を食べることはない。体が小さいので、すぐお腹いっぱいになる。
性格面は元気、無邪気。
面白いと思えば笑い、悲しいと思えば落ち込む、など年相応な表情を見せる。
生まれてから学園に来るまで、パイロットとしての教育しかされておらず漫画などの娯楽にも一切触れていない。
禁止されていたわけではなく、当人が現環境に満足し特に求めてはいなかったので、そのような環境となった。
無機質な空間で何事もなく振る舞う姿は、異質といえば異質なのかもしれない。
蘇芳インダストリー
キャバリアをサポートするMI(マシンインターフェース)部門と、パイロットをサポートするバイオ科学部門。
二つの部門を持つ企業。
光太が所属する「次世代育成機関」は正確には企業全体のことではなく、バイオ科学部門が受け持つ機関である。
MI部門は機体慣性制御のソフトフェアやコックピット周りのパーツ、接続端子のハブなど、
機体自体の性能を支えるものを扱っている。
バイオ科学部門は遺伝子操作技術やナノマシン制御などの特殊部門技術により、
パイロット用の栄養食や衝撃を抑える耐Gインナースーツなど、
パイロットの操縦環境を支えるものを扱っている。
所属する職員は技術者でありながらも、研究者としての側面を持つ。
三度の飯と睡眠より最新のデータを眺めるのが大好きなマッドサイエンティストたち。
現在はレイズセイヴァーに入っている未知のデータのサルベージと解析が最優先となっている。
世界の情勢や新世界学園の内状にもあまり興味はなく、キャバリアやそのパイロット等の技術データにのみ興味を向ける。
資金は居るので商品は販売する。
購入、使用の際に気になった点、使い心地、改良の提案などありましたらアンケートに記入し最寄りの配達班まで。
最終更新:2021年01月09日 00:49