美聖・らふる


MG-M01/BS メガデス(殲滅砲塔“メガデス”)

装備概要
製造 美聖重工
分類 BS(広域殲滅エネルギー砲)
動力 MG-001 メガリス・ドライブ

MG-002 ミゼラブル

機体データ
搭乗者 美聖・らふる
製造 美聖重工
形態 量産型キャバリア
全高 5m
重量 12.3t
環境適応 陸:B 空:C(A) 水:D
動力 MG-001/EP メガリス・ドライブ
内蔵兵装
頭部 美聖 BSw/RS “ルネサンス”17mmチェーンガン 歩兵掃討用。あまり使わない。
腕部
肩部 ERT-D407/RS〝サイドワインダー〟 ワイヤーガン。移動にも使う。
背部 NTC-004 “ナーサリィ・ライム”粒子バリア展開システム 紫色の粒子バリアを展開する。
脚部
??? 浪漫志向印 ホームベーカリーアタッチメント 美味しいパンが焼ける。

外部兵装
装甲 武者振るい・纏 製の盾を全身武装にしてもらった。
推進 美聖 BSw/EP “アントワネット”ブースター・ドレス 全身の余部にブースターを突っ込んだ。
火器 美聖 BSw/EP “アントワネット”フランメ・ドレス 積める限りの部位にミサイルポッドを全搭載。
両腕 MG-M01/BS メガデス(殲滅砲塔“メガデス”) 存在意義の98%。
肩部



広域・長射程を対象に、大軍を一撃で掃討することを目的として作られた殲滅砲塔“メガデス”。
その“メガデス”の使用を前提として作成されたキャバリアが“MG-002 ミゼラブル”である。

動力源は登場者である生体ユニット、“MG-003 美聖・らふる”の有する心臓部、“メガリス・ドライブ”と呼ばれる超技術の結晶。
“メガデス”と“メガリス・ドライブ”には共に「DMメタル」と呼ばれる、プラントが時折生産する希少金属が使用されており、
熱や電力といったエネルギーを増幅し、特殊な粒子に変換する性質を持つ。
これを応用することで、“メガデス”の超火力及びそれに必要なエネルギーの供給を実現している。

“ミゼラブル”に求められるのは『撃墜されずに“メガデス”を運搬し、確実に発射する為の運送力と防御力』である為、
標準的なキャバリアの三倍から五倍以上の装甲と、各所に推進用の追加ブースターを搭載している。
短期間であれは粒子フィールドを展開したバリアの使用も可能。

鈍重極まりないが、短期間における推進力、機体そのものの出力は他を圧倒する。
また動力源を登場者に依存する都合上、フレーム設計が単純になり、構造の段階から非常に頑強。
ペイロードにも十分な余裕があり、“メガデス”を運用しない作戦の際は、その搭載力を活かし、
大量のミサイル・ポッドを積み込んでの面制圧作戦を得意とする。

反面、近接戦闘は全く向いておらず、想定もしていないため、割り切って近接用の装備はほぼ非搭載。
移動用のワイヤーガンが使えるかどうか、ぐらいである。
(素手同士の取っ組み合いになれば出力のみで敵機の破壊を行った事例は一応ある。)

+ “メガデス”の使用について
“メガデス”の出力が50%以内であれば、問題なく通常使用可能。
この範囲であれば、『超高出力のビーム・カノン』の火力で運用出来る(それでも被害は甚大だが)。

出力を60%以上に引き上げると、発生粒子量が指数関数的に増加し、射程・威力・範囲が急激に上昇する。
この際、“メガリス・ドライブ”の出力が680%を超過する為、トリガーを引いた際にオーバーヒートを起こし、
パイロットである“MG-003 美聖・らふる”は「熱暴走によって内側から焼かれて死亡する」事が確認されている。

特殊加工したコクピット及び防熱に優れる新素材のパイロットスーツによって、熱暴走の被害はパイロットのみで収まる為、
以前のように機体そのものが全壊することはなくなった。

“MG-003 美聖・らふる”の再起動には平均で五分二十二秒かかるため、
使用後はオート・パイロットによる退避を行って粒子の影響でAIがイカれます。護衛か輸送は体育委員に任せましょう。



+ “メガデス”及び“ミゼラブル”開発史:1
プラントより生産されたオーパーツ、DMメタル――熱量、電力といったエネルギーを通すと、
その性質を増幅する性質を持つ特殊金属――を、美聖重工が多額の資産を費やして購入し製造された、キャバリア専用のビーム・カノン。

百万の大群を薙ぎ払う、という意味で“メガデス”と名付けられたこの兵器からデータを取りまくり、
DMメタルの分析を進め、増産を行うことで、美聖重工がキャバリア市場に対して革命を起こす一手となるはずだった。

……だったのだが。

試作型“メガデス”を《エスメラルダ》に装備、テスト射撃を行った際、
【想定の60%の出力を越えた時点で機体のエネルギーが尽きた。一応トリガーを引いたら島が一つ消えた。反動で機体は吹っ飛び、テストパイロットは熱量に耐えきれず死んだ】
という結果に終わった。

“メガデス”は、DMメタルに充填したエネルギーを経由させることで増幅。
特殊な性質を持つ重粒子を発生させ、それを圧縮・ビームとして放射する兵器だったのだが、
肝心のメガリス・メタルが十分な反応を始めるのに必要なエネルギーが、そもそも平均的なキャバリアの動力炉では補完できなかったのである。

固定砲台として使えばそれなりに用途はあるのでは? とも思われたが、
まさか万が一暴発したら学園そのものが消滅してしまうような代物をポンと置いておくわけにも行かず、
そもそも固定砲台として必要になる状況はすでに壊滅的被害を受けている状態であり……等諸々の都合で実現せず。

独自の動力炉を砲塔に組み込むプランなども考えられたが、
諸々の事情によって実現しなかった。要するに、ヒトには早すぎる兵器だったのである。

+ “メガデス”及び“ミゼラブル”開発史:2
運用を諦めきれなかったスタッフが、『“メガデス”の実用化・専用機開発プラン“ミゼラブル”』を立ち上げる。
“メガデス”を運用することに特化した機体を開発すればいいじゃない、という訳である。

課題は三つ。

1)“メガデス”を使用できる莫大なエネルギーの確保。
2)“メガデス”を運搬、保護、使用できる頑丈にしてハイパワーな機体の製造。
3)“メガデス”を使用しても被害の及ばないパイロットの保護機構。


“メガデス”の問題点として、“出力が60%を超えると、粒子の発生量が指数関数的に増加し、制御が不能になる”という要素が挙げられる。実験ではこの段階で最高性能であった大出力キャバリアエンジンがオーバーヒートを起こし停止したにも関わらず、DMメタルが励起したエネルギーを増幅し続ける“メガデス”を止めることができなかった。

これを制御するためには、少なくとも瞬間的に現在の4.8倍の出力を持つ動力炉が必要である、という計算が出た。

「無理に決まってんだろ」

誰かがそう言った。誰もがそう思った。




MG-003 美聖・らふる



ミーゼ以外の誰も……傷つけさせない


パーソナルデータ
名前 美聖(みぜ)・らふる
性別 女性
種族 デッドマン/メガリスボーグ
生年月日 20xx年5月5日
年齢 14歳(9月29日時点)
身長 141.1cm(9月29日時点)
体重 282kg
スリーサイズ B82/W53/H76
識別コード “メガデス”
学園内で一番 体重が重いよく食べる
『第六猟兵』(c)屮方/甘党/トミーウォーカー

パイロットとして突出した能力を有しているわけではなく、
“メガリス・ドライブ”を有する特異性がもっとも大きい。
しいてあげるとすれば(特化OSの補助もあるが)攻撃目標の判定能力に関しては極めて高く、
友軍への誤射は一度も確認されていない。




“MG-001 メガリス・ドライブ”適合体。
“MG-002 ミゼラブル”及び“MG-M01 メガデス”を運用するための生体ユニット。

プラントがxxxx年に生産した“ユミルの子”を美聖重工が買取り加工、
筋繊維や骨格、内臓器官を人間サイズまで縮小した後、動力炉“メガリス・ドライブ”を心臓部に、生体脳を頭部にそれぞれ移植して完成した。

この出自の関係から、美聖重工内における書類上の分類は「キャバリア」として扱われる。
生体脳の提供者は当時の代表取締役、美聖・霧人氏の息女。


個人としてのパーソナリティ

基本的に積極的な意思表示を行わない。
だが感情については乏しいというわけではなく、
単に自己表現が得意ではないだけで、喜怒哀楽は年相応に持ち合わせている。

+ “メガデス”初使用時の実験ログ
+ この記録は削除されています
+ データの復元に成功しました
+ “記録001”
  • MG-003、“メガデス”を搭載した“MG-002s ミゼラブル試作機”に搭乗(注:MG-003は“メガリス・ドライブ”の超過使用及び“メガデス”の使用は初めてだった)

『MG-003、“メガデス”の出力を上げてください』
「了解…………10%…………20%…………」

  • “メガデス”の出力上昇。50%までは安定。

「50%…………60%…………?」
『MG-003? 何かありましたか?』
「身体が…………少し、熱い…………です……」
『こちらでも体温は計測しています。出力を上げてください』
「はい……70……%…………っ!」

  • MG-003の体温が急激に上昇、38.1℃(※平熱は37.6℃)から46.5℃へ。

「あ、熱…………熱い…………胸、が…………熱い…………!」
『MG-003、“メガデス”を発射してください』
「ぅ…………うう…………?」
『MG-003、“メガデス”を発射してください』
「は、はい…………“メガデス”、発射します……」

  • MG-003,“メガデス”のトリガを引く。

「――――――――――ぁ」

  • トリガを引いた直後、“メガデス”砲口よりクラス6.4のエネルギー反応が発生。実験区画G20にあるターゲットが全て消滅。
  • この瞬間、MG-003のターゲットが急激に上昇、255℃を突破。

「ぁ――――――ぁぁぁああ! 熱い熱い熱い熱いあづっ、い”い”い””い”い””い”い”――――――!? あ”ぎぁああああああぐぃっ! やだごれ”、あ”づ! びゃぎ! い”い”い”! お”お”お”お”お”――――お”お”お”お”!?」

  • “メガリス・ドライブ”の出力が更に上昇。“メガデス”のビーム放射が1分34秒続く。

「ぎぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーーー!? あ”あ”あっ! あ”ー! おがあ”ざん”お”があ”ざん”だずっ! ぎゅぅっ! ひゅっ! ひゅっ! ヒュゥー――――………………」

  • おそらく声帯が焼失した為、発声が不可能になった。呼吸音のみが46秒続いた。

「………………………………」

  • 音声は聞こえなくなったがバイタルから生命活動が行われていることを確認。“メガデス”の放射が終了。

「………………お”っ」

  • 放射終了から2分45秒で発声を確認。“メガリス・ドライブ”による肉体再生が声帯まで及んだものと思われる(補足であるが、“メガリス・ドライブ”は自己機能を維持するために“入れ物”の再生を行っているものだと推測されます)。

「お”ごお”おぁぁぁぁっぃぃぃぃぇえええええええぅぃひぃいいいいいいいいいいぃ痛いいっ、痛い、痛い、痛いやだ助けてやだやだやああああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ!!!」

  • おそらく炭化した肉体が正常化する過程で痛覚神経が刺激されているものと思われる。

「ぎょおおおおおおおおおおおおお!? ぃヒィイイイいいいいいいいい! ぎゃっ! がっ! ぐうううううううううううううううううううううううう…………………………」

  • 5分45秒でバイタル上の正常値を確認。呼吸音が確認できることから再生は完了したものと推測できる。

『MG-003、二射目の準備を行ってください』
「む”り”ぃ”! や”だぁ”! 出して! ここからだじで! だしてぇ! やあああああああああ!」
『MG-003、これは実験です。二射目までのタイムラグの確認です。準備を行ってください』
「ああああああああああああああああああああああああああん! うぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

  • MG-003、号泣し意思疎通が不可能になる。

『遠隔操作に切り替えてください。“メガリス・ドライブ”強制励起』

  • 実験室005からの指示により、“メガリス・ドライブ”の遠隔起動を開始。

「い”――――――――あ、あ、ああああ………………」

  • 体温の上昇を確認。

「あああああああああ! ああああああああ! やだやだやだやだ熱いのヤダぁ! 出して出してお願い出してやだあああああああづ! あづいっ! また熱い! あああああああああああああああいっ、ぐぉおおおおおおおおぅひぃいうぇぁぁぁあっ、あががががぎぃいいいっうううううううううう!?」

  • “メガデス”、出力70%までの前回比時間が6秒短縮。

『MG-003、トリガーを引いてください』
「ばああああああああああああああ! ばばばっ、ばびっ、ばっ、がびゅっ、べええええ! ええええええ!」

  • 実験室005からの指示により、トリガーの遠隔操作。“メガデス”二射目の放射は1分55秒。
  • MG-003の再生まで4分23秒。短期間のスパンであれば再生速度は加速することが判明。

「…………………………」

『MG-003、第三射の準備をしてください』
『室長、これ以上は実験区画が持ちません』
『出力の低下もテストしないと…………MG-003、再生は終わっているはずです』
「助けて」
『MG-003』
「も、やだ、やだよ、やだ、なに、なにこれ、何? 何されてるの? ねえ、出して、お願い、お願いします、お願い、お願い、お願い、お願い」
『(大きなため息の音)………………先ほどと同じ手順で、出力を60%まで。その後停止実験を行います』
『了解』
「――――――――――――――――――」

  • 30秒後、出力40%まで上昇。
  • “MG-002s ミゼラブル試作機”、“メガデス”の砲塔をカメラに向ける(カメラは実験室005に設置されている)。
  • アラート音。

『――――室長こちらに“メガデス”が』
『――――――MG-003! やめなさ』

  • 凄まじい光量の発生を確認後、カメラがブラックアウト。

  • 実験室005のあった区画は現在『演習場(クレーター・No005)』として使用されています。







+ 秘匿情報:01
パーソナルデータ
名前 美聖・愛美
性別
種族 アンサーヒューマン
生年月日 7月9日
年齢 14歳
身長 158cm
体重 不明
所属 美化委員会(登録抹消済み)
コードネーム “ラッフル”

先代美聖重工代表、美聖・霧人の一人娘。
快活で、明るく、にぎやかで、楽しい少女――だった。

三年前、聖アリューシル王国との戦闘の際、暴走するクロムキャバリアと、数千の敵機を相手に、試作型“メガデス”を放った際、
敵部隊の8割を消滅させたが、反動で機体が半壊、パイロットである愛美も死亡した。
この一射によって、“メガデス”の危険性が明らかになり、この戦いの記録は封印されることになった。

幸い、脳の大部分が無事であった為、霧人氏の意向によって“プロジェクト・メガリス”に組み込まれることが決定した
ただし、周囲の生徒達への影響を鑑みて、使用するユミルの子の容姿は愛美とは別物にする事になっている。

搭乗機は改修型クロムキャバリア“レ”。

自分の名字が気に入っていたのか、一人称はそれをもじった「ミーゼ」。

コードネームは“ラッフル”。
「しわくちゃ」の意味。首飾りを意味するファッション用語から名付けたらしい。

TIPS

体積に対して質量の密度が高く、重量に関しては人間の6~6.5倍程度となる。
本人は「体重が重いこと」を気にしており、常時キャバリア用のフロートシステムを転用したもの(頭部リボンに付属するアクセサリ)によって重量を軽減しているが、相殺できる上限は200kgまでである為、80kg前後の体重はそのまま適用される。

肉体そのものは通常の人間と同じように成長しており、身長や頭髪には変化が見られる。


基礎代謝が通常人類の6倍以上であることは特筆すべきであり、
基本的に何かしらの食料を摂取している事が多い。

また消費熱量が多いことから、体温の上昇速度が早い為、
頭髪の内側から放熱する機能を備えている(インナーカラーの赤い部位から熱を常時放出している)。
この機能を維持するため、頭髪は常に現在の長さを維持すること。

+ 備考:食糧問題に関するインシデントその1
効率の観点から専用の高カロリー・バーを開発。
試作品の実食後に、これからの食事をカロリー・バーに切り替えることを通達した際、著しい不満の表情を見せた後、拒否の意を示した。
スタッフが「決定事項であり、拒否する権利がない」という旨を告げると、今まで確認されたことない殺意と敵意に満ちた表情を浮かべた後、
[編集済み]が発生、開発スタッフの右手が[編集済み]となった。
この事から食事に関しては本人の自由にさせるのが良いと思います。マジで。
+ 備考:食糧問題に関するインシデントその2
どうやらライスよりはパン派らしく、特にシンプルな丸パンやバターロールを好むことが判明。
専用の高カロリー・ブレッドを開発し、試作品の実食後に、これからの食事をカロリー・ブレッドに切り替えることを通達した際、著しい不満の表情を見せた後、拒否の意を示した。
スタッフが「決定事項であり、拒否する権利がない」という旨を告げると、
殺意と憎悪に満ちた表情を見せ、パンと言う存在に対する冒涜を行ったことに関する36の罵詈雑言、如何にパンという食品が素晴らしいかを伝える52の賛辞を並べ立てた後、
[編集済み]が発生、開発スタッフの左手と右足が[編集済み]となった。
パンを冒涜するような真似をするとマジギレするのでエネルギー効率より味を追求してあげてください、次は多分死人が出ます。

膂力・体力・耐久力・筋肉量は通常の人間を遥かに凌駕しており、
単純な力比べでMG-003が敗北することはまず無いだろう。

痛覚は鈍く、痛みに対して高い耐性がある常人並であるが、
肉体の強靭さから『痛みを危険信号として感じる領域』が常人より深部にあるようだ。

食欲、睡眠欲に対して従順である一方、性欲に関しては乏しく、羞恥心は皆無に等しい。
これは幼少期から定期メンテナンスの際に、男性スタッフにメディカルチェックを受ける事が多い為だと思われる。

一般社会常識には通じている為、路上で服を脱ぐと言った奇行に及ぶことはないが、自身がどう見られているかに関しては無頓着である。
男性研究員が、MG-003の着替え中に遭遇した際も動揺や困惑は見られなかった。
+ ↑上記項目について
お前なにしてんの。
+ ...
許してください
+ ...
IP特定した。今から部屋に行くから待ってろ。


パイロットスーツ

美聖 パイロットスーツ“オナルジョン・サンドリエ”

“MG-002 ミゼラブル”及び“MG-001/EP メガリス・ドライブ”適合機への搭乗を前提した、美聖・らふる専用に開発されたパイロットスーツ。
歩兵用装備の開発経験が豊富な“Natasha”へ協力を要請し、高い防御力と機能性を追求している。
耐熱に優れ、“メガデス”使用後の体から生じる高熱にも問題なく耐えるが、電子機器や制御系はどうしても影響を受け、一戦ごとに機能の劣化が生じるということで、
一着一着が非常に高額ながら、専用の開発ラインが用意されており、常に3着以上の予備がストックされている。

専用のテイルユニットを用いる事で、“メガリス・ドライブ”と“ミゼラブル”を接続し、機体の“動力炉”としての役割を果たすことができるようになる。
コネクタ自体は(過剰なエネルギー供給に耐えうる様に強度が高められているものの)汎用的な規格をしており、
一般の機体や兵装にも増設可能。この為、多少の改造を施せばどんな機体であっても“メガリス・ドライブ”搭載機にすることができる。


各部位データ
ヘッドギア 頭部保護及びバイタルチェックを行う。
頭部フロートユニット 軽度な反重力を発生させる二本のフロートユニット。
キャバリア搭乗時の体重を-210kgする。
ボディスーツ 三重構造のフィルムスーツ。耐衝撃・耐熱に優れ、
メガリス・ドライブの超過駆動の熱を外部に漏らさない。
首部ポイントアーマー 主に頭部と脊髄の接続を保護する為のアーマー。
動作には一切影響がない。
肩部ポイントアーマー 関節の保護を目的としたアーマー。
動作には一切影響がない。
テイルユニット メガリス・ドライブを機体と接続するコネクタ。
心臓から脊髄を経由してエネルギーを送り込む。
胸部ラバーフィルム 合成樹脂製。スーツと機能はほぼ同一だが、
特殊な薬液を塗布することで溶解させることができる。
非常時にメガリス・ドライブを摘出する事が可能。
胸部制御ユニット メガリス・ドライブの制御補助ユニット。
直接皮膚下に貫通し、心臓に直結させる為、
このスーツはらふる以外の人間が着用することは出来ない。
腰部ハードポイント テイルユニットが破損した場合、
機体側の適合するコネクタがあれば
こちらからも接続できる。
エネルギーの過剰供給を行う際は
テイルユニットと同時接続を行う事も可能。
『第六猟兵』(c)紺屋サキチ/甘党/トミーウォーカー


その他の搭乗機体

BSa-00MDRE “レ”プランMD:Re

機体データ
製造 不明
改修 美聖重工
形態 クロムキャバリア改修機
全高 5m
重量 12.6t
動力 キャバリアエンジン/メガリス・ドライブ


美聖重工はこの機体を研究することによってキャバリア建造技術のベースを確立した。
――――“レ(les)”は複数形を意味する感嘆詞であり、美聖重工が作る、全ての機体の祖であることを示す。
美聖重工はこの機体を研究することによってキャバリア建造技術のベースを確立した。

ネバーランドの地下遺跡から発見されたクロムキャバリア。
オーバーフレーム、アンダーフレームの区別がない一体型であるが、拡張性の高い構造をしている。
発見時は半壊した状態だったが、骨格フレームが無事だった為、美聖重工によって再改修が行われた。

……“レ”プランMDは、美聖・らふるが搭乗する為に用意された、“レ”のメガリス・ドライブ対応プラン。
正式な型番は『BSa-00MD』、略称はLes-MD(レムダ)。
各部パーツを強化改修した他、動力をメガリス・ドライブに対応したことでキャバリアとしては規格外の出力を誇る。
背部の六枚翼“ファキュルテ・ソォシエ”によって、クウェイルで空中での運用を学んだらふるならば、メガリス・ドライブと合わせた高速機動が可能。

“マクガフィン”の運用データを元に改良された拡散ビーム砲“サン・テグジュペリⅡ”をメイン兵装とする。

  • 4/29
《メガデス》をある程度範囲制御可能になった為、装備中。
ただし“黒騎士”との戦闘でコクピット周りの装甲が破損。
オーパーツである“レ”の装甲の完全再現は現在の技術では不可能である為、“拒絶”によるベクトル停止装甲は現在使用不可。

あえて正式名称を書き連ねるなら、

『“レ” メガリス・ドライブ対応型プラン・リビルド』

 となる。

“マリー・アントワネット”

らふるの脳に仕込まれた演算速度加速システム。
脳のシナプスを強制的に繋ぐ過電流を流すことで、アンサーヒューマンや強化人間と同等の思考力・判断力・処理能力を得る。
引き換えに脳を焼かれ、再生し続ける激痛を伴い、超過すると一時的な“死”が訪れるが、
“レ”の運用を決めた段階で毎日脳を焼く実験を行い続けたことによって、再生速度は向上している。

内蔵機能

“ノブリス・オブリージュ”
“レ”に搭載されたブラックボックス内の秘匿機能。
正式名称は『“ノブリス・オブリージュ”ベクトル・コントローラシステム』。
本来“レ”の固定武装であった《メガデス》を運用するための装置であり、攻防一体の役割を果たすオーパーツ。
ただし機能を最大限発揮する為にはスパコンに迫る物理演算速度が要求される。

「拒絶」、「洗練」、「■■」の三つの運用法に分かれる。
本来は美聖・愛美のユーベルコード。

+ -拒絶/Rejet-
-拒絶/Rejet-
機体表面より30cm以内に存在する物体から「推進力」を奪い、エネルギーに変換するシステム。
《メガデス》発射のためのエネルギーを補う為の機構であると同時に、物理的な干渉を防ぎ、絶対の防御能力として機能する。
放たれた弾丸は推力を失って“レ”に触れる前に落下し、光学兵器は熱量を失って消滅する。

システムが完全かつ正常に稼働した場合、“殲禍炎剣”による熱線を、そのまま《メガデス》の使用エネルギーに転用出来る。


+ -洗練/Raffinement-
-洗練/Raffinement-
自機が行った攻撃の起動を任意操作するシステム。
物理弾、光学兵器に関わらず、追尾機能を備えた精密狙撃攻撃を行うことが出来る。
また、「洗練」の影響下にある攻撃は常に推進力を得続ける為、理論上は無限に加速し続け、停滞しない。
自機の加速にも利用可能だが、発生するGでパイロットが死亡する為、推奨はされないはずだったが、美聖・らふるの耐久力であれば機体の自己分解限界直前までの加速に、計算上は耐えうるであろうという試算が出ている。

理屈の上では、《メガデス》を直角に曲げる事も可能――というより、《メガデス》の攻撃範囲や射程を調整するためのシステムなのだと思われる。
「拒絶」との同時使用は不可。

+ -革命/Révolution-
-革命/Révolution-

詳細不明。







BSc-44 コゼット

パーソナルデータ
搭乗者 美聖・らふる imageプラグインエラー : 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。
製造 美聖重工
形態 量産型キャバリア
全高 5m
重量 22.4t
動力 “メガリス・ドライブ”
環境適応 陸:A 空:B 水:D
内 蔵 兵 装
胸部 美聖 BSw/RX “ゴーティエ”ワイヤーガン 腰部 美聖 BSw/RS “ガルガンチュア”ボム・ハンマー*4
右腕 美聖 BSw/BS “アグリッパ”大口径ビーム・バスーカⅡ 肩部 美聖 BSw/RS “ギュスターヴ”多目的小型ミサイルポッド
左腕 美聖 BSw/BS “シャンゼリゼ” 腓腹部 美聖 BSw/BX “サンジェルマン”
追加装甲 美聖 BSw/EP “アントワネット”アイアン・ドレス 追加推進 美聖 BSw/EP “アントワネット”ブースター・ドレス
フレーム内臓 美聖 BSx/BS-B “ボンボワイヤジュ”
外 部 兵 装
背部HP 美聖 BSw/EP-B “ゴーティエ”エアリアル・ロードⅢ 腰部HP NTC-004 “ナーサリィ・ライム”粒子バリア展開システム
背部HP NTC-004 “ナーサリィ・ライム”粒子バリア展開システム 脚部 美聖 BSw/RS “ギュスターヴ”多目的小型ミサイルポッド

らふるが美聖重工のスタッフに無理を言って作らせた、模擬戦兼“メガデス”を必要としない作戦で運用するための汎用機。
ベースとなるフレームはデカメロンの物を使用しているが、動力をメガリス・ドライブとしている為、装備積載のスペースが格段に広いほか、機体の出力は他のそれと一線を画する。
ビーム系の武装はすべてカードリッジから機体(=らふる)からの供給に切り替わっている特殊仕様で、通常の運用と比較すると最大で三倍の威力を誇る(ただし構造そのものは通常のそれのままであるため、過剰出力で何度が使用すればほぼ確実に破損する)。

  • 美聖 BSw/BS “シャンゼリゼ”
“メガデス”の構造を模倣して製造されたスケールダウンバージョンの試作型であり、通常射撃と広域射撃の2バージョンを切り替えることが出来る。
通常射撃でも、威力の高いビームを発射可能、広域射撃は動力炉の臨界を起こさないようにする代わりに、チャージ時間が非常に長いのが最大の問題点。

  • 美聖 BSw/BS “モン・サン・ミッシェル”
コゼットに搭載されたもう一丁の試作兵器にして最後の切り札。
“メガリス・ドライブ”の出力を持って、ハンドガン型のユニットから放射状に広がる妨害電波をぶっ放す。
敵機の火器管制やOSといった電子機器を破壊する為の装備なのだが、離れた相手に通じるほどの出力を求めるとまず自機の管制システムに影響が出る、という色んな意味でのもろはの剣。
要するに携行兵器としては欠陥品なのだが、何かの役には立つかも知れない為一応装備している。

  • 美聖 BSw/BS-B “ボンボワイヤジュ”
“コゼット”専用の兵装であり、機体全体に配置された集束レンズから360°に向けて、一度に200発以上のホーミングレーザーを放つ。
“メガリス・ドライブ”との併用が前提であり、一発の攻撃力は低いものの、任意の場所に対し(大雑把な)ホーミングをする為、厄介極まりない。ミサイル等に対しては防御壁としても働く。
コゼットはこの攻撃をエネルギー切れの心配なく継続使用出来るが、発動中は機動力が大幅に低下する。

なお、らふるのワガママから生まれた機体である為、武装の消耗品や整備などの費用は全てらふる個人のお小遣いから差っ引かれることになっている。



交友関係

美化委員会 印象
アイオライト・セプテンバー あい様 尊敬する先輩
風祭・ヒュウガ ヒュウ様 すかんぴん
八神・沙織 八神様 いろんなことを教えてくれる
ベリーム・ジャストロ ベリーム様 頼りになる先輩

生徒会及び委員会連合 印象
薄氷・ジゼル シゼル様 あい様のお友達
哭・桃香 もも様 くわずぎらい
イーリス・ヴァイデンフェラー 会計さん くさはえる
ユウ・キリヤマ ユウ様 次は、絶対勝つ
ラスト・バレット ラスト様 永遠の少年、底知れない
火翅・ナナ ナナちゃん様 飴くれた、優しい人
モーラン・ヴァッカ モ様 きらい(煽ってくるから)
南・七七三 ななみ 頼り頼られ
犬伏・あかり あかり おともだち
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企業クロスレビュー

企業名\回答者 美聖・らふる(筆記回答) 点数(10点満点)
"AAA"Crporation 効果優先でその他度外視といった風情、好みではありません。 3
Berrys Worker 制服が好きです。 5
Gifted Laboratory 『絶対に使うな』とスタッフさんに強く言われました。
Harmonia Company スタッフさんが『ぶち殺してやる』と言ってました。 10
Justitia Ind. 弾数が多くてバラまけるミサイルがほしいです。 7
MiVi 配備を要求したら『予算の都合で無理』と言われました。 8
Natasha 愛用しています。スタッフさんは苦い顔をします。 7
ReicheErnte 『ReRS-004 “Maher”』をよく使います。単発の運動エネルギーミサイルもほしいです 8
Shirley スタッフさんが『本社を燃やしてやる』と言ってました。何故かお寿司が食べたくなります。 6
SOCIETY 『SOC-087-G “ネメシス”』が私の存在意義に関わってくるので嫌い。 1
Weather&Fever 『ハリケーン』『テンペスト』『スコール』のミサイルシリーズが好き。 10
機印良品 可愛いので使ってみたかったのですが、スタッフさんから『頼むからやめて』と言われました。 4
キブンブレイン コッペパン(あんこ&生クリーム&マーガリン)が美味しい。金の食パンも美味しい。 10
追加装甲にほしいと何度お願いしても『予算が足りない』の一点張り。憧れてはいます。 8
三統会 私は人を殺したいわけではありません。 1
新世界エレクトロニクス ワイヤーフックが『ぐいっ!』って来る感じで好きです。 7
タクティックスオブドリーム 使ったことないです。 4
葉牡丹工務店 フロートシステムにお世話になってます。キャバリア兵装は使ったことがない。 5
神酒島重工業 コンセプトが好き。訓練機での使用感はとても良かった。 9
美聖重工 性能、品質、ともに最良。やっぱり美聖重工が一番です。(※筆跡が違うことに注意) 10
(有)メルヘン スタッフさんが『あの会社を滅ぼせるなら悪魔に魂を売る』と言っていました。 1
四方山商会 YMY-BS03の試射で[編集済み]してごめんなさい。 4
浪漫志向 キャバリアベーカリー最高です。 10

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最終更新:2021年04月30日 22:52
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